18きっぷ・関西JRローカル線乗車の旅
津山まなびの鉄道館、余部橋梁、福知山城 見学
2023.3.16~18

その1/3
津山まなびの鉄道館見学、瀬戸大橋線・因美線乗車
2023.3.16


 ルート  3/16 (木)
  唐木田~新百合ヶ丘~羽田空港~高松空港~高松~岡山~津山~智頭~鳥取
 宿 泊  鳥取ワシントンホテルプラザ (鳥取市 / 3/16)


3/16(木) 晴のち曇のち雨

 昨年二月にJR西日本が公表した「輸送密度2000未満」30線区リストに載っている、近畿地方(一部はみ出る)の路線に乗車する計画を立てた。18きっぷ利用が前提で、片道は JAL のマイルを使って飛行機を利用して、二泊三日の行程だ。関西本線(亀山-加茂)、因美線(東津山-智頭)の2線をターゲットに、あれこれと考えた。最初は、往路を鉄道で行き復路に飛行機を利用する計画だったが、最終的に往路で飛行機を使うことにした。
 初日は朝の JAL便で高松に入り、瀬戸大橋線で岡山に向かい駆け足で岡山城を見学する。そして、津山線と因美線を乗り継いで鳥取に宿泊する。二日目は山陰本線で餘部まで行き餘部鉄橋を見学する。その先も山陰本線に乗車して福知山まで行き福知山城を見学する。福知山線、加古川線、JR神戸線を乗り継いで大阪市内に宿泊する。三日目は関西本線を乗り継いで名古屋に向かい、名古屋からは東海道本線を乗り継いで東京に帰る計画だ。

青春18きっぷ

 東京は午前中は晴れ間が広がり今日一日は雨が降らないが、西から天気は崩れてきて中国地方は夕方から雨が降る予報となっている。明日、明後日も部分的に雨が降る予報となっているが、天気のことはどうしようもない。

 小田急/多摩線 各停 唐木田 5:17 → 新百合ヶ丘 5:32

 多摩線/小田原線 各停 唐木田発、新宿行き

 小田急3000形電車
 3656F(8両/喜多見検車区)


 平日とはいえ早朝なので、各停・新宿行きの車内はぱらぱらしか乗客がいない。しかし、途中駅から乗車する人はそれなりにいる。

 新百合ヶ丘駅の羽田空港行きバス停に到着したのは、発車予定時刻の10分前で、既に15人くらいの列ができていた。その後も乗客は増え続け、発車時点では正座席のほとんどが埋まってしまった。空港利用者についてはコロナ前と同じくらいの乗客に戻ったのだろうか。

 小田急バス(空港連絡バス) 新百合ヶ丘駅 5:45 → 羽田空港第1T 6:50

 小田急バス(空港連絡バス)
 新百合ヶ丘駅発、羽田空港第3T行き

 小田急バス F1020 川崎 230 い 1020
 三菱ふそう エアロエース BKG-MS96JP 2010年式


 前回羽田空港から乗車した時は東名川崎インター経由だったが、今回はその前のように第三京浜都筑インター経由に戻っていた。大黒ジャンクションから首都高湾岸線に入ると流れが悪くなり少し心配になったが、ぴったり定刻に羽田空港に到着した。

 羽田空港ターミナルは混雑していて、特にセキュリティーチェックは長い行列ができていた。自動チェックイン機と自動手荷物預け機の設置によりスムーズにチェックインができるようになったので、セキュリティーチェックに人が集中するようになってしまった。また、規定サイズぎりぎりのキャリーケースを機内に持ち込むい人が多くなったように感じる。私のザックは機内持ち込み可能サイズだが、大きな荷物を持って機内に乗り込むのは面倒なので預けてある。

 JAL 475便 羽田空港 7:55 → 高松空港 9:12 (定刻 9:15)

 JAL 475便 羽田空港発、高松空港行き

 JAL Boeing 737-846 JA342J


 結局セキュリティチェック通過に25分くらい掛かってしまい、出発便まで時間の無い人を別の入口に誘導していた。JAL475便は小型機(B737)なので、搭乗口(待合室)付近はそんなに混雑していなかった。搭乗開始は出発15分前の 7:40 から始まり、後部後方座席の私は BOARDING GROUP 3 で機内に乗り込んだ。

 小型機なので搭乗は順調に済んで、定刻の7:55に動き始め、待機することなく R/W05 から離陸した。到着便が多い時間帯なので、R/W34R に着陸する機体もあった。
 クラスJは満席の表示があったが、普通席には多少空席があり隣の席も空いていた。二日前に窓側の席を確保できたが、フライトの一番の楽しみは車窓からの眺めだ。今回は(晴れていれば)富士山を見下ろす絶好のチャンスだったので、左側の席を選んだ。そして、素晴らしい青空の下、真っ白に雪を頂いた富士山を見ることができた。非常にきれいだった。
 富士山が見えなくなると間もなく南アルプスの上空を通過する。赤石岳の上空付近を通過するようなので、左手からは南部の山々を見ることができる。一番手前の真っ白な山頂は聖岳あたりではないかと思うが自信が無い。しかし、素晴らしい眺めだ。

富士山 上空 南アルプス 上空

 その先も晴れ空が続き、名古屋市街、琵琶湖、京都市街を見ることができた。大阪ではだいぶ北の方を進み、遠くに伊丹空港が見える。そのまましばらく西に進み、進路を南に変える。そして、姫路付近で瀬戸内海に出る。だいぶ霞んでいるが、大きな淡路島も見える。 
 海の上のフライトは思っていたより長く、四国上空に入ると間もなく高松空港で、R/W26に着陸した。フライトは順調で、ほぼ定刻の到着となった。

姫路 上空 高松空港ターミナル

 最後の方に飛行機を降りて手荷物受取所に向かうと、既に荷物は流れていた。預けてある手荷物の数は少ないらしく、待っている人も多くはなく、すぐに手荷物を受け取ることができた。

 ことでんバス(空港連絡バス) 高松空港 9:27 (定刻 9:30) → 高松駅 10:08 (定刻 10:15)
 
 ことでんバス(空港連絡バス)
 高松空港発、フェリー乗り場行き

 ことでんバス 香川 200 か 179
 三菱ふそう エアロバス KL-MS86MP 2003年式


 高松駅行きのバスの混雑が心配だったが、車内はがらがらで、最終的には13人だった。乗務員(係員?)が到着ロビーを確認して、定刻の3分前に発車した。高松空港のリムジンバスは到着便に接続しているので、到着便の到着時間に合わせて運行されている。遅れて発車することはよくあるが、定刻前に発車したのは初めてだ。

 途中のバス停で降車する乗客もぱらぱらいて、瓦町、高松築港を経由して高松駅に到着した。市の中心部に入ると車の流れは悪くなったが、定刻より 7分早く到着した。ことでんバスのホームページの時刻表によるとバスはフェリー乗り場行きとなっていたが、バスの行き先表示は高松駅となってる。
 高松を訪れるのは三度目で、高松駅も何度か利用している。高松駅では指定席券売機で18きっぷを購入して、岡山行き「快速マリンライナー」に乗車する。

 高松駅 / JR四国・予讃線/高徳線(香川県高松市)

 「マリンライナー」は岡山と高松を瀬戸大橋線経由で結ぶ快速電車で、JR西日本と JR四国が共同で運行している。瀬戸大橋線は、瀬戸大橋を通り、岡山駅と高松駅とを結ぶ路線の愛称で、正式の路線名は、JR西日本/宇野線(岡山-茶屋町)、JR西日本/本四備讃線(茶屋町-児島)、JR四国/本四備讃線(児島-宇多津)、JR四国/予讃線(宇多津-坂出-高松)となっている。
 このうち予讃線の区間は別の機会に乗車したことがあるが、宇野線、本四備讃線の区間は初乗車となる。関門トンネルや青函トンネルとは違い本州と橋梁で結ばれている路線なので、他では見ることができない車窓が期待できる。
 「マリンライナー」には高松方に二階建て車両が連結されていて、二階がグリーン指定席、一階が普通指定席となっている。車端にパノラマシート(グリーン指定席)があるが、岡山行きだと後ろ向きになってしまう。車窓を考えると二階席のグリーン指定席が良いが、18きっぷでは乗車することができない。一般的な平屋の自由席も転換クロスシートなので、車窓を楽しめてそれなりに快適な座席だ。あれこれ考えたが、車窓を楽しむのには不利だが、一階の普通指定席を選んだ。確実に座りたいのと、この移動の間に食事をとろうと考えたからだ。指定席券は JR西日本ネット予約「e5489」で予約して、高松駅の指定席券売機で受け取った。

 快速「マリンライナー」24号 3124M 高松 10:40 → 岡山 11:33

 快速「マリンライナー」24号 3124M 高松発、岡山行き

  JR西日本223系電車5000番台
   /P-2編成(2両/下関総合車両所岡山電車支所)
  + JR四国5000系電車/M-1編成(3両/高松運転所)


 普通指定席は首都圏の二階建てグリーン車の一階席のような感じで、若干シートピッチは狭いようで、テーブルも設置されていない。しかし、荷物置き場が設けられていて十分に快適だ。

 一階席の乗客は10人で、二階席はもう少し多いようだ。自由席の方は、到着の時点ではがらがらだったが、発車までに多くの乗客が乗車していった。この車両はモーターがないので非常に静かで、一階席なので揺れも少なく快適だ。
 首都圏のグリーン車で経験しているのであまり新鮮さはないが、一階席からの車窓はアイポイントが低いのでそれなりに面白い。しかし、高架区間に入ると防音壁で何も見えないので、承知していたこととはいえストレスがたまる。グリーン席にしておけば良かったかなと少し後悔したが、わざわざ別途乗車券を購入してまで乗車する必要はないだろう。
 予讃線の坂出を発車すると本四備讃線の終点となる宇多津には停車せず、短絡線を通って本四備讃線に入る。この短絡線は宇多津駅構内扱いとなっているので宇多津駅は通過扱いとなっている。
 海上部分になると防音壁はなくなり、目の前に瀬戸内海が広がる。鉄骨が邪魔だが、素晴らしい眺めだ。この区間については二階席との眺めの差は少ないだろう。神戸淡路鳴門自動車道で高速バスに乗ったときのことを考えると、展望については鉄道の上を走るバスにはかなわないだろう。

   
 車窓 / 瀬戸大橋より(本島) 車窓 / 瀬戸大橋より(下津井城跡、鷲羽山方面) 

 岡山では津山線の「快速ことぶき」に乗り換えて津山へ向かう。乗り換え時間が1時間半あるので、駆け足で岡山城を見学する予定だ。岡山駅は乗り換えなどで何度か利用したことがある。
 西日本を代表する一大ターミナル駅だが、国鉄型車両がまだまだ健在だ。非電化の津山線、吉備線の主力はキハ40系で、山陽本線の主力は115系などで、伯備線の特急も 381系といった国鉄型車両だ。しかし、115系などは 227系に、381系は 273系に置き換えすることが公表されている。

 岡山駅 / JR西日本・山陽本線/宇野線/津山線/吉備線/山陽新幹線(岡山県岡山市)

 岡山城に近い県庁前バス停を経由するバスの時間まで6分しかないので急いだが、バス乗り場まで行くのに手間取ってしまい間に合わなかった。運行本数の多い区間なのでその後もバスはあるようだが、運行系統が違うので乗り場が違うようだ。バス乗り場を探すとかえって時間が掛かってしまいそうなので、代案として考えておいた路面電車で岡山城に向かうことにした。

 岡山電気軌道/清輝橋線 岡山駅前 11:45 → 柳川 11:47
   
 岡山電気軌道/清輝橋線 岡山駅前発、清輝橋行き

 岡山電気軌道9200形電車
 9201F(2両)


 焦っていたためか、ここで間違いを犯してしまった。停車している路面電車に乗り込んだが、発車してから何かおかしいことに気がついた。行き先は東山のはずだが清輝橋と案内された。ここで初めて乗り間違えたことに気がついた。岡電は二系統運行されているのだ。落ち着いて路線図を確認すると、二つ目の柳川までは同じルートなので、そこで後から来るだろう東山行きに乗り換えることにした。

 柳川電停で下車してじっくり考えた。次の東山行きに乗り換えても、岡山城に近い坂下電停は次で、ここからでも見える。たいした距離ではないので歩こうかとも考えたが、ここに来てテンションが下がってしまった。これから急いでも岡山城では30分程度しか滞在時間がなさそうなので、今回はパスして岡山駅に歩いて戻ることにした。
 岡山からは予定より1本早い津山行きに乗車する。快速ではないので所要時間は掛かるが、津山での乗り換え時間は1時間半となる。その時間を利用して、津山まなびの鉄道館を見学することにした。

 JR西日本/津山線 普通 950D 岡山 12:18 → 津山 13:44

 津山線 普通 950D 岡山発、津山行き

 国鉄キハ47形気動車0,1000番台
 83+1094(JR西日本/後藤総合車両所岡山気動車支所)


 津山行きの普通列車はキハ47・二両編成で、車内は空いていてボックス席に座ることが出来た。先ほどホームで見かけた発車間際の「快速ことぶき」は座席がほぼ埋まっていたように見えたが、乗客は快速に集中する傾向があるのだろうか。

 津山線には7年前に津山から岡山まで乗車したことがある。7年前に訪れたときにはレンタカーを使って沿線でキハ40 を撮影した。その場所を見ておこうと思っていたが、いつの間にか眠り込んでしまった。ぐっすり眠ってしまったようで、目が覚め時は津山駅にだいぶ近づいていた。

 津山駅 / JR西日本・姫新線/津山線(岡山県津山市)
国鉄C11形蒸気機関車 80号機

 1935.03.30製造;日立製作所笠戸工場
 1975.01.24廃車;最終配置、会津若松機関区

 保存;1975~2017
    岡山県津山市「津山市立南小学校」
 移設;2017~
    岡山県津山市「津山駅北口広場」

 一年ぶりの津山駅で改札を出て、津山まなびの鉄道館まで歩く。ゆっくり歩いて10分くらいの距離だ。津山まなびの鉄道館には7年前の開館して間もない時期に訪れたことがある。その時訪れたときと展示内容は変わっていないようなので今回は行く予定はなかったが、岡山城見学をやめて時間ができたため訪問することにした。
 前回はなかったと思うが、入口手前に広い駐車場ができていた。平日なので見学者は数組しかいなかったが、前回もたいして変わらなかったと思う。展示物は何も変わっていないようだが、転車台と扇形機関庫は何度見ても感激する。実際に稼働していて規模も大きい京都の梅小路機関庫にはかなわないが、こうしてさまざまな形式の車両を扇形機関庫内で保存展示しているのはここだけだ。

 津山まなびの鉄道館

 因美線は鳥取県鳥取市の鳥取駅から岡山県津山市の東津山駅を結ぶ 70.8㎞の地方交通線だ。正式には東津山駅が終点だが、すべての列車が津山駅まで乗り入れている。起点の鳥取駅で山陰本線に、終点の東津山駅で姫新線に接続している。かつては全線が津山線とともに岡山と鳥取を結ぶ陰陽連絡路線の役割を果たしていた。しかし智頭急行の開業後、鳥取と岡山を結ぶ列車が智頭急行智頭線を経由するようになり、陰陽連絡の役割は智頭線経由の列車が走る智頭駅以北のみとなり、智頭駅以南はローカル輸送が中心になった。その、智頭-東津山間は JR西日本が公表した「輸送密度2,000人以下」路線30線区に含まれていて、2019年の輸送密度は 179人となっている。
 因美線には41年前に乗車したメモがある。その時は鳥取発、因美線、津山線経由の岡山行き普通気動車に全区間乗車したとなっている。しかし、大昔のことなので因美線の智頭-東津山間は初乗車と考える。鳥取-智頭間は、6年前に「スーパーはくと」に乗車して通過した。

 JR西日本/姫新線/因美線 普通 680D 津山 15:14 → 智頭 16:23

 姫新線/因美線 普通 680D 津山発、智頭行き

 JR西日本キハ120形気動車300番台
 343(後藤総合車両所岡山気動車支所)


 津山駅に戻り、早めにホームに向かう。列車はまだ入線していなかったが、ぱらぱら乗客が集まってきた。智頭行き 680D は 15:05 に回送で入線した。車両はキハ120形300番台・一両で、ボックスシートを確保した。出発までに7割くらいの座席が埋まり、うち何人かは同業者のようだ。

 次の東津山駅でも多くの乗車があり、座席はほぼ埋まり立っている人も現れた。乗客の半分くらいは高校生だ。それなりの需要があるようだが、前の列車から4時間近く空いている。キハ120形・一両で対応できるなら、バス転換も現実的だと感じる。
 東津山駅を発車すると姫新線を右手に分け初乗車となる因美線にはいる。東津山駅から二つ目の美作滝尾駅は 1928年の開業当時から残る駅舎があり 2008年11月に登録有形文化財に登録された、と津山まなびの鉄道館に案内されていた。映画「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の冒頭シーンの撮影に用いられたそうだ。その駅舎を是非見てみたかったが、停車時間が無いので車内から眺めることしかできなかった。
 その二つ先の美作加茂駅でほとんどの高校生達が降り、乗客は13人となった。また二つ先の美作河井駅にも 1931年の開業当初からの駅舎が今も現役で使用されて、かつての手動転車台が残されているとのこと。これも鉄道館に案内があったが、転車台は反対側だったので確認できなかった。
 終点智頭駅には定刻に到着、下車したのは9人だった。この区間の沿線の眺めは特別なものはないが、なぜかほっとする山間の風景だった。

 JR西日本/因美線 普通 638D 智頭 16:45 (定刻 16:27) → 鳥取 17:45 (定刻 17:29)

 因美線 普通 638D 智頭発、鳥取行き

 智頭急行HOT3500形気動車
 2+8(大原車両基地)


 智頭駅では5分の乗り換え時間で、鳥取行き普通列車に乗車する。同一ホームでの乗り換えだったので、慌てる必要は無かった。車両は智頭急行の HOT3500形・二両編成だった。既に乗車している人もいたが、各ボックス席1人くらいの乗車率だった。鳥取県に入った頃から降り出した雨は少し強くなってきたようだ。

 定刻になっても発車しないのでどうしたのかと思っていると、遅れている「スーパーはくと」の待ち合わせをすると案内があった。JR神戸線内でのトラブルのためダイヤが乱れていて、その影響で遅れているようだ。「スーパーはくと7号」の智頭駅到着は定刻 15:22 なので、1時間以上遅れていることになる。
 大幅に遅れている「スーパーはくと7号」を先に行かせ、鳥取行きは18分遅れの 16:45 に発車した。まだ日没には少し時間があるが、山間で雨が降っているので辺りは暗くなってきた。そのため景色を楽しむことができないので、少し寝てしまった。鳥取駅には16分遅れの 17:45 に到着した。

 鳥取駅 / JR西日本・山陰本線/因美線(鳥取県鳥取市)

 鳥取では鳥取駅からすぐ近くのホテルに宿泊した。3週間前に予約したときには駅周辺のホテルはいずれも空室があったが、旅行直前に空室をチェックすると全て埋まってしまっていた。

 全国旅行支援を利用したが、鳥取の地域クーポンは使いにくい。なぜかというと、コンビニやスーパーで利用できないからだ。また、電子クーポンが基本で、スマホを持っていない人は利用できる店が限られてしまう。
 地元の飲食店や土産物店にお金を落としてもらいたいというのはわかるが、私のように到着が遅く、翌朝の出発が早いと使う場所を探すのに苦労してしまう。1人だとローカルな居酒屋や飲食店は敷居が高い。
 今回は、使えるファストフード店を探して利用し、残りは駅構内の土産物店を利用した。そのため、いろいろな意味で苦労してしまった。
リンガーハット

 旅行初日の初乗車となったのは、瀬戸大橋線(宇多津-岡山)、因美線(東津山-智頭)だった。岡山駅で予定していたバスに乗り遅れたので岡山城を見学することができなかったが、その代わり津山まなびの鉄道館を再訪できたので、これはこれでよかったと思う。また、最後に乗車した因美線の普通列車が大幅に遅延したが、その後がなかったので影響はなかった。最後は雨に降られたが、ほぼ予定通りに旅行初日を過ごすことができた。



移動の記録

(3/16)
唐木田駅 5:17 → 新百合ヶ丘駅 5:32       小田急多摩線 各停
新百合ヶ丘駅 5:45 → 羽田空港第1T 6:50    小田急バス 空港連絡バス
羽田空港 7:55 → 高松空港 9:12         JAL 475便
              (定刻9:15)
高松空港 9:27 → 高松駅 10:08         ことでんバス 空港連絡バス
高松駅 10:40 → 岡山駅 11:33         快速「マリンライナー」24号 3124M
岡山駅 11:45 → 柳川 11:47          岡電 S清輝橋線
岡山駅 12:18 → 津山駅 13:44         津山線 普通 950D

津山まなびの鉄道館 見学 13:55~14:25

津山駅 15:14 → 智頭駅 16:23         因美線 普通 680D
智頭駅 16:45 → 鳥取駅 17:45         因美線 普通 638D
 (定刻16:27)   (定刻17:29)

《鳥取ワシントンホテルプラザ》泊


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Sony Cyber-shot DSC-RX100M5A



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