中央西線 「EF64牽引貨物」撮影

2017.3.17


 ルート   自宅~高尾山IC~(圏央道・中央道)~伊那IC~大桑~木曽福島~伊那IC
  ~(中央道)~長坂IC~長坂~長坂IC~(中央道)~八王子IC~自宅


3/17 (金) 

 先週の四日市貨物に引き続き、中央西線の EF64 重連貨物を撮影に出かけた。本当は自動車を使い二泊三日で四日市貨物、中央西線両方の撮影を計画していたが、自動車のトラブルにより出発することが出来なかった。車のディーラー訪問で一日つぶれてしまったので、今回は日帰りで中央西線だけ撮影することにした。


 朝4時半に出発しての強行日帰り撮影旅行だ。久しぶりに真っ暗な中を出発して、高尾山インターから圏央道に入り、中央道を西に向かう。周りが明るくなってきたのは甲府盆地に入ってからだった。
 このところ降雪はないようなので積雪の心配は無いが、今朝の冷え込みが厳しいので権兵衛峠道路の凍結が少し心配だった。ノーマルタイヤなので、この時期木曽路を訪れるのには慎重になる。諏訪インターあたりから交通量が増えてきて、出口手前の辰野パーキングエリアで休憩をとる。
 岡谷ジャンクションから先を自家用車で走るのは本当に久しぶりだ。最後に走ってから、多分20年以上経っているだろう。しかし、高速バスでは何度か走っているので、そんなに久しぶりの感じがしない。
 
辰野パーキングエリア

 権兵衛トンネルを抜けて木曽谷に降りるあたりでの道路の気温計は-6度を指していたが、幸い凍結はしていなかった。この道路は、新宿から名古屋に向かう高速バスが、交通事故で恵那山トンネルが通行止めだったので、迂回走行をしたとき走っている。莫大な費用が掛かったという高規格道路で、塩尻インター経由で行くよりだいぶ時間の短縮になると思われる。
 最初の撮影地は伊奈川鉄橋近くの有名撮影地だ。ちょっとしたお立ち台になっていて、構図を決めるのに苦労した。他の人の作例を見ると背後の鉄塔を避けるため高い位置から望遠で狙っているのが多いが、今回は鉄塔は無視して低い位置から少し引きつけて撮影することにした。その後は少しずつ立ち位置を変えながら撮影した。

 中央西線撮影 (大桑-須原)
撮影場所はちょっとしたひな壇になっている 単線区間で、緩いS字カーブとなっている

 「ワイドビューしなの1号」はきれいな順光の下、期待通り撮影できた。続く短編成の 1827M もいい感じに撮影できた。そして、本命の 6883レ を待つ。大桑駅で 6883レ と交換する 8088レ が反対側から通過していよいよ本番だ。しかし、定刻になってもやってこない。そのうち続行の「しなの3号」は定刻にやってきた。JR東海やJR貨物のホームページには遅延情報は載っていない。
 この後結局やってこなかったが、定刻後2時間弱待って次の撮影地に移動した。6883レ の運用について詳しくないので、ウヤなのか設定自体が元々無いのかわからない。6883レ が一番の目的だったのでショックは大きかったが、その他は期待通りに撮影できたので、ここでの撮影については仕方が無い。

8088レ 南松本発、四日市行き / 8:56 (後追い)
EF64形電機機関車1000番台 / 1046+1011号機
特急「ワイドビューしなの」5号 名古屋発、長野行き / 10:10
383系電車 / A-2編成(6両)+A-201編成(2両)

 伊奈川鉄橋近くで撮影を終え、次の撮影地に移動する。6883レ が遅れてくるかと待ったため、食事の時間が少なくなってしまった。それでも 8084レ の通過まで1時間半あまりあるのでどうしようかと考えたが、初めての撮影地なので食事はあきらめそのまま向かうことにした。
 この場所も有名撮影地だが、だだっ広い空き地が広がっていて、いろいろな構図で撮影することが出来る。どう狙うかいろいろ考えたが、林の中の高い位置から望遠で撮影することにした。この場所も多くの撮影者が利用するようで、踏み跡も足下もしっかり踏み固められていた。

 中央西線撮影 (倉本-須原)
撮影場所はだだっ広いのでどこからでも撮影出来る 林の中に入り、少し高い位置から狙う

 「ワイドビューしなの8号」で最終的に構図を決め、8084レ を待った。そのうち一名の撮影者が現れ、車の中で待機していた。その人は通過時間間際にスタンバイして、下の道路際から撮影しようとしていた。そして、定刻に 8084レ は無事やってきた。サイドがだいぶ弱くなってきたが、満足のいく撮影が出来た。こちらも定刻にやってこなかったらどうしようかと思ったが、無事撮影することが出来て良かった。「ワイドビューしなの10号」まで撮影して撤収したが、この時間になるとサイドは真っ暗になってしまっていた。

特急「ワイドビューしなの」8号 長野発、名古屋行き / 11:42
383系電車 / A-8編成 (6両)
8084レ 南松本発、塩浜行き / 12:22
EF64形電機機関車1000番台 / 1015+1042号機

 中央西線での撮影はこれだけしか考えていなかったので、まだ早いが東京への帰路についた。お昼を食べ損なってしまったのでどこかいいところは無いかと走っていたら、道の駅「木曽福島」を見つけた。道の駅なら無難だろうと考え、ここで昼食とした。


 平日なのにお昼時のせいか、駐車場は車がいっぱいで、食堂も混雑していた。長野に来たのなら蕎麦だなと勝手に考え山菜蕎麦でも食べようかと考えていたが、意外と値段が高いので迷ってしまった。結局、ほぼ同じ値段のカツ丼を注文してしまった。味の方はごく普通だったが、ボリュームが非常に大きかった。蕎麦にすれば良かったと後悔するくらいおなかがいっぱいになってしまった。
 木曽路の国道19号沿では唯一木曽御嶽山を望める場所だと謳っているウッドデッキがあったが、御嶽山の山頂部分が少ししか見えなかったので、ウッドデッキまで行かなかった。木曽路には古い宿場町が数多く残っているので見学すればいいのだが、今回は鉄道を撮影するだけの遠征だ。
道の駅 「木曽福島」

 往路をそのまま帰路についたが、中央道から八ヶ岳がきれいに見えたら長坂に立ち寄ってみようと考えていた。多少雲が出ているが一応八ヶ岳が見えたので、長坂インターで中央道を降り、八ヶ岳バックの撮影地に向かった。車は長坂駅前の駐車場に止めた。

 中央東線撮影 (長坂-小淵沢)
八ヶ岳バックの有名撮影地 フェンスが出来てしまったので収容人数は多くない

 ちょうど「スーパーあずさ22号」と「2084レ」の通過時間が迫っていていいタイミングだ。光線状態も申し分ない。前走りの普通電車で構図を決めていると、撮影者が四名加わった。何も無い平日なのにと思っていたが、三名は「スーパーあずさ22号」目当てで、もう一人は E353系の試運転が目当てのようだった。試運転は下りとのことなので、撮影はあきらめた。

特急「スーパーあずさ」22号 松本発 新宿行き / 15:37
E351系電車 / S-25編成(4両) + S-5編成(8両)
2084レ 坂城発、根岸行き / 15:45
EH200形電気機関車 / 18号機

 「スーパーあずさ22号」は LED も決まり、期待通り撮影できて満足だ。続行の「2084レ」もいい感じで撮影できた。そして、「5460レ」まで撮影して撤収した。17時なのにきれいに日が当たり、日がだいぶ長くなったのだと感じた。今回の遠征は出だしでつまずいたが、結果的にはそれなりの収穫があり、遠出して良かったと満足だ。




移動の記録

自宅               4:32       出発  000㎞ (14,011)
圏央道高尾山IC         4:59           016㎞ (14,027)
中央道辰野PA          6:39~6:45  休憩  175㎞ (14,186)
中央道伊那IC          6:54           189㎞ (14,200)
伊奈川鉄橋近くの撮影ポイント   7:52       到着  243㎞ (14,254)

 大桑-須原間で撮影

伊奈川鉄橋近くの撮影ポイント  10:49       出発  243㎞ (14,254)
糸瀬山登山口付近の撮影ポイント 10:56       到着  246㎞ (14,257)

 倉本-須原間で撮影

糸瀬山登山口付近の撮影ポイント 12:53       出発  246㎞ (14,257)
道の駅「木曽福島」       13:08~13:37 食事  261㎞ (14,272)
中央道伊那IC         14:17           296㎞ (14,307)
中央道長坂IC         14:59           363㎞ (14,374)
長坂駅前駐車場         15:05       到着  365㎞ (14,376)

 長坂-小淵沢間で撮影

長坂駅前駐車場         17:21       出発  365㎞ (14,376)
中央道長坂IC         17:26           368㎞ (14,379)
中央道八王子IC        18:36           483㎞ (14,494)
自宅              19:25       到着  496㎞ (14,507)




Nikon D500 & Nikon1 J4



トップへ
戻る

0




inserted by FC2 system