HAPPY BIRTHDAY♪KYUSHU PASS九州鉄道旅行
2016.3.15〜18

その2/2
長崎〜佐世保〜博多〜熊本〜肥後大津
2016.3.17〜18



ルート 3/17 (木) (晴)
  長崎〜佐世保〜博多〜土井〜博多〜熊本
3/18 (金) (雨)
  熊本〜肥後大津〜熊本空港〜羽田空港−自宅
宿 泊  JR九州ホテル熊本 (熊本市)


3/18 (木) 

 九州旅行三日目は、大村線で佐世保まで行き、「みどり8号」に乗り換え博多まで乗車する。福岡市内の山陽新幹線撮影場所で新幹線を撮影して、博多から九州新幹線「つばめ329号」で本日の宿泊地の熊本まで移動する。
 佐世保行きの「シーサイドライナー」の発車時間は6:55なので、部屋で軽くおなかに食べ物を入れてホテルをチェックアウトする。ホテル玄関前のエスタレーターを降りると、そこは長崎駅のコンコースだ。まだ時間は6:30なので人影はぱらぱらしかいない。
 2番線に6:42に到着したのは国鉄色のキハ66系二両編成で、これが折り返しこれから乗車する佐世保行き「快速シーサイドライナー」となる。到着した列車は通勤客でいっぱいなのに驚いたが、それより国鉄色のキハ66系の方に胸が躍った。九州だけに配置された国鉄形気動車キハ66系は二編成が国鉄色で、一編成が「ハウステンボス色」、残りが「シーサイドライナー色」だ。

 快速「シーサイドライナー」 長崎 6:55 → 佐世保 8:37

 快速「シーサイドライナー」 3222D 長崎発、佐世保行き

 国鉄キハ66系気動車100番台
 キハ67-110+キハ66-110 (佐世保車両センター)


 ドア入り口だけがロングシートで、そのほかは当初から転換式クロスシートだ。山陽新幹線博多開業時に筑豊地区の新幹線連絡のため製造配置されたため、当時としては急行列車を上回る設備と性能の車両だ。筑豊・篠栗線の電化後、長崎に転属、現在に至っている。今となっては貴重な国鉄型車両で、当初の30両しか製造されていない貴重な車両だ。今回は乗車する機会に恵まれたが、次回は是非走っている姿を撮影したい。

 「シーサイドライナー」は半分ほどの乗客を乗せて長崎を出発し、浦上でほぼ満席となった。学生などを中心に、川棚あたりまでは混雑していた。竹松を発車して松原付近から大村湾沿いに走るようになる。本当に海すれすれの場所を走る部分も多く、大村線は特徴あるローカル線だ。走行写真を撮るのなら、やはりこの海が見える場所がいいだろう。
 静かな海沿いの路線に突然ハウステンボスが現れると、間もなく大村線の終点の早岐だ。ここでほとんどの乗客が降り車内はがらがらになるが、そこから佐世保までは乗客がだんだん増えていく。
 佐世保では、博多行きの「みどり8号」に乗り換える。乗り換え時間は10分なので改札の外に出る時間は無く、ホームの移動と写真撮影で時間は終わってしまう。佐世保駅は大学受験の時に来たことがあるが、なにせ35年以上も前のことなのではっきりとした記憶は無い。ただ、高架駅では無かったのは確かだと思う。駅周辺でも歩いてみたかったが、残念ながら今回はその時間は無い。

 特急「みどり」8号 佐世保 8:47 → 博多 10:34

 特急「みどり」8号 4008M 佐世保発、博多行き

 JR九州783系電車
 CM-24編成(4両/ハウステンボス色)
     +CM-1*編成(4両/みどり色) (南福岡車両区)

 「みどり8号」は 783系電車、四両(ハウステンボス編成)+四両(みどり編成)の八両編成だ。乗車するグリーン席は、先頭車のハウステンボス編成 CM-24編成の1号車の運転席寄り半室だ。編成内容は違うが、初日に乗車した「にちりん17号」と室内は同じだ。

 博多と佐世保を結ぶ特急「みどり」はいろいろな編成で運行されているが、博多とハウステンボスを結ぶ特急「ハウステンボス」と併結される場合は、「みどり」は四両編成で運行されるようだ。
 1A室のグリーン室の乗客は佐世保では2名で、途中で4名の乗車があった。早岐で進行方向が変わり、座席はそれに合わせてあるので、佐世保発車時は進行方向の反対を向いている。座り心地が特に良いわけでは無いが、グリーン室としての居心地が良いのでほとんどの区間で寝てしまった。

 「みどり8号」で「HAPPY BIRTHDAY KYUSYU PASS」のグリーン席(指定席)の6回を使い切ってしまったので、これから先は自由席を利用することになる。JR九州の特徴として、6回以上指定席を利用する場合「指定料金券」を購入することで乗車できる。実質的に指定席と自由席の差額で購入できる「指定料金券」で何度でも指定席に乗車できるということだ。別途指定席特急券を購入しなくて良いので、非常に利用者にとって都合の良いシステムだ。

 鹿児島本線 快速 4234M 博多 10:45 → 香椎 10:56

 鹿児島本線 快速 4234M 羽犬塚発、小倉行き

 JR九州813系電車1100番台
 RM-1110編成 (3両/南福岡電車区) + 813系3両


 博多で「みどり8号」降車後は、市内で山陽新幹線の撮影を計画していた。博多から撮影場所までの往路は、鹿児島本線、香椎線経由で土井まで向かう。博多から香椎まで乗車する快速は 813系六両で、都会らしくそれなりに混雑している。
 香椎線 739D 香椎 11:00 → 土井 11:07

 香椎線 普通 739D 西戸崎発、宇美行き

 国鉄キハ47形気動車9000番台
 キハ47-9031 + キハ47
 (直方車両センター(南福岡車両区竹下車両派出常駐)) 


 香椎で香椎線のホームに移動して驚いた。停車していたのはキハ47 二両編成の車両だった。ノーマークだったが、香椎線は非電化だった。現在香椎線の車両はすべてキハ47、40 で、博多(福岡)近郊で国鉄形気動車に乗車することが出来るとは思ってもみなかった。香椎線は非電化単線で、ローカル色豊かで、国鉄型車両がよく似合う。香椎線はもちろん初乗車となる。

 撮影場所最寄り駅の土井駅は無人駅で、SUGOCA のリーダーが設置されている。香椎線は通常ワンマン運転だが、整理券は無く車内で料金の収受は行われていない。土井駅駅舎はコンクリート打ちっ放しのなんとも無機質なものだが、かつてあった風格のある木造の駅舎は放火により焼失したそうだ。そして、1998年に現在の駅舎が再建されたということだ。

 土井駅(福岡県) / 香椎線

 土井駅から撮影場所までは歩いて15分ほど。少しわかりにくいので事前に周辺の地図を用意しておいた。撮影地に到着して、撮影条件が変わっているののがわかった。新幹線の線路脇に新しくフェンスが設置されていた。先頭をとらえる架線柱間が完全に塞がれ、次の間の1/3の場所まで塞がれている。そのフェンスの端と次の架線柱の間で先頭をとらえなければならないが、架線柱の陰も降りていて撮影には非常に厳しい条件だ。

 山陽新幹線撮影 (博多−小倉)
手前の線路沿いにフェンスが出来てしまった 新幹線としては撮影しやすい環境にあるのだが

 そうはいっても他に選択肢はないので、ここで撮影を始めた。なかなか旨く止まれず、一時間の予定を伸ばし二時間撮影した。その中でもなんとか許せる写真は数えるほどしか無かった。しかし、東海道新幹線エリアでは撮影できない、ひかりレールスター、500系、九州新幹線乗り入れ車両など、車両が豊富なので退屈はしなかった。

「こだま」731号 新大阪発 博多行き
700系7000番台 / E-16編成 (8両/JR西日本)
「こだま」733号 7新大阪発 博多行き
500系7000番台 / V-5編成 (8両/JR西日本)
「のぞみ」153号 東京発 博多行き
700系0番台 / C-11編成 (16両/JR西日本)
「さくら」551号 新大阪発 鹿児島中央行き
N700系電車8000番台 / R-10編成 (8両/JR九州)

 博多への復路は、香椎線で往路と反対方向の長者原まで行き、篠栗線で戻る。往路を戻っても到着時間に大差は無いが、せっかくの機会なので未乗車の区間を乗車してみることにした。

 香椎線 6723D 土井 13:47 → 長者原 13:52

 香椎線 普通 6723D 雁ノ巣発、宇美行き

 国鉄キハ47形気動車9000番台
 キハ47-9051 + キハ47
 (直方車両センター(南福岡車両区竹下車両派出常駐)) 


 香椎線のキハ47 は二両編成で、宇美方がJR九州標準色、西戸崎方がアクアライナー色となっていた。今後は香椎線オリジナル塗装のアクアライナー色に塗り替えが進むようだが、個人的にはどうしても好きになれない。
 篠栗線 5651H 長者原 14:00 → 博多 14:14

 篠栗線 普通 5651H 篠栗発、博多行き

 JR九州817系電車1100番台
 VG-1103編成 (2両/直方車両センター)


 長者原からは篠栗線の普通電車で博多に向かう。その昔は非電化だったが、2001年に接続する筑豊本線の黒崎までと同時に電化され、福北ゆたか線の愛称がつけられた。私が小倉に住んでいた大昔とは、筑豊の鉄道事情が大きく変わっていて理解が追いついていけない。車両は初乗車となる 817系二両編成だ。篠栗線電化に向けて開発された車両で、転換式クロスシートを備えた大きな窓の明るいデザインの車内だ。

 博多駅で昼食を考えていたが、目をつけていた店はこの時間になっても満席だった。混雑した店ではゆっくり食事が出来ないので、どうせならと駅周辺のファストフードの店で簡単に済ませた。
 博多から熊本までの利用予定の九州新幹線は自由席利用の予定だったので、計画では13:50発の「つばめ327号」だったがこれに乗車する必要は特になかった。新幹線の撮影が1時間延びてしまったので、乗車する新幹線も1時間以上後になる。せっかくの機会なので乗車したことの無い 800系で運行される列車とだけは決めていた。日中の 800系は、約1時間毎の博多−熊本間の「つばめ」を中心に充てられている。そのため、次の 800系は14:45発の「つばめ329号」で、かなり駆け足での乗車となってしまった。

 九州新幹線 「つばめ」329号 博多 14:45 → 熊本 15:35

 九州新幹線「さくら」329号 5329A 博多発、熊本行き

 新幹線800系電車0番台
 U-004編成 (6両/JR九州・熊本総合車両所)


 乗車した九州新幹線「つばめ329号」は 800系0番台、六両編成の U-004編成だ。グリーン席のないモノ・クラスで、全車両四列の座席配置だ。どの車両も車内はがらがらで、乗車した1号車は数人の乗客しか居なかった。

 「和」を意識したデザインは落ち着いた雰囲気で好感がもて、座席の座り心地も悪くはない。九州内完結の運用だけが前提なので、全席四列なのがいい。九州新幹線運用の N700系は自由席は五列配置だ。しかし、新800系と呼ばれる U-007編成以降は座席も大きく改良されているということなので、この座席の評判はあまり良くなかったに違いない。
 熊本までの所要時間は各駅停車ながら50分で、あっという間に移動することが出来た。ノンストップの「みずほ」では30分あまりとなり、在来線時代の「リレーつばめ」の所要時間1時間20分から比べると時間の短縮効果は大きい。さらにすごいのは、在来線と比べ揺れがほとんど無く、静かで快適なことだ。
 熊本駅は新幹線開業後も在来線高架化工事が続いていて、現在は非常に利用しづらい構造になっている。一部在来線高架ホームが供用され、地上ホームも工事がらみで非常に利用しづらい。これらの高架化工事が完了するは2017年度末で、新しい駅ビルが完成するのは2021年春頃と発表されている。


 熊本駅(熊本県) / 鹿児島本線

 宿泊するホテルは昨日同様JR九州グループのホテルで、白川口のすぐ目の前に建っている。熊本到着後は、熊本市電の撮影を計画していた。しかし、午後四時近くになってしまったのでどうしようか考えたが、明日の天気が悪いようなので駅近くで撮影できないか出かけてみた。
 市電の熊本駅前電停は鹿児島中央駅前電停と同じように、完全に道路と分離して駅前広場に設けられている。安全に乗降できるということで、JRへ(から)の乗り換え客が多い電停として考えられている。同時に、必然的に市電が道路を横切る構造なので、写真を撮りやすい駅前となっている。駅前広場は広いので撮影の邪魔にはならないが、横断歩道と電車の信号の関係で、歩行者が邪魔になってしまうタイミングがあるのは仕方が無い。
 車体への日の当たりも良く、楽しみながら1時間あまり撮影した。だいぶ日が長きなってきたのでもう少し撮影できるかなと思ったが、駅周辺の構造物の陰が車体に落ちてしまうようになったので切り上げた。こちらの車両も、新しい超低床車から古い車両が入り交じっていて、趣味的に退屈をしない。


 熊本市電撮影 (熊本駅前電停)
熊本市交通局1200形電車 [1205号] 熊本市交通局0800形電車 [0801AB]
 熊本市交通局8800形電車 [101号] / レトロ調電車 熊本市交通局1060形電車 [1063号]

 撮影を終え駅ビル内をぶらついたが、面倒になったのでファストフードの店で食料を調達して部屋で食べた。ホテルの部屋は至って普通のシングルルームなので、昨日までのスペースは無いが、窓から熊本駅のホームが見えるのが面白い。普通の部屋だったが、これまで同様静かで快適な一夜を過ごすことが出来た。
 本日のJR線の乗車は、新幹線撮影のための福岡市内の移動を除いて、営業キロで316.88qだった。乗車した特急は 783系、九州新幹線800系0番台と、一般車両だがキハ67系だ。783系だけグリーン車で、他は普通車だった。800系とキハ67系は初乗車だった。山陽新幹線と熊本市電の撮影は、思い通りとは行かなかったが、一応予定通りに出来た。
 フリーにしていた明日の予定だが、一日中雨の予報なので、何も考えず明朝天気と相談しながら決めることにした。天気が良ければレンタカーを借りて、阿蘇周辺で「ななつ星」の走行写真を撮影して熊本空港まで移動するつもりでいた。最低でも市内観光が出来るくらいの雨なら良いのだが。


3/18 (金) 

 九州旅行最終日は、天気予報通り本降りの雨となってしまった。熊本城見学を考えていたが、その気にならない雨だったので市内見学などはあきらめた。JALのホームページを確認すると、予約してある15:30の便の前の便にも空席が十分あるようなので、そのまま熊本空港まで行き早い便で東京に帰ることにした。
 団体を含めた宿泊者が多くて朝食が混雑するということだったが、朝食開始の6:30に店に行ったら、心配していたほどの混雑では無くゆっくり朝食をとることが出来た。夜は居酒屋家風の店になるようだが、注文した洋朝食はなかなか美味しかった。
 熊本駅前から空港行きのバスは一時間に三本程度の頻度で出ていて非常に便利だが、約1時間の所要時間で運賃は800円だ。九州の主要空港は福岡除いて、市街地がらかなり離れている。まあ、これは九州に限ったことでは無いか。熊本空港のホームページをよく見ると、「空港ライナー」という無料連絡バス(ジャンボタクシー)が豊肥本線の肥後大津駅から運行されている。時間には余裕があるので、これを利用してみようと考えた。

 豊肥本線 1439M 熊本 8:11 → 肥後大津 8:52

 肥後本線 普通 1439M 大牟田発、肥後大津行き

 JR九州815系電車
 N-005編成 (2両/熊本車両センター)


 豊肥本線は非電化と思い込んでいたので、キハ40系がやってくるとばかり思っていたが、ホームに入線したのは 大牟田から直通の 815系電車二両編成だった。後で調べると、熊本−肥後大津間は1999年の熊本国体の時電化されたようだ。満員に近い状態で入線した 815系電車は、乗客がほぼ総入れ替えの状態で出発した。満員とは行かないが、ロングシートは満席で立っている乗客もかなり多い。

 電化はされたが単線のままなので、運行本数もそれなりにあるので駅での離合も多い。沿線に企業が多いのか、通勤客がほとんどを占めている。電化されて運行本数も多いようで、沿線人口もそれなりに増えてきているということか。

 空港ライナー(無料連絡バス) 肥後大津駅 9:00 → 熊本空港 9:10

 空港ライナー 肥後大津駅発、熊本空港行き

 熊本県企画振興部 交通政策課
 大阿蘇大津タクシー

 終点の肥後大津駅は小さな駅だが、新しい南口から「空港ライナー」が出ている。地元のタクシー会社に運行が委託されているジャンボタクシーだ。乗客の定員は9名で、本便の乗客は7名だった。約30分毎に運行されているが、10名以上乗客が集まった場合の対応はどうなるのだろう。無料運行のシステムは、熊本県が主導して試験的に行われているとなっている。空港利用者にとってはありがたいことだが、この税金投入の目的は私にはよくわからない。

 案内で所要時間は15分となっているが、約10分で空港ターミナルに到着。JALのカウンターに急ぎ、自動チェックイン機で予約便の変更を行う。次の10:40発の便にクラスJの空席があったので、その便に変更した。出発まで1時間半あるので、展望デッキに上がってみた。小雨が降っているが、屋根があるところで撮影してみる。

 熊本空港 (阿蘇くまもと空港)
一部屋根ある展望デッキ 敷地内に、陸上自衛隊高遊原分屯地がある

 展望デッキから空港左手を見ると、第1ヘリコプター団所属の CH-47JA がエンジンをかけるところだった。付近には自衛隊車両もある。基地の内部は見えないが、陸上自衛隊の高遊原分屯地だった。伊丹行きの DHC8-Q400 の離陸を待って、R/W07 から離陸した。

 長崎電気軌道撮影 (浜口町−松山町間)
ANA Wings DHC-8-Q400 (JA855A)
ANA524便 伊丹行き
陸上自衛隊 CH-47JA (JG-52955)
中央即応集団/第1輸送ヘリコプター群(木更津駐屯地)
JAL Boeing767-300 (JA8987)
JAL625便 羽田発
ANA Wings DHC-8-Q400 (JA462A)
ANA331便 セントレア発

 羽田行きJAL626便は、一般席の方は空席があるようだが、クラスJは満席とのことだった。往路と同じく「JAL SKY NEXT」の座席で、一般席は快適度がアップしたような気がしたが、クラスJでは何も印象は無かった。もうほとんど、この新しい座席に置き換えが済んでいるのだろうか。

 JAL626便 熊本空港 10:40 → 羽田空港 12:21(定刻 12:15)

 JAL626便 熊本空港発、羽田空港行き

 Boeing767-300 (JA8987)


 定刻の10:40にスポット・アウト、10:50に R/W07 より離陸した。窓側の席では無いので、フライト時間はゆっくり睡眠をとった。揺れも無く快適なフライトだった。機長からのアナウンスで、羽田空港は南風滑走路なので、定刻より10分ほどの遅れが予想されるとのことだった。

 羽田空港着陸は12:11で R/W22。ターミナルビル到着は12:11。結局6分の遅れとなった。通路寄りの席なので、早めに飛行機を降りた。ターミナルビル内を結構移動したが、手荷物が出てくるまで待たされてしまった。最近の羽田では手荷物の受け取りがスムーズだったが、今日はタイミングが良くなかったようだ。第1パーキングから車で自宅に帰った。首都高は渋滞しているようなので一般道で帰ったが、こちらもかなり混雑していて丸2時間かかってしまった。帰路は時間を気にしなくて良いので、のんびり帰った。車の運転は嫌いでは無いので、バスの時間を気にしなくて良いので自動車は楽だ。
 「HAPPY BIRTHDAY KYUSYU PASS」を利用した乗ることが目的の九州旅行だったが、その意味では十分楽しめた。熊本城見学と、阿蘇付近での「ななつ星」撮影が出来ていたなら完璧だったのだが。昨年「JR四国バースデイきっぷ」を利用した旅は、初めての四国だったので非常に印象に残っている。今回は勝手知ったる九州旅行だったので印象が薄かったのかもしれないが、計画の中に観光的要素を入れればもっと違ったものになっていたのかもしれない。しかし、この3月でこの乗車券は発売終了となってしまうので、今回は最後の良い機会だった。こうした乗車券なしには、このような旅行に出かけることは出来ない。




移動の記録

(3/17)
長崎駅 6:55 → 佐世保駅 8:37         快速「シーサイドライナー」
佐世保駅 8:47 → 博多駅 10:34        みどり8号
博多駅 10:45 → 香椎駅 10:56        鹿児島本線「快速」
香椎駅 11:00 → 土井駅 11:07        香椎線739D

山陽新幹線(博多−小倉)撮影 11:25〜13:20

土井駅 13:47 → 長者原駅 13:52       香椎線6723D
長者原駅 14:00 → 博多駅 14:14       篠栗線5651H
博多駅 14:45 → 熊本駅 15:35        つばめ329号

熊本市電撮影

《JR九州ホテル熊本》泊

(3/18)
熊本駅 8:11 → 肥後大津駅 8:52        豊肥本線1439M
肥後大津駅 9:00 → 熊本空港 9:10       空港ライナー
熊本空港 10:40 →  羽田空港 12:21     JAL626便
(定刻 10:40 → 12:15)

GOLF7 GTI 羽田空港第1駐車場    12:42   出発  7,260q
      自宅          14:41   到着  7,306q


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Nikon D7200 、Nikon1 J4



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