おとなびパス・中国地方鉄道旅行
2017.6.23〜27
その3/3
三江線乗車、「サンライズ出雲」撮影
2017.6.26〜27
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ルート |
6/26 (月) (晴のち曇)
江津〜三次〜広島〜岡山〜出雲市−(斐川町〜出雲市)
6/27 (火) (晴)
(出雲市〜斐川町〜荘原)−出雲空港〜羽田空港〜新百合ヶ丘〜唐木田 |
宿 泊 |
スーパーホテル出雲駅前 (出雲市 / 6/26) |
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「おとなびパス」最終日は、今回の旅行の第一の目的の三江線に終点三次まで乗車する。その後、芸備線、「のぞみ」、「やくも」と乗り継ぎ、ぐるっと出雲市まで移動する。出雲空港出発の羽田行き最終便に間に合う時間だが、本日は出雲市内に宿泊する。
三江線は開通当時から利用状況は芳しくなく、何度も路線廃止の話が上がってきた。2012年度に行われた増便実験でも芳しい結果は得られず、2014年度の輸送密度は1日当たり50人とJR西日本発足時の約9分の1にまで落ち込んだ。また、平成18年、25年と二度にわたり大規模災害による長期間運休を余儀なくされ、災害リスクの高まりも看過できない状況から廃止へ進んだ。第3セクターなどでの存続案も財政負担的に難しいとなり、バス転換への道となった。最初は
2017年9月末での廃止予定だったが、代替バス路線の計画策定のための時間が必要ということで 2018年3月末での廃止が決定した。
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江津駅 / 山陰本線/三江線 (島根県) |
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時間に余裕を持って、5:20 にはホテルを出発する。この時期の日の出は5時少し前なので、外はもう十分明るい。天気予報は良い方に外れて、空には青空が広がっている。駅周辺はまだ静まりかえっているが、同じ目的と思われる人が一人駅に向かっている。
すでに改札は空いているが、窓口に職員の姿は無く、早朝は無人対応の時間帯のようだ。2番線には停泊中のキハ126 が止まっているが、三江線ホームの3番線にはまだ入線していない。ホームには親子連れを含め既に5人のマニアが入線を待っていた。
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三江線 普通 423D 江津 5:53 → 三次 9:21 |
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三江線 普通 423D 江津発、三次行き
JR西日本キハ120形気動車300番台
312+357 (2両/浜田鉄道部)
三次行き 423D は 5:44頃入線。単行だと思い込んでいたが、キハ120形300番台の二両編成だった。ステンレス車体の浜田鉄道部塗装だ。車両の三次方にボックスシートが四個あり、後はロングシートのセミクロスシートの内装だ。長時間乗車でロングシートでつらいので、先頭車の進行方向左側のボックスを確保した。先頭車両は六名の乗客で、江津を定時に出発した。 |
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江津を発車すると山陰本線を左手に分けて、三江線は方向を南に向ける。すぐに江の川に沿って走るようになり、ここからしばらくは左手に江の川を見ながらの旅となる。しばらく走ると、空に雲が出てきた。
本列車はワンマン運転ということになっているが、なぜか車掌らしき職員が乗っている。しかし、この人は車掌では無く、乗車券だけを販売する人だった。ドアの開閉や運賃の収受は運転手の仕事で、確かにワンマン運転だった。なんとも中途半端な人員配置だと感じるが、こうした必然性があるのだろうか。
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車窓 / 江の川 (川平−川戸間) / 6:13 |
車窓 / 因原駅 / 6:55-56 |
江津から石見川本まで閉塞区間となっていて、この駅が江津を発車して初めて交換できる駅だ。既に浜田行き 420D が入線していて、交換が行われた。420D はキハ120形 一両だ。乗車している 423D は終点まで交換待ちとか時間調整が無く、ダイヤ上は 0分か 1分停車となっている。乗り通すには最速で便利だが、車両からホームに降りることの出来る駅が無いので残念だ。 いつの間にか青空が広がっている。今走っている区間は旧三江北線で、最高速度は 65キロに設定されているが、急なカーブだらけで至る所に 30キロなどの速度制限が掛かっている。
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車窓 / 石見川本駅 / 7:02 |
車窓 / 竹駅 / 7:14 |
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車窓 / 乙原駅 / 7:19 |
車窓 / 石見梁瀬駅 / 7:26 |
石見川本の次の交換可能駅は浜原で、こちらでも既に浜田行き 422D が入線していて、交換が行われた。420D はキハ120形 一両だ。これだけ運行本数が少ない路線で交換が二回見れるとは、通勤通学時間帯朝ならではのものだろう。
ここまでが旧三江線(三江北線)で、1937年に全通した古い線区なので、規格が古く平均速度が非常に低い。一昨年乗車した、JR四国の予土線・北宇和島−江川崎間のようなローカル線色が非常に濃い区間だ。
浜原から口羽までは後年北線と南線をつなげるため後年建設された区間なので、規格が高く最高速度は 85キロと他の区間より高い。高架区間、トンネル、橋梁が多く、これまでの区間と車窓に変化がある。また、この新しい区間は江の川が右手に見える場所が多い。三江線の全線開通は
1975年、直通運転は 1978年ということで、車社会の時代に変わろうとしている頃だった。
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車窓 / 浜原駅 / 7:42-43 |
車窓 / 石見都賀駅 / 8:07 |
この新しい区間に、「天空の駅」とマニアに呼ばれている宇都井駅がある。ホーム及び待合室は地上 20mの高さにあり、高さとしては日本一ということだ。しかし、エレベーターやエスカレーター等はなく、ホームに上がるには 116段の階段を上らなければならない。是非訪れたい駅だったが、今回は時間的に調整できなかった。
この時間にもホームには二名の鉄道ファンがいて、この列車に乗車した。この人たちは三次初発の上り列車でやってきて、一時間あまりの滞在を楽しんだのだろう。
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車窓 / 宇都井駅 / 8:14 |
口羽からは、旧三江南線の区間に入る。ここから先は基本的に江の川は左手を流れるようになる。青空が広がり、江の川が美しい。少しずつ乗客が増えてきて、終点三次が近づいてきたことが感じられる。二両の乗客は20名以上はいると思われるが、鉄道マニアらしき人の姿も多い。
この列車の乗降客のメモは次の通り。
川戸−2、因原−1+1、石見川本−1、乙原+1、石見簗瀬+2、粕淵−3、浜原+3、沢谷+1、潮+2、石見都賀−2+3、宇津井+2、香淀+3、作木口+1、船佐−1、長谷+1、粟谷+1、尾関山−1。
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車窓 / 長谷駅 / 9:05-06 |
車窓 / 長谷−粟谷間 / 9:07 |
あたりの空間が広がって市街地に入ってくると、間もなく三江線最後の駅尾関山に到着。終点は目の前だ。青空はさらに広がり、今回の旅行一番の気持ちのいい晴天となった。
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車窓 / 尾関山駅 / 9:18 |
尾関山を発車、次は終点三次 |
108キロの距離を3時間半かけた三江線の旅が終わった。最初はキハ120 で三時間半はきついかなと思ったが、風光明媚な素晴らしい路線でもっと短い時間に感じた。特急のグリーン車に乗っていると快適に車窓を楽しむことが出来るが、体全体で感じていないのか印象が薄くなってしまうのは仕方が無い。しかし、こうしてローカル線の普通列車に乗った印象は強く残る。そう強く感じた3時間半だった。
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三次駅到着 9:21 |
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この列車は折り返し 10:02発、石見川本行きとなる。折り返しには 40分あるのに、ホームは既に乗車する乗客がたくさん待っている。年配女性たちの団体がいて、その人達が多くの座席を埋めていった。そのうち二両編成の座席の半分が埋まっていった。「廃止予定線乗車」のツアーというのが存在するもだろうか。 三江線も後9ヶ月で廃止となる。総距離 100q以上のローカル線の廃止はインパクトが強いが、実際に乗車してみると、この路線を維持するが非常に難しいことを実感した。感情的に残してもらいたいというのは無茶な話というものだ。鉄道が全国を網羅するというのは、遠い昔の話となってしまったようだ。
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三次駅 / 芸備線/三江線 (広島県) |
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広島行きの芸備線まで一時間の乗り換え時間がある。食事でもと思ったが、時間的に早いせいもあって、駅周辺の店はどこも開いていなかった。仕方なく、駅舎内のコンビニで食料を調達し、待合室を利用して軽くおなかを満たした。駅舎は建て替えられたばかりのようで、駅前もきれいに整備されている。三次鉄道部の本部が置かれているので、駅舎も立派なものだ。
快速「みよしライナー」5835D は、広島からの 1808D の折り返し運用で、9:57 に到着した。キハ47 二両編成で、首都圏色の車両だ。今回の旅で見かけたキハ47 はすべて首都圏色で、広島色の車両を見ることが出来なかった。JR西日本は経費削減のため車両塗装の単色化を進めていて、キハ40系列は首都圏色と呼ばれる朱色に塗り替えられている。もう塗り替えが完了してしまったのだろうか。変な色に塗り替えられるよりましだが、個人的には JR 発足後に塗り替えられた路線毎の塗装が好きだ。
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快速 「みよしライナー」 5835D 三次 10:30 → 広島 11:58 |
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快速 「みよしライナー」 5835D 三次発、広島行き
国鉄キハ47形気動車0、1000番台
1066+38 (2両/下関総合車両所新山口支所)
趣味的にはキハ40(47) は貴重だが、乗車する立場でいうととても快適とはいえない。一番の問題は、クロスシートのシートピッチだろう。現代人の体格で考えると、狭すぎて向の人と足がぶつかってしまう。また、窓側の足下にパイプが通っていて、足下が狭くなってしまっているのも大きなマイナス点だ。当然冷房化され、延命のための体質改善もされているので、そのほかには特に不満は感じられない。 |
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「みよしライナー」は約10名の乗客を乗せて出発した。三次−広島間の都市間移動は高速バスが主体で、JRのダイヤを見る限りは競合しようともしていないようだ。駅間の移動を見ると時間、料金とも「みよしライナー」が若干上回っているが、バスは広島市の中心部を経由しているので、そこまでの移動を考えると逆転する。そして、運転本数(快速の)と快適さにおいては勝負にならない。
途中からぱらぱら乗車があり、広島到着時には7,8割の乗車率になり、立ち客も現れている。快速とはいえ、沿線住民を広島まで(広島から)運ぶ役目が中心で、昨年乗車した津山線の快速「ことぶき」と同じような立ち位置の列車だ。 広島での新幹線への乗り換え時間は19分あるが、「あなご飯」の弁当を買わなければならない。しかし、中途半端な時間しか無かったので、駅構内の駅弁を購入して済ませた。事前に調べておかなかったので、売店にあった「人気ナンバー1」と表示されていた「活あなご飯」を選んだ。値段も 1300円となかなかなので期待は膨らむ。
「おとなびパス」の指定席券の最後の一枚を、「のぞみ24号」のグリーン券として使用した。広島の乗り換えでは時間が無いので、三次駅で発券してもらっておいた。
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山陽/東海道新幹線 「のぞみ」24号 24A 広島 12:17 → 岡山 12:52 |
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山陽新幹線「のぞみ」24号 博多発、東京行き
JR西日本新幹線N700系電車4000番台
F-8編成 (16両/博多総合車両所)
岡山まで乗車する「のぞみ24号」の車両は、JR西日本所属の N700A系(N700系4000番台)だ。グリーン車は三両連結されていて、乗車した9号車はがらがらだった。昨日乗車した九州新幹線用の 8000番台と比べると内装はシンプルだが、この方が東海道・山陽新幹線には合っているかもしれない。レッグレストは無いが、それでも非常に快適だ。 |
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広島−岡山間は「のぞみ」で35分だが、在来線では乗り換えを含め3時間以上掛かってしまう。昨年は岡山から広島まで「のぞみ」を利用したが、東海道、山陽本線の都市間移動は新幹線で無ければ時間が掛かりすぎてしまう。岡山−広島間についていえば、時間があるのなら高速バスの選択が順当だ。
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岡山駅 / 山陽本線/宇野線/津山線/吉備線/山陽新幹線 (岡山県) |
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出雲市まで乗車する特急「やくも13号」の岡山での乗り換え時間は 12分。乗り換え時間は十分だが、今回の旅行の中では一番タイトだ。そして、この列車が「おとなびパス」を利用した最後の列車となる。
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特急 「やくも」13号 1013M 岡山 13:04 → 出雲市 16:09 |
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特急「やくも」13号 岡山発、出雲市行き
国鉄381系電車 / (7両/後藤総合車両所出雲支所)
クロ381-128+サハ381-225+モハ380-84+クモハ381-508
+モハ380-586+モハ381-86+クハ381-112
ホームに到着した時点では列車はまだ入線しておらず、入線してきたのは発車 5分前の 12:59 だった。特急専用ホームでは無いので、山陽本線のトラフィックを考えるとホームの空き時間は限れている。乗車する「やくも13号」は所定では四両だが、本日は三両増結して七両編成となっている。グリーン車は先頭車で、半分の席が埋まって岡山を出発した。 |
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出発して検札が終わると、「活あなごめし」を食べることにする。この駅弁は煮穴子では無くて焼穴子なのが特徴だ。経木の折詰に白いご飯を詰めて、その上にしっかり焦げ目が付いた焼穴子が8枚載っていて、付け合わせは奈良漬とガリだ。オーソドックスでシンプルな穴子弁当だが、期待以上に美味しく大満足だ。しかし、いつかは本場・宮島(口)のあなご飯を食べてみたい。
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駅当 / 活あなごめし (広島駅弁当) |
二日前に「サンライズ出雲」で走った同じ路線を今日は 381系「やくも」で走る。「サンライズ出雲」の客室は進行方向に向かって左側、「やくも」のグリーン車単独席は右側なので、見える風景は違う。車窓的には高梁川が望める左側の方がいいだろう。その昔は
381系の振り子装置で車酔いをするといった話が合ったが、個人的には特に何も感じない。国鉄型の車両で今の基準でいうと快適さは劣るが、今回の旅で乗った高出力の振り子式気動車よりはかなり快適だ。やはりうなるように響くエンジン音はどうしようもならない。
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出雲市駅 / 山陰本線 (島根県) |
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今回の旅で2度目の出雲市駅に到着。「おとなびパス」の旅はここからスタートしたので、あちこち回って戻ってきたことになる。
最初の計画では明日の撮影にはバスを利用し、これからの時間はゆっくりする予定だった。しかし、明日の移動を考えるとレンタカーの方が便利なので、急遽予約を入れ、せっかく足があるので明日のロケハンをかねて撮影地まで行くことにした。
レンタカーは駅近くのタイムズレタカーを車内でネット予約しておいた。今回は撮影場所の駐車スペースに不安があったので、軽自動車を借りた。レンタカーを利用する機会は多いが、軽を借りるのは初めてだ。軽とリッタカークラスに価格の差はほとんど無いので、これまで軽を選択する理由が無かった。
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タイムズカーレンタル 出雲駅南口店 (6/26、16:30 〜 6/27、12:00) |
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軽クラス
スズキ ワゴンR 660cc (2016年8月登録)
車両はワゴンRで、昨年8月登録だった。オドメーターチェックを忘れてしまったが、そんなに走り込んでいる感じはしない。車内の広さ、パワーとも最低限のものはあり、近場の移動には何の問題も無い。 |
撮影予定場所には15分ほどで到着した。やはり駐車スペースは路肩しか無かったので、車が小さいに越したことは無い。だいたいイメージ通りの場所で、場所をずらすことで上り下り両方とも撮影することが出来る。夏場で足回りの雑草が気になるので、構図はある程度限られてしまう。
夕方は完全な逆光になってしまうが、どんよりとした曇り空なのでさほど気にならない。約一時間撮影して、構図をチェックし、明日に備えた。ロケハンという名目だったが、それなりに手応えのある撮影が出来た。ぶっつけ本番だと大変だが、こうして前日にロケハンできたので、余裕を持って明日に備えることが出来た。
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山陰本線撮影 (直江−出雲市) / ロケハン |
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普通 141D 米子発、出雲市行き
キハ47形気動車0番台 / 137+33(後藤総合車両所) |
特急「やくも」28号 1028M 出雲市発、岡山行き
381系電車 / 7両 (後藤総合車両所出雲支所) |
出雲市駅近くまで戻り、ホテルの駐車場に車を止める。駅前のホテルにチェックインするが、ちょうどチェックインの人で狭いフロント前は人でいっぱいだった。しかし、ホテル従業員の手際が良く、思っていたより時間が掛からずにチェックインを済ますことが出来た。
今日の夕食はファーストフードやコンビニ弁当が嫌だったので、タブレットを使って近くの飲食店を調べた。幸い近くにそば屋があったので、そこでカツ丼を食べて夕食とした。普通に美味しい食事で満足だった。
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さの屋 |
カツ丼 |
本日のJR線の乗車距離は、営業キロで 558.9qということになった。乗車した路線、列車は、「三江線」キハ120、「みよしライナー」キハ40、「山陽新幹線」N700A、「やくも」381系だった。今回の旅の一番の目的の、三江線を乗り通したのが一番の印象だ。それと比べると、381系「やくも」の印象は薄い。
明日はいよいよ旅行最終日だ。唯一の列車撮影の機会なので、なんとか良い天気を期待したい。本日ロケハンを済ませてあるので、気がかりなのは天気だけだ。そしてお昼過ぎの飛行機で東京に帰る。
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最終日は、昨日ロケハンした場所で「サンライズ出雲」まで撮影して、後は飛行機で東京まで帰るだけだ。そんなに早く出発する必要が無いので、今回の旅行では唯一ホテルで朝食をとる。温かい朝食をゆっくり食べることが出来るのは非常にありがたい。
朝の通勤時間帯に掛かったため、斐伊川を渡る橋のところで少し渋滞したが、問題なく現地に到着することが出来た。幸い青空が広がっていて、しばらくはこの良い天気が続きそうだ。平日で何もネタは無いので、昨日同様一人で自由に撮影することが出来た。
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山陰本線撮影 (直江−出雲市) |
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長いストレートで自由に撮影できそうだが、夏場なので下草が結構邪魔になる |
光線的には上り列車に対してきれいな順光になるが、撮影のメインとなる下り「サンライズ出雲」に対しては正面に日は回らない。しかし、これは想定していたことなので仕方が無い。
キハ47 四両編成の 127D から撮影を始めた。個人的にキハ40系列は気に入っている車両なので、こうして長編成の撮影が出来て良かった。事前にここまではチェックしておかなかった。
その後場所を移動しながら、上り、下りといろいろ撮影することが出来た。車両自体は昨日一通り撮影したが、本日は車体に日が当たっている。そして「サンライズ出雲」も約三分遅れでやってきた。期待通りに撮影でき、大満足で空港に向かった。
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特急「やくも」10号 1010M 出雲市発、岡山行き
国鉄381系電車 / 4両 (後藤総合車両所出雲支所) |
特急「スーパーまつかぜ」6号 2006D 益田発 鳥取行き
JR西日本キハ187系気動車/1005+5(後藤総合車両所) |
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寝台特急「サンライズ出雲」4031M 東京発、出雲市行き
JR西日本285系電車
I-3編成 (7両/後藤総合車両所出雲支所) |
快速「アクアライナー」 3450D 益田発 米子行き
JR西日本キハ126系気動車/1001+1(後藤総合車両所) |
フライトの時間まではまだだいぶあるが、他を観光したり撮影する時間は無いので、レンタカーを返却して空港に向かうことにした。どこの空港も同じだが、空港敷地内にはレンタカーの営業所は無いので、空港近くの営業所に返却して、空港ターミナルまでマイクロバスで送ってもらう。郊外にある地方空港ではレンタカーの営業所が空港敷地に隣接してあることが多いが、この営業所は少し離れていた。離れているといっても車で5分と掛からないので特に問題は無い。
空港でチェックインを済ませ、食事とでも考えていたが、これといって食べたい店が無かった。仕方が無いので、売店でサンドイッチを買って済ませた。その後、展望デッキに上がり、離着陸の機体を撮影した。
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出雲空港 (見学・送迎デッキ) |
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JAC 3434便 (隠岐→出雲) / Saab 340B (JA8900) |
セントラルヘリコプターサービス
/ Kawasaki BK117C-1 (JA6659) |
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JAL 279便 (羽田→出雲) / Boeing 737-846 (JA349J) |
JAC 3550便 (出雲→福岡) / Saab 340B (JA8900) |
羽田行き 280便は、チェックインの段階では多少空席があることになっていたが、最終的な案内では満席とのことだった。本当はこの後の便(16:25発)の便に乗りたかったが、2週間前の段階で特典マイル交換席は満席だった。JAL は山陰の他の空港に乗り入れていないので、一番近いのは広島空港か岡山空港となってしまう。
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JAL 280便 出雲空港 12:19 (定刻12:20) → 羽田空港 13:33 (定刻13:40) |
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JAL 280便 出雲空港発、羽田空港行き
Boeing 737-846 (JA349J)J
機材は B737-800 で、JAL SKY NEXT ということで本革のシートのものだった。機内でも満席との案内があったが、隣は空席のままだった。フライトは順調で、予定より7分前に到着した。 |
羽田空港ではバスの時間に余裕があったので、始発となる国際線ターミナルまで無料シャトルバスで行ってみた。ターミナルビル内は混雑していたので歩いて見て回るにはあきらめた。バスの降り場は国内線ターミナルのように広くないので利用しづらいが、利用客の数が限られてしまうのでこれで問題ないのだろう。
新百合ヶ丘行きのバスを利用したが、今回はルートが変更になっていた。新しく開通した首都高神奈川7号線経由に変わっていたが、所要時間に大きな変化は無かった。従来はベイブリッジ、横浜駅、三ツ沢経由だったので、混雑する時間帯では影響が出るのかもしれない。所要時間の問題は別として、新開通区間はトンネルだらけなので、車窓的には全然面白くない。
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(6/26) 江津駅 5:53 → 三次駅 9:21 三江線普通 423D
三次駅 10:30 → 広島駅 11:58 快速「みよしライナー」5835D
広島駅 12:17 → 岡山駅 12:52 山陽新幹線「のぞみ」24号
岡山駅 13:04 → 出雲市駅 16:09 特急「やくも」13号
レンタカー
タイムズカーレンタル出雲駅南口店 16:27 出発 000q
直江−出雲市間のポイント 16:40〜18:06 撮影 006q
スーパーホテル出雲駅前駐車場 18:25 到着 013q
《スーパーホテル出雲駅前》泊
(6/27) レンタカー
スーパーホテル出雲駅前駐車場 7:32 出発 013q
直江−出雲市間のポイント 7:51〜10:18 撮影 018q
GS(ウィルSS/JAしまね) 10:27〜10:32 給油 023q
道の駅「湯の川」 10:36〜10:41 休憩 026q
タイムズカーレンタル出雲空港前店 10:44 到着 027q
レンタカー営業所 10:50頃 → 出雲空港 10:55頃 送迎車
出雲空港 12:19 → 羽田空港 13:33 JAL280便
(定刻 12:20) (定刻 13:40)
羽田空港国際線 14:30 → 新百合ヶ丘駅 15:53 小田急バス
新百合ヶ丘駅 16:01 → 唐木田駅 16:13 小田急多摩線「多摩急行」
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Nikon D500 、Nikon1 J4
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