JRバス関東 / グラン昼特急 3号 乗車記
(バスタ新宿
→大阪駅JR高速BT)

2020.10.23


乗車バス  グラン昼特急3号 東京駅八重洲南口発、湊町バスターミナル行き
運行会社  JRバス関東、西日本JRバス
乗車区間  バスタ新宿 7:50 → 大阪駅JR高速BT 16:42
車両  JRバス関東 D670-20503 江東 200 か 12
 スカニア-バンホール InterCityDD TDX24 アストロメガ 2020年式
走行道路  新宿駅(甲州街道・山手通り)初台南入口(首都高中央環状線)大崎JCT(首都高3号線・
 東名高速)豊田JCT(伊勢湾岸道)四日市ICT(新名神・大津連絡路)草津JCT(名神高速)
 京都東IC(一般道)京都南IC(名神高速)吹田IC(中央環状線・新御堂筋線)大阪駅

「グラン昼特急号」について
 「グラン昼特急号」は、東京駅・新宿駅と京都駅・大阪駅を東名高速・伊勢湾岸道・新名神を経由して結んでいた昼行高速バスで、「グランドリーム号」に使用される二階建てバスで運行されていた。その他京阪神間の昼行高速バスとして、廉価版となる「青春ドリーム号」に使用される4列シート車使用の「青春昼特急号」も運行されていた。
 2021年10月28日より、御殿場JCT-豊田東JCT間を東名高速から新東名高速経由に変更し、所要時間を最大30分短縮した。運行ルートの変更により、東名綾瀬、道の駅もっくる新城の各バス停に新たに停車し、東名富士、東名静岡、東名浜松北の各バス停が廃止された。

 グラン昼特急3号 ダイヤ
東京駅八重洲南口 7;10
バスタ新宿 7:50
東名向ヶ丘 8:20
東名江田 8:23
東名大和 8:34
東名厚木 8:43
足柄SA(休憩) 9:18
9:38
東名御殿場 9:42
東名富士 10:11
東名静岡 10:42
東名浜松北 11:35
浜名湖SA(休憩) 11:45
12:00
甲南PA(休憩) 14:07
14:37
京都駅 15:27
大阪駅JR高速BT 16:42
湊町BT 17:00

2023.9.5 作成


 JRバス関東と西日本JRバスが「グラン昼特急」に導入した、三列シートの新型二階建てバス「アストロメガ」に乗車する計画を立てた。せっかく大阪まで行くので、その先もバスを乗り継ぎ明石海峡大橋・大鳴門橋経由で四国まで行くことにした。JR四国管内は「バースデーきっぷ」で乗りまくったことはあったが、鉄道車両の撮影はまだだったので、高松周辺何ヶ所かで撮影する計画とした。三泊四日の日程で、帰りは高松空港からJALを利用した。
 当初新型車両の導入は 5月1日からで、発売間際に 5月13日の「グラン昼特急3号」を予約していた。しかし、新型コロナウイルスの影響で運休となり、6月1日から順次運行再開となった。そして、10月から実質的に東京都民の旅行解禁となったので、乗車の機会を探していた。乗車する以上は二階最前列席を考えていて「1C」の座席が確保できた 10月23日に出発した。
 せっかくなら始発の東京駅からとも考えたが、かなり早い出発となるので、無理をしないでバスタ新宿から乗車することにした。バスタ新宿の待合室内に人は少なく、新型コロナウィルスの影響が大きいのがうかがわれた。東京発着に限らず、まだ運休している便はかなり多くあるようだ。

 バスタ新宿(東京都渋谷区) / 7:50 発車

 バスタ新宿入線は発車予定時刻 10分前の 7:40 だと思っていたが、早めに D10乗り場に行ってみると既に「アストロメガ」は入線していた。7:30発の WILLER EXPRESS 仙台行きが出発して、その後すぐに入線したようだ。東京駅八重洲南口発が 7:10 なので、道路がかなり順調だったのだろう。一番乗りで、荷物を係員に預けて WEB乗車券を乗務員に渡して乗車する。
 四列シートの「アストロメガ」には「新東名スーパーライナー」で乗車したことがあるが、トイレや階段の構造は「エアロキング」と同じだ。座席は新型のクレイドルシートで、座った印象は体にフィットして快適だ。最前列の足下はかなり広く、固定式のフットレストが設置されている。「エアロキング」の「東海道昼特急」時代に用意されていたブランケットはなく、新型コロナウィルス対策なのだろうか。プライベートカーテンが設置されているので隣の人を意識する必要が無い。発車時間が近づくと乗車する人が増えてきたようだが、二階の最前列なのでその様子は分からない。プライベートカーテンが引かれているので、車内の状況は全く分からない。隣の 1A、1B ともに埋まり、定刻の 7:50 に出発した。

 グラン昼特急3号 / 東京駅八重洲南口 (7:10) 発、湊町バスターミナル (17:00) 行き
 
JRバス関東 D670-20503 江東200 か 12 / スカニア-バンホール InterCityDD TDX24 アストロメガ 2020年式

 甲州街道、山手通りを通り、初台南ランプより首都高速中央環状線に入る。池尻ジャンクションから首都高3号線に入るが、下り線は順調だ。

 初台南入口 / 首都高速・中央環状線へ

 池尻JCT / 首都高速3号線・用賀方面へ

 東名高速に入り東京料金所を抜けると、すぐに最初の乗車停留所の「東名向ヶ丘」だ。あいかわらずバス停付近にはトラックや乗用車がたくさん駐車していて非常に邪魔で危険だ。ここで乗客があったが、先ほどの理由で人数は不明。

 東名向ヶ丘(神奈川県川崎市宮前区)/ 8:17~18 (定刻 8:20)

 「東名江田」でも乗車があり、横浜町田インターを過ぎたあたりから渋滞が始まる。大和トンネル付近の工事に伴う渋滞のようだ。

 東名江田(神奈川県横浜市青葉区)/ 8:22~25 (定刻 8:23)

 そして、横浜青葉インターあたりから雨が降り出してきた。天気予報通りで、残念ながら今日は車窓からの眺めを期待できない。「東名大和」には約9分遅れの到着となったが、乗客はいなかった。

 東名大和(神奈川県大和市)/ 8:43 (定刻 8:34)

 この付近から車の流れは順調になってきた。約10分遅れで到着した「東名厚木」では乗車があり、ここで神奈川県内での乗車扱いは終わった。

 東名厚木(神奈川県厚木市)/ 8:53~54 (定刻 8:43)

 大井松田インターから先では集中工事が行われていて、左ルートは工事のため閉鎖中だが、右ルートの車の流れは順調だった。かつて乗車した「東海道昼特急」「新東名スーパーライナー」は左ルートを走ったと思う。

 大井松田ICからは右ルートへ

 最初の休憩地の足柄サービスエリアでは路線バス専用エリアに駐車。約11分の遅れで、ここでは 20分の休憩。すぐ後に JR東海バス運行の「東名ライナー201号」浜松行きが到着した。こちらは 15分ほど遅れているようだが、降りてきた乗客がいない。雨が降っていて富士山を眺めることが出来ないので、崎陽軒のシュウマイ弁当を購入してすぐにバスに戻った。10分間休憩の「東名ライナー201号」は先に出発していった。そして、すぐに JRバステック運行の「スーパーライナー53号」名古屋行きが入ってきたが、このバスの後ろには駐車しないで一般バス専用エリアへ入っていった。

 東名高速・足柄SA / 9:29~51 (定刻 9:18~38)

 足柄サービスエリアは約13分遅れで出発した。「グラン昼特急」はプライベートカーテンがあり人数のチェックが困難なので休憩からの出発時に人数チェックはしない旨、事前に注意書きが渡されていて乗務員からもアナウンスがあった。静岡県に入って最初のバス停は「東名御殿場」だが、ここでは乗客はなかった。

 東名御殿場(静岡県御殿場市)/ 9:56 (定刻 9:42)

 御殿場ジャンクションからはそのまま東名高速を進む。新東名を使わないのは、途中のバス停で乗車を行うためと三ヶ日での乗務員交代のためだ。この先清水ジャンクションまでの間も集中工事が行われていて対面通行の場所があったが、新東名利用の車が多いせいか流れは順調だった。

 御殿場JCT / 東名高速・名古屋方面へ

 「東名富士」では乗車があり、「東名静岡」ではなかった。「東名静岡」では足柄サービスエリアで先行した「東名ライナー201号」が停車していた。

 東名富士(静岡県富士市)/ 10:26~27 (定刻 10:11)

 東名静岡(静岡県静岡市駿河区)/ 10:58 (定刻 10:42)

 そして、最後の乗車バス停の「東名浜松北」では乗客はなかった。降り続いている雨は強くなったり弱くなったりで、なかなかやみそうにない。

 東名浜松北(静岡県浜松市東区)/ 11:48 (定刻 11:35)

 2回目の休憩地の浜名湖サービスエリアには約13分遅れで到着した。浜名湖サービスエリアは上り下り一体型のサービスエリアで、同時刻に上り「グラン昼特急4号」が休憩している可能性があるので、乗り間違えに注意するよう案内された。また、浜名湖サービスエリアは工事中で下り側トイレが使えないので、仮設トイレを使うか上り側のトイレを使うよう案内があった。

 東名高速・浜名湖SA / 11:58~12:16 (定刻 11:45~12:00)

 浜名湖サービスエリアを 10分遅れで出発し、次の三ヶ日インターで一旦東名高速を降りる。インターを出てすぐのところにあるJAみっかび特産センター前の駐車場に停車して、乗務員の交代が行われる。京阪神を東名高速道路経由で結ぶJRの高速バス(グラン昼特急、ドリーム号など)は、ワンマン運転が行われている。三ヶ日以東は JRバス関東の乗務員が担当し、以西は西日本JRバスの乗務員が担当する。そのための拠点が JRバス関東東名三ヶ日支店で、特産センターの二階に事務所などがある。
 駐車場には JRバス関東の「アストロメガ」が停車していた。多分上り「グラン昼特急4号」だと思われるが、そうすると 30分くらい遅れていることになる。乗務員の引き継ぎと車両の点検が行われ、約14分遅れで出発した。「グラン昼特急4号」が先に出発して、このバスはすぐ後について発車した。

 JRバス関東東名三ヶ日支店(乗務員交代)/ 12:21~24

 三ヶ日インターから東名高速に戻り、「グラン昼特急4号」と分かれて再び西に向かう。間もなく新東名引佐連絡道が分岐する三ヶ日ジャンクションで、そのまま東名高速を直進する。

 三ヶ日JCT / 東名高速・名古屋方面へ

 東名高速のこの区間はもともと混雑が激しく、新東名の引佐連絡道の開通を前に片側三車線化が行われた。しかし、新東名が豊田東ジャンクションまで開通後に片側二車線に戻された経緯がある。豊田ジャンクションでは東名高速から離れ、伊勢湾岸道に入り四日市方面に向かう。

 豊田JCT / 伊勢湾岸道・新名神方面へ

 伊勢湾岸道に入ると車の数がぐっと増えてくる。次の名古屋南ジャンクションはそのまま伊勢湾岸道を直進する。2015年に「新東名スーパーライナー」に乗車したときには、ここを名古屋高速方面に分かれて名古屋市内に向かっていた。

 名古屋南JCT / 伊勢湾岸道・新名神方面へ

 続く東海ジャンクションも名古屋高速へ分岐するが、そのまま直進して名古屋港エリアに入る。昨年「新東名スーパーライナー」に乗車した時には、ここから名古屋高速4号東海線に入っていた。

 東海JCT / 伊勢湾岸道・新名神方面へ

 名古屋港エリアをすぎると三重県に入り、すぐに木曽川を渡る。木曽川の向こうには、広大なナガシマスパーランドが広がっている。富士急ハイランドと並んで絶叫マシン系が非常に充実している遊園地だ。遊園地の他に日帰り温泉施設、複数の大規模ホテル、アウトレットモール等があり、非常に大規模なレジャー施設となっている。そして、ようやく三重県に入って雨が上がった。

 車窓 / ナガシマスパーランド

 四日市ジャンクションは、直進して新名神、大阪方面に向かう。昨年二月に「東海道昼特急」に乗車した時には新名神「新四日市JCT-亀山西JCT」間が開通していなかったため、左側の東名阪道方面に向かい、亀山連絡路経由で亀山西ジャンクションから新名神に入った。その直後の 3月17日に「新四日市JCT-亀山西JCT」が開通したので、その後経路が変更になったようだ。東名阪道の「四日市-亀山」間は交通量が多く渋滞の名所だったので、新名神のこの区間の開通を地元では待ち焦がれていただろう。

 四日市JCT / 新名神・大阪方面へ

 すぐに新四日市ジャンクションで、そのまま直進する。「四日市JCT-新四日市JCT」間は 2016年8月に開通していた。左に分岐する東海環状道の東員インターまでの区間も同時に開通した。

 新四日市JCT / 新名神・大阪方面へ

 この区間は初めて走る区間で、正面に見える山塊は鈴鹿山脈のようだ。登山はしていたが、関東に住んでいると鈴鹿山脈はなじみの浅い山だ。ようやく天気が回復してきたようで一安心だ。

 車窓 / 鈴鹿山脈

 鈴鹿山脈の端の方が迫ってくると亀山西ジャンクションだ。亀山連絡路との分岐(合流)ポイントで、昨年はここから新名神に入り「東海道昼特急」で京都に向かった。
 亀山西ジャンクションは当初「亀山連絡路-大阪方面」の相互間だけ利用可能なハーフジャンクションとして計画され、その後地元の要望でフルジャンクションに変更になったので特殊な構造になっている。そのため、亀山連絡路から名古屋方面に行く場合、下り本線に合流後すぐに分岐があり、Uターンして上り本線に合流する。また、名古屋方面から亀山連絡路に行く場合は、Uターン後上り本線に合流して、すぐの分岐を亀山連絡路の方に入らなければならない。

 亀山西JCT / 新名神、大阪方面へ

 亀山ジャンクションから先下り新名神は三車線になるが、次の甲賀土山インターから二車線に戻る。しかし、新東名のようにほとんどの部分で六車線用の敷地が確保されているようで、大津ジャンクションまでは六車線(片側三車線)化の工事が進行中だ。
 間もなく、最後の休憩地の甲南パーキングエリアに到着した。遅れは約4分まで減少して、ここでは予定通り 30分の休憩となる。前回も考えたことだが、ここで食事をとれば良かったと思った。しかし、食事にはなんとも中途半端な時間なので、バスに戻って休むことにした。

 新名神高速・甲南PA / 14:11~41 (定刻 14:07~37)

 この区間の新名神は山間部を走っていたが、新名神延伸予定の大津ジャンクションあたりから開けてくる。まだ実際には分岐がない大津ジャンクションから先は大津連絡路となり、草津ジャンクションで名神高速に合流する。

 草津JCT / 名神高速、大阪方面へ

 交通量がぐっと増えた名神高速を進むと、すぐに瀬田ジャンクションがある。京滋バイパスへの分岐点だが、京滋バイパスは名神高速の迂回路だ。大津市、京都市の南側を迂回して走り、大山崎ジャンクションで名神高速に再び合流する。

 瀬田東JCT / 名神高速、大阪方面へ

 大津インターを過ぎると次は京都東インターだ。ここで高速道路を降りて、国道1号線に入り京都市内に向かう。昨年と同じ時間帯だが、道路は順調に流れている。

 名神高速・京都東IC / 流出、国道1号京都方面へ

 国道1号線は京都市街地では五条通となり、烏丸五条交差点を左折して京都駅烏丸口に向かう。昨年と比べ市内の交通量はずっと少なく、京都駅には定刻より2分遅れの 15:29 に到着した。半数以上の乗客が降りたようだが、大阪方面まで向かう乗客も多い。

 京都駅烏丸口(京都府京都市下京区) / 15:29~15:31(定刻 15:27)

 11年前に「東海道昼特急大阪号」に乗車したことがあるが、京都駅には寄らない便だったのでこの先京都南インターまでの区間は初乗車となる。バスターミナルを発車したバスは京都中央郵便局の裏側をぐるっと回り、「塩川梅小路」交差点を左折して国道1号線を南下する。「九条油小路」交差点を右折、「京阪国道口」交差点を左折と、国道1号線を進む。ここから先は交通量も多く渋滞気味だが、まもなく名神高速京都南インターだ。

 名神高速・京都南IC / 下り、大阪方面へ

 名神高速は京都南インターからは片側三車線で、それなりに交通量があるが流れは順調だ。大山崎ジャンクション手前で右・左ルートに分かれているが、二車線の右ルートを進んだ。大山崎ジャンクションから京滋バイパス、京都縦貫道方面に行くには左ルートを通らなければならない。

 天王山トンネル区間は、右ルートを走行

 天王山トンネルを抜けもうひとつトンネルを抜けると、間もなく左ルートが合流する。次は高槻ジャンクションで、直進してそのまま名神高速を走る。

 名神高速・高槻JCT / 名神高速、大阪方面へ

 高槻ジャンクションから 7分ほど走ると吹田ジャンクションだ。吹田ジャンクションでは最初の中国道に向かう分岐は直進して、次の分岐を吹田出口、近畿道方面に行く。左の分岐に入るとすぐに吹田出口の案内板があり、道沿いに行くと吹田出口料金所だ。

 吹田JCT / 近畿道方面へ、そして吹田出口へ

吹田料金所を出て左手の道に入り、中央環状線を池田方面に向かう。中央環状線は中国道に沿って走っていて、かなり交通量の多い幹線道路だ。

 名神高速・吹田IC / 流出、中央環状線池田方面へ

 中央環状線を 4.5㎞ 進むと千里インターで、交差する新御堂筋線を大阪駅方面に向かう。交通量の多い道路どおしの交差なので、信号機で右左折するのではなく、インターチェンジ方式となっている。ランプの途中に他方向への分離と合流があり、混雑しているので初めてだと戸惑うかもしれない。

 千里IC / 左折、新御堂筋を大阪方面へ

 新御堂筋線は自動車専用道路ではないが、原付、軽車両、人の通行が禁止されていて、走った区間は高架部分が多い。交通量が多く渋滞の名所のようだが、今日は非常に順調だ。新大阪駅の下をくぐり淀川を渡るとまもなく大阪駅だ。

 車窓 / 御堂筋線を進む(右手を走るのは、大阪メトロ御堂筋線)
 

 新御堂筋線の高架を降り、曾根崎東、阪神前交差点を各右折し、JRのガードをくぐりすぐに左折すると大阪駅JR高速バスターミナルだ。入口にゲートがあり、一般車両が入れないようになっている。
 計ったように定刻の 16:42 に到着して、約9時間のバス旅は終了した。このバスは湊町バスターミナル行きだが、すべての乗客がここで降車したようだ。

 大阪駅JR高速バスターミナル / 16:42到着 (定刻)

 9時間近い乗車だったが、疲れも感じず快適に過ごすことが出来た。以前乗車した西日本JRバスの「三菱エアロキング」の旧型クレイドルシートのほうが座り心地が良かった記憶があるが、今回の「アストロメガ」も十分快適だった。名古屋まで雨のため車窓の眺めは楽しめなかったのは残念だが、3列シート「アストロメガ」の初乗車を堪能することが出来た。
 その後、2020年12月1日にダイヤ改正が行われ、湊町バスターミナルへの乗り入れが取りやめとなった。また、大阪駅JR高速バスターミナル行きは、京都駅に乗り入れなくなった(別途、京都駅始発/終着の便が設定された)。そのため、東京-大阪間の所要時間が約30分短縮になった。
 さらに、2021年10月28日から 御殿場JCT-豊田JCT の運行経路を新東名高速経由に変更になり、所要時間が約30分短縮された。「東名綾瀬」、「道の駅もっくる新城」の各バス停に新たに停車して、「東名富士」、「東名静岡」、「東名浜松北」の各バス停が廃止になった。
 JRバス関東東名三ヶ日支店が「道の駅もっくる新城」に移転して新城支店となった。京阪神系統を従来の東名高速道路経由から、災害に強く安全性や快適性が高いことを理由に新東名高速道路へ変更するため、乗務員を交代する営業所を新東名高速道路沿線に変更した。運航ルート変更と同時に、「道の駅もっくる新城」バス停が設けられ、この場所で乗務員の交代と同時に乗客の休憩場所(従来は、東名高速浜名湖SA)となった。




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