参宮線・紀勢本線「キハ40」撮影

2016.03.01~02


 ルート  3/1 (火) (晴のち晴時々曇)
  唐木田~新百合ヶ丘~新宿~名古屋~松阪~外城田~松阪
 3/2 (水) (晴)
  松阪~高茶屋~多気~名古屋~霞ヶ関~唐木田  
 宿 泊  松阪シティホテル (松阪市)


3/1 (火) 晴のち晴時々曇

 昨年10月、12月に続き、ダイヤ改正まであと三週間となった紀勢本線のキハ40撮影に出かけた。前回と比べ日がだいぶ長くなったので、夕方の運行も撮影できるようになった。予算の関係で往復高速バス利用で、現地は列車利用なので行動時間は限られてしまうのは仕方が無い。
 往路は新宿高速バスターミナル発の中央高速バス名古屋線(京王便)を選択した。現地への到着時間を逆算すると、東京駅発の新東名スーパーライナー1号(JR便)か新宿発の中央高速バスしか選択肢が無い。新東名スーパーライナー1号は四列シートなので両者の座席には大きな差が無いが、JR便の早割は満席で購入できなかったので、早1で購入できる京王便に決めた。
 新宿高速バスターミナルの出札窓口は6時半からなので、それに合わせて人が集まってきた。6:50発のバスは名古屋、長野、駒ヶ根行きの三便で、駒ヶ根便が外側の26番乗り場と案内されている。非常に手狭だったこのバスターミナルだが、この4月4日からは新しくオープンする「バスタ新宿」にその機能が移転する。新宿駅周辺の高速バス乗り場が集約されて非常に便利になると謳われているが、バス乗り場、出札窓口、待合室がどのようになるのかわからない。京王バスについても一部臨時便が旧ターミナル発となるとなっているので、ピーク時にはたしてどんなことになるのか心配だ。

 中央高速バス名古屋線 KO9001便 新宿高速BT 6:50 → 名鉄BC 12:55 (定刻 12:53)
   (首都高速3号新宿線~中央道~東名高速~名古屋高速11号小牧線~1号楠線~都心環状線)

 京王バス東 51309
 三菱ふそうエアロエース QRG-MS96VP
 登録番号 … 品川200 か 26-04 (2013年)


 名古屋行きは発車予定時刻10分前の7:40に2番乗り場に入線してきた。2013年登録のエアロエースで、大型化粧室付きの9列36人乗りの標準的な車両だ。乗車時に運転手から、「須玉→伊北間がチェーン規制」のため遅延の可能性があると案内される。また、新宿からの乗客は私一人で、八王子から三名乗車の予定となっているともいわれ、自由に席を移動して良いと案内された。
 後部に大きなパウダールームが設けられているので、11列相当のシートピッチだと思う。フットレスト付きだが、肘掛けは狭く、シートも平坦な普通のものだ。座り心地は悪くないのだが、6時間乗車を考えると快適とはいえない。今回は隣の席が空いているので問題ないが、隣に他の人がいると厳しいかもしれない。

 定刻の6:50に私一人の貸切状態で出発し、初台ランプから首都高に乗る。各バス停では予定外の乗車はなく、八王子バス停で3名乗車して乗客は4名で確定した。その時点で、運転手から自由に席を移動していい旨案内があった。
 首都高、中央道と順調に先に進んでいく。中央道経由の高速バスは新東名経由より乗車時間が長いが、こちらには沿線の山岳展望という素晴らしい魅力がある。特に、稜線に雪を頂いた冬から早春の姿は素晴らしい。笹子トンネルを抜け甲府盆地に入ると、目の前に南アルプスの3000メートルの両線が目に飛び込んでくる。正面に白根三山、その右手には鳳凰三山に甲斐駒ヶ岳、左手には悪沢岳と赤石岳。本当に素晴らしい眺めで、これを見ることが出来ただけでもこのバスに乗った甲斐があったというものだ。

釈迦堂PA付近からの展望 (白根三山、辻山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳)

 中央道・双葉サービスエリア (休憩 8:40~8:50)


 南アルプスの展望に見とれていると、間もなく双葉サービスエリアに到着した。ここで予定通り10分間の休憩だ。トイレを済ませ早めにバスに戻ると、新宿を同時刻に出発した駒ヶ根行きの高速バスが到着した。26番乗り場発車なので先行していると思っていたが、途中で追い抜かした記憶も無いので、何かの理由で出発が少し遅れたのだろう。

 双葉サービスエリアを出発しすると、左手には鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳が迫り、右手には八ヶ岳が近づいてくる。D席なので右手の八ヶ岳の移りゆく姿を楽しみながら名古屋を目指す。須玉を過ぎると路肩や沿線に雪が見られるようになったが、チェーン規制は解除になったようで順調に先に進んでいく。

長坂IC付近からの展望 (八ヶ岳)

 中央道・駒ヶ岳サービスエリア (休憩 10:09~10:25)


 諏訪湖を右手に見て、長野道を分岐すると間もなく伊那盆地に入る。間もなく右手に中央アルプスの山々が見えてくるが、雪を頂いた山々の名前はわからない。沿線に雪がなくなってくると、間もなく二回目の休憩地の駒ヶ岳サービスエリアに到着した。予定より早く進んでいるためか、約15分の休憩となった。パーキングエリアの隅に小高い展望台があって、中央アルプスの山々の一部を見ることが出来た。

 中央道は伊那盆地の西側を走っているので、盆地の向こう側(東側)に南アルプスの山々を望むことが出来る。しかし、午前中は逆光となってしまうので、午後ここを通れば素晴らしい展望を得ることが出来るだろう。一方右手には山が迫っているが、少し開けたところから中央アルプスの稜線が見えた。後で調べると、昔歩いたことのある空木岳から越百山への稜線だった。

松川IC付近からの展望 (百越山、仙涯嶺、南駒ヶ岳、赤梛岳、田切岳、空木岳)

 中央道・恵那峡サービスエリア (休憩 11:19~11:35)


 恵那山トンネルを抜けると最初の降車場の馬篭バス停だ。馬篭バス停は神坂パーキングエリア内に設けられているが、降車する乗客はいないので本線上を通過する。次の中津川でも降車はないので、インターを降りずに本線を通過する。そして間もなく、最後の休憩地の恵那峡サービスエリアに到着する。ここで15分の休憩をとり、この時点でほぼ定時での運行と運転手からアナウンスがあった。
 名鉄バスセンター (到着 12:55 - 定刻 12:53)


 恵那から多治見まで降車はなく本線上を通過したが、多治見インターから先で工事による車線規制があり少し時間をロスしたため、ほぼ定刻での運行と思われる。その先桃花台で一名下車し、小牧ジャンクションは東名高速下り線に入る。次の小牧インターで東名高速を降り、そのまま名古屋高速にはいる。
 東新町ランプを降りるとすぐに栄バス停で、ここで一名下車した。市内の交通量はそんなに多くはないように思えたが、終点名鉄バスセンターには定刻2分遅れの12:55に到着した。

 名古屋到着がほぼ定刻だったので、予定通り近鉄で松阪に向かう。名古屋-松阪間は、JR(快速「みえ」)より所要時間は長いが、料金は安い。JRは1時間に一本だが近鉄急行は20分毎で、近鉄の方が利用しやすい。

 近畿日本鉄道/名古屋線、山田線 急行 近鉄名古屋 13:21 → 松阪 14:47

 近鉄急行 近鉄名古屋発、宇治山田行き

 近鉄5211系電車/5212F(4両)
             + 2800系電車/2812F(2両)

 車両は 5211系4両+2800系2両の編成で、松阪方面の急行の標準編成だ。5211系は転換クロスシートで 2800系はロングシートなので、もちろん快適な5211系に乗り込む。座ってみても快適なシートで、この車両に関しては「快速みえ」と差は無い。名古屋出発の時点では半分ほどの席が埋まっていたが、四日市で満席になった。

 松阪駅では一度改札を出て、JR線に乗り換える。近鉄はICカードが使えるがJRは使えないので、自動改札で精算して乗車券を購入しなければならない。

 JR紀勢本線・参宮線 933C 松阪 15:08 → 外城田 15:25

 普通 933C 亀山発、鳥羽行き

 JR東海キハ11形気動車0番台/キハ11-10
 + キハ11形気動車300番台/キハ11-302 (伊勢車両区)


 参宮線直通の 933C としてやってきたのは、キハ11形の基本番台と300番台の二両編成だった。キハ11形の基本番台は昨年8月に運用を外れたと耳にしたことがあったので、これには驚いた。キハ11はJR東海になってからの車両だが、基本番台は今となっては貴重な鋼製車体だ。

 外城田駅は線路脇にホームを造っただけのような無人駅で、駅周辺には何もない。昭和38年開業の歴史の浅い駅で、乗降客が少ないためか駅舎はない。ローカル線の無人駅にはこのような駅も多いが、このような駅を利用することが出来るのは、鉄道を利用した鉄道撮影の魅力の一つだ。

 JR東海/参宮線・外城田駅

 撮影場所までは何もない田んぼ脇の道路を歩いて10分あまりで到着した。先客は同じ列車の乗っていた一人だったが、その後車でやってきた3人組と思われる撮影者が加わった。お立ち台と呼ぶにふさわしいところで、構図は自由で収容人数も多い。この時間は上り列車に対しきれいに日が当たっているが、空に浮かぶ雲の行方が非常に気になる。

 参宮線撮影 / 外城田-多気

 キハ40系二両編成の 936C と続行のキハ40系四両編成の 938D を、素晴らしい光線状態の下で撮影することが出来た。期待以上の写真を撮ることができて大満足だったが、ポールの陰落ちの移動を計算しなかったため 938D のサイドに陰が落ちてしまった。

普通 938D 伊勢市発、亀山行き / キハ40,48、四両 普通 935C 多気発、伊勢市行き / キハ48、二両

 続く「みえ20号」を撮影後撤収、外城田駅に向かって移動する。途中田んぼのあぜ道で、936C の折り返しの 935C を撮影した。

 JR参宮線・紀勢本線 940C 外城田 17:08 → 松阪 17:26

 普通 940C 鳥羽発、松阪行き

 JR東海キハ11形気動車0番台
 キハ11-10 (伊勢車両区)


 松阪まで乗車する 940C は先ほど乗車した 933C の折り返しで、300番台を切り離して0番台一両での運行だ。車内は学生などで混雑していたが、多くの乗客は多気でこの列車を追い抜く「快速みえ22号」に乗り換えて車内はがらがらになった。先を急ぐわけではないので、そのままキハ11にのんびり座って本日の宿泊地の松阪まで乗車した。

 松阪駅前の通りはお祭りのようで車両通行止めになっていて、ずらりと出店が並んでいた。祭りにはあまり興味が無いので、そのままホテルにチェックインした。その後近くで夕食をと少し歩いてみたが、一人でゆっくり出来そうな店が見当たらなかったので、駅の立ち食いそばで夕食を済ませた。
 本日は天気に恵まれ、素晴らしい写真を撮ることができた。それだけでも、ここまでやってきて良かったと思った。明日も晴の予報だが、朝日が無事に差すか気がかりだ。


3/2 (水) 

 松坂駅前のホテルをチェックアウトし、6時前に駅に到着する。三回目となる朝の松坂駅だが、前回と違い空はうっすら夜が明けようとしている。平日なので通勤客らしき人の姿がぱらぱら見られるが、ほとんどの乗客が近鉄の方に向かっていく。

 JR紀勢本線 902C 松阪 6:04 → 高茶屋 6:16

 普通 902C 多気発、亀山行き

 JR東海キハ25形気動車1500番台
 M-109編成 (2両) (名古屋車両区)



 松阪から高茶屋まで乗車する紀勢本線 902Cは、前回同様キハ25、二両編成だ。ロングシートの車内は数えるほどの乗客しかいない。新型車両に置き換えが進んでいるとはいえ、名古屋方面へのアクセスとしては近鉄にはかなわない。

 高茶屋で降りた時には既に太陽が上がっていて、今回は真っ暗な中の田舎道を歩かなくていい。男性が一人同じ方向に歩き出して同業者かと思ったが、その人は駐輪場から自転車に乗り違う方向に走っていった。
 前回曲がり損なった路地を曲がり、無事撮影場所に到着した。時間は6時半過ぎだが、三脚が一つ立っていて、エンジンの掛かった車の中で撮影者がスタンバイしていた。一応空は晴れているが、結構雲が多く微妙な朝の天気だ。
 その隣に三脚を立てて、すぐ通過した二両編成の下り列車で構図を調整する。本命の 906C の通過直前に撮影者がもう一人加わった。

 紀勢本線撮影/高茶屋-六軒
 

 906C は国鉄色風のキハ48二両だった。朝日をきれいに浴びて、念願の走行写真を撮ることができた。構図があまりにも平凡すぎたのが反省点だが、とにかく今日はこれで大満足だ。4分後に高茶屋で交換した 909D がやってくるので一人は慌てて移動していったが、時間が無いのでこのまま後追いで撮影する。こちらはJR東海標準色のキハ48二両編成で、後追いながら素晴らしい光線状態で撮影できた。

   
普通 906C 多気発、亀山行き / キハ48、二両 普通 909D 亀山発、伊勢市行き / キハ48、二両(後追い)

 909D 撮影後、すぐに撤収して高茶屋に戻る。キハ40系四両で運行される下り 915Dは、光線状態のいい多気近くで撮影する。光線状態がいいので、この後やってくる上り「みえ」や「南紀」も撮影したい気持ちもあるが、今回のメインはキハ40、48 なので仕方が無い。

 JR東海/紀勢本線・高茶屋駅

 高茶屋から多気まで乗車する 913D は、キハ25、四両編成だった。四両編成なのでワンマン運転は行われず、車掌が乗車しているのは以前確認した。駅の時刻表にもワンマン運転の表示はなく、乗車時に整理券も発行されない。

 JR紀勢本線 913D 高茶屋 7:38 → 多気 8:08

 普通 913D 亀山発、伊勢市行き

 JR東海キハ25形気動車1500番台(M-109編成/2両)
 + キハ25形気動車 (名古屋車両区)



 高茶屋は無人駅なので、車内で車掌から乗車券を購入する。旅行をしていると無人駅から乗車する機会はまれにあるが、車内で車掌から乗車券を購入したのは紀勢本線は初めてだった。

 多気駅から撮影場所に向かって歩いて行くと、同じ目的らしき人が一人先に歩いていて、撮影場所で一緒になった。天気が良いのに他に撮影者がいないと思っていたら、櫛田川に掛かる鉄橋が工事中で作業のためのネットが掛かっていた。他に当ても時間も無いのでここで撮影するしかないが、これくらいは許容範囲内だ。

 紀勢本線撮影/多気-徳和

 数名の撮影者が加わり、上りが通過すると、間もなく目当ての 915D がやってきた。キハ48、四両で、前二両が国鉄色風で、後ろ二両がJR東海標準色だ。昨日の逆のパターンだ。きれいな順光で、念願のキハ40(48)、四両を撮影することが出来た。


 その後撮影を続け、反対からやってくるキハ40系二両の 916C を撮影。これで他の撮影者は皆撤収していったが、「みえ1号」まで撮影して多気駅に戻った。

 快速「みえ」8号 2908D 多気 10:34 → 名古屋 12:05

 快速「みえ」8号 2908D 鳥羽発、名古屋行き

 JR東海キハ75形気動車
 2両 車両番号不明 (名古屋車両区)


 名古屋まで乗車する「みえ8号」は二両編成だった。前回乗車したときは日曜日だったので四両編成だったが、平日は二両編成のようだ。多気では自由席に空席も多かったが、松阪でほぼ席は埋まった。キハ75 は特急なみの動力性能があるので快適で早いが、気動車なのでエンジン音ばかりはどうしようもない。
   

 名古屋駅での乗り換え時間は 25分しか無いので、昼食を購入してハイウェイバス乗り場に急いだ。発車時刻 15分前にバス乗り場に到着したが、既にバスは入線して改札も始まっていた。東京への帰路に「新東名スーパーライナー14号」を選んだのは「プレミアム・シート」の21Aに空席があったためだ。料金を考えると「プラットこだま」という選択肢もあるが、プレミアム・シートに乗車するのは快適でそれ自体が楽しい。

 新東名スーパーライナー 14号 名古屋駅新幹線口 12:30 → 霞ヶ関 18:35 (定刻 17:47)
   (名古屋高速~伊勢湾自動車道~東名高速~新東名高速~東名高速~首都高速)

 JR東海バス 744-09991
 三菱・エアロキング BKG-MU66JS
 登録番号 … 名古屋200 か 2520 (2009年)


 JR東海バスのプレミアム・シートは、二階建てバス「エアロ・キング」の一階に三席も設けられていて、私の席は左側の単独席 21A で、右側には 22A、23A と二席が縦に並んでいる。前や後ろに気を遣うことがないので、21A が特等席だ。今回は三席全部埋まったが、二階の一般席の状況はわからない。

 バスは定刻に名古屋駅を出発。名駅ランプから名古屋都市高速に乗り、都心環状線、3号大高線、伊勢湾岸道経由で東名高速に入る。新東名は豊田東ジャンクションで伊勢湾岸道につながったが、バスの運行ルートはまだ変更されていない。

 新東名・遠州森町パーキングエリア (休憩 14:16~14:32 - 定刻14:25~14:40)


 東名高速、新東名と順調で、遠州森町パーキングエリアには9分の早着となった。一階席なのでワンボックス車くらいの高さからの眺めで、展望には不利なのがプレミアム・シートの欠点だ。
 東名高速・足柄サービスエリア (休憩 15:58~16:16 - 定刻16:05~16:20)

 新東名、東名高速とも順調だったが、足柄サービスエリアに到着したのは定刻6分前と早着幅は2分縮まった。JR東海バスは安全速度を守り、東京側の渋滞を考慮して少し早めに先を急ぐといったことはないようだ。昨今の社会情勢を考えると、安全最優先というのは仕方の無いことだろう。その昔の東名ハイウェイバスは、運転手により遅れを取り戻そうと頑張ったケースがよくあった。
 ここでの休憩でも予定時刻に発車し、東名高速を東京に向かう。順調だった東名高速だったが、運転手からアナウンスがあり、首都高三軒茶屋を先頭に激しい渋滞が発生しているとのこと。その為大幅な遅延が予想されるので、用賀バス停で臨時停車するので急ぐ乗客は下車するよう勧めている。

 霞ヶ関 (到着 18:35 - 定刻17:47)

 東名高速2キロポスト付近で 17:15頃から激しい渋滞に入り、そこから先は遅々として進まない。約2.4㎞先の用賀パーキングエリアまで約35分掛かり、ここで数名の乗客が下車した。その先も渋滞は続き、東京駅で下車して大手町から「メトロホームウェイ71号」に乗り換える計画は断念した。
 予告通り三軒茶屋付近で渋滞は解消したので、霞ヶ関で下車して「メトロホームウェイ71号」に乗り換えることにした。霞ヶ関には 48分遅れの 18:35 に到着した。千代田線最寄りの入り口はバス停の近くなので、ちょうどいい時間に到着することが出来た。

 最後の渋滞にはやきもきさせられたが、プレミアム・シート二度目の乗車の6時間の移動は非常に快適だった。帰宅ラッシュの中、「メトロホームウェイ71号」でゆったり唐木田まで帰った。

 メトロホームウェイ71号 霞ヶ関 18:54 → 唐木田 19:43

 メトロホームウェイ71号 北千住発、唐木田行き

 小田急60000形電車(MSE)
 6 + 4両


 表参道で私の車両の席はほぼ埋まったが、新百合ヶ丘でほとんどの乗客は下車してしまった。その為だろうが、この特急は三月のダイヤ改正で本厚木行きと変更になってしまう。個人的にはありがたい特急なので唐木田行きがなくなるのは残念だが、この利用状況を見ると仕方の無いことだと思う。

 二日間とも天気に恵まれ、青空の下予定通りの写真を撮ることができた。三度目の紀勢本線界隈のキハ40 撮影旅行だったが、初めて青空に恵まれた。ダイヤ改正までに訪問することは出来ないだろうが、今回は大満足の撮影旅行となった。しかし、JR東海のキハ40系が見納めだと思うと、それは非常に残念なことだ。



移動の記録

(3/1)
唐木田駅 5:32 → 新百合ヶ丘駅 5:46      小田急多摩線各停
新百合ヶ丘駅 5:50 → 新宿駅 6:17       小田急小田原線急行
新宿高速BT 6:50 → 名鉄BC 12:55     京王バス東
近鉄名古屋駅 13:21 → 松坂駅 14:47     近鉄名古屋線山田線急行
松阪駅 15:08 → 外城田駅 15:25       紀勢本線参宮線普通

外城田-多気間で撮影 15:40~16:40

外城田駅 17:08 → 松阪駅 17:26       参宮線紀勢本線普通

《松阪シティホテル》泊

(3/2)
松阪駅 6:04 → 高茶屋駅 6:15         紀勢本線普通

高茶屋-六軒間で撮影 6:35~7:05

高茶屋駅 7:38 → 多気駅 8:08         紀勢本線普通

多気-徳和間で撮影 8:25~10:05

多気駅 10:34 → 名古屋駅 12:05       快速「みえ」8号
名古屋駅 12:30 → 霞ヶ関 18:35       JR東海バス
霞ヶ関駅 18:54 → 唐木田駅 19:43      メトロホームウェイ71号



Nikon D7200 & Nikon1 J4



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