JR西日本/氷見線(高岡→氷見→雨晴) 乗車記

2022.5.25


乗車区間  高岡 11:12 → 氷見 11:40 (535D)
 氷見 12:44 → 雨晴 12:52 (536D) 
 
乗車列車  普通 535D 高岡発、氷見行き
 普通 536D 氷見発、高岡行き
車両  国鉄キハ40形気動車2000番台 / 2092(1両/金沢総合車両所富山支所)(535D)
 国鉄キハ47形気動車0,1000番台 / 1134+66(2両/金沢総合車両所富山支所)(536D)

氷見線・路線図

氷見線について
 富山県高岡市の高岡駅から富山県氷見市の氷見駅に至るJR西日本の鉄道路線(地方交通線)。路線距離は16.5㎞で、全線単線、非電化。能町駅からはJR貨物の貨物線である新湊線が分岐していて、高岡-高岡貨物間には貨物列車が運行されている。北陸新幹線金沢延伸に伴い北陸本線が三セクに移管されたため、城端線のほかにはJR西日本の在来線路線と接続しない路線となった。
 1900年12月、中越鉄道・伏木-高岡間が延伸開業。1912年4月、島尾まで延伸開業、同9月、氷見まで延伸開業して氷見-高岡-城端間が全通した。1920年9月、中越鉄道全線が国有化、伏木-高岡-城端間が中越線、伏木-氷見間が氷見軽便線となった。1922年9月、氷見軽便線が氷見線に改称。1942年8月、氷見線が高岡-氷見間に変更された。
 JR西日本から赤字路線である城端線と氷見線の将来についての話し合いの申し出があり、城端線・氷見線LRT化検討会(富山県、沿線自治体、JR西日本の代表者によって構成)が設置されて検討が進められている。富山港線の成功を念頭に置いたLRTかが検討されているが、課題も多くすぐには結論が出そうにない。2019年度の輸送密度は2,498人で、2022年4月にJR西日本により公表された「輸送密度2000人未満の線区」のリストには載っていない。

2022.10.14 作成


 大人の休日倶楽部会員限定「北陸フリーきっぷ」を使って北陸旅行に出かけた。フリーきっぷ利用なので、エリア内のJR西日本のローカル線全てに乗車する計画を立てた。乗車するのは、高山本線(富山-猪谷)、七尾線、城端線、氷見線、越美北線と小浜線だ。小浜線の有効区間は小浜までだが、別料金を払って終点の東舞鶴まで乗車する。このうち小浜線と越美北線は、今年二月にJR西日本が公表した「輸送密度2000未満」30線区リストに載っている。
 旅行二日目に城端線と氷見線に乗車して、乗車の合間に両線を走るキハ40系を撮影した。午前中に城端線に乗車して、沿線での撮影も済ませて高岡に戻った。高岡では13分乗り換え時間で氷見線に乗り換えた。
 

 あいの風とやま鉄道/JR西日本 / 高岡駅(富山県高岡市) / 11:12 発車

 氷見行き 535D はキハ40形1両編成で、ボックスシートには座ることは出来なかった。この車両の車内の半分はロングシートで、ロングシート側の一部には座席が設置されていない変則的な室内だ。発車時刻までに乗客は増え、20人以上はいると思われた。

 氷見線 普通 535D 高岡(11:12)発、氷見(11:40)行き
 
国鉄キハ40形気動車2000番台 / 2092(1両/JR西日本/金沢総合車両所富山支所)

 高岡を発車すると市街地の中を走り、沿線が工業地帯に変わると国府のあった伏木に到着する。この先で進行方向を北西に変え越中国分をすぎると富山湾沿いに走行するようになる。男岩、女岩が海上に浮かび、晴れていれば富山湾越しに立山連峰を見ることのできる絶景区間だ。しかし、今日は晴れているが、残念ながら立山連峰は見えない。

 車窓 / 雨晴海岸(越中国分→雨晴)

 次の雨晴で乗客の半分くらいが下車した。雨晴海岸を訪れる観光客のようだ。この後撮影する場所はこの駅の近くだが、氷見まで乗車してから戻ってくることになる。その後も海の近くを走り、二つ目が終点の氷見だ。駅舎自体は新しくないが、駅前はきれいに整備されている。

 JR西日本/氷見駅(富山県氷見市)/ 11:40 到着 (折り返し) 12:44 発車
 

 氷見駅近くで昼食をとる予定だったので、約1時間後の列車で雨晴まで戻ることにしていた。事前に食堂を2軒探しておいたが、1軒は定休日で、もう1軒は廃業していた。その周りを見てみたが、食堂やコンビニなどは何も無い。氷見駅は市の中心部からは離れているようだ。
 仕方が無いので駅に戻ったが、乗ってきた列車の折り返しは発車した後だ。おなかが減ってきてどうしようかと思ったが、先ほど車窓で雨晴の近くに道の駅が見えたのを思い出した。道の駅ならば何か食べることができるだろうと考え、待合室に座って列車を待つことにした。
 高岡行き 536D はキハ47形2両編成で、車内はがらがらだった。朝方城端線で撮影した「忍者ハットリくん列車」は切り離された後運用から外れたようで、氷見線にも走っていない。

 氷見線 普通 536D 氷見(12:44)発、高岡(13:15)行き
 
国鉄キハ47形気動車0,1000番台 / 1134+66(2両/JR西日本/金沢総合車両所富山支所)

 雨晴では2人が下車し、もう1人は観光客のようだ。簡易委託の駅だが、城端駅同様、係員がきっぷの回収(確認)を行っていた。地元の観光協会や自治会が雨晴駅振興会を結成して駅務を受託しているらしい。JR西日本は経費削減のため各駅の無人化を進めているようなので、近いうちに無人駅になってしまうかもしれない。
 係員にきっぷを見せて、ホームで写真を撮りたい旨申し出た。海沿いの小さな駅だが、いかにもJRの駅と言った雰囲気が残っている。木造の駅舎も悪くない。駅舎内には観光協会もあり、雨晴海岸への玄関口となっている。
 雨晴海岸でキハ40系を撮影後、再び雨晴駅に戻り氷見線で高岡に戻る予定だった。しかし、撮影場所の近くにバス停があり、ちょうど良い時間に高岡病院行きの路線バスがあり、そちらを利用した。新高岡駅まで乗り換えなしで行けるので、残念ながら(?)非常に便利だった。

 JR西日本 / 雨晴駅(富山県高岡市) / 12:52 到着

 越中国分-雨晴間はほぼ海岸線のすぐ横を通っていて、車窓からの眺めは素晴らしい。また、雨晴駅から観光スポットの雨晴海岸までは近いので便利だ。観光列車として、臨時快速「ベル・モンターニュ・エ・メール」が新高岡(1号は砺波発)-氷見間を日曜日に2往復運行されている。観光路線としては重要だが、集客力は大きいとは思えない。また、氷見-高岡間は人の移動は多いようだが、両市の病院を結ぶ路線バスが何系統か走っていてそちらの方がずっと便利だ。
 2019年度の輸送密度は 2498人で、JR西日本が2022年4月に収支状況を発表した赤字路線(2000人未満)には含まれてないが、かつての国鉄再建法で存廃基準とされた4000人を大幅に下回っている。既に、「城端線・氷見線LRT化検討会」が発足して LRT化などについて検討されているので、今後どうなるのか注目だ。





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