青春18きっぷ・成田線、鹿島線 & 総武本線 乗車

2023.12.14


 ルート   唐木田~新宿~錦糸町~成田~佐原~鹿島神宮~荒野台~鹿島神宮~香取~銚子~千葉~三鷹
 ~立川/立川北~多摩センター~唐木田


12/14(木) 晴時々曇

 18きっぷを使って、未乗車区間が多く残っている千葉県の JR線の乗車に出かけた。未乗車となっている路線(区間)は、総武本線(千葉-銚子)、成田線(佐倉-松岸、我孫子支線、空港支線)、東金線、鹿島線だが、一日では全て乗りつぶすのは難しい。いろいろ考えて、今回は鹿島線をメインにおき、総武本線と成田線の支線以外に乗車する計画を立てた。
 新宿から中央・総武緩行線に乗車して、錦糸町で成田空港行き快速に乗り換える。成田からは、成田線・鹿島線を乗り継いで鹿島臨海鉄道の荒野台まで行く。折り返して鹿島線を香取まで戻り、成田線経由で銚子まで乗車。その後、総武本線経由で東京まで戻る行程だ。

 小田急/多摩線/小田原線 急行 唐木田 5:59 → 新宿 6:39

 小田急/多摩線/小田原線 急行 唐木田発、新宿行き

 小田急1000形電車
 1092F(10両/喜多見検車区)


 唐木田から小田急の急行に新宿まで乗車する。多摩線からの急行としては初発となるが、半分くらいの乗客を乗せて出発した。
 永山で座席は全て埋まり、新百合ヶ丘で車内はいっぱいになった。まだ早い時間のせいか、車内はピーク時のような混雑では無い。

 千葉方面に向かうときは東京で総武快速線に乗り換えるが、今回は乗り換え時間の関係で中央・総武各駅停車に乗車して、錦糸町で総武快速線に乗り換える。快速同士で乗り継げる東京経由の方が乗車時間は少し短いが、高架ホームと地下ホームとの乗り換え時間が掛かってしまう。

 JR東日本/中央・総武緩行線 普通 610B 新宿 6:48 → 錦糸町 7:12

 中央・総武緩行線 普通 610B 三鷹発、西船橋行き

 JR東日本E231系電車500番台
 A-527編成(10両/三鷹車両センター)


 車両は三鷹車両センター所属の E231系500番台で、山手線から転用されたものだ。現在は中央・総武各駅停車の主力となっていて、新造で投入された E231系0番台は6編成しか残っていないようだ。通勤ラッシュには少し早いので車内はそんなに混雑していないが、並ばなかったので着席は出来なかった。

 乗りつぶしの記録を付けてから中央・総武各駅停車に乗車するのは初めてとなる。路線上は御茶ノ水までが中央本線でその先が総武本線だが、自分としての乗りつぶしにおいては首都圏では運転系統別に分けて乗車している。
 快速線には何度も乗車しているが、各駅停車は本当に久しぶりなので車窓は新鮮だ。飯田橋で多くの乗客が降車して座ることが出来た。その先、秋葉原で多くの乗客が乗車して車内は再び混雑してきた。
 錦糸町で快速線に乗り換えるが、ホームが隣で千葉寄りに乗り換え専用の通路があるのでスムーズだ。成田空港行き 737F は E217系基本編成だけの 11両だが、東京始発なので普通席の車内は空いていたようだ。しかし、この先の乗車時間が長いので、贅沢をしてグリーン席を利用した。いつものように、利用したのは JREポイント特典グリーン券だ。

 JR東日本/総武本線/成田線 快速 737F/3737F 錦糸町 7:17 → 成田 8:31

 総武本線/成田線
 快速 737F/3737F 東京発、成田空港行き

 JR東日本E217系電車
  Y-14編成(11両/鎌倉車両センター)


 下り列車なのでグリーン車内はがらがらで、乗車した二階席の乗客は四人だけだった。通勤ラッシュに時間帯なので、すれ違う東京方面の電車は混雑していて、どの電車もグリーン車はほぼ満席のようだった。

 乗りつぶしの記録上は千葉から先が初乗車となる。しかし、成田までは 183系初詣臨時列車の撮影に何度も訪れている。最後に総武本線・成田線沿線を撮影に訪れたのは 10年前になるが、その時は乗車の記録を付けていなかった。
 横須賀線・総武本線直通の快速電車はすべて佐倉から成田線に入る。成田空港アクセス列車として成田空港まで乗り入れていて、成田で銚子行き普通電車に連絡している。成田線は成田まで複線で、総武本線は佐倉から単線になるので、分岐する成田方面が複線直進で、総武本線の方が単線で右手に分岐するようになっている。成田で(成田線)銚子行き普通電車に接続しているが、隣のホームで乗り換え時間は 10分ある。

 JR東日本/成田線 普通 2433M 成田 8:41 → 佐原 9:11

 成田線 普通 2433M 成田発、銚子行き

 JR東日本209系電車2100番台
 C-424編成(4両/幕張車両センター)


 銚子行き 2433M は 幕張車両センター所属の 209系2100番台四両編成だ。京浜東北線からの改造転用車両で、千葉エリアのローカル輸送の主力となっている。先頭車両だけがセミクロスシートで、中間車両は全てロングシートとなっている。車内は空いていたが、佐原までの短い乗車時間なのでロングシートに座った。最終的に、座席は半分くらいが埋まった。

 成田から先の風景はこれまでとあまり変わらず田園地帯の中を走る。成田線は成田からは単線となり、沿線の建物も少なくなってくる。鉄道以外でも、成田から先、鹿島・銚子方面に向かうのは初めてだ。
 30分乗車して佐原で鹿島線直通鹿島神宮行きに乗り換える。鹿島線の起点は次の香取だが、全ての電車が佐原まで乗り入れている。佐原駅の0番線は鹿島線直通の専用ホームで、1番線の香取側を切り欠いた行き止まりホームとなっている。また、佐原駅は香取市の駅だが、同市の中心駅は佐原駅で、隣の香取駅ではない。

 JR東日本/成田線/鹿島線 普通 529M 佐原 9:16 → 鹿島神宮 9:37
 
 成田線/鹿島線 普通 529M 佐原発、鹿島神宮行き

 JR東日本E131系電車0番台
 R-10編成(2両/幕張車両センター)


 鹿島線・鹿島神宮行きは E131系二両編成だ。2021年3月13日のダイヤ改正までは、209系四両編成が使用されていた。ワンマン運転だが、都市型ワンマン運転で車内で料金の収受は行われないため全てのドアから乗降することが出来る。車内はセミクロスシートでボックス席は一両につき二つしか無いが、車内はがらがらだったのでボックス席に座った。佐原からの乗客は2+5人の計7人だった。

 鹿島線は香取-鹿島サッカースタジアム間を結ぶ JR東日本の地方交通線だが、実質的な旅客上の運用範囲は佐原-鹿島神宮となっている。鹿島サッカースタジアムは臨時駅でサッカー開催時以外は停車しないので、鹿島神宮から先の旅客輸送は鹿島臨海鉄道の車両が担っている。

 鹿島線は 1970年に開業した比較的新しい路線だ。国家的な開発プロジェクトだった鹿島臨海工業地帯の開発・発展に寄与するため、現在の鹿島臨海鉄道の営業路線(大洗鹿島線・鹿島臨港線)と共々に計画・建設され、香取-北鹿島(現在の鹿島サッカースタジアム)間が国鉄の「鹿島線」として開業した。
 しかし、JR東日本が 2022年7月に公表した 2019年度に輸送密度2,000人未満だった 35路線66区間のなかに、鹿島線全区間が含まれている。今年11月に公表された 2022年度の平均通過人員は 1,085人となっている。
停車 / 香取駅(9:20~21)

 鹿島線の起点の香取を発車すると、成田線を右手に分けて線路は高架になる。左に大きくカーブすると、すぐにトラス橋の利根川橋梁で利根川を渡る。利根川に架かる利根川橋梁という名称の橋は何本もあるが、鉄道橋ではもっとも河口寄りにある。

車窓 / 利根川橋梁

 その先十二橋を過ぎると、次は常陸利根川を渡り茨城県潮来市に入る。潮来市は、霞ヶ浦や北浦、常陸利根川などに面した水郷で有名な都市だ。潮来駅は鹿島線の中間駅の中では一番大きく、ホーム長は 230mあり 11両編成までに対応する。また、貨物列車行き違いのため、線路有効長は 460mとなっている。

停車 / 常陸利根川 停車 / 潮来駅(9:27~28)

 成田線と分岐してから鹿島神宮まではほとんどが高架線で、鹿島線内には踏切はひとつもない。駅も当然高架駅だ。高規格路線として建設されたとのことだが、揺れが大きくお世辞にも乗り心地がいいとは言えない。高架からの景色は新鮮だが、いかにもローカル線といった乗り心地だ。
 鹿島神宮の手前にある北浦を渡る北浦橋梁は 1,236m の長さがあり、東海道新幹線の富士川橋梁に次ぐ長さだそうだ。鹿島線は水郷地帯を貫通していて、しかも高架線なので車窓に特徴があり退屈しない。

車窓 / 北浦

 鹿島神宮で鹿島臨海鉄道直通・水戸行きに乗り換える。乗り換え時間は5分だが、同一ホーム乗り換えなので問題は無い。

 JR東日本/鹿島線/鹿島臨海鉄道/大洗鹿島線 普通 134D 鹿島神宮 9:42 → 荒野台 9:50

 鹿島線/大洗鹿島線 普通 134D 鹿島神宮発、水戸行き

 鹿島臨海鉄道8000形気動車
 8006


 水戸行き 134D は鹿島臨海鉄道8000形気動車で、一両での運行だった。ロングシートの車内の乗客は6人だった。始発の鹿島神宮では全てのドアから乗車出来るようになっていたが、発車後はワンマン運転で前扉からの乗降になっている。

 次の鹿島サッカースタジアムまでは JR鹿島線だが、この駅は臨時駅で通常は旅客扱いをしていない。実質的に、鹿島神宮が JR と鹿島臨海鉄道の接続駅となっている。そのため、鹿島臨海鉄道の車両がこの区間に乗り入れる形になっている。
 鹿島サッカースタジアム駅は、鹿島臨海鉄道臨港線から国鉄へ乗り入れる旧国鉄鹿島線の貨物駅「北鹿島駅」として 1970年に開業したのが始まりだ。その後、鹿島町(現鹿嶋市)が予算を拠出して、茨城県立カシマサッカースタジアムへのアクセスのため旅客ホームを新設して、1994年3月12日から乗降駅として試合開催日に限定して旅客ホームに臨時列車を停車させて供用を開始した。その時、「鹿島サッカースタジアム駅」と改称した。

通過 / 鹿島サッカースタジアム駅(臨)

 今回の目的は鹿島線の乗車だったので、鹿島臨海鉄道に入って最初の駅の荒野台で下車する。18きっぷは鹿島サッカースタジアムまで有効なので、鹿島サッカースタジアム-荒野台間の 180円を支払って列車を降りる。駅周辺には新しい住宅が建っているが、見える範囲には商店のようなものは見当たらない。

 荒野台駅 / 鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線 (茨城県/鹿嶋市)

 鹿島神宮まで戻る列車は 14分待ちだが、既に3人の乗客が列車を待っていた。待ち時間があまりなかったので、駅前広場(駐車場)を歩いてみただけでその先までは足を伸ばしていない。列車到着までに乗客は2人増え、鹿島神宮行き 125D に乗車したのは6人だった。

 鹿島臨海鉄道/大洗鹿島線/JR東日本/鹿島線 普通 125D 荒野台 10:04 → 鹿島神宮 10:12

 大洗鹿島線/鹿島線 普通 125D 水戸発、鹿島神宮行き

 鹿島臨海鉄道8000形気動車
 8003


 鹿島神宮まで乗車していたのは 18人だった。終点の鹿島神宮は JR東日本の駅員配置の駅だが、鹿島臨海鉄道からの運賃精算は車内で行われる。乗車券を持っていない整理券乗車の乗客は、運転手に運賃を支払い、支払いの証明書のようなものを受け取る。この証明書(券)が改札を出るとき必要になる。私は 18きっぷを利用しているので、荒野台-鹿島サッカースタジアム間の運賃 180円を運転手に支払い、18きっぷで JRの改札を出た。

 鹿嶋市と東京間のアクセスとしては 1975年から特急「あやめ」が運行されていた。しかし東関東自動車道が潮来ICまで開通し、1989年から高速バス「かしま号」が運行開始したことにより、沿線から東京の輸送では高速バスが圧倒的な優位となっていった。JR線の東京と鹿島神宮間の普通運賃と同等で、本数も非常に多く、渋滞が無ければ所要時間でもほぼ互角のためだ。「あやめ」は1982年には最大5往復運行されていたが、乗客減により 1993年には3往復、1994年からは1往復のみの運行となった。そして、2015年で「あやめ」は定期運行を終了した。現在、東京駅-鹿島神宮駅間の高速バスは、1日 63往復運行されている。

 鹿島神宮駅 / JR東日本・鹿島線 (茨城県/鹿嶋市)

 鹿島神宮から香取まで鹿島線を戻るのだが、次の上り電車まで 1時間11分待ち時間がある。この時間を利用して、鹿島神宮を訪れることにした。大鳥居まで 10分強で行けるようなので、ゆっくりはできないが見学の時間は十分ある。駅の改札に「鹿島神宮」の案内マップが置いてあったので、それを頼りに見学に向かった。
 大鳥居へは 10分ほどで到着した。奥宮までは訪れたが、時間が無いので御手洗池までは行けなかった。駆け足での参拝とまでは行かなかったので、神社の厳かな雰囲気を感じることができた。常陸国一宮で、近年はパワースポットということで人気があるようだ。平日なのに、それなりの観光客(参拝者)で賑わっていた。

 鹿島神宮
大鳥居 楼門
拝殿 奥宮

 参拝を済ませ、来た道を駅まで戻った。駅までの道は参道として整備されていて、歩道も広く案内板もあるので分かりやすい。また、帰りは下りとなるので歩くのが楽だ。少し早めに鹿島神宮駅に到着したが、そのまま改札を抜けホームに向かった。

 JR東日本/鹿島線 普通 534M 鹿島神宮 11:23 → 香取 11:40

 鹿島線 普通 534M 鹿島神宮発、佐原行き

 JR東日本E131系電車0番台
 R-10編成(2両/幕張車両センター)

 鹿島線・佐原行き 534M は E131系二両編成で、先ほどと同じ R-10編成だった。鹿島線の佐原-鹿島神宮間の運用は、基本的に E131系一編成が往復しているようだ。車内はがらがらだったので、数少ないボックスシートに座った。

 鹿島線を起点の香取まで戻り、成田線に乗り換えて銚子に向かう。香取での乗り換え時間が 37分もあるので、終点の佐原まで戻り成田線に乗り換えようとも考えたが、香取駅に降りる機会は今後もありそうもないのでここで降車した。
 香取では数人の乗客が電車を降りて、駅構内にも何人かの乗客が電車を待っていた。駅に残った乗客のほとんどは次の成田行きに乗車して、その他の人達は迎えの車に乗っていなくなった。

 香取駅 / JR東日本・成田線/鹿島線 (千葉県/香取市)

 近くには何もないようなので時間をもてあました。佐原まで行けば良かったと後悔したが、伊能忠敬記念館や町並みを散策する時間は無かった。

 JR東日本/成田線/総武本線 普通 2445M 香取 12:17 → 銚子 12:58

 成田線/総武本線 普通 2445M 成田発、銚子行き

 JR東日本209系電車2100番台
 C-615編成(6両/幕張車両センター)


 銚子行き 2455M は 209系六両編成で、車内はがらがらだった。先ほど成田から乗車した 209系もそうだったが、正面(背面)に張られているラインカラーのシールがかなり色あせている。千葉支社ではそんなことはまるで気にしないのか、車両自体の更新が近づいているのだろうか。乗客サービスにはあまり関係ない部分だが、目立つので格好が悪いと思う。

 松岸までが成田線だが、全ての電車は銚子まで乗り入れる。松岸からは総武本線に合流して、銚子まで向かう。総武本線の佐倉、千葉方面にはこの駅で連絡しているが、銚子まで未乗車なので終点まで乗車する。

停車 / 松岸駅(12:53)

 松岸から一駅で終点の銚子に到着した。3番線に到着したが、2番線から総武本線経由の千葉行きが発車するところだった。車内は高校生でいっぱいなので、今日は学校が午前中だけのようだ。自分が乗車するのは1時間後の電車だが、混雑するのか心配になってきた。
 また、このホームの東端が、濡れせんべいで有名な銚子電鉄の乗り場になっていた。銚子電鉄の小さな駅舎らしきものはあるが、券売機などは無いようだ。JR線と乗り換えのために、駅舎の手前に簡易SUICAリーダーが設置されていた。

 銚子駅 / JR東日本・総武本線、銚子電鉄・銚子電気鉄道線 (千葉県/銚子市)

 銚子での乗り換え時間が 51分あるので、昼食を食べようと考えていた。事前に調べておいた駅近くの「桔梗屋」というそば屋に向かった。お昼時で混雑しているか心配だったが、店内(一階)には先客は2人しかいなかった。二階には団体客がいたようで、間もなく店を出て行った。
 そば屋だが、好物のカツ丼を食べようと考えていた。しかし、かつ丼セットはあったが単品はメニューになかった。店の人に単品を注文できるか確認しようと思ったが、メニューのかつ煮定食が美味しそうだったのでそれを注文した。味付けは濃いめだったが、カツも美味しく大満足だった。店の人の応対も良く、昔ながらのそば屋で良い感じの店だった。

桔梗屋 / カツ煮定食

 電車の混雑が心配だったので、早めに駅に戻った。銚子は思ったより大きな町で、駅前もそれなりに賑わっていた。道路が広いのには感心したが、走っている自動車は少なかった。

 JR東日本/総武本線 普通 360M 銚子 13:49 → 千葉 15:31

 総武本線 普通 360M 銚子発、千葉行き

 JR東日本209系電車2100番台
 C-409編成(4両/幕張車両センター)


 総武本線経由の千葉行き 360M は 209系四両編成だった。心配していた高校生の姿は少なく、車内は空いていた。あまり混雑しそうにないので、最後尾車両のボックスシートに座った。

 松岸までは先ほど乗車した線路を戻り、松岸から先は成田線を右手に分けて総武本線を進む。総武本線は、佐倉までは単線だ。そのため、列車交換のために数分間の停車が何回もある。それなりに運転本数があり特急も走っているので、その停車は所要時間に影響している。
 途中駅でぱらぱら乗車があり、座席は半分以上埋まってきた。南酒々井を発車してしばらくすると、右手から成田線が合流してくる(実際に合流するのは総武本線の方だが)。合流地点から佐倉までは、成田線複線と総武本線単線の、3本の線路が並んで敷かれている。


停車 / 松岸駅(13:53~54) 停車 / 佐倉駅(15:13~14)

 佐倉でまとまった乗車があり、車内は混雑してきた。座席はほとんど埋まったようだ。最後尾の席に乗車していたが、ホームの後ろの方に並んでいた人達が走って乗車してきた。ホームでの乗車位置のアナウンスに間違いがあり、六両編成と案内していたようだ(実際は四両編成)。その先、千葉に近づくにつれて車内はますます混雑してきた。

 JR東日本/中央・総武緩行線 普通 1551B 千葉 15:47 → 三鷹 17:19

 中央・総武緩行線 普通 1551B 千葉発、三鷹行き

 JR東日本E231系電車500番台
 A-511編成(10両/三鷹車両センター)


 千葉からは、未乗車となっている「中央・総武緩行線」に乗車する(朝方、新宿→錦糸町間は乗車した)。終点の三鷹まで乗車したかったので、中野行き1本を見送った。

 始発の千葉では車内はがらがらだったが、都心に近づくにつれて車内は混雑してきた。途中で日没となってしまったので、外の風景は見えなくなった。
 各駅停車なので、かなり所要時間が掛かる。この電車の千葉→三鷹間の所要時間は 92分で、東京乗り換えの快速電車だと乗車時間は 73分程度だ。東京駅での乗り換え時間が掛かるので、実際にこのルートをとる人はあまりいないだろう。一般的には、錦糸町で快速から各停に乗り換え、御茶ノ水で各停から中央線快速に乗り換える。乗り換えは2回となってしまうが、乗車時間(所要時間)は1番短い(乗車時間は 64分くらい)。

 JR東日本/中央本線 通勤快速 1623H 三鷹 17:24 → 立川 17:37

 中央本線 通勤快速 1623H 東京発、大月行き

 JR東日本E233系電車0番台
 H-54編成(10両/豊田車両センター)


 三鷹で快速線に乗り換えて立川に向かう。快速線ホームには先に青梅行き快速 1665T が入線してきたが、後から入線した大月行き通勤快速 1623H が先に発車する。通勤快速が大混雑していたら次の快速に乗ろうと考えていたが、それほどの混雑では無かったので通勤快速に乗車した。

 立川では多摩センター行き多摩モノレールに乗り換える。立川には JR立川駅を挟んで、立川北駅と立川南駅がある。多摩センターに向かう時は、着席の可能性が大きい立川北駅を利用する。運賃計算上は、この両駅は同一駅として扱われる。

 多摩モノレール/多摩都市モノレール線 立川北 17:50 → 多摩センター 18:15

 多摩都市モノレール線 上北台発、多摩センター行き

 多摩都市モノレール1000系電車
 1102F(4両)


 モノレールにはぎりぎり座ることが出来た。立川南でどっと乗り込んできたので、立川北で乗車して良かった。立川を離れるにつれ乗客は減ってきたが、中央大学・明星大学前でまとまって学生達が乗り込んできた。

 多摩センターで、小田急多摩線に乗り換える。クリスマスが近いので、駅前のイルミネーションがきれいだ。しかし、少し昔の方が派手だった記憶がある。

 小田急/多摩線 各停 小田急多摩センター 18:30 → 唐木田 18:32
 
 小田急/多摩線 各停 新百合ヶ丘発、唐木田行き

 小田急3000形電車
 3275F(6両/海老名検車区)

 唐木田行き普通電車は 3000形六両編成で、先頭車両だけは座席が半分以上埋まっていた。

 18きっぷを使った千葉エリアの JR線の乗りつぶしだが、計画通りに乗車することが出来た。乗車出来たのは、総武本線(千葉-銚子)、成田線(佐倉-松岸)、鹿島線と、中央・総武緩行線だ。成田から先(東)は、鉄道以外でも訪れたのが初めてのエリアだった。1番の目的は鹿島線乗車だったが、水郷地帯を走る路線で車窓の風景が印象的だった。また、空き時間を利用して鹿島神宮を訪れることが出来た。しかし、ほぼ一日中通勤形電車に乗車していたので、腰が痛くて疲れた。



移動の記録

(12/14)
唐木田駅 5:59 → 新宿駅 6:39        小田急多摩線/小田原線 急行
新宿駅 6:48 → 錦糸町駅 7:12        中央・総武線各停 普通 610B
錦糸町駅 7:17 → 成田駅 8:31        総武本線/成田線 快速 737F/3737F
成田駅 8:41 → 佐原駅 9:11         成田線 普通 2433M
佐原駅 9:16 → 鹿島神宮駅 9:37       成田線/鹿島線 普通 529M
鹿島神宮駅 9:42 → 荒野台駅 9:50      鹿島線/鹿島臨海鉄道 普通 134D
荒野台駅 10:04 → 鹿島神宮駅 10:12    鹿島臨海鉄道/鹿島線 普通 125D
鹿島神宮駅 11:23 → 香取駅 11:40     鹿島線 普通 534M
香取駅 12:17 → 銚子駅 12:58       成田線/総武本線 普通 2445M
銚子駅 13:49 → 千葉駅 15:31       総武本線 普通 360M
千葉駅 15:47 → 三鷹駅 17:19       中央・総武各停線 普通 1551B
三鷹駅 17:24 → 立川駅 17:37       中央快速線 通勤快速 1623H
立川北駅 17:50 → 多摩センター駅 18:15    多摩モノレール
小田急多摩センター駅 18:30 → 唐木田駅 18:32 小田急多摩線 各停




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