大人の休日倶楽部パス・青森、新潟鉄道旅行

2018.6.23~26

その2/2
五能線乗車、只見線撮影
2018.6.25~26



ルート 6/25 (月) (晴)
  弘前~東能代~秋田~新潟~長岡-(長岡インター)
6/26 (火) (晴)
  (長岡IC~小出IC~入広瀬~大白川~小出~上条~栃尾)-長岡
宿 泊  ビジネスイン長岡 (長岡市 / 6/25))


6/25 (月) 

 旅行三日目は、五能線の快速気動車に乗車、東能代から「つがる」、「こまち」、「Maxとき」を乗り継いで新潟県の長岡まで移動する。五能線に乗車するのは初めてで、かねてから乗車の機会を狙っていたが、なかなかその機会に恵まれなかった。快適に移動できる「リゾートしらかみ」に乗車という選択肢もあったが、今回計画を立てた段階でプラチナチケットとなっている指定席券を確保できなかった。また、その後のスケジュールを考えて東能代行き初発の快速に乗車するのが適当だ。
 朝の段階で弘前市内は雲に覆われているが、この後天気は回復に向かい、秋田、新潟とも晴の予報となっている。深浦界隈での昨日の曇り空が恨めしいが、海の眺めが売りの五能線なので、今日の晴天は良い方に考えておく。

 弘前駅

 弘前からの東能代行き初発となる 2524D は、キハ40形二両編成だ。鰺ヶ沢まで各駅に止まり、鰺ヶ沢から先は快速となる。また、列車番号が深浦から先が 2526D となる。発車の段階で、ボックスシート、ロングシートとも各1~2名が座っている状態だ。平日の早朝なので旅行者らしき姿は少なく、かといって通勤、通学の人とも思えない不思議な乗客が多い。
 2524D 入線前から何人かのサラリーマン姿の人が並んでいたが、2524D には乗車しないでそのまま並んでいた。このホームからこの次に発車するのは 7:07発の快速青森行きなので、それに乗車するのだろう。通勤のために30分以上並ぶとは、東京の通勤事情とあまり変わらない。

 五能線 快速 3524D→3526D 弘前 6:46 → 東能代 10:41

 五能線 快速 3524D→3526D 、 弘前発、東能代行き

 国鉄キハ40形気動車500番台
 529+530号機 (2両/秋田車両センター)

 乗車したのはキハ40-529 で、デッキが撤去され入り口付近がロングシート化されてワンマン化対応の車両だ。ボックスシートの端に二人がけのボックスシートがあり、この後の混雑状況が不明なのでその狭い席に陣取った。

 川部で8分停車、進行方向が変わる。高校生などがぱらぱら乗車して車内が混雑してきたが、彼らは着席せず通路で楽しそうに話をしていた。
 五所川原では多くの乗客が下車したが、乗車する人もあり、弘前出発時と同じくらいの乗客数となった。ここでは27分の停車時間があったので、駅前広場と構内を見て回った。JRの駅舎は平凡だが、津軽鉄道本社、津軽五所川原駅舎、バス案内所はレトロ感たっぷりだ。津軽鉄道の津軽五所川原駅は専用の駅舎と改札があるが、通路と跨線橋はJRと共用している。津軽鉄道のホームや奥に留置されている車両を見ようとしたが、階段のところに「津軽鉄道の入場券」が必要と書かれていたのであきらめた。

 五所川原駅停車 7:32 - 7:58

 隣の木造で高校生が下車して、車内は観光客だけになったようだ。海側のボックス席は埋まっているが、反対側は空いている。五所川原まではどんよりとした曇り空だったが、鰺ヶ沢が近づくと青空が広がってきた。
 鰺ヶ沢では観光客が数組乗車した。ここから快速運転になり、車掌が下車してワンマン運転となった。鰺ヶ沢から海沿いを走るようになり、青空と青い海を見ながらの移動となる。車窓が素晴らしいこの路線については、海沿いの席を確保するに限る。

車窓 (千畳敷駅) 車窓 (広戸-深浦間)

 下り普通列車と交換する深浦では3分停車する。ここでは多くの観光客が乗車して、約5割の乗車率となった。この時間に乗車するということは、深浦周辺の宿に宿泊した観光客なのだろうか。こんなローカル線の普通(快速)列車に乗車するのは鉄道ファンくらいなものかと考えていたが、この路線は観光路線としても十分存在価値があるようだ。海沿いを走る区間ではどちらでも素晴らしい眺めだが、深浦前後では一段と見応えのある眺望が得られる。
 ウェスパ椿山でも多くの観光客が乗車して、七割程度の乗車率となった。次の十二湖では数名の観光客が下車したが、その空いた海側のボックス席のちょっとした争奪戦があった。十二湖駅からは路線バスが出ているようなので、列車を利用して十二湖を観光する人もいるのだろう。
 秋田県に入り岩館で「リゾートしらかみ1号」と交換したが、車内にはまだ空席があったようだ。「リゾートしらかみ」につては五能線全区間を乗り通す乗客以外に、途中下車、乗車して観光する人も多いようだ。キハ40系の普通(快速)列車でもこの乗車率なので、「リゾートしらかみ」の指定席が取りづらいのも当然かもしれない。

車窓 (ウェスパ椿山-十二湖間) 車窓 (大間越-岩館間)

 線路が内陸に入って市街地に入ると間もなく能代市の中心駅の能代に到着。ここでの乗降は無いようで、次が終点の東能代だ。東能代は付近に何もない駅なので、ほとんどの乗客は秋田方面に乗り換えすると思われる。
 この列車は折り返し 10:59発の弘前行き普通となるが、私たちと入れ替えに乗り込んできた乗客で海側のボックス席はいっぱいになったようだ。この後秋田からの普通電車も到着するので、多くの観光客で賑わうことになるのだろう。

 東能代駅

 最初に計画を立てたときには「つがる2号」の指定席に空席はなかったが、その後空席が出た時に確保しておいた。指定席が混雑するときには当然自由席も混雑するはずなので、この列車の指定席券は確保しておきたかった。

 特急 「つがる」 2号 東能代 10:56 → 秋田 11:44

 特急「つがる」 2号 2042M、青森発、秋田行き

 JR東日本E751系電車
 A-103編成 (4両/秋田車両センター)

 予想していたとおり 3526D の乗客のほとんどが「つがる2号」に乗り換えるようだ。自由席には長蛇の列ができていて、この人たちが全部座るのは無理そうに思えた。指定席の方もほぼ満席のようだが、私の隣の席は秋田まで空いていた。

 秋田へは約50分で到着、お昼間際なのでお店に急いだ。列車の中でお昼に何を食べようか考えた末、駅ビル内にある「秋田比内地鶏や」で「究極親子丼」を食べることに決めていた。

 秋田駅

 幸い待っている客はなく、すぐカウンター席に案内された。荷物が多いのを見て、隣の席に荷物を置くよう案内された。この時点でまだ空席が多くあったが、どんどん席は埋まっていき間もなく満席となってしまった。一応メニューを見たが、すでに決めていた「究極親子丼」を注文した。
 目の前で手際よく親子丼が調理されるので待ち時間も退屈しない。そして、その味は期待していた通り美味しい。個人的には生に近い半熟な卵は苦手だが、この親子丼では全く気にならない。値段もなかなかなので次回秋田を訪れたら食べるかは微妙だが、旅の思い出にもなった美味しい親子丼だった。店の雰囲気も良かった。

秋田比内地鶏や / 究極親子丼

 秋田から新潟までは特急「いなほ10号」に乗車する。車両は常磐線の「スーパーひたち」から転用された E653系だ。転用に伴い改造が行われ 1000番台となったが、普通車室内はオリジナルとほとんど変わっていないということだ。配色は違うが、先ほど乗車した E751系とほぼ同じ座席、内装だ。

 特急 「いなほ」 10号 秋田 13:00 → 新潟 16:36

 特急「いなほ」 10号 2010M、秋田発、新潟行き

 JR東日本E653系電車1000番台
 U-108編成 (7両/新潟車両センター)

 「いなほ1号」の折り返し運用と思われ、ホームに到着した12時35分の段階で車両のドアは開いていた。時間が迫ってきてもあまり乗客は増えず、私の乗車した2号車は2、3割程度の乗車率で出発した。

 羽越本線は「あけぼの」乗車時に通っているはずだが、夜中のことなのでほとんど何も記憶が無い。その時は、羽後本荘駅で座席車(B寝台の座席利用)からB寝台に移動した。海側の座席で車窓の景色を楽しみにしていたが、発車して間もなく寝てしまったようだ。
 目を覚ましたのは酒田駅到着の時だった。酒田での乗客は少なかったが、次の鶴岡では多くの乗車があり、7、8割の座席が埋まった。酒田、鶴岡は鳥海山登山の時自動車で来て買い物などで立ち寄った思い出がある。寝起きでぼおっとしているうちに肝心の鳥海山の姿をチェックするのを忘れてしまった。
 鶴岡を発車すると間もなく日本海に沿って走るようになる。天気も申し分なく、海を眺めながらの移動は楽しい。村上が近づくと海とはお別れで、新発田から白新線に入る。かつて「いなほ」を撮影した場所を探していると、間もなく新潟に到着した。


 新潟駅

 新潟駅在来線高架工事の一環として、4月15日に在来線(5番線)と新幹線(11番線)の同一ホーム乗り換えができるようになった。しかし、「いなほ10号」は5番線到着だが、「Maxとき336号」が12番線発車なので、通常通りの乗り換えとなってしまった。
 始発なので「Maxとき336号」は自由席利用だが、先頭の方の自由席はがらがらで、私の利用した1号車は完全貸し切り状態だった。時間帯にもよるのだろうが、E4系16両はオーバースペックのように感じられた。
 今回の旅行の目的の一つがこのE4系に乗ることだ。東京までは明日指定席に乗車するが、今日は長岡まで自由席に乗車する。


 上越新幹線 「Maxとき」 336号 新潟 16:49 → 長岡 17:12

 「Maxとき」 336号 1336C、新潟発、東京行き

 JR東日本新幹線E4系電車
 P-12(8両)+P-8編成(8両)(新潟新幹線車両センター)

 自由席の二階席は3+3の一列6名乗車で、今回はどんなものかこの座席に乗車する。首都圏の朝に通勤のためできるだけ多くの座席を確保するために考えられたが、さすがにこれは狭すぎる。リクライニングしない、アームレストなしで、知らない人とこの座席で隣り合うのは絶対いやだ。
   

 燕三条に停車して、23分で長岡に到着。二階席だと防音壁が邪魔にならなくて展望が楽しめるので、二階建て新幹線がなくなってしまうのは残念だ。

 長岡駅

 今日泊まるホテルは郊外にあり近くに食事処はなさそうなので、長岡駅ビル内の食料品売り場を歩いて見つけることにした。これといってなかったので、鮮魚店で売っていたお寿司にした。
 タイムズカーレンタルの営業所は駅から本当にすぐの場所だ。立地条件は申し分ないが敷地が非常に狭いので、到着や出発が重なると大変だろう。歩いて5分ほどのところに長岡店があるので、そちらがベースとなっているのだろう。

 タイムズカーレンタル 長岡駅大手口店 (6/25、17:30 ~ 6/26、17:30)

 ベーシック クラス
 マツダ デミオ 1300cc (2017年11月登録)

 車はまたしても最新型のデミオで、昨年11月登録でオドメーターは 8,998㎞ でレンタカーとしてはまだ新車の部類に入るだろう。タコメーターがなかったので最廉価グレードと思われるが、ジョグダイヤル付きで最初はナビの使い方がわからなかった。その点を除けばコンディションは良好で、デミオはいい車だと思った。

 ホテルは長岡インターの入り口すぐのところにあり、明日の高速移動を考えてここを選んだ。ちょっと変わったホテルで、私は(人工)畳敷きでベットの部屋を選んだ。大浴場もあり、チェーン店のホテルではないが、ごく普通に快適なホテルだ。
 本日一番印象が強かったのは、初乗車の五能線の車窓だった。海の車窓が有名なのは知っていたが、これほど美しいとは思っていなかった。天気が素晴らしかったのも、この印象を強くした。ローカル線らしい キハ40 での旅がこの好印象の一つだと思うが、次回は「リゾートしらかみ」にも乗車してみたい。HB-E300系気動車の快適さは一昨日に体感済みだ。


6/26 (火) 

 旅行最終日はレンタカーで只見線を走るキハ40 を中心に撮影して、E4系「Maxとき」で東京へ帰る。只見線は災害のため「会津川口-只見」間は現在不通で、今回は新潟側の「小出-只見」間で撮影する。運行本数が少なく、一編成が折り返し運行されているので、それぞれの折り返しを撮影することになる。しかし、お昼に車両の交換が行われるため、午前と午後では違う編成が撮影できる。本日は晴天の予報で、真夏並みに気温が上がるということだ。
 最初の撮影地は、薮神駅からほど近い田んぼの中のストレートだ。場所を勘違いして、当初予定していた場所ではなかった。しかし、申し分の無い綺麗なストレートだった。面に全く日が当たらないのが問題だったが、足回りなどがすっきりしているのでこの場所に決めた。
 初発の下り 2421D は定刻にやってきた。正面は真っ黒だが、初めての新潟色のキハ40 を撮影することができた。午前中の運用は、二両とも新潟色のキハ40 だった。

 只見線撮影 (藪神-越後広瀬)
普通 2421D 大白川発 小出行き / 6:57
キハ40形気動車 / 40-2023+40-2020(2両/新津運輸区)

 次の撮影地は「上条-入広瀬」間のお立ち台を考えていたが、1時間半以上時間が空くので上越線の八色駅近くをロケハンしてみた。いい場所があれば撮影も考えていたが、時間の関係でロケハンだけで次の撮影地に向かった。
 しかし、あてにしていた「上条-入広瀬」間のお立ち台は草が生い茂り、遠目に見てとても撮影できそうになかった。仕方が無いので、予備に考えていた大白川駅近くの鉄橋で撮影することにした。途中、道の駅「いりひろせ」にトイレに立ち寄ったが、売店などはまだオープンしていなかった。

 道の駅 いりひろせ

 車は大白川駅に止め、撮影場所まで数分歩いて現地を確認。列車の通過までまだ時間があるので、駅に戻って構内を見学してみる。駅舎は魚沼市入広瀬自然活用センターとの合築だが、実態としては駅が一部を間借りしているような状態だ。まさしく「通路」だけといった感じでベンチが置かれているだけだ。手打ちそば屋が入っている自然活用センターは週末を中心とした営業のようで本日は休みだ。列車交換ができる駅だが、現在はこの駅で列車交換が行われることはない。また、その昔貨物取り扱いがあった名残で、構内は結構広い。

 大白川駅

 2422D の時間が近づいてきたので、撮影場所の鉄橋に移動する。すると、驚いたことに先客が一人スタンバイしていた。キハ40 を狙うもの好きが他にもいるようだ。素晴らしい晴天で光線状態も良好だが、歩道のない国道上での撮影なので背後には気を遣う。交通量は少ないが、時折大型車両も通過する。
 2421D の折り返しの 2422D は定刻にやってきた。申し分の無い光線状態の下、無事撮影できた。背景の雰囲気も山奥らしく、この場所を選んで良かった。

 只見線撮影 (大白川-只見)
  普通 2422D 小出発 只見行き / 8:46
キハ40形気動車 / 40-2020+40-2023(2両/新津運輸区)

 次の撮影地は「藪川-小出」間だが、同じ列車の折り返しを撮影しているので2時間近く時間が空く。ちょうどおなかがすいてきた時間だが、この時間はまだお店が開いておらず、近くにファミレスもないようだ。仕方が無いので、コンビニで食料を調達して、適当な場所で食事をとった。
 時間を見計らって、撮影場所に到着。青空の下気温はどんどん上がり、車載の外気温度計は34度をさしている。梅雨のまっただ中の6月なのに真夏のような気候だ。とても外に立っていられないので、通過時間間際まで冷房の効いた車の中で待つ。
 そして定刻に、今日三度目の撮影となる 2423D はやってきた。この時間になるとうっすら雲がかかったようになり、綺麗な順光とはいえない。撮影を終え、先ほどロケハンした八色駅近くのポイントに急ぐ。

 只見線撮影 (藪神-小出)
普通 2423D 只見発 小出行き / 10:39
キハ40形気動車 / 40-2023+40-2020(2両/新津運輸区)

 ここから午後の只見線運転まで時間が大きく空くので、まずは上越線八色駅近くで E129系普通電車を撮影する。E129系に特に魅力は感じないが、新潟地区限定の車両なのでこの機会を利用した。もう少し線路に近づきたかったが、良い場所が無かったのでこの構図となった。
 午後から只見線で運用する車両の新津からの送り込みの時間はわかっていたので、この後は同じく上越線の「北堀之内-越後堀之内」間のポイントに移動する。

 上越線撮影 (八色駅付近)
普通 1732M 長岡発 水上行き / 11:15
JR東日本129系電車 / A-21編成(2両/新潟車両センター)

 小出市内で時間を調整し、「北堀之内-越後堀之内」間のポイントに到着。線路をまたぐオーバーパスからの撮影で、上り、下りの両方とも撮影することができる。
 そして、情報通りの時間に遠くの踏切が鳴り、新津からのキハ40 の送り込みがやってきた。キハ48-545 と 47-1512 の二両編成で、先頭車は「只見縁結び列車」ラッピング塗装だ。このラッピングの善し悪しは別として、一応撮影できて良かった。
 この後は予定を変更して、上り 2424D を撮影することにした。空は薄く雲がかかっているので、本来なら光線状態が悪いと思われるが、朝一番に撮影した薮神駅近くのストレートに向かった。時間的には十分間に合いそうだ。

 上越線撮影 (北堀之内-越後堀之内)
回送 新津発 小出行き / 12:41
キハ47、キハ48形気動車
/ 48-545+47-1512 (2両/新津運輸区)

 このエリアでも移動は順調で、余裕を持って撮影場所に到着することができた。とろ火のような太陽はほぼトップだが、日向きは逆光となっている。
 背景の建物が目立ってしまうが、ストレートで綺麗な編成写真を撮ることができた。予定ではこの折り返しを「上条-越後須原」で撮影しようと考えていたが、3時間以上時間が空くのでどうしようか迷っている。時間はまだだが、とりあえずその撮影場所に向かってみる。

 只見線撮影 (藪神-越後広瀬)
普通 2424D 小出発、只見行き / 13:19
キハ47、キハ48形気動車
/ 47-1512+48-545 (2両/新津運輸区)

 「上条-越後須原」間の撮影場所を確認した。問題なく撮影できそうだったが、いろいろ考えて、2425D の撮影はあきらめた。三時間の待ち時間、34度の気温、その後東京まで帰ることを考えて決めた。旅行4日目で疲れもたまっている。この場所での撮影は、次回までの持ち越しとした。ここでの撮影はでき無かったが、それ以外はほぼ予定通り撮影することができたので満足だ。

 只見線撮影 (上条-越後須原) - ロケハン

 長岡駅にカーナビをセットすると、R290で栃尾に向かい、栃尾からR351で長岡に向かうルートを誘導された。快適な山道を快調に走っていくと、道の駅「とちお」が目に入り、ここでちゃんと食事をとることにした。レストランの一押しは栃尾名物の「油揚げ定食」だったが、ごく普通のカレーライスが食べたくなった。味の方はごく普通に美味しく、これには大満足だった。

 道の駅 R290とちお
   

 R351を下り、周りが開けてくると長岡の市街地に入った。指定のスタンドで給油し、長岡駅前の営業所にレンタカーを返却した。時間的に早かったせいか、市街地は全く混雑しなかった。

 長岡駅
   

 東京行きの新幹線の指定席はだいぶ時間的余裕をもってとっておいたので、早い新幹線に変更しようとした。しかし、次の二本は E2系「とき」で、今回乗車したい E4系「Maxとき」は1時間以上時間が空いている。時刻を確認すると、次の下りで新潟まで行っても間に合うので、「とき323号」に新潟まで乗車した。

 上越新幹線 「とき」 323号 長岡 15:26 → 新潟 15:48

 「とき」 323号 323C、東京発、新潟行き

 JR東日本新幹線E2系電車0番台
 J-14編成 (10両/新潟新幹線車両センター)

 長岡で下車した乗客も多いので、自由席は空席が多い。E2系でこの乗車率なので、通常は E4系16両ではやはりオーバースペックなのだろう。

 新潟までは乗車時間で21分、この短い区間では昨日乗車した E4系と乗り心地の大きな差は感じなかった。

 新潟駅

 新潟駅のみどりの窓口で指定席券を「Maxとき332号」に変更してもらう。車内に空席が多いようなので、変更前の指定席と同じ二階席の二列窓側E席を発券してもらった。「大人の休日倶楽部パス」で発行の指定席券の変更に回数制限はないが、指定席発券機では変更できないようなので不便だ。今回は空いていたが、みどりの窓口が混雑していて指定席券売機は空いているような状況はよくある。
 本日の二階席は指定席車両なので新幹線標準の3+2の座席配置だ。シートピッチや座席の感じは先ほど乗車した E2系とほぼ同じだ。車体が大きいので高さに対する圧迫感はなく、荷棚も十分な大きさを確保している。最新型の E5系などと比べるとシートピッチや座席の出来は劣ってしまうが、乗車時間が2時間程度と考えると問題ない車内設備だと思う。しかし、階段を上り下りしなければならない点は、デメリットとしてどうしようもない。

 上越新幹線 「Maxとき」 332号 新潟 16:09 → 東京 18:00

 「Maxとき」 332号 332C、新潟発、東京行き

 JR東日本新幹線E4系電車
 P-13編成(8両) + P-81編成(8両)
             (新潟新幹線車両センター)

 
上越新幹線は列車愛称が「(Max)とき」に統一されているので、各駅停車タイプから速達タイプと停車駅により所要時間が大きく変わる。「とき332号」は長岡-大宮間ノンストップで、所要時間は1時間51分。上越新幹線の最高速度は240㎞だが、新潟は思っていたより近かった。

 新潟、長岡でまとまった乗車があったが、私の乗った車両の乗車率は6割程度だった。E4系は E7系12両編成に置き換えられるとアナウンスされているが、定員が大幅に減少するので運行体系は大きく変わってしまうのだろう。新型車両置き換えにより大きくサービスは向上するが、二階席からの車窓が無くなってしまうのは寂しい。
 東京駅からは、千代田線大手町駅まで歩き、「メトロホームウェイ41号」で帰る。帰宅ラッシュの時間帯に大きな荷物を持って移動するのは大変なので、座って帰ることができるのでありがたい。新潟で帰りの新幹線の時間が確定した段階で、ネットで予約しておいた。満席との案内はなかったが、車内はほぼいっぱいになった。
 五能線、只見線のキハ40 撮影と、大湊線、五能線の初乗車。相変わらずハードなスケジュールだったが無事予定通り旅を終えることが出来た。全般的に天気に恵まれたのも良かった。旅行の中心がキハ40 の追っかけとなってきたが、いよいよキハ40 もその終わりが近づいてきた。次は、只見線福島側と磐越西線か。




移動の記録

(6/25)
弘前駅 6:46 → 東能代駅 10:41       五能線快速 3524D→3526D
東能代駅 10:56 → 秋田駅 11:44      特急「つがる」2号
秋田駅 13:00 → 新潟駅 16:36       特急「いなほ」10号
新潟駅 16:49 → 長岡駅 17:12       上越新幹線「Maxとき」336号

レンタカー
タイムズカーレンタル長岡駅大手口店    17:35        出発   000㎞(8,998)
ローソン長岡インター店     17:55~17:59  買物   006㎞(9,004)
ビジネスイン長岡        18:04        到着   008㎞(9,006)

《ビジネスイン長岡》泊

(6/26)
レンタカー
ビジネスイン長岡         5:53        出発   008㎞(9,006)
関越道長岡インター        5:57             010㎞(9,008)
関越道小出インター        6:21             051㎞(9,049)
藪神-越後広瀬間のポイント    6:33~6:58   撮影   056㎞(9,054)
八色-浦佐間のポイント      7:20~7:21   ロケハン 069㎞(9,067)
道の駅いりひろせ         7:55~8:04   休憩   094㎞(9,092)
大白川駅             8:14~8:56   撮影   103㎞(9,101)
藪神-小出間のポイント      9:24~9:26   ロケハン 127㎞(9,125)
セブンイレブン広神押切店     9:49~10:09  買い物  137㎞(9,135)
藪神-小出間のポイント     10:12~10:42  撮影   138㎞(9,136)
八色駅近くのポイント      11:00~11:19  撮影   148㎞(9,146)
北堀之内-越後堀之内のポイント 11:37~12:42  撮影   159㎞(9,157)
藪神-越後広瀬間のポイント   12:56~13:25  撮影   168㎞(9,166)
上条-越後須原間のポイント   13:37~13:51  ロケハン 178㎞(9,176)
道の駅R290とちお      14:15~14:34  食事   199㎞(9,197)
GS(長岡市内)        14:58~15:04  給油   215㎞(9,213)
タイムズカーレンタル長岡駅大手口店    15:09        到着   217㎞(9,215)
燃費 : 12.6㎞

長岡駅 15:26 → 新潟駅 15:48       上越新幹線「とき」323号
新潟駅 16:09 → 東京駅 18:00       上越新幹線「Maxとき」332号
大手町駅 18:30 → 新百合ヶ丘駅 19:12   メトロホームウェイ41号
新百合ヶ丘駅 19:22 → 唐木田駅 19:37   小田急多摩線 各停


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Nikon D500 & Nikon1 J4



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