例年だと明日は静浜基地航空祭なのだが、今年は基地内工事のため航空祭が中止になってしまった。そうしたわけで、例年はスケジュールが重なって行くことが出来ない、北宇都宮基地駐屯地に出かける。アパッチの機動飛行が予定されている、同日開催の霞ヶ浦駐屯地も気になったが、スカイホーネットと展示機を目当てで北宇都宮にした。また、せっかく宇都宮まで行くので、前日に真岡鐵道の「SLもおか」を見て、宇都宮市内に宿泊することにした。
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首都高3号線が永福付近が事故という情報なので、一般道をずっと走り、大泉ICから外環道に乗る。外環道も事故の影響で少し渋滞したが、これはたいしたことはなかった。また、東北道も事故渋滞のようだったので、少し大回りになるが常磐道経由桜川筑西インターに向かう。
友部サービスエリアで食事をしたが、施設が工事中で仮設の建物での営業で、スペース、メニューとも限られていて、狭い店内は混雑していた。
カーナビの地図情報が古いので、北関東道は笠間西インターで終点となっている。そのため、インターを降りてから少し手大回りをしてしまい、西大井駅到着が11時過ぎになってしまった。インターを降りてからの道路は順調だったが、首都高渋滞のため、大泉インターまで一般道を走ったので時間がかかってしまった。 |
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北関東道・桜川筑西IC |
西田井駅付近には駐車場があって、がらがらの駐車場に車を止める。事前にWEBで調べておいて、この駅近くに手軽に写真を撮れる場所がありそうだったので、近くをロケハンしてみる。
歩いて5分ほどの田んぼの中の直線区間で「SLもおか」を待つことにする。ギャラリーで混雑するのかなと思っていたが、到着20分前なのに、付近には数名しか見あたらない。通過時間が近づくとギャラリーが増えてくるが、見える範囲でも10〜20名といったところか。
「SLもおか」は定刻に西田井駅に到着、対向列車の到着を待ってやってきた。直線区間で煙は吐かないが、間近でC12を見ることが出来、大満足だ。「SLもおか」は通年運行なので、首都圏のイベントSLのような殺気だった混雑は無いようだ。のんびりとした田園風景の中をのんびり走るSLは最高だ。
西田井−北山間 |
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西田井駅で対向列車の到着を待つ「SLもおか」
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SLもおか / 6001レ、下館発、茂木行き
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通過時間ぎりぎりにやってきた追っかけ組は、蜘蛛の子を散らすようにいなくなってしまった。すぐに茂木駅に向かえばC12の方向転換が見られるかなと思い、茂木駅に急ぐ。
茂木駅の駐車所は狭くいっぱいなので、妻を車の留守番を頼んで駅構内に急ぐ。入場券が券売機にないようなので駅員さんに聞いてみると、そのままホームに入っていいという。「SLもおか」はちょうど待避線に移動した所だった。そこから客車を切り離し、C12−66は転車台に向かう。転車台は改札の正面にあり、ホームからもよく見える。方向転換の後整備等が始まったが、車のことが気になったのでホームを後にした。
茂木駅 |
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茂木駅 / 乗客を降りろして、待避線へ
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転車台上のC12−66
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折り返しの列車を撮影予定の「道の駅もてぎ」は、休日のせいで駐車場はほぼ満車だ。「SLもおか」の通過まで2時間近くあるので、道の駅の中を見て回る。どこの道の駅でも農産物は売っているが、ここでの「いちご」は美味しそうで安かったので買ってしまった。明日帰るまで持ちそうにないので、今夜食べるつもりだ。軽くお腹を満たした後、撮影場所をロケハンする。線路が道の駅沿いに走っているので、いろいろな場所で見ることが出来る。端から端まで何度か往復し、撮影場所を決める。
SL通過時間が近づいて来るとぱらぱらギャラリーが集まってくるが、思っていたほどの混雑はない。見る場所が広く点在しているので、よほどの時でないとギャラリーであふれかえることはないだろう。「SLもおか」は定刻にやってきた。しかも、派手に汽笛を鳴らし、爆煙の大サービスだ。これだけ派手な走りを見るのは久しぶりだ。やはりSLは煙をもくもく吐き、派手に汽笛を鳴らしながら走って来るのがかっこいい。
道の駅もてぎ |
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SLもおか / 6002レ、茂木発、下館行き |
目の前を通過 |
予定ではそのまま宇都宮に行く予定だったが、午前中に撮影した西田井駅なら間に合いそうで、たいした大回りにはならないので、急いで出発する。
西田井駅は発車の5分前に到着。先ほどの駐車場は満車で、駅横の踏切は7,8名のギャラリーが陣取っている。ベストポイントは埋まっているので、脚立を持ち出して後ろから撮影する。無事発車を撮影したが、ここではまるで煙を吐いてくれない。それでも、今日四度目の「SLもおか」を撮影して、宇都宮に向かう。
西田井駅 |
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対向列車を待って、発車
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SLもおか / 6002レ、茂木発、下館行き |
宇都宮市内にはいると道路は混雑してくる。今日泊まるホテルは宇都宮駅東口にすぐ近く、建物の裏がタワーパーキングになっている。駅から近く、値段も安いので文句は言えないが、通路が狭く、パブリックスペースがほとんど無いホテルだ。部屋は広いので問題はないのだが。
宇都宮といえば「みんみん」の餃子だが、とりあえず妻と別れて、宇都宮駅構内に入り、電車を撮影する。一応の目当ては、日光線用の107系。この時間他に目新しいものはなく、妻を待たせてあるので、ホームを後にする。
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JR東日本107系電車0番台 |
宇都宮運転所を覗く |
みんみん本店に行こうと思っていたが、目の前の東口に新しい店が出来ていたので、その店にはいる。宇都宮駅東口は再開発整備の真っ最中で、殺風景な広場の一角に「みんみん駅東口店」が建っている。メニューは本店と共通のようだが、以前食べたときほどの感動はなかった。しかし、焼き餃子とビールで大満足だ。
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宇都宮みんみん駅東口店
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焼き餃子 + ライス + ビール |
近くのコンビニで明朝の食料を調達し、ホテルに戻る。ホテルは宇都宮駅東口のすぐ近くだが、こちらはいわゆる裏口なので意外と静かだ。再開発が終了するとこの姿は変わるのかもしれない。
部屋に戻って軽くアルコールを補給して、早めにベットに潜り込む。明日は航空祭のような混雑はないと思うので、ゲートオープンに間に合う時間に出かける予定だ。
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