京都鉄道博物館
京都府京都市下京区観喜寺町
JR西日本、公益財団法人交通文化振興財団
2016年04月29日開館
エントランス |
プロムナード |
新幹線0系電車 (1964年製造) |
交通科学博物館から移転 展示予定の4両は、各形式のトップナンバーを付した4両で、約600万kmを走行した後、1978年3月に引退した。 2019.02.05 |
21形制御電動車1号車 |
16形グリーン車1号車 |
35形普通ビュッフェ合造車1号車 |
22形制御電動車1号車 |
国鉄80系電車 (1950年製造) |
交通科学博物館から移転 戦後初の長距離電車として登場、東海道本線や山陽本線で活躍した80系電車の制御車および電動車で、2両を連結した状態で展示されている。 2019.02.05 |
クハ86形制御車001号車 |
モハ80形電動車001号車 |
国鉄C62形蒸気機関車26号機 (1948年製造) |
交通科学博物館から移転 日本最大の旅客用蒸気機関車で、1966年に廃車後は、当時の交通科学館に搬入され交通科学博物館に至るまで静態保存されていた。 2019.02.05 |
マロネフ59形二等A・B寝台緩急車1号車 (1938年製造) |
元はマイロネフ38形一等・二等寝台緩急車1号車で1955年7月の級制改正によりマロネフ59形となった。 1938年にマイロネフ37290形として製造されたのちの14号御料車と同形式車(マイロネフ37292)で、皇族専用車両として製造されたが複数の形式変更を経てマイロネフ38形1号車となる。 2019.02.05 |
スシ28形食堂車301号車(元・スハシ38形三等食堂合造車102号車)(1933年製造) |
現役時代はスハシ38形三等食堂合造車102号車であったが、廃車後すぐに当時の交通科学館で食堂として使用するために三等客室部分も食堂スペースとして改造されて、その際に形式もスシ28形に変更され車番は架空の301号車とされた。交通科学館の開館時から後述のナシ20形が交通科学館に搬入保存されるまで食堂として利用されていた。 2019.02.05 |
国鉄103系電車 クハ103形制御車1号車 (1964年製造) |
103系通勤形電車の先頭車で、103系のトップナンバーのひとつ。配置当初は池袋電車区に配置され、山手線で活躍した車両で、最後は阪和線で活躍した。2011年3月30日に廃車となり、廃車後は吹田総合車両所に保管されていた。京都鉄道博物館へ回送される際に阪和線のスカイブルーから大阪環状線のオレンジバーミリオンに塗装が変更された。 2019.02.05 |
国鉄DD54形ディーゼル機関車33号機 (1971年製造) |
交通科学博物館から移転 西ドイツのエンジンと液体変速機を採用したディーゼル機関車。 2019.02.05 |
国鉄20系客車 ナシ20形食堂車24号車 (1970年製造) |
交通科学博物館から移転 20系寝台客車の食堂車。移転前の博物館で行っていた食堂車営業は軽食や弁当の提供に特化する形で、京都鉄道博物館でも同様に車内での営業が実施されている。現在、側面方向幕には「はやぶさ」と号車番号の「5」が表示されている。 2019.02.05 |
トワイライトプラザ |
国鉄EF81形電気機関車103号機 (1974年製造) |
トワイライトエクスプレス牽引車専用塗装。2015年4月30日付で廃車。 2019.02.05 |
国鉄24系客車 スシ24形食堂車1号車 (1972年製造) |
トワイライトエクスプレス第1編成の食堂車。2015年4月30日付で廃車。 黄色帯やロゴマークが一切ない状態で博物館に搬入されたが、のちに現役時代と同じ帯とロゴが貼られた。 2019.02.05 |
国鉄24系客車 スロネフ25形A寝台緩急車501号車 (1975年製造) |
トワイライトエクスプレス第1編成のA個室寝台車。2015年4月30日付で廃車。 黄色帯やロゴマークが一切ない状態で博物館に搬入されたが、のちに現役時代と同じ帯とロゴが貼られた。 2019.02.05 |
国鉄EF58形電気機関車150号機 (1958年製造) |
1985年に運用を離脱、廃車になったが翌1986年に車籍が復活し、そのままJR西日本へ承継された。様々なイベント列車を牽引してきたが、2009年を最後に本線での自力走行実績がないまま2011年10月31日付で車籍抹消となった。 当館での展示に際し、ぶどう色から一般色に塗装が戻された。 2019.02.05 |
国鉄24系客車 オロネ24形A寝台車4号車 (1973年製造) |
かつて「日本海」で使用されていた24系寝台客車のA寝台車で、JR東日本(青森車両センター配置)から譲渡された。 2019.02.05 |
国鉄EF65形電気機関車1号機 (1965年製造) |
長らく宮原総合運転所(現・網干総合車両所宮原支所)で保存されていた機関車で、2015年3月20日の深夜に京都鉄道博物館へ回送された。 2019.02.05 |
本館展示車両 |
新幹線500系電車 521形制御電動車1号車 (1996年製造) |
500系新幹線電車W1編成の博多方先頭車。 廃車後、博多総合車両所で保管されていた車両で、100系とともに博多総合車両所からこの博物館に収蔵された。 2019.02.05 |
国鉄583系電車 クハネ581形制御寝台車35号車 (1968年製造) |
583系特急形寝台電車の先頭車。 JR西日本吹田総合車両所京都支所に所属していたが、2015年2月17日付で車籍抹消となり収蔵された。 2019.02.05 |
国鉄489系電車 クハ489形制御車1号車 (1971年製造) |
489系特急形電車の先頭車。 JR西日本金沢総合車両所に所属していたが、2015年2月13日付で車籍抹消となり収蔵された。 2019.02.05 |
国鉄230形蒸気機関車233号機 (1903年製造) |
現存する最古の、民間メーカーによる国産蒸気機関車。 1984年に準鉄道記念物に指定され、2004年に鉄道記念物に昇格した。2016年3月11日には国の重要文化財に指定された。 2019.02.05 |
1800形蒸気機関車1801号機 (1881年、英国キットソン社製) |
交通科学館で屋外展示されていたが、屋内展示に変更された際に1800形になる以前の番号である40番に復元された。 1965年に準鉄道記念物に指定され、2004年に鉄道記念物に昇格した。 2019.02.05 |
国鉄EF52形電気機関車1号機 (1928年製造) |
1973年に廃車後、奈良運転所の扇形庫で保管された後、当時の交通科学館にて静態保存された。1978年に準鉄道記念物に指定され、2004年に鉄道記念物に昇格した。 2019.02.05 |
国鉄ワム3500形有蓋車7055号車 (1917年製造) |
当初はJR西日本社員研修センターに保管されていた。 京都鉄道博物館ではヨ5000形ヨ5008号車と連結した状態で展示されている。また、展示されている線路はカーリターダーとなっている。 2019.02.05 |
国鉄ヨ5000形車掌車5008号車 (1959年製造) |
当初は宇都宮貨物ターミナルにて保存されていたが、2015年3月1日に京都に移された。 移転に際して塗装はコンテナ特急「たから」号時代に戻された。 2019.02.05 |
国鉄EF66形電気機関車35号機 (1974年製造) |
さいたま市の鉄道博物館に保存展示されている11号機と同じく、JR貨物で活躍したのちに展示用としてDD51とともにJR西日本に譲渡された。 譲渡回送後の整備で冷房装置を撤去し、国鉄塗装に変更されている。京都鉄道博物館では床下を見られるようにした嵩上げ展示となる。2018年1月30日以降は「さくら」のヘッドマークが取り付けられている。 2019.02.05 |
国鉄DD51形ディーゼル機関車756号機 (1972年製造) |
JR貨物から譲渡された車両で、EF66とともに京都鉄道博物館では床下を見られるようにした嵩上げ展示となる。2016年10月8日から「出雲」のヘッドマークが取り付けられている。 2019.02.05 |
国鉄キハ80系気動車 キハ81形制御気動車3号車 (1960年製造) |
キハ80系特急形気動車のボンネット型先頭車。 交通科学博物館からの移転車両で、今回の移転整備で先頭のボンネット部分が開くようになった。 ヘッドマークの電照部分に国鉄時代とは異なる字体の平仮名およびローマ字で「くろしお(KUROSHIO)」と表示されている点は交通科学博物館時代から変わらない。 2019.02.05 |
新幹線100系電車 122形制御電動車5003号車 (1989年製造) |
100系新幹線電車の東京方先頭車。 元はJR西日本のV編成「グランドひかり」に使用されていた100系3000番台の122形3003号車だったが、短編成化改造された際に元番号に2000が加算され5003号車となり、K54編成として100系完全退役まで使用された。 廃車後に博多総合車両所で保管されていた車両で、500系とともに博多総合車両所からこの博物館に収蔵された。 2019.02.05 |
展示引込線 |
国鉄キハ185系気動車 キロ185形26号車 / アンパンマントロッコの控車(JR四国所属) |
トロッコ列車控車仕様に改造、改造に伴い改番はされていない。 車体色はアンパンマントロッコのキクハ32-502の塗装に合わせ、内装もリクライニングシートを撤去の上ボックスシート風の座席を新設したものとなっている。このリニューアルに合わせ、グリーン車へ格上げされた。2015年3月21日より営業運転。 2019.02.05 |
国鉄キハ32形気動車 キクハ32形502号車 - アンパンマントロッコ(JR四国所属) |
トロッコ列車用二両目として、2003年に増備された。廃車発生品のDT22形台車を装着し、かつ16m級の小型車体であるため、便宜上仕様面での類似性の強いキハ32形と同系列として取り扱われることになり、キクハ32形となった。 キクハ32-502は一部の腰部と床面がガラス張りとなっている。当初は緑色塗装で定員52名だったが、2006年のリニューアルで青地にアンパンマンのキャラクターが描かれた「アンパンマントロッコ」となり、同時に定員は48名になった。車内もアンパンマン仕様となっている。2015年に再リニューアルが行われ塗装が変更された。 2019.02.05 |
扇形機関車庫 |
転車台と扇形機関車庫 |
扇形車庫は、2015年12月に車庫上部の「梅小路蒸気機関車館」の看板のうち、「館」を「庫」に改め、「梅小路蒸気機関車庫」となった。扇形車庫1番から7番までは動態保存車、8番から20番までは静態保存車の収蔵となっている。 2015.10.23 |
国鉄C51形蒸気機関車239号機 (1927年製造) |
1962年、新潟機関区で廃車。1972年、新潟鉄道学園に教材として切開状態で保管されていた当機を長野工場で外観のみ復元した後、梅小路蒸気機関車館にて静態保存。 2019.02.05 |
国鉄C53形蒸気機関車45号機 (1928年製造) |
1950年、梅小路機関区にて廃車後、国鉄吹田教習所保管を経て1961年から交通科学館(のちの交通科学博物館)に保存され、以後静態保存。交通科学館入館に際し鷹取工場にて自走可能な状態に復元工事をされた。1972年10月10日、梅小路蒸気機関車館開館に際し、交通科学博物館より移設され静態保存。 2019.02.05 |
国鉄C59形蒸気機関車164号機 (1946年製造) |
糸崎機関区を経て、1972年9月、奈良運転所より転入し、1979年3月に車籍抹消。以後、静態保存。 2019.02.05 |
国鉄D52形蒸気機関車468号機 (1946年製造) |
D52形の最終号機。1973年、五稜郭機関区より転入し、休車状態のまま1979年3月に車籍抹消し、静態保存。 2019.02.05 |
国鉄C58形蒸気機関車1号機 (1938年製造) |
1975年、北見機関区より転入。C57-1とともに山口線で本線運転も行っていたが、1984年1月に本線運転を終了し、1987年3月に車籍抹消後以後は静態保存。 2019.02.05 |
国鉄C55形蒸気機関車1号機 (1935年製造) |
1971年、旭川機関区より転入した。1979年3月に車籍抹消。 2019.02.05 |
国鉄D51形蒸気機関車1号機 (1936年製造) |
1972年、浜田機関区より転入。1972年11月から1973年11月までの間に東海道本線・関西本線・奈良線・草津線でSL運行を目的とした団体臨時列車を何度か牽引している。動態保存されていたが、1986年5月車籍抹消後は静態保存。 2019.02.05 |
国鉄C62形蒸気機関車1号機 (1948年製造) |
1967年、広島第二機関区で廃車。1976年3月、準鉄道記念物に指定。広島鉄道学園に保管されていたが、1994年に梅小路蒸気機関車に移設され静態保存。 2019.02.05 |
国鉄7100形蒸気機関車7105号機「義経」号 (1880年、米国H.K.ポーター製) |
「義経」号の通称で知られる。1923年、車籍抹消。1963年10月、準鉄道記念物に指定、その後2004年に鉄道記念物に昇格。2014年4月に閉館した交通科学博物館から梅小路蒸気機関車館へ移設。2014年10月10日、17年ぶりに動態復元された。 2019.02.05 |
国鉄C11形蒸気機関車64号機 (1935年製造) |
1972年、会津若松機関区より転入。1976年3月16日に山陰本線京都-丹波口間にて、高架化工事完成記念列車(京都 - 二条間)を牽引。1987年3月に車籍抹消され、静態保存。 2019.02.05 |
国鉄9600形蒸気機関車9633号機 (1914年製造) |
9600形の34号機。1972年9月、小樽築港機関区より転入。1979年3月に車籍抹消(有火保存)されたものの動態保存されていたが、1987年以降は静態保存されている。 2019.02.05 |
国鉄1070形蒸気機関車1080号機 (1902年、英国ダブス製) |
1926年、大宮工場にて改造された。1979年、日鉄鉱業羽鶴専用線で廃車。2009年9月14日に日鉄鉱業からJR西日本へ譲渡され、梅小路蒸気機関車館にて静態保存。 2019.02.05 |
国鉄B20形蒸気機関車10号機 (1946年製造) |
1972年9月、鹿児島機関区より転入。1979年に車籍抹消後は静態保存されていたが、2002年10月に梅小路蒸気機関車館開館30周年を記念して動態復元された。 2019.02.05 |
国鉄C62形蒸気機関車2号機 (1948年製造) |
1972年9月、小樽築港機関区より転入。SL白鷺号の牽引など本線運転も担当した。1979年3月に車籍抹消(有火保存)されたものの、1987年3月に車籍復活した。以後、梅小路運転区に車籍を有し、「SLスチーム号」の牽引機として動態保存されている。 2019.02.05 |
国鉄D51形蒸気機関車200号機 (1938年製造) |
1972年10月、中津川機関区より転入。1979年に車籍抹消(有火保存)されたが、1987年に車籍復活した。以後、梅小路運転区に車籍を有し、構内運転用として動態保存されていたが、大規模修繕を受けて2017年11月に本線へ復活し、本線運転機となった。それまで本線運転を行ってきたC56-160に代わり、「SL北びわこ号」、C57-1不在時の「SLやまぐち号」牽引機となっていて、「SL北びわこ号」運転期間中は梅小路運転区に、「SLやまぐち号」運転期間中は下関総合車両所新山口支所に常駐する。 2019.02.05 |
国鉄C61形蒸気機関車2号機 (1948年製造) |
1972年9月、宮崎機関区より転入。SL白鷺号の牽引など本線運転も担当した。1979年3月に車籍抹消(有火保存)されたが、1987年3月に車籍復活した。以後、梅小路運転区に車籍を有し、「SLスチーム号」の牽引機として動態保存されている。 2019.02.05 |
国鉄C56形蒸気機関車160号機 (1939年製造) |
1972年9月に上諏訪機関区より転入。かつては本線運転機として主に「SL北びわこ号」「SLやまぐち号」に使用されたほか、過去には全国各地への出張運転の実績が多数。D51-200に本線運転機の座を譲り、2018年5月27日の「SL北びわこ号」を最後に本線運転を終了した。その後は2018年8月から「SLスチーム号」の牽引機として動態保存されている。 2019.02.05 |
国鉄50系客車 オハフ50-68 (1978年製造) |
1993年3月31日、廃車になり、その後、梅小路蒸気機関車館時代から休憩車両になり、休憩所として使われている。車内は家庭用の空調装置が取り付けられている。 2019.02.05 |
旧二条駅舎 |
明治37年に建設され、現役時代は日本最古級の木造駅舎といわれていた。平成8年に京都市指定有形文化財に指定された駅舎の中には展示の他、ミュージアムショップを設置している。 2019.02.05 |
本館、その他展示物 |
鉄道ジオラマ |
2019.02.05 |
マルス102 試験機 / 1965年頃 |
2019.02.05 |
マルス104(活字棒、指定券印刷機、列車座席予約操作盤) / 1970年頃 |
2019.02.05 |
マルス105(専用印刷機、操作盤) / 1972年頃 |
2019.02.05 |
マルスM型端末(マルス301) |
2019.02.05 |
券売機(きっぷ購入体験) |
2019.02.05 |
自動改札機(改札体験) |
2019.02.05 |
昔の自動改札機 |
2019.02.05 |
昭和初期の駅のイメージ |
2019.02.05 |
反転フラップ式案内表示機 |
2019.02.05 |
オハフ33形客車の廃車体利用のモックアップ |
2019.02.05 |
700系新幹線「RailStar」の4人掛けコンパートメント |
2019.02.05 |
20系寝台車の模型と三段寝台の再現 |
2019.02.05 |
W7系新幹線電車グランクラス座席 |
2019.02.05 |
700系新幹線電車7000番台サルーンシート |
2019.02.05 |
151系電車パーラーカー座席 |
2019.02.05 |
洗面所、トイレ便器、冷水機など |
2019.02.05 |
トレッスル橋模型(旧余部鉄橋がモデル) |
2019.02.05 |
安治川橋梁工事模型 |
2019.02.05 |
近距離電車の歴史 |
2019.02.05 |
時代によって変化した「旅行」 |
2019.02.05 |
鉄道連絡船と国鉄バス |
2019.02.05 |
スカイデッキ |
2019.02.05 |