小樽市総合博物館

北海道小樽市手宮1丁目3番6号
小樽市
2007年7月14日開館


動態保存車両
アイアンホース号 / ポーター社(アメリカ)が、1909(明治42)年に製造
義経・弁慶・しづか同様ポーター製の2-6-0テンダー式蒸気機関車。1993年(平成5年)に米国のテーマパークから購入。1909年製。
                                                       2008.11.03 


屋外静態保存車両
国鉄キハ82系気動車 (キハ82-1・キシ80-34)
 トップナンバーの先頭車キハ82-1は、昭和36年7月日本車輌製で、1972年3月に札幌運転所に転属し、1982年11月に廃車。1983年5月より北海道鉄道記念館で保存、公開された。2010年10月14日準鉄道記念物指定。
 食堂車キシ80-34は、1965年1月新潟鐵工製で、1985年に函館運転所に転属、1986年10月に廃車。
                                                       2008.11.03
国鉄C55形蒸気機関車 (50号機)
            + 国鉄スハ43系客車 (スハ45-14+スハフ44-1) + マニ30-2012
 C55-50は1937年3月汽車製造会社大阪工場製造。1950年10月旭川機関区に転属、1974年11月廃車。
 スハ45-14は1952年7月川崎車輌製で、新製配置と最終配置は函館運転所で、1986年10月に廃車。
 トップナンバー、スハフ44-1は1952年12月日本車輌製で、スハ45-14同様に函館運転所に所属、廃車年月日も同様。
 日本銀行所有の私有客車、マニ30現金輸送車。マニ30-2012は、1984年5月日本車輌製で、尾久客車区に新製配置、その後隅田川貨物駅に転属し、2003年度に廃車。
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国鉄ED76形電気機関車500番台 (509号機)
                     + スユニ50-501 + オハ36-125 + オハフ33-364
 ED76-500番台は、1968年~69年に、ED75-501をベースに22両が製造され、全車岩見沢第2機関区に配置され、函館本線の旭川~小樽間で、旅客列車の牽引に使われた。全車、JR北海道に継承されたが、1994年に全車廃車となった。ED76-509は1968年三菱重工業三原工場製、1968年10月岩見沢第二機関区配属、1987年2月廃車。
 スユニ50は、老朽化した郵便・荷物車の置換えのため1978年から50系客車に準じた車体で、台車などはスハ43系からのTR47を使用して国鉄工場で改造扱いで80両製造。スユニ50-501は、北海道向け500番台のトップナンバーで、1978年9月長野工場で改造、札幌運転所に配置、1986年10月廃車で、種車はオハ46-2535。
 オハ36はスハ42を軽量化改造した車輌。オハ36-125は、函館運転所だった。
 オハフ33-364は函館運転所所属だった。
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国鉄DD13形ディーゼル機関車600番台 (611号機)
DD13-611は、1966年6月日本車輛名古屋工場製で、苗穂機関区に新製配置され、1983年6月に小樽築港機関区に転属し、1986年3月に廃車となった。600番台は、重連総括制御車。
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国鉄DD16形ディーゼル機関車0番台 (17号機)
DD16はローカル線のC12や、C56を置き換える目的で製造された。DD16-17は、1973年2月川崎重工大阪工場製、1974年5月小樽築港転属、1986年3月廃車。
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国鉄キハ56系気動車 (キハ56-23 + キロ26-107 + キハ27-11)
 キハ56-23は、1961年10月新潟鐵工製で、苗穂機関区に配属、1987年3月の廃車まで移動はなかった
 キロ26-107は、1966年3月帝国車輌製で、苗穂機関区に配置され、1987年3月の廃車まで所属は変わっていない。100番台は長大編成対応車で、そのラストナンバー。
 キハ27-11は、1961年3月東急車輛製で、函館運転所に新製配置、最終配置は苗穂運転所で、1987年3月廃車。
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国鉄キハ20系気動車 (キハユニ25-1)
キハユニ25-1は、1958年5月帝国車輌製で、苫小牧機関区に配置、異動することなく、1986年3月に廃車になった。
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国鉄ED75形電気機関車500番台 (501号機)
ED75-501は、1966年9月三菱電機製で、同年10月に福島機関区に貸し出し試験運転後、同年11月に札幌運転所に所属、1968年8月に岩見沢第2機関区に転属し、1987年に廃車になった。札幌近郊の交流電化に伴い、製造された北海道初の電気機関車で、量産は蒸気暖房発生器を積んだED76-500番台となったため1両のみの番台となった。
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国鉄キハ20系気動車 (キハ22-56)
キハ22-56は、1959年11月日本車輌製で、新製配置は室蘭機関区、最終配置は苫小牧機関区で、1986年3月に廃車。
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国鉄C12形蒸気機関車 (6号機)
C12-6は、1933年2月汽車製造大阪工場製、最終配属は小樽築港機関区、1973年4月廃車。
                                                       2008.11.03
国鉄DE10形ディーゼル機関車500番台 (503号機)
       + ワム82506 + セキ7342 + トラ57964 + ホキ2226 + ワフ29984
DE10-503は、1968年7月日本車輛名古屋工場製、函館機関区に配属。五稜郭機関区を経て1973年7月鷲別機関区、釧路機関区を経て1982年11月苫小牧機関区へ。鷲別機関区へ配置後、1986年12月廃車。
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国鉄DD51形ディーゼル機関車500番台 (615号機)
              + オエ61-309 + スエ78-5 + チキ6141 + ソ34 + ヨ7904
DD51-615は、1968年7月三菱重工業三原工場製。長野、篠ノ井機関区配置後、1973年8月小樽築港機関区へ。鷲別機関区配置後、1986年3月廃車。
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屋内静態保存車両
国鉄7100形蒸気機関車 / 7106号「しづか」 + 北海道炭礦鉄道「い1」
大宮鉄道博物館の7101弁慶、大阪交通科学博物館の7105義経とともに北海道鉄道の祖、幌内鉄道で活躍した機関車。準鉄道記念物指定1号。1884年、アメリカのポーター社で造られ、翌年5月手宮に陸揚げされた。合計8両輸入され、そのうち1号から6号まで、義経、弁慶、比羅夫、光圀、信広、しづか、と名前がつけられた。7100形式7106号の型式番号は、鉄道の国有化以後につけられたもので、北海道炭鉱鉄道時代には「イ形6号」とよばれていた。
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その他
転車台と機関車庫1号
鉄道記念物、国の重要文化財
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屋内展示物 / 優等列車プレート
2008.11.03