掛川城

静岡県掛川市

日本百名城


別 名  雲霧城、松尾城
城郭構造  平山城
天守構造  複合式望楼型3重4階(1621年再建 非現存、1994年 木造復元)
築城主  朝比奈泰煕
築城年  1497年~1501年
主な改修者  山内一豊
歴代城主  朝比奈氏、山内氏、松平(久松)氏、井伊氏、小笠原氏、太田氏
廃城年  1871年 (明治4年)
遺 構  二の丸御殿、太鼓櫓(移築)、大手門番所(移築)、石垣・土塁・堀(いずれも一部)、
 大手ニの門(移築)
指定文化財  重要文化財(二の丸御殿、大手ニの門)
再建造物  天守・門・土塀


大手門

(1995年 復元)
大手門番所

(1859年 再建、1995年 再移築、市指定文化財)
四足門

(1994年 復元)
四足門付近から天守を望む
太鼓櫓

(1854年以降 再建、1955年 三の丸から移築、市指定文化財)
本丸跡から天守を望む
冠木門と天守
木造復元天守

(1994年 復元、2022年6月~2023年3月 修復)
天守一階
天守二階
天守三階
天守三階からの眺め
霧吹き井戸
登城路を下る

(太鼓櫓、四足門、大手門が見える)
二の丸御殿

(1861年 再建、重要文化財)
二の丸御殿 玄関
二の丸御殿 次の間
二の丸御殿から天守を望む
二の丸御殿 正面
四足門外側から天守を望む



 実家に用事があり焼津を訪れた際、足を伸ばして掛川城を見学してきた。昨年6月から今年3月まで天守の大規模修復工事が行われていたため、その完成を待って訪問した。一部の塀や太鼓櫓は修復をしているようで、作業用の足場のようなものやネットが掛けられていた。
 現在見られる城郭の構造の基本的な部分は安土桃山時代に入封した山内一豊によるものだ。「東海の名城」とうたわれた天守は、幾度かの地震により倒壊、再建を繰り返された。現在の天守は、1994年に日本初の本格木造天守閣として復元された(白河小峰城の実質的な天守である三重櫓の方が先で、1991年に木造で復元された)。
 掛川城というと木造で復元された天守に注目が集まるが、一番貴重なのは二の丸御殿だ。安政の大地震後の 1861年に太田資功により再建されたもので、国の重要文化財に指定されている。江戸時代以前に建てられ現存している御殿は4つしか無く、とても貴重なものだ。その4つとは、川越城本丸御殿、高知城本丸御殿、二条城二の丸御殿と、この掛川城二の丸御殿だ。掛川城二の丸御殿は、基本的に全部屋の閲覧と立ち入りが出来る。
 時間の関係で駆け足となってしまったが、期待以上に楽しめた。復元天守と二の丸御殿は期待通りに素晴らしかったが、大手門、大手門番所、太鼓櫓など見物が多かった。掛川城周辺を含めて、うまく整備されていると感じた。



訪問日 : 2023.09.23




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