東武博物館

東京都墨田区東向島4-28-16
一般財団法人東武博物館 / 東武鉄道
1989年5月20日開館


保存車両
5700系5701号電車 「ネコひげ」
昭和26年、戦後最初に新造した日光・鬼怒川線特急車。前面の飾り金の形から“ネコひげ”の愛称で親しまれていた。昭和35年、貫通扉付に改造され、急行・快速・団体用に使用された後、平成3年7月に廃車された。その後、東武博物館がリニューアル開館する2009年7月22日より公開されることとなり、非貫通2枚窓の「猫ひげ」状態に復元された。
                                                       2009.11.10 
ED101形101号電気機関車
東武鉄道最初の電気機関車。昭和3年英国のイングリッ シュ・エレクトリック社製。当初は貨物列車の他、客車を引いて団体用にも使用された。 昭和30年6月にED4000形4001号に形式変更。昭和47年まで運用後、同年7月近江鉄道に譲渡され、昭和63年3月まで稼働した。廃車後も保存、展示されていたが、平成21年1月東武鉄道に里帰りした。
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B1形5号蒸気機関車
東武鉄道が明治32年の開業のために、英国のべヤーピーコック社から購入した蒸気機関車12両のうちの1両。昭和38年まで社線内の貨物列車牽引に使用され、1965年に廃車となる。開業当時の姿に復元されて展示されている。
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デハ1形5号電車
東武鉄道が初めて大正13年10月1日に浅草(現、業平橋)~西新井間を電化した時に走った木造電車。

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ED5010形ED5015号電気機関車
東武鉄道に在籍した電気機関車43両の中で14両と一番多く、東武鉄道の標準形なっている。5015号は坂戸機関区に所属し、東上線で活躍して、東上線の貨物列車廃止に伴い昭和59年9月11日に廃止された。

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キャブオーバーバス - 日産180型東京富士産業製車体架装
当時標準であったボンネットバスの車体を前の方まで伸ばし、運転席をエンジンの横に配置したものをキャブオーバーバスと呼んだ。客室面積が拡がり輸送力が増大し、乗客の多い都市間輸送で活躍した。佐野線渡瀬駅前に長らく放置されていたものを、開館時に往時の姿に復元し展示。

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明智平ロープウェイ・ゴンドラ
日光の明智平と展望台を約3分で結ぶ明智平ロープウェイ。東武鉄道が日光の一大観光ルートの一つとして昭和8年に営業を開始し、昭和60年に日光交通株式会社に営業を譲渡した。全長300m、高低差86mの三線交走式普通索道。このゴンドラは、ロープウェイのリニューアルにより引退したもの。

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日光軌道線200形203号電車
明治末に日光~馬返間に開業された路面電車、日光軌道は、かつて観光や貨物輸送、また住民の足として昭和43年まで営業した。200型は2車体3台車連接式の珍しい電車で、車体の連結部を共通の台車でささえている。

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その他
ドイツの鉄道模型ジオラマ
2009.11.10