寝台特急「北斗星」乗車記

2015.1.25~26

 乗車区間  札幌 1/25 17:12 → 上野 1/26 10:05
 座席区分  1人用個室B寝台「ソロ」
編成  24系25形客車11両 + 電源車(JR東日本/尾久車両センター+JR北海道/札幌運転所)
 牽引:DD51-1100+1140(札幌→函館、JR北海道/函館運輸所)
     ED79-**(函館→青森、JR北海道/函館運輸所)
     EF510-512(青森→上野、JR東日本/田端運転所)




 「大人の休日倶楽部パス」を使った北海道旅行で、札幌から「北斗星」の「ソロ」に乗り東京まで帰った。「北斗星」は3月のダイヤ改正で定期運用を終え、その後は臨時列車として「カシオペア」との交互の運行となり、8月を持って完全に運用を終える予定だ。
 「北斗星」に乗車するのは昨年7月以来で、多分これが最後になってしまうだろう。「北斗星」の寝台券はプラチナチケットとなり、「ロイヤル」は当然として「ソロ」も非常に入手困難だ。今回は運良く手に入れることができて、本日乗車の運びとなった。
 札幌発車時刻は変わらないが、2014/12/14~2015/02/28まで冬期の時刻変更が行われている。着雪に伴う配慮から都心部となる宇都宮から上野まで減速運転となる。そのため、上野到着が約30分遅くなっている。

 JR北海道/札幌駅 1/25 17:12発車

 上野行き「北斗星」が4番線に入線してきたのは17:05、発車までは7分しかないのであわただしい。このホームには前後に多少の余裕があるので、もう少し早めに入線して旅立つ気分を味わせてもらいたい。機関車先頭がホームぎりぎりなので入線するところを撮影したかったが、何せ人が多いのでまともに撮影できなかった。時間もないので、機関車の撮影はきっぱりあきらめた。

 寝台特急「北斗星」 1レ 札幌発、上野行き
 
DD51 1100+1140号機 (函館運輸区) + 24系25形客車11両+電源車(尾久車両センター+札幌運転所)

 今回乗車するのは前回同様5号車「ソロ」で、「オハネ25-551」JR北海道の車両だ。昨年7月に乗車した同じ車両だ。前回は二階(上段)だったが、今回は一階(下段)だ。荷物収納スペースを含め十分なスペースがあるが、二階の方が快適だと思う。視点が低いというマイナス点はさほど気にならないが、ベッドのうえの張り出しが圧迫感がある。

 (5号車) 1人用個室B寝台「ソロ」 / オハネ25-551 (JR北海道/札幌運転所)

 寝台券は完売で、満席だとのアナウンスがあった。解放B寝台だけではなくこの「ソロ」でも団体客が入っているようで、添乗員が大声で何度も行き来をしている。
 最後なので、当初は「グランシャリオ」のパブタイムで夕食をとも考えていたが、非常な混雑が予想されたのでデパ地下の弁当に変更した。案の定、この分では大混雑となるのは必至だ。長時間並んで相席に放り込まれてまで利用したいとは思えない。大きな計算違いは、大混雑のためワゴンサービスがやってくるまで2時間かかり、当てにしていた缶ビールを購入することができなたった点だ。

 1/25 車内にて

 函館駅で機関車の付け替えがあるが、今回は見ずにパスした。大変な混雑が予想されるので、凍結したホームを走るのは止めとした。今回は個室の中でゆっくり睡眠をとった。
 郡山停車が近づくと車内放送が始まり、6時半から食堂車の営業と車内販売開始のアナウンスがある。だいぶ前から人が移動する気配があったので、食堂車には行列ができていることだろう。夜のパブタイム以上の混雑が予想されるので、最初から「グランシャリオ」での朝食はあきらめていた。

 宇都宮駅停車 1/26 8:10-8:12

 しかし、ワゴンサービスの大混雑は予想以上だったので、当てにしていたサンドイッチを購入することはできなかった。5号車にワゴンサービスがやって来たのは8時半を過ぎていて、おまけにサンドイッチは売り切れになっていた。一応予備の食料と飲み物は用意しておいたので困ることはなかった。

 大宮駅停車 1/26 9:32-9:34

 冬ダイヤで運行される「北斗星」は定刻に上野駅に到着した。長いようで短かった一晩の列車旅が終わった。「ソロ」は一晩を過ごすには十分快適だが、今回はいろいろな意味で人が多すぎた。トイレ、洗面所、車内販売など、満員の乗客だとやはり制約は大きかった。鉄道会社には申し訳ないが、空いている方がのんびりゆったり出来る。

 JR東日本/上野駅 1/26 10:05 到着

 寝台列車に乗るために「大人の休日倶楽部パス」を利用した5日間の北海道旅行が終了した。「北斗星」「トワイライトエクスプレス」の運転終了を持って一つの時代が終了するといった感じだ。残る「カシオペア」「はまなす」も北海道新幹線開業までの灯火だ。新しい鉄道の時代を代表するクルーズトレインは、私には全く関係のない世界のものだ。

 青森駅で、牽引車はEF510-512(田端運転所)に変更



 寝台特急「北斗星」について

 青函トンネルが開業した1988年3月13日に、初めて東京と北海道を乗り換えなしで直行する列車として運行を開始した。定期運行当時、走行距離 1,214.7 kmはJRグループが運行する定期旅客列車として最長距離だった。定期運行末期の段階では、「トワイライトエクスプレス」に次ぎ、同一経路で運行される「カシオペア」と同順位の2位だったが、「トワイライトエクスプレス」の廃止後は1位となった。
 運行開始当初は1日3往復が運行され、うち1往復は臨時列車扱いだった。1989年3月11日には3往復全てが定期列車となった。1999年7月16日の「カシオペア」運行開始後は1往復が臨時列車に格下げされ、2往復の運行となった。また2008年3月15日以降は北海道新幹線建設工事に伴い、1往復の運行となった。
 運行開始から25年以上を経てもなお、首都圏-北海道間相互の観光客需要を中心に根強い人気があった。しかし、車両の老朽化や北海道新幹線の走行試験が始まることなどを理由に、2015年3月14日のダイヤ改正をもって定期運行を終了した。しかし車両の全般検査の期間が残っていたため、同年4月2日からは臨時列車として、「カシオペア」と同様のダイヤを用いて2日に1便でカシオペアと交代する形で運行していた。個室寝台を倍加しロビーカーも1両分に組み替えられた。2015年8月22日札幌発、翌23日上野着の列車をもって臨時運行も終了して27年半の歴史に幕を閉じた。また国鉄時代より57年に亘って運行された「ブルートレイン」もその営業運転に幕を閉じることとなった。

 「北斗星」の写真


2010/03/12 東北本線・浦和→赤羽 (2レ、9:22) 2012/05/17 東北本線・赤羽→尾久(2レ、10:48、遅延)
2014/07/12 千歳線・東広島→島松 (2レ、17:33) 2015/01/25 函館本線・白石→苗穂 (1レ、11:12)




トップへ
戻る




inserted by FC2 system