大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)を利用した北海道旅行を計画した。5日間の有効期間で、道内に3泊して、帰路は「北斗星」で東京に帰ってくる計画だ。パスでは「北斗星」を利用できないので、別に「ソロ」の寝台券と特急券を手配した。
江差線での貨物列車脱線の影響で津軽海峡線が運休となっていたため、出発できるかどうか心配だったが、前日深夜の「はまなす」から運行開始となった。24日に東京を出発したが、はやぶさ、スーパー白鳥を乗り継いで北斗に乗車中、父が死亡の連絡を受け取った。突然のことで驚いたが、旅行は中断して新千歳空港から空路東京に戻った。苦労して計画を立てて切符などを調達したので非常に残念だったが、当然それどころではない。結果として、強行北海道日帰り旅行の移動の記録となった。
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東北新幹線 「はやぶさ」1号 3001B 東京 6:32 → 新青森 9:50 |
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東北新幹線 「はやぶさ」1号 東京発、新青森行き
(盛岡まで、「こまち」1号(秋田行き)を併結)
JR東日本新幹線E5系電車
U-21編成 (10両) (新幹線総合車両センター)
東京駅から乗る「はやぶさ」は初乗車だが、E5系は「はやて」で乗車したことがある。非常に快適な車両だが、最高速度の違いなどは感じられなかった。
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今回は大人の休日倶楽部パス利用と思われる乗客はそれほど多くはなかったが、大宮でほとんどの座席は埋まった。仙台で多くの降車があったが、同じくらいの乗車もあった。東北新幹線もそれなりの需要があるということだ。
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特急「スーパー白鳥」1号 4001M 新青森 10:19 → 函館 12:22 |
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特急「スーパー白鳥」1号 新青森発、函館行き
JR北海道785系電車300番台 (NE-303編成/2両)
+ 789系電車 (HE-2**編成/3両 + HE-106編成/3両)
(函館運輸所)
スーパー白鳥1号は「えきねっと」によると早い時期に満席となり、運良く一つあいたキャンセル席を確保することが出来た。本日は785系300番台2両を増結した8両編成だったが、増結の2両は小学生の貸し切りだった。 |
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津軽海峡線に乗車するのは18年ぶりで、その時は50系客車の快速「海峡」に乗車した記憶がある。2016年春に北海道新幹線が開通すると、在来線で青函トンネルを通過することは出来なくなってしまうだろう。
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普通の幕の内弁当 |
青函トンネル通過時刻表 |
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瀬辺地−蟹田間から下北半島を望む |
新中小国信号所付近の新幹線との合流地点 |
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建設中の奥津軽いまべつ駅 |
北海道新幹線で北海道最初の駅となる木古内駅 |
22日の江差線での貨物列車脱線事故の影響で二日間津軽海峡線等は運休で、丸二日運休して本日本格的に運行開始となった。事故現場付近で徐行運転を行ったため、函館には10分ほどの延着となった。スーパー北斗7号には函館駅で連絡するとアナウンスがあったが、函館乗り換えを何度も強調していたので、場合によっては五稜郭駅に臨時停車して乗り換え連絡することもあるのだろうか。
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函館駅 |
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函館駅での乗り換え時間を利用して、駅前で市電を撮影する。函館には何度か旅行をして市電には乗っているが、こうして撮影するのは初めてだ。本当は半日ほどかけていろいろな場所で撮影したかったが、時間の関係で1時間ほどしか撮影できなかった。新しい低床ノンステップ車両の導入も始まっていて、未更新の古い車両をいつまでも見ることは出来ないようだ。
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3000形電車(3001号車) と 800形電車(812号車) |
函館市交通局9600形電車 "らっくる号" / 9602号車 |
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函館市交通局8000形電車 / 8002号車 / 旧808号機 |
函館市交通局710形電車 / 723号車 |
路面電車を撮影して、次の北斗89号に乗車する。函館−札幌間の特急列車は、昨年のエンジントラブルによりキハ183の多くの車両が運用できない状態になっていて、特別ダイヤを組んで運行されている。乗車する89号は北斗9号が運休となっているため臨時列車ということで毎日運行されている。グリーン車なしのキハ183系4両編成だ。
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特急「北斗」89号 9089D 函館 14:13 → 南千歳 17:41 |
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特急「北斗」89号 函館発、札幌行き
国鉄キハ183系気動車
208(函館運輸所)+不明+4558(苗穂運転所)
+1503(苗穂運転所)
懐かしいキハ183系に乗車するため北斗89号を選んだ。座席はリニューアルされているとはいえ、現代の水準からすると快適とはいえない。ディーゼル特有の振動や轟音を期待していたが、思っていた以上に静かで快適だ。 |
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素晴らしい晴天で、駒ヶ岳の眺めが素晴らしい。長万部あたりまで来ると沿線でカメラを構えている人が散見され、上り「トワイライトエクスプレス」を撮影する人達だと予想される。本州と北海道を結ぶ寝台列車は北海道新幹線開通時までには廃止されるのは間違いないので、これから撮影者はどんどん増え続けるのだろう。
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大沼公園付近から駒ヶ岳を望む
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大沼黒牛飯折 |
この後実家から連絡があり、前述の理由で急遽東京に引き返さなければならなくなった。南千歳下車は計画通りだったので、ここで新千歳空港行きに乗り換えることになった。まさか、とんぼ返りになるとは夢にも思わなかった。
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快速「エアポート」172号 3958M 南千歳 17:58 → 新千歳空港 18:01 |
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特急「スーパー北斗」11号 函館発、釧路行き
JR北海道785系電車
NE-1編成 (5両/札幌運転所)
乗車した「エアポート172号」は、旭川−札幌間は特急スーパーカムイで、785系電車だった。満席状態だったので、デッキに立つ。
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午後6時になってからの羽田行きの便の手配なので、AIR DO、Skymark 等には既に空席がなく、仕方なくJALの一般席を購入した。選択の余地がなかったので仕方が無いが、正規の航空運賃は信じられないほど高い。現在のように運賃が自由化になって以来、正規運賃で航空券を購入した記憶が無い。普段安い運賃で飛行機に乗っているが、こうした運賃の大きな差には少し矛盾を感じる。
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JAL 524便 新千歳空港 19:00 → 羽田空港 20:35 |
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JAL 524便 新千歳空港発、羽田港行き
Boeing 777-346 (JA752J)
JAL524便は、現在では国内線最大の座席数を誇るB777-300だ。一般席に空席はあったが、クラスJは満席だった。
これだけの座席数だと乗降に時間が掛かるが、ほぼ定刻での運行となった。何せ長い機体なので、後ろの席の人は大変だろう。個人的にはB737-800あたりがこぢんまりとしていて落ち着く。
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北斗星「ソロ」の寝台券が手配できたので立てた計画だが、突然の事情で初日で中止となってしまった。当日宿泊予定のホテルとレンタカー会社は、親族の不幸ということでキャンセル料は徴求されなかった。こうした機会は普通経験しないが、気の利いた対応に感心した。そのような対応をしてくれる施設は、是非ともまた利用したくなる。
本州と北海道を結ぶ寝台列車の廃止はほぼ間違いないので、身の回りの整理がついたら再び北海道を訪れようと思う。「ソロ」の寝台券が手配できるかどうかが問題だ。
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京王多摩センター駅 4:57 → 桜上水駅 5:32 京王相模原線・京王線「各停」
桜上水駅 5:35 → 新宿駅 5:45 京王線「区間急行」
新宿駅 5:56 → 東京駅 6:15 中央本線各停
東京駅 6:32 → 新青森駅 9:50 東北新幹線「はやぶさ」1号
新青森駅 10:19 → 函館駅 12:22 特急「スーパー白鳥」1号
函館市電撮影
函館駅 14:13 → 南千歳駅 17:41 特急「北斗」89号
南千歳駅 17:58 → 新千歳空港駅 18:01 快速「エアポート」172号
新千歳空港 19:00 → 羽田空港 20:35 JAL524便
羽田空港第1T 21:10 → 多摩センター駅 22:25 京王バス
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