大人の休日倶楽部パス・北海道鉄道旅行 2017.1.23〜25 |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
昼食がまだだったので、駅構内の「駅ナカ食堂なの花」で正油ラーメンを食べた。前回食べたとき気に入ったが、なかなか美味しいと思う。わざわざ市内の有名ラーメン店まで行くほどラーメン好きではないので、駅構内で手軽に食べられるのがありがたい。 ラーメンでおなかを満たし、荷物は宿泊する駅前のホテルに預ける。再び駅に戻り、普通列車に乗車して新旭川駅まで移動する。 |
||||||||||||||
旭川駅 / 函館本線/宗谷本線 | ||||||||||||||
駅ナカ食堂 「なの花」 の 「正油ラーメン」 | ||||||||||||||
名寄行き 325D はキハ40、二両編成で、お昼時なのにそれなりの乗車率だ。宗谷本線の普通列車はキハ54 とキハ40 が使われているが、どのように運用を分けているのかはわからない。 |
||||||||||||||
宗谷本線 普通 325D 旭川 12:31 → 新旭川 12:38 | ||||||||||||||
宗谷本線 普通 325D 旭川発、名寄行き 国鉄キハ40形気動車1700番台 1744 + 1720号機 (2両/旭川運転所) 新旭川までは宗谷本線だが、石北本線の列車はすべてこの区間を通り旭川まで乗り入れている。また、宗谷本線の定期列車はすべて気動車だが、北旭川(貨物駅)までは電化されている。これは北旭川に隣接して旭川運転所があり、旭川からそこまで回送電車が走るためだ。 |
||||||||||||||
旭川から二駅で新旭川駅に到着。他に下車した人はいなかった。立派な駅舎のある無人駅で、広い待合室とトイレが完備されている。待合室の真ん中には大型の石油ストーブが置かれているが、火が入れられるのは朝の限れた時間だけと張り紙がしてあった。 無人駅で乗降客が少なく、ホームもかなり広いので列車の撮影にもってこいの駅だ。有名撮影地となってしまったせいか、トラブルもあるようで、転落や列車に接触に注意の張り紙が貼られている。また、この区間は宗谷本線と石北本線のすべての列車が通り、旭川運転所への入出庫の回送も通るので、トラフィックも多く退屈しない。 |
||||||||||||||
新旭川駅 / 宗谷本線/石北本線 − 宗谷本線撮影 | ||||||||||||||
4番線ホームから上り列車を撮影 | 3番線ホームから下り列車を撮影 | |||||||||||||
基本的に晴だが、時々薄い雲が太陽を隠すコンディションだ。上り列車に対して順光で、下り列車は逆光となる。ホームを移動しながら撮影を始めると、8080レの通過前に一人撮影者が現れた。車で来た地元の人で、「回雪550レ」を撮影して移動していった。 「回雪550レ」予想していた時間にやってきた。日が差しているので順光となるが、跨線橋と架線、電柱の陰落ちに気を遣う。初めて見るラッセルに感激だ。何本か撮影して 「雪551レ」も予定通りにやってきた。積雪がまるっきりないので、望遠でとらえても排雪はしていない。というわけで回送と何も変わらないが、初めてのラッセル撮影なのでこれで満足だ。 |
||||||||||||||
特急「大雪」1号 81D 旭川発 網走行き キハ183系気動車0,500,1500,1550番台/4両(苗穂運転所) |
回送(旭川運転所→旭川)回雪550レ (石北ラッセル・回送) DE15形ディーゼル機関車2500番台/2515号機(旭川運転所) |
|||||||||||||
回送(旭川運転所→旭川) 789系電車1000番台 / HL-1001編成 (5両/札幌運転所) |
(石北ラッセル) 雪551レ 旭川発、遠軽行き DE15形ディーゼル機関車2500番台/2515号機(旭川運転所) |
|||||||||||||
石北ラッセルを無事撮影し、予定していた列車で北永山へ移動する。乗車したのは名寄で列車番号が変わる音威子府行き 327D だ。永山以遠に行く宗谷本線の普通列車は、ここまで乗車した名寄行き 325D の次の列車になる。永山行きを一本挟んで、一時間半の間が空いた。 |
||||||||||||||
宗谷本線 普通 327D 新旭川 14:10 → 北永山 14:21 | ||||||||||||||
宗谷本線 普通 327D 旭川発、音威子府行き 国鉄キハ54形気動車500番台 503号機 (旭川運転所) 車両はキハ54、一両で、車内デッキとも混雑していた。永山駅で交換予定の上り列車が数分遅れたため、交換待ちで数分遅れが生じた。 |
||||||||||||||
新旭川を発車すると間もなく線路が数多く分岐していき、旭川車両所と北旭川駅(貨物駅)を通過する。ここでラッセル車とすれ違ったが、これが宗谷ラッセルの旭川への送り込み回送と思われるので、「雪351レ」は無事運転されるようで一安心だ。 永山は少し大きな駅で、多くの乗客が降りていった。上り普通列車の遅れのため永山は数分遅れで発車し、何もない雪原の真ん中にぽつりとある北永山に到着した。ここで下車したのは私一人だった。 |
||||||||||||||
北永山駅 / 宗谷本線 | ||||||||||||||
駅から撮影場所までは歩く。2キロ弱の距離だが、気温が低く積雪があるのでかなり体力を消耗する。歩道は一応除雪されているが、圧雪状態で凍っている場所も多いので歩きにくい。 撮影場所には三人組の撮影者がすでにスタンバイしていた。除雪した大きな雪山があるので撮影できる場所は限られ、ベストポイントはすでにいっぱいだった。仕方なく、線路際の場所から撮影することにした。すぐに撮影者が一人現れたが、あれこれ歩いたあげくこの場所をあきらめ、離れたところに駐車してある車の近くから撮影することにしたようだ。 |
||||||||||||||
宗谷ラッセル撮影 (北永山−南比布) | ||||||||||||||
キハ40、1両の「快速なよろ」がやってきて、これで構図を確認する。やっぱりちょっと窮屈だなと思っていると、三人組が雪山の上に移動していった。先客に声をかけ、移動した後の場所から撮影することにした。「宗谷ラッセル」は予定通りやってきた。積雪がないので雪は掻いていないが、個人的には十分迫力あるものだった。どちらにしても踏切近くでは排雪しないので、雪を掻いている姿を撮影するには 80-400mm の望遠が必要になる。次回撮影に来ることができれば是非 400mm を持ってくることにしよう。 |
||||||||||||||
快速「なよろ」3号 3323D 旭川発 名寄行き キハ40形気動車1700番台 / 1759号機 (旭川運転所) |
(宗谷ラッセル) 雪351レ 旭川発、名寄行き DE15形ディーゼル機関車2500番台/2511号機(旭川運転所) |
|||||||||||||
旭川駅まで戻るのは、撮影地から200メートルくらいの場所にある「永山16丁目」バス停から路線バスを利用しようと考えていた。しかし、気温が低くなってきた中40分じっと待っていなければならない。北永山駅まで歩いても列車の時刻は16:19で、旭川に到着するのはどちらも同じくらいだ。 とりあえず北永山駅に向かって歩き出したが、遠目に駅の方を見ると高校生らしき人影が駅に向かっている。通学の学生とぶつかってはいやだと思い、バスで旭川市内まで戻りことにした。ちょうど目の前が「永山15丁目」バス停だったので、そこで待つことにした。 旭川市内の路線バスは旭川市が運営(委託)している「バスキタ!旭川」というサイトがあって、リアルタイムでバスの運行状況がわかる。乗車予定のバスは2分遅れとなっていて、その時間通りにバスがやってきた。バス停付近には除雪された雪山が出来ていて人が隠れてしまっている。運転手に見えるような位置で手を上げたが、ブレーキをかけるのが遅かったせいかブレーキロックで滑ってしまい7,8メートル先で止まった。幸い空席があったので、無事座ることが出来た。45分くらい乗車するので、座れたことは大きい。 |
||||||||||||||
道北バス 71 愛別線(永山経由) 永山15丁目 16:02 → 1条7丁目 16:44 | ||||||||||||||
道北バス 71 愛別線(永山経由) 愛別駅前発、1条7丁目行き 道北バス(旭川200 か 738) 日産ディーゼル KC-UA460LSN + 富士重工 7E(1997年式、2010年移籍) 乗車予定のバスは2分遅れとなっていて、その時間通りにバスがやってきた。バス停付近には除雪された雪山が出来ていて人が隠れてしまっている。運転手に見えるような位置で手を上げたが、ブレーキをかけるのが遅かったせいかブレーキロックで滑ってしまい7,8メートル先で止まった。幸い空席があったので、無事座ることが出来た。45分くらい乗車するので、座れたことは大きい。 |
||||||||||||||
旭川駅に近づくにつれどんどん乗客は増えてきて、車内は立ち客でいっぱいになった。このバスの終点は旭川駅ではなく、繁華街の中にある「1条7丁目」バス停だ。駅まで数分の距離なので利便性では問題ないが、駅前バス停が分散して名称まで違うとよそから来た人にはわかりにくい。 |
||||||||||||||
夕食は考えていなかったが、ネットで調べて「あさひ川 井泉」という店でとんかつを食べることにした。ホテルから近い繁華街に店舗があるようだったのでそこへ行ったがなぜか店は開いていなかった、仕方なく駅前のイオンモール内レストラン街の店舗に向かった。 「ロースカツ定食」+生ビールのいつものメニュー注文したが、味の方はさすが専門店だけあって非常に美味しかった。ご飯とキャベツがおかわり自由だったが、ビールでおなかがふくれていたので、もったいなかったがおかわりはしなかった。値段は安くはないがなったが内容を考えるとリーズナブルといえるだろう。レストラン街には他にも美味しそうな店があり、時間をずらせばゆっくり食べることが出来そうだ。 |
||||||||||||||
あさひ川 井泉 イオンモール旭川駅前店 / ロースかつ定食 | ||||||||||||||
本日は、根室本線未乗車区間を代行バスを含めて乗車、こちらも未乗車だった富良野線も乗車した。そして、予定通り新旭川駅で「石北ラッセル」など撮影、北永山駅近くで「宗谷ラッセル」撮影と、すべて計画通り一日が終わった。夕食も予定外に美味しいものを食べることが出来た満足の一日だった。 |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
北海道旅行四日目は、「ライラック」「スーパー北斗」を乗り継いで東室蘭まで移動、レンタカーで稀府近くの撮影場所に向かう。キハ183系「北斗」を撮影して、今日の宿泊地の恵庭へとレンタカーで移動する。旭川は青空が広がっているが、室蘭方面の午後の天気予報は曇だ。 このホテルの利用は二度目で朝食は気に入っていたが、今朝はレストランの混雑がひどかった。事前にテーブルに案内されるので問題はないが、これだけ混雑すると落ち着かない。ホテルに限らず近年北海道の主要都市(観光地)は同じ状況のようだが、外国人観光客の多さには参ってしまう。 旭川から札幌まで乗車するのは「ライラック14号」だ。昨年3月のダイヤ改正で「札幌−旭川」間の特急「スーパーカムイ」が再編、改称された。789系1000番台(5両、全車普通車)で運行されていた「スーパーカムイ」が「カムイ」に名称変更された。785系電車が運用から外れ、津軽海峡線で使用されていた 789系基本番台(6両、半室グリーン車)が「ライラック」として復活した。名称としては約10年ぶりの復活だが、かつて 781系「ライラック」には乗車したことがあるので懐かしく感じる。また、789系は「スーパー白鳥」として青函トンネルを何度も乗車していたので、その車両に乗車出来るということでも懐かしく感じる。車内にあった青函トンネル関係の案内は取り払われ、先頭車両横のステッカーは変えられたが、それ以外は「スーパー白鳥」時代と変わらない。 |
||||||||||||||
特急 「ライラック」14号 3014M 旭川 9:00 → 札幌 10:25 | ||||||||||||||
特急 「ライラック」14号 旭川発、札幌行き JR北海道789系電車0番台 HE-203編成(3両)+HE-103編成(3両)(6両/札幌運転所) 札幌発旭川行きの臨時特急(特急「宗谷」運休のため、旭川まで同じダイヤで運行)遅延のため、その到着を待って約2分遅れて出発した。しかし、函館本線は複線のはずなのにどうして下りの到着を待たなければならないのか謎だ。 |
||||||||||||||
自由席の6号車に乗車したが、旭川出発時点では5割程度の乗車率だった。その後途中駅でぱらぱら乗車があり、7,8割の乗車率で札幌に到着した。旭川−札幌間は晴天が広がっていたが、道北は大荒れのようで、宗谷本線は音威子府以北は全面運休のようだ。当然、「宗谷」「サロベツ」も運休だ。 |
||||||||||||||
特急 「スーパー北斗」10号 10D 札幌 10:44 → 東室蘭 12:22 (定刻 12:08) | ||||||||||||||
特急 「スーパー北斗」10号 札幌発、函館行き JR北海道キハ281系気動車 7両 / 函館運輸所 札幌で函館行き「スーパー北斗10号」に乗り換える。乗り換え時間は19分だが、指定席は確保してあるので問題ない。「スーパー北斗」は混雑することが多いので、始発とはいえ早めに並ばないと自由席に着席できない可能性が高い。また、指定席と自由席では座席自体が違うので、指定席を確保できるのなら確実に指定席の方がいい。 |
||||||||||||||
札幌を出発した時点で座席は8割ほど埋まっていたが、南千歳で座席はほぼ埋まった。指定席はグリーン席を含め完売で、自由席もかなり混雑している旨車内放送があった。やはり、大きな荷物を引きずった外国人観光客が目につく。南千歳では乗車に時間がかかり、数分遅れての出発となった。 苫小牧での乗降客は少なかったが、登別では外国人観光客の下車が目立った。また、同様に乗車するのも外国人観光客が目立った。そのためここでも乗降に手間取り、さらに遅延は大きくなり、約14分の遅れで登別を出発した。東室蘭には遅れをそのまま引きずって、14分遅れで到着した。 |
||||||||||||||
東室蘭駅 / 室蘭本線 | ||||||||||||||
東室蘭で下車し、駅近くのタイムズレンタカーの営業所に向かう。一度利用したことがあるので営業所の場所は知っていた。駅を出ておやっと思ったのは、道路も歩道も真っ白でかなり積雪があることだ。日曜日に「スーパー北斗9号」の車内から見たときにはこのあたりには全く積雪がなかった。ということは、この数日の間にまとまった降雪があったということだ。 |
||||||||||||||
タイムズ・カーレンタル 室蘭店 (1/24、12:30 〜 1/25、12:30) | ||||||||||||||
ベーシック 日産 ノート 1200cc (2016年3月登録) 車は日産ノートで、一昨年3月登録で 走行距離は 66,525q と結構走っている車両だ。しかし、車両の状況には全く不満はない。カーナビをセットし、撮影地に向かって出発する。 |
||||||||||||||
乗車した「スーパー北斗10号」が14分遅延、そして道路の積雪のため「スーパー北斗9号」には間に合わなかった。3日前に列車の中から確認したときには撮影場所もその周辺にも全く積雪がなかった。しかし、国道上にも積雪があり、国道から入った道路はしっかり積雪、凍結していた。道路から撮影ポイントに入る狭い道は新雪が積もっていたが、雪はそんなに深くなかったので無事線路脇までたどり着くことができた。 |
||||||||||||||
室蘭本線撮影 (稀府−黄金) | ||||||||||||||
「3059レ」と 「スーパー北斗9号」は車の中からすれ違った。約1時間後の普通まで何も列車はないはずだが、稀府方面にヘッドライトが見える。DF200 のようだが、カメラのセッティングは間に合わないので慌てて手持ちで撮影する。調べると臨時貨物8095レ のスジだが、他の貨物の遅延か臨時貨物かはわからない。天気予報通り曇り空だが、なんとか背景の有珠山は見えている。 479D、「スーパー北斗11号」と撮影したが、次の本命の「北斗13号」までは1時間半空く。風もありとにかく寒いので、伊達紋別のコンビニまで行って温かいコーヒーを買ってくる。 JR北海道の運行情報を見ると函館方面は悪天候のようで、普通列車に運休が出ている。本命のその後の特急の「スーパー北斗15号」は悪天候のため抑止がかかっていて、3時間以上の遅延予定となっている。定刻になっても「北斗13号」はやってこない。スジでは10分ほど後にやってくるはずの「3067レ」がやってきた。これはおかしいともう一度運行情報をチェック。すると、「北斗13号」は1時間以上遅延予定となっている。その時間では真っ暗になって撮影できないので、あきらめて本日の宿泊地の恵庭に移動することにした。 |
||||||||||||||
特急「スーパー北斗」11号 11D 函館発、札幌行き キハ261系気動車1000番台 / 8両 (函館運輸所) |
3067レ 宇都宮(タ)発、札幌(タ)行き DF200形ディーゼル機関車 / 12号機 (五稜郭機関区) |
|||||||||||||
恵庭の定宿まで距離があるので、室蘭インターから道央道を利用する。国道も一部積雪があったが、室蘭インターに続く道路上にも積雪がある。日も落ちかけているので辺りは暗くなってきて、路面の状況がつかみにくい。 室蘭インターから本線に入った時点で他に自動車は走っていない。50キロ制限が出ていて路面の状況がわからず、凍結が心配だったので60キロ程度で走って様子を見る。しばらく走っていると、後ろの方から車が迫ってきた。このあたりは一車線なのスピードを上げようか迷ったが、怖いのでチェーン装着のスペースに待避してやり過ごした。 苫小牧付近まで積雪があり50キロ制限がかかっていた。そのあたりまでかなり緊張して運転したが、その先は普通にドライな路面だった。恵庭インターから道央道を降りると幹線道路上は積雪はなかったが、一本はずれると雪道になる。何度か走ったことのある市街地なので、周りの車のスピードに合わせながら慎重に走るが問題ない。 |
||||||||||||||
道央道室蘭インター | 恵庭ステーションホテル | |||||||||||||
本日の宿は、いつもと同じく恵庭駅前のホテルだ。何度も利用しているが、非常に快適なホテルだ。いつものとおり、ホテル内のレストランで夕食をとった。 本日は予定していた「北斗13号」が撮影できず残念だった。悪天候による遅延なので仕方がないので、明日の「北斗3号」の撮影にかけるしかない。しかし、このあたりの明日の天気はよくないようなので、撮影できるかどうか心配だ。島松近くのいつものポイントで撮影を予定しているが、天気次第で苫小牧方面まで足を伸ばそうか考えている。いずれにせよ、明日起きたときの天気次第だ。 |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
北海道旅行最終日は島松付近で「北斗3号」を撮影予定だが、外は雪が降り積もっている。ニュースの天気予報も道央地区は雪の予報だ。とりあえず朝食をとり、予定していた時刻に出発することにする。 レンタカーの上の積雪は20センチ以上あり、窓も完全に凍っている。雪は本格的に降り続いていて、雪を払いのけながら、今日の撮影は無理だなと考える。国道に出る前の道路はもちろん、国道もしっかり積雪がある。降雪や、払いあげられる雪のせいで視界はよくない。通勤時間帯なので交通量も多く、慣れないコンディションの雪道なのでかなり気を遣う。苫小牧方面まで足を伸ばしたら撮影できるかもと頭の中をよぎったが、撮影ばかりか移動も大変なので撮影はきっぱりあきらめ、予定より早く東京に帰ることにした。 南千歳にあるレンタカーの営業所に到着した時には雪が上がり青空も見えてきた。これは判断を誤ったかと後悔したが、周りの空は真っ暗で、シャトルバスが新千歳空港ターミナルに到着したときには吹雪のようになっていた。場所と時間により猫の目のように変わる天気だ。 |
||||||||||||||
送迎バス タイムズカーレンタル千歳空港店 8:40頃 → 新千歳空港国内線ターミナル 8:50頃 | ||||||||||||||
南千歳駅近くは晴れていた | 空港ターミナルでは吹雪になっていた | |||||||||||||
レンタカーの営業所から南千歳駅まで歩けば「スーパー北斗6号」の時間に間に合ったが、指定席もしくは自由席に空席がある可能性は低いので、札幌まで行き、「スーパー北斗10号」の自由席に並ぶことにした。急いで帰る理由もないので、南千歳−札幌間を無駄に往復する。 |
||||||||||||||
快速 「エアポート」93号 3859M 新千歳空港 9:15 → 札幌 9:52 | ||||||||||||||
快速 「エアポート」93号 新千歳空港発、札幌行き JR北海道733系電車3000番台 B-3206 + B-3106編成 (6両/札幌運転所) 「快速エアポート」は 733系だとロングシートになってしまうので、520円奮発して指定席を利用した。確保してある「北斗12号」の指定席券を変更すればお金はかからなかったが、念のため「北斗12号」の指定席券はとっておいた。 |
||||||||||||||
「快速エアポート93号」は 733系だった。指定席 Uシートの乗車率は半分弱といった感じで、新千歳空港出発の段階では普通車の方もさほど混雑していないようだ。しかし、札幌に近づくにつれ乗客は増え、指定席車両のデッキも人でいっぱいになった。いつも思うことだが、「快速エアポート」の輸送力は限界にきていると思う。しかし、これ以上の増発や増結には大きな投資が必要で、大赤字企業の JR北海道で単独では難しいだろう 駅改札内の販売店で駅弁を購入して、「スーパー北斗10号」が発車する8番線ホームに上がる。発車まで30分ほどあるが、ぱらぱら並んでいる人もいたので自由席7号車の入り口に並んだ。 |
||||||||||||||
特急 「スーパー北斗」10号 札幌 10:44 → 新函館北斗 14:09 | ||||||||||||||
特急 「スーパー北斗」10号 札幌発、函館行き JR北海道キハ281系気動車 7両 (函館運輸所) 車両は キハ281系7両編成で、発車約13分前に入線してきた。入線時間ぎりぎりに来ても座ることが出来たが、座席はどんどん埋まっていき、発車時点ではもう座れない乗客が出ていた。 |
||||||||||||||
自由席なので座席は指定席の「グレードアップ・シート」には劣るが、座り心地はそんなに悪いものではなかった。新函館北斗まで乗り通しても苦痛にはならなかった。 例によって南千歳では多くの乗車があり、自由席の通路もデッキも乗客でいっぱいになった。大きな荷物の外国人観光客が多いので荷棚やデッキの荷物棚に収容できない。そのため、客室乗務員が空いている場所見つけ、荷物の誘導をしていた。 |
||||||||||||||
駒ヶ岳 (森−大沼公園間) | ||||||||||||||
登別、長万部とまとまった下車があり、ようやく車内には空席が現れた。新函館北斗が近づくと車内がざわつき始め、多くの乗客が下車の準備を始めた。ここで降りる人のほとんどすべては新幹線に乗り換えるのだろう。 新函館北斗駅のみどりの窓口で「はやぶさ30号」から「はやぶさ26号」に列車を変更する。空席状況は ○ となっていたが、さすがに窓際の席は空いていなかった。この駅では乗り換えの人がほとんどのようで、みどりの窓口を利用する人はほとんどいなかった。 |
||||||||||||||
北海道・東北新幹線 「はやぶさ」26号 新函館北斗 14:44 → 東京 19:04 | ||||||||||||||
東北新幹線 「はやぶさ」26号 新函館北斗発、東京行き (盛岡−東京間は、「こまち」26号を併結) JR東日本新幹線E5系電車 U-37編成 (10両) (新幹線総合車両センター) 「はやぶさ26号」の私の車両は5割程度の乗車率で新函館北斗を出発。最終的にほぼ席は埋まり、B席に少し空席がある程度となった。旅行の疲れもあってかぐっすり眠ってしまい、途中のことはほとんど記憶がない。盛岡、仙台で多くの人の乗降はあったようだ、 |
||||||||||||||
首都圏はまだ混雑する時間帯だったので、座って帰るため、大手町から新百合ヶ丘まで「メトロホームウェイ45号」の指定席をを新幹線の車内で確保しておいた。この時間帯1時間毎の設定で乗り換えまで時間があったので、東京駅八重洲口近くのファーストフード店でおなかを満たした。指定席は完売で、ゆったり座って帰ることが出来た。 これまでとは少し変化を加え、鉄道の撮影に重点を置いた計画にした。初日から四日目前半までは順調にいったが、その後躓いてしまった。「キハ183系北斗」が撮影できなかった。その日撮影予定の「北斗13号」は悪天候による遅延で撮影できず、翌日の「北斗3号」は雪のため撮影自体をあきらめることになった。そのほかは順調だったので非常に残念だ。出来るならリベンジしたいが、ダイヤ改正まで2ヶ月を切ってしまっている。 |
||||||||||||||
(1/23) 旭川駅 12:31 → 新旭川駅 12:38 宗谷本線325D 新旭川駅 14:10 → 北永山駅 14:21 宗谷本線327D 永山15丁目 16:02 → 一条七丁目 16:51 道北バス71系統 《藤田観光ワシントンホテル旭川》泊 (1/24) 旭川駅 9:00 → 札幌駅 10:25 特急「ライラック」14号 札幌駅 10:44 → 東室蘭駅 12:22 特急「スーパー北斗」10号 (定刻 12:08) レンタカー タイムズレンタカー室蘭店 12:38 出発 000q(66,525) 稀府−黄金のポイント 13:11〜14:44 撮影 018q(66,543) セブンイレブン伊達弄月店 14:58〜15:09 買い物 025q(66,550) 稀府−黄金のポイント 15:24〜16:20 撮影 031q(66,556) 道央道室蘭IC 16:37 041q(66,566) 道央道樽前SA 17:29〜17:36 休憩 096q(66,621) 道央道恵庭IC 18:09 138q(66,663) 恵庭ステーションホテル 18:21 到着 143q(66,668) 《恵庭ステーションホテル》泊 (1/25) レンタカー 恵庭ステーションホテル 7:45 出発 143q(66,668) GS(千歳市内) 8:15〜8:23 給油 154q(66,679) タイムズレンタカー千歳空港店 8:35 到着 158q(66,683) 燃費 : 15.3q 新千歳空港駅 9:15 → 札幌駅 9:52 快速「エアポート」93号 札幌駅 10:44 → 新函館北斗駅 14:09 特急「スーパー北斗」10号 新函館北斗駅 14:44 → 東京駅 19:04 北海道・東北新幹線「はやぶさ」26号 大手町 20:20 → 新百合ヶ丘駅 21:00 「メトロホームウェイ」45号 新百合ヶ丘駅 21:02 → 唐木田駅 21:16 小田急多摩 大人の休日倶楽部パス・北海道鉄道旅行 (その1) のページへ |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
Nikon D500 、Nikon1 J4 |
||||||||||||||
|