津山まなびの鉄道館

岡山県津山市大谷
公益社団法人津山市観光協会/JR西日本
2016年04月02日開館


扇形機関車庫収蔵車両
DD16形除雪用ディーゼル機関車 304号機 (1983年改造)
金沢総合車両所富山支所 2015年 廃車
DD16ディーゼル機関車を除雪用に改造した4両のうちの1両。本来300番台はラッセルヘッドを機関車本体の前後に連結するスタイルだが、扇形庫の長さの関係で本体とラッセルヘッド1両のみが保存された。
2016.07.20

DE50形ディーゼル機関車 1号機 (1970年製造)
岡山機関区 1986年 廃車
2000PSの大馬力機関を搭載して登場したが、使用予定線区の急速な電化などにより試作車1両のみの製造。
2016.07.20

10t貨車移動機  (1974年製造)
後藤総合車両所
小規模入換作業機械化のため1950年代から全国に導入された。別名、入換動車。
2016.07.20

DD51形ディーゼル機関車 1187号機 (1977年製造)
後藤総合車両所 2007年 廃車
性能、用途など旧国鉄で最も成功した幹線用主力機関車して649両が製造。
1187号機は、2003年に山陰本線・山口線で、1186号機と共に、お召し列車を牽引した経歴を持つ。
2016.07.20

DD15形除雪用ディーゼル機関車 30号機 (1964年製造)
富山地域鉄道部富山運転センター 2011年 廃車
DD13形をベースに機関車の両端に複線用除雪装置を装備した機関車。
2016.07.20

DD13形ディーゼル機関車 638号機 (1967年製造)
姫路機関区 1986年 廃車
初めて量産した入換・小運転用のディーゼル機関車で貨物駅の無煙化に貢献。
2016.07.20

DF50形ディーゼル機関車 18号機 (1958年製造)
高知機関区 1984年 廃車
日本で始めて量産された幹線用電気式ディーゼル機関車。エンジン技術はヨーロッパから導入して製作。
2016.07.20

D51形蒸気機関車 2号機 (1936年製造)
稲沢第一機関区 1971年 廃車
通称「デゴイチ」。1936年から1945年の間に1,115両製造され、日本全国で活躍。
2016.07.20

キハ52形気動車 115号 (1965年製造)
富山地域鉄道部富山運転センター 2010年 廃車
急勾配線区向けにエンジン2基を搭載した普通列車用気動車。 かつては越美北線や大糸線で運用された。
2016.07.20

キハ28形気動車 2329号 (1964年製造)
岡山気動車区 2010年 廃車
急行用気動車キハ58系の車両で、キハ28とキハ58で国鉄気動車の最多記録となる1,823両が生産された。キハ28はエンジン1基を搭載。
急行「みよし」として広島運転所に配置されていたが、同列車の廃止後は旧国鉄急行色に塗り替えた上で津山鉄道部に転属し、「みまさかスローライフ列車」などのイベント列車や団体列車として運用された。
2016.07.20

キハ58形気動車 563号 (1964年製造)
岡山気動車区 2010年 廃車
急行用気動車キハ58系の車両で、キハ58はエンジン2基を搭載。
急行「みよし」として広島運転所に配置されていたが、同列車の廃止後は旧国鉄急行色に塗り替えた上で津山鉄道部に転属し、「みまさかスローライフ列車」などのイベント列車や団体列車として運用された。
2016.07.20

キハ181形気動車 12号 (1969年製造)
京都総合運転所 2011年 廃車
急勾配線区向けに500PSの大馬力機関を搭載した特急列車用気動車。山陰地区で運用された後、京都総合運転所に転属して特急「はまかぜ」などに運用された。
2016.07.20

キハ33形気動車 1001号 (1988年製造)
鳥取鉄道部西鳥取車両支部 2010年 廃車
50系客車を気動車に改造した車両。1988年に2両が登場。かつては山陰本線の鳥取地区や境線で運用された車両。キハ52形と同様に2010年3月13日のダイヤ改正をもって引退した。
2016.07.20


扇形機関車庫
津山機関区の施設として1936年に建設された扇形機関車庫が、津山駅に隣接した旧機関区用地で現在も使用されていて、現役を引退した静態保存車両を展示する鉄道保存展示施設としても活用されている。
扇形庫は、奥行きが22.1mで17線あり、現存する施設としては京都市にある梅小路運転区(京都鉄道博物館)の扇形庫に次いで日本で2番目の規模。また、経済産業省の近代化産業遺産(対象は機関車庫と転車台)、社団法人土木学会が選定した「日本の近代土木遺産 −現存する重要な土木構造物2800選」および、岡山県教育委員会が選定した「岡山の近代化遺産」に指定されている。
2016.07.20


転車台
転車台桁は横枕木仕様でクーパー荷重E33、全長18,280mmの60ft下路プレートガーダ「G2-1」である。転車台は扇形機関車庫が建設される6年前の1930年、電動牽引機と共に設置された。現在の二輪式転車台電動牽引機は1954(昭和29)年に福島製作所が製造したもの。
2016.07.20


その他
国鉄C57形蒸気機関車68号動輪
2016.07.20

Nゲージ・ジオラマ (まちなみルーム)
2016.07.20

タブレット閉塞機 (しくみルーム)
2016.07.20

しくみルーム
2016.07.20