大人の休日倶楽部パス北海道鉄道旅行
2018.1.21〜25

その1/2
道東特急撮影、根室本線代行バス乗車
2018.1.21〜23(part.1)



ルート 1/21 (日) (晴)
  京王堀之内〜新宿〜東京〜新函館北斗〜南千歳〜帯広−(帯広駅前〜芽室(新嵐山荘))
1/22 (月) (晴)
  (新嵐山荘〜大成〜御影〜帯広駅前)
1/23 (火) (曇のち晴)
  帯広〜新得〜東鹿越〜富良野〜旭川
〜北旭川〜北永山/永山15丁目〜一条七丁目
宿 泊  新嵐山荘 (芽室町 / 1/21)
 コンフォートホテル帯広 (帯広市 / 1/22)


1/21 (日) 

 大人の休日倶楽部パスを使って北海道旅行に出かけた。四年連続で同じ時期の北海道旅行となる。これまで三年は、「SL冬の湿原号」と「寝台列車」の撮影をメインに旅行していたが、今年は旅行内容を大きく変えた。「SL冬の湿原号」はもういいかなといった感じで、「寝台列車」についてはついに完全に廃止となってしまった。
 乗り放題パスを利用するので乗車することがメインとなってしまうが、今回の旅行は撮影に重点を置いた。道東での特急撮影、旭川近郊でのラッセル撮影、183系「北斗」の撮影を計画した。未乗車区間の乗車としては、バス代行中の根室本線(新得−富良野間)と富良野線だ。
 いつもは東京 8:20発の「はやぶさ5号」に乗車するが、今回はその前の「はやぶさ1号」に乗車する。帯広まで乗車し、レンタカーで移動して芽室の新嵐山荘に宿泊するためだ。「はやぶさ1号」の東京発車は 6:32 なので、休日ダイヤだと小田急多摩線の始発に乗っても間に合わない(大宮乗車でも間に合わない)。仕方がないので、妻に頼み込んで京王相模原線の京王堀之内駅まで送ってもらった。
 日曜日の早朝なので京王相模原線の区間急行はがらがらだ。調布で京王線の特急に連絡していたが、そちらはそこそこ混雑していたのでそのまま新宿まで乗り通した。新宿からの東京行きはこの時間はまだ緩行線だけで、車両は快速線の E233系で、お茶の水手前で快速線に入る。ダイヤ上でそうなっているのは知っていたが、実際に乗車するのは初めてだ。

 東北・北海道新幹線 「はやぶさ」1号 東京 6:32 → 新函館北斗 10:57

 東北新幹線 「はやぶさ」1号 東京発、新函館北斗行き

 JR東日本新幹線E5系電車
 U-29編成 (10両) (新幹線総合車両センター)


 いつも乗車する「はやぶさ5号」はいずれも満席だった記憶があるが、今回乗車する「はやぶさ1号」にはどの席にも空席があった。大人の休日倶楽部パス利用可能期間は混雑する傾向があるようだが、休日の早い時間のせいか空席が多い。
 「はやぶさ1号」は「こまち1号」を盛岡まで併結して走るので、盛岡で分割のため4分停車する。また、上野停車で、盛岡から先は「いわて沼宮内」以外各駅に停車するので、最速の「はやぶさ5号」より23分所要時間が長い。

 私の乗った車両は東京を6割程度の乗車率で出発し、上野、大宮で8割程度の乗車率となった。日曜日のせいか、ビジネス客の姿が少ないように感じた。

 その先ぐっすり眠ってしまい、目が覚めたのは盛岡の少し手前だった。「こまち1号」を切り離し盛岡を発車すると、いわて沼宮内は通過するが二戸から先は各駅に停車する。しかし、八戸、新青森以外の乗降客はきわめて少ないようだ。
 青函トンネルを抜けると北海道だが、ここを通るたびにこの在来線との共用区間の最高速度について考えさせられてしまう。中小国信号所−木古内間は、在来貨物とのすれ違いの安全対策のため最高速度が140qに制限されている。そのため設計速度の260qで走行した場合と比べ、18分ほど所要時間が長くなってしまっている。この時間が長いか短いかは別として、函館市内へのアクセスの悪さを含めて、北海道新幹線が飛行機に比べ不利となっているのは間違いない。
青函トンネル展望台(青函トンネル入口広場) − 今別町

 毎度のことだが、新幹線から降りた乗客のほとんどは、函館に向かう「函館ライナー」か札幌に向かう「スーパー北斗」に乗り換える。新幹線ホーム、乗り換え通路、在来線ホームに警備員が配置されていて、乗客を誘導している。しかし、これらの乗客がすべてこのホームに集中するので、ホームが手狭だ。大きな荷物を持った外国人客も多いので、この時間のホームは危険に感じるくらいだ。北海道新幹線の札幌延伸後は状況は変わるのだろうが、それまでまだ13年以上ある。

 特急 「スーパー北斗」9号 9D 新函館北斗 11:09 → 南千歳 14:09

 特急 「スーパー北斗」9号 函館発、札幌行き

 JR北海道キハ261系気動車1000番台
 6両 + ST-1109編成(2両) (8両/函館運輸所)


 「スーパー北斗9号」は新塗装のキハ261系1000番台だった。乗車した車両の乗車率は7割程度だったが、隣の席は終点まで空いていたのでゆったり過ごすことが出来た。相変わらず外国人観光客が多いので、荷棚の上はその大きな荷物でいっぱいだ。JR北海道の車両のデッキには大きな荷物の収納場所があるので、この列車ではなんとか収納されている。

 新函館北斗駅の売店ではたいした駅弁を売っていなかったので、列車内で購入することにした。しかし、お昼時のせいか車内販売はなかなかやってこず、期待していた幕の内弁当売り切れだった。気に入った駅弁がなかったのでサンドイッチセットを購入したが、コーヒーもサンドイッチも美味しかった。JR北海道は不採算部門の縮小の中、車内販売が行われているのは一部の「スーパー北斗」「北斗」だけになってしまったのは残念だ。
 新函館北斗からは一面雪景色だったが、豊浦あたりから雪はほとんどなくなっている。海沿いを走るようになって雪は消えたが、白老付近からまた雪景色に変わってきた。24日に予定している撮影場所を車窓からチェックしたが、雪は全くなかった。このあたりは全く雪がないので、室蘭からの移動もスムーズだと考えた。

車内で購入したサンドイッチセット 洞爺駅付近からの車窓

 南千歳で釧路行き「スーパーおおぞら7号」に乗り換える。石勝線以外にも新千歳空港への乗換駅でもあるので、多くの乗客が下車した。乗り換え時間が39分もあるので、いったん改札を出た。近くのショッピングモールまで足を伸ばす時間はないので、改札前のベンチで時間をつぶす。暖房のよく効いた待合室はいっぱいだ。

 特急 「スーパーおおおら」7号 4007D 南千歳 14:48 → 帯広 16:59

 特急 「スーパーおおぞら」7号 札幌発、釧路行き

 JR北海道キハ283系気動車
 7両 (釧路運輸車両所)


 「スーパーおおぞら7号」は指定席は完売済みで、自由席もかなり混雑している旨案内があった。自由席がいっぱいのため、指定席車両の通路にその乗客を入れる旨アナウンスもあった。混雑のため、出発は数分遅れてしまった。外国人観光客が大きく増えたため、北海道ではシーズンオフであるこの時期も特急列車は全般的に混雑している。
   

 私の乗車した車両に立ち客はいなかったが、座席は満席だった。南千歳発車は少し遅れたが、その先は順調で、帯広到着は定刻となった。新得あたりで辺りは暗くなり、東京に比べ日没は30分ほど早い。

 帯広駅 / 根室本線

 帯広で下車し、駅近くのオリックスレンタカー帯広駅前店に向かう。店舗は何度か利用したことのある釧路駅前店のようにコンパクトなものだが、なんとすでに先客が三名いた。帯広駅で最後に降りてのんびりとしていたせいで出遅れしてしまった。受付担当者は一名なので結構時間がかかる。私の後にも一人やってきて、皆同じ列車で帯広に来たようだ。狭い敷地なので離れたところにある駐車場から持ってくる車もあるようだ。また、先客は皆仕事で車を借りているようだ。ここで20分以上時間がかかってしまった。

 オリックスレンタカー 帯広駅前店 (1/21、17:30 〜 1/22、17:30)

 SAクラス
 トヨタ アクシオ 1500cc (2017年1月登録)


 車はトヨタ・アクシオで、昨年1月登録だが走行距離は 14,039qで、レンタカーとしてはたいしたことはない。いつものように旅行予約サイトから格安プランを申し込んだので、店の都合でこの車が選ばれたのだろう。しかし、クラスとしては二つ上くらいになり、少し得をした気分だ。

 走り出しての感想は、エンジンは 1500cc あるだけあって余裕がある。回さなければ静かだが、高回転になるととたんに五月蠅くなるのは 1300cc のエンジンと似ている。CVT はスムーズで、あまり違和感を感じなかった。4WD の最低グレードと思われるが、最低限の装備品だが特に不便は感じない。ハンドリングは特に印象はなく、乗り心地は下のクラスより明らかに快適だ。
 駅周辺の道路は一部積雪があったが、国道に出るとそこから先は道路上に雪はなく普通に走ることが出来た。国道を外れ新嵐山荘までの道路も積雪はないが、暗い中の初めてのような道なのでかなり気を遣った。
 今日宿泊するのは、芽室郊外にある公営国民宿舎の「新嵐山荘」という宿だ。三度目の利用だが、明日の撮影場所に近いので迷わずこの宿を選んだ。夕食は真ん中のグレードのものを予約したが、量的にちょうどよく味の方も満足のいくものだった。釧路の定宿となった「山花温泉リフレ」には遠く及ばないが、値段を考えると十分に満足のいくものだ。

新嵐山荘 (1/22撮影) ちょうどよい美味しい夕食

 本日は東京から帯広(芽室)までの移動だけだった。ほとんど列車に乗車していただけだが、早朝出発だったためそれなりに疲れた。それを見越して「新嵐山荘」に宿泊したのは正解だった。いつもの「はやぶさ5号」に乗車して帯広駅近くのホテルに宿泊という考えもあったが、宿で大きなお風呂に入り食事をとるほうを選択した。
 明朝は車で20分ほどの撮影場所へ向かうので、宿でゆっくり朝食をとることが出来る。初めての場所で積雪期なので駐車スペースの問題があるので余裕を持って行動する予定だ。天気の方は終日晴天というわけにはいかないが、一日まずまずのようだ。


1/22 (火) 

 朝食は7時からだったが、その開始時間に行くと高校生の団体が入り口にあふれていた。これはだめだと思い、7時半頃レストランに出直した。ちょうど最後の高校生たちが帰るところだったが、一般客の朝食は私だけのようだった。朝食はバイキングだったが、料理の方は一通りきれいにそろえられていた。食事内容はごく普通で何も問題なかったが、高校生の合宿と一緒になるのならその旨事前に教えてもらいたかった。
 この国民宿舎は敷地内にローカルなスキー場があり、スキーセンターに当たるホールにはスキーヤーと思われる人が見られられた。また、陸上自衛隊の雪上訓練があるらしく、迷彩服の隊員たちがホール内で打ち合わせをしていた。高校生たちはバスで移動するようなので、ここでのスキー合宿ではないようだ。
 最初の撮影地は、芽室市内の道路上のオーバークロスから撮影する。撮影地近くは住宅地なので車を止める場所を探したが、大成駅前のスペースに車を止めることにした。大成駅から近いの最初は帯広市内に宿泊して列車で移動を考えたが、この駅に停車する列車が極端に少ないのでやめることにした。この駅は近くにある高校の通学する学生に主眼が置かれているようで、日中の普通列車でも通過するものがある。

 大成駅 / 根室本線

 鉄道をオーバークロスする道路上の歩道からの撮影なので安全で、反対側の歩道に移動することで上り下り両方とも撮影できる。しかし、4車線の幹線道路で交通量も多く、積雪もあるので横断は慎重に行わなければならない。
 吹きっさらしのオーパークロス上からの撮影だが、風もなく太陽もさしているので思ったより暖かくで快適でよかった。立ち位置により構図が自由で迷ってしまったが、奥の山々が見えるので山をできるだけ入れる構図とした。


 根室本線撮影 (大成−芽室)
芽室方面からの下り列車を撮影 大成方面からの上り列車を撮影

 ほかに物好きはいないと思っていたが、途中で大型のビデオカメラで撮影した男女の二人組が現れた。何を狙っていたのはわからないが、何本か撮影して撤収していった。また、2073レの通過時間に合わせ貨物ファンの地元の年配の男性の方が現れ、いろいろ話が弾んだ。「スーパーおおぞら3号」を撮影して、予定通り午前中の撮影は終了。天気にも恵まれ、予定通り撮影することが出来た。

特急「スーパーおおぞら」4号 4004D 釧路発、札幌行き
キハ283系気動車 / 7両 (釧路運輸車両所)
特急「スーパーとかち」1号 31D 札幌発、帯広行き
キハ261系気動車1000番台 / 5両 (札幌運転所)

 コンビニで食料を調達して次の撮影地に向かう。場所は御影−芽室間の踏切だ。しかし、その場所には先客がいたので、少し走って真っ白な畑の中で食事をとる。車も人もまるで通らず、人工の構造物もほとんど無い中なので、車の中とはいえ何か違う世界にいるようだ。
 ネットで調べてみると、先ほどの踏切の隣の踏切で撮影できそうなので、そちらに行ってみることにした。道路上はきれいな圧雪で、路肩に積み上げあられた雪もないのでこのあたりは快適に走ることが出来る。
 その踏切は、下りはなんとか撮影できそうだったが、上りは下草が邪魔でちょっと無理そうだった。ちょうど少し遅れた「スーパーとかち3号」の通過予定時刻だったので、とりあえずここで撮影した。次の狙いは上りなので、先ほどの踏切に移動することにした。

 根室本線撮影 (御影−北芽室(信))
御影7号踏切 特急「スーパーとかち」3号 33D 札幌発、帯広行き
キハ261系気動車1000番台 / 5両 (札幌運転所)

 先ほどの踏切に戻ると、二人連れの男性の方が車で移動するところで、残った女性は下り列車撮影のためビデオをセットしていた。ビデオカメラに見覚えがあり、よく見ると先ほどの撮影地に現れた人たちのようだ。挨拶がてら声をかけてみると、BS放送の撮影だそうで、先ほど移動していった男性はディレクターとのことだった。狙いはキハ40、ニ両編成の 2427D で、これを撮影して歩いて去って行った。

 根室本線撮影 (北芽室(信)−御影)

 空は青空が広がっているが、時折小さな雲が太陽にかかりやきもきさせられたが、撮影時は日が当たっていた。撮影場所を少し移動したりして、2時間あまりの撮影を楽しんだ。上り下りの両方が撮影できるので、それなりにトラフィックがあり退屈はしなかった。
 本日撮影した「スーパーとかち」の キハ261系の先頭車はすべて新塗装だった。本年度中に新塗装に塗り替えるとアナウンスされていたので、増備用の中間車以外は新塗装になってしまったのかもしれない。個人的には旧塗装の方が好きなので残念だ。

   
普通 2427D 新得発 釧路行き
キハ40形気動車1700番台 / 1754+* (釧路運輸車両所)
特急「スーパーとかち」3号 33D 札幌発、帯広行き
JR北海道キハ261系気動車1000番台 / 5両(札幌運転所)
特急「スーパーおおぞら」5号 4005D 札幌発、釧路行き
キハ283系気動車 / 7両 (札幌運転所)
2070レ 帯広貨物発、札幌(タ)行き
DF200形ディーゼル機関車50番台/62号機(五稜郭機関区)

 帯広市内まで戻り、レンタカーを返却して駅近くのホテルにチェックインする。歩道も横断歩道も積雪があり凍結しているので、わずかな距離だが歩くのに気を遣う。

 夕食はぶたはげの豚丼をと考えていたが、いつもそうなので今回は噂の「インディアンカレー」を食べてみることにした。「インディアン」というのは帯広周辺と釧路市内に展開しているカレーショップで、地元ではソウルフード呼ばれるくらい人気があるようだ。一番近いのは長崎屋の中の店舗だったので、そこの行くことにした。
 スーパーの中のフードコートのようなところで味気ない店舗だったが、数名の先客がいてその後も新しい客が増えていった。初めてだったので、インディアンルーのハンバーグを注文した。味の方は個性的でこれまで食べたカレーの中で一番印象的だとはいえないが、値段も安いので十分満足のいくものだ。帯広に来たら外すことの出来ないグルメとはいえないが、地元に愛されている庶民食のカレーだ。
インディアンカレー

 本日は「大人の休日倶楽部パス」を利用した旅なのに、一度も鉄道に乗車市内で撮影に専念した一日だった。天候にも恵まれ、計画通り撮影をすることが出来た。明日は根室本線災害不通区間(新得−東鹿越)の代行バスに乗り、富良野線に乗り継ぎ旭川まで移動する。そして、旭川周辺でラッセルを中心に撮影する予定だ。


1/23 (水) 

 北海道旅行三日目は、列車と代行バスを乗り継いで旭川まで行き、旭川近郊でラッセルなどを撮影する。根室本線の新得−東鹿越間は一昨年8月の台風の影響で不通になったままで、その区間は代行バスが運行されている。その年の10月から東鹿越−落合間で代行バスが運行され、昨年3月から新得まで運行が延長された。根室本線の滝川−新得間はJR北海道から維持困難路線と公表され、さらに富良野−新得間はバス転換が妥当が妥当と判断されている。このような状況から、高額な復旧費のかかる新得−東鹿越間に鉄道が復旧する見込みは限りなくゼロに近い。代行バス区間を含むが、この先どうなるかわからない路線なのでこの期間に是非乗りたいと考えた。
 まだ暗い中ホテルをチェックアウトして帯広駅に向かう。新得まで乗車するのは6:45発の「スーパーとかち1号」で、自由席に乗車する。乗車予定の代行バスは6:51発の普通列車に連絡しているが、それだと乗り換えがぎりぎりなのでその前の特急に乗車する。

 特急 「スーパーとかち」2号 32D 帯広 6:45 → 新得 7:16

 特急「スーパーとかち」2号 帯広発、札幌行き

 JR北海道キハ261系気動車1000番台
 ST-1201編成(2両) + 3両 (5両/札幌運転所)


 発車時刻案内に改札中のランプが点灯していなかったが、すでに入線して乗車出来るようなのでホームに向かった。この時点では乗客の姿は数人しか見えなかったが、発車時間が近づくにつれ座席が埋まっていった。定刻で出発したときにはほぼ半分の座席が埋まった。

 芽室、十勝清水で乗車した人もいたが、驚いたことにこの区間で下車した人もいた。そして、約30分の乗車時間で新得に到着。何人かの乗客が下車したが、皆駅から出て行った。駅の待合室のベンチには、地元の人と思われる年配の人が二人いた。


 新得駅 / 根室本線/石勝線

 代行バスの時間までまだあるので駅前を偵察し、代行バスの乗り場を確認する。ベンチの二人も代行バスに乗るのかと思っていたら、7:35過ぎ頃駅舎を出て行った。どうやら7:40発の路線バスに乗車するようだ。
 バスは発車予定時刻の15分くらい前に到着して、待合室にはバス到着の案内があった。バスはふらのバスの大型貸切り仕様で、一昨年に乗車した帯広−トマム間の代行バスと同じように乗車券のチェックはない。車両は現行形のセレガだが、その最初のモデルと思われる。10年以上前のモデルと思われるが、内装等はかなりきれいだ。

 JR列車代行バス 104便 新得駅 7:59 → 東鹿越駅 9:20

 JR列車代行バス 104便 新得駅発、東鹿越駅行き

 ふらのバス 旭川230 う 2006
 日野セレガHD ADG-RU1ESAA (2006年登録)


 すぐにもう一人乗客が加わり、2428D が到着するとさらに二人の乗客が加わった。一人はスノボードかスキー板をトランクに預けていた。発車時刻になり、バスの運転手は駅改札まで行き他に乗客がいないのを確認してから発車した。

 まだこのあたりの国道38号線上はほとんど積雪がない。国道を外れると一面真っ白で、新得から約15分でサホロリゾートに到着した。ここでは、トランクに荷物を預けた乗客が下車した。新得駅−サホロリゾート間は無料シャトルバスとして利用できるとなっていた。ここでも運転手は建物の中まで入っていったが、ここから東鹿越駅方面に乗車出来るのかはよくわからない。

新得駅出発 7:59 サホロリゾート 8:15〜17

 標高を上げるにつれ道路上の積雪が増えてきた。また、雪も降り出して視界が悪くなってきた。狩勝峠の途中で除雪作業をしていた。片側交互通行として、一車線をきれいに作業していた。さすが北海道の除雪で、スノーブラウ装備車やロータリー車など複数の車両が作業していた。
 国道38号線を上りきったところが狩勝峠だが、降雪の量は多くなり周辺の展望はほとんどきかない。このような天候なので、展望台の駐車場には車は止まっていない。
 狩勝峠を越え最初の集落が落合で、ここに次の停車駅の落合駅がある。国道から少し入ったところに駅があり、ここでは四名の乗車があった。少し早めに到着したので、8分間停車して定刻に出発した。ネットで調べると、鉄道不通前の落合駅の一日平均乗客数は四〜五人となっていた。

狩勝峠 落合駅 8:39〜47

 落合駅から10分あまりで幾寅駅に到着。南富良野町の中心地ということもあって、それなりに大きな市街地だ。ここでは落合駅で乗車したうち二名が下車し、四名が乗車した。ほぼ定刻に到着したので、乗客の乗降が終わるとすぐに発車した。
 事前の勉強不足だったが、この駅は映画「鉄道員」のロケ地だった。駅舎は映画のロケのため改装されたようで、よりレトロ感を感じる駅舎となっている。駅前にはロケのセットなども残されていて、撮影で使われたキハ40-764 の前頭部が保存されている。一度はじっくり訪れたい場所だが、公共交通機関を利用しては大変なところだ。
 代行バスの乗客9名全員が滝川行き 9628D に乗り換える。駅周辺には工場があるようだが民家はないので、この駅を目的に乗降する乗客はほとんどいないようだ。実際、乗降客が少ないので、2016年 JR北海道が 2017年3月のダイヤ改正に合わせて廃止する意向を地元に伝えた。しかし、8月の台風10号の影響で富良野−新得間に不通区間が生じた。一部区間が復旧したが、当駅が滝川方面からの暫定的な終着駅となったため、2017年3月のダイヤ改正では廃止を免れた。

幾寅駅 8:58〜59 東鹿越駅到着 9:07

 代行バスの乗客9名全員が滝川行き 9628D に乗り換える。駅周辺には工場があるようだが民家はないので、この駅を目的に乗降する乗客はほとんどいないようだ。実際、乗降客が少ないので、2016年 JR北海道が 2017年3月のダイヤ改正に合わせて廃止する意向を地元に伝えた。しかし、8月の台風10号の影響で富良野−新得間に不通区間が生じた。一部区間が復旧したが、当駅が滝川方面からの暫定的な終着駅となったため、2017年3月のダイヤ改正では廃止を免れた。

 東鹿越駅 / 根室本線

 代行バスの乗客9名全員が滝川行き 9628D に乗り換える。駅周辺には工場があるようだが民家はないので、この駅を目的に乗降する乗客はほとんどいないようだ。実際、乗降客が少ないので、2016年 JR北海道が 2017年3月のダイヤ改正に合わせて廃止する意向を地元に伝えた。しかし、8月の台風10号の影響で富良野−新得間に不通区間が生じた。一部区間が復旧したが、当駅が滝川方面からの暫定的な終着駅となったため、2017年3月のダイヤ改正では廃止を免れた。

 根室本線 普通 9628D 東鹿越 9:15 → 富良野 9:54

 根室本線 普通 9628D 東鹿越発、滝川行き

 国鉄キハ40形気動車1700番台
 17**号機 (所属不明)


 臨時列車車番となっている 9628D はキハ40、一両だ。この線区は釧路運輸車両所の管轄だが、災害不通区間があるので実際にはどこの車両が使われているかわからない。車両を撮影したが雪のため車両番号を確認できないので、所属を調べることが出来ない。東鹿越までの運転開始の前に車両を釧路から網走経由で回送したとの情報もある。

 富良野までの途中駅で何人かの乗客が乗車したが、下車する人はいなかった。天気は相変わらず雪模様で、期待していた芦別岳の姿を見ることは出来なかった。
 富良野でほとんどの乗客が下車したが、私のように富良野線に乗り換える人はいないようだった。ここでの乗り換え時間は5分しか無いので、急いで富良野線のホームに移動した。富良野は何度も訪れたことがあるが、富良野駅に降り立つのは初めてだ。

 富良野線 普通 728D 富良野 9:59 → 旭川 11:12

 富良野線 普通 728D 富良野発、旭川行き

 JR北海道キハ150形気動車/1号機
 + 国鉄キハ40形気動車700番台/830号機
 (2両/旭川運転所)


 旭川行き富良野線の普通列車はキハ150 とキハ40 の二両編成だ。後ろのキハ40 の車内はがらがらだったが、前のキハ150 はほとんどの座席が埋まっていた。しかし、キハ150 の二人がけボックスシートが空いていたのでそこに着席した。

 車内には中国人と思われる観光客が多く、大きなスーツケースが車内を占領していた。富良野線は外国人観光客が多く見られると聞いていたが、なるほど本当のようだ。
 沿線では富良野に次いだ観光地となる美瑛ではまとまって下車する乗客がいたが、他の駅ではほとんど乗車する人ばかりが見受けられた。旭川に近づくにつれ乗客が増えていき、車内は立ち客でほぼいっぱいになった。空はだんだん青空の面積が広がってきたが、あいにく十勝連峰の稜線は雲の中のままだった。




移動の記録

(1/21)
京王堀之内駅 5:05 → 新宿駅 5:49     京王相模原線・京王線「区間急行」
新宿駅 5:57 → 東京駅 6:16        中央線各停
東京駅 6:32 → 新函館北斗駅 10:57    東北・北海道新幹線「はやぶさ」1号
新函館北斗駅 11:09 → 南千歳駅 14:09  特急「スーパー北斗」9号
南千歳駅 14:48 → 帯広駅 16:59     特急「スーパーおおぞら」7号

レンタカー
オリックスレンタカー帯広駅前店 17:25        出発   000q(14,039)
新嵐山荘            18:03        到着   025q(14,064)

《新嵐山荘》泊

(1/22)
レンタカー
新嵐山荘             8:51        出発   025q(14,064)
大成駅              9:19〜11:44  撮影   040q(14,079)
セブンイレブン芽室東4条2丁目店   11:48〜11:55  買い物  042q(14,081)
道路上で休憩          12:12〜12:47  休憩   051q(14,090)
御影−上芽室間(御影7号踏切) 12:50〜13:04  撮影   052q(14,091)
上芽室−御影間(ぬまた踏切)  13:09〜15:44  撮影   055q(14,094)
GS(帯広市内)        16:11〜16:15  給油   072q(14,111)
オリックスレンタカー帯広駅前店 16:27        到着   076q(14,115)
燃費 : 9.5q

《コンフォートホテル帯広》泊

(1/23)
帯広駅 6:45 → 新得駅 7:16        特急「スーパーとかち」2号
新得駅 7:59 → 東鹿越駅 9:07       代行バス104便
新得駅   8:00発    4名乗車
サホロリゾート前 8:15〜17  1名下車
落合駅   8:39〜47  4名乗車
幾寅駅   8:59     4名下車、2名乗車
東鹿越駅  9:07着
東鹿越駅 9:15 → 富良野駅 9:54      根室本線9628D
富良野駅 9:59 → 旭川駅 11:12      富良野線728D


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Nikon D500 、Nikon1 J4



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