リニア・鉄道館

愛知県名古屋市港区金城ふ頭三丁目2番2
JR東海
2011年03月14日開館


建物外観


屋内展示車両 / シンボル展示
国鉄C62形蒸気機関車 17号機 (1948年製造)
東山公園静態保存車両
日本最大・最速の蒸気機関車で、当機は1954年、狭軌鉄道の蒸気機関車としての世界最高速度(129km/h)を記録した。
2015.10.23
新幹線955形電車「300X」 955-6形 (1994年製造)
浜松工場保存車両
新幹線の最新・最良の高速鉄道システムを追求するためにJR東海が開発した試験車両。1996年、電車方式による当時の世界最高速度(443km/h)を記録した。
2015.10.23
超電導リニア実験車両MLX01形 MLX01-1  (1995年製造)
愛知万博(愛・地球博)での展示の後、名古屋市港区に留置(腐食試験)
超電導リニア。2003年、山梨リニア実験線で、当時の世界最高速度(581km/h)を記録。
2015.10.23


シンボル展示 (2階)
国鉄バス第1号車(省営バス) / 鉄道記念物 (1930年製造)
JR東日本/鉄道博物館展示車両
国鉄が初めてバス輸送を開始した際に使用された車両で、自動車産業育成のため国産車が採用された。岡崎-多治見、高蔵寺-瀬戸記念橋間で運転された、現存する最古のバス。
2015.10.23


屋内展示車両 / 新幹線エリア
新幹線0系電車 21形-86 (1971年製造)
浜松工場保存車両
東海道新幹線の開業時(1964年)から使用した0系と同型の先頭車両。世界で初めて最高速度210km/hで営業運転を行い、東京~新大阪間を3時間10分で結んだ。
2015.10.23
新幹線0系電車 36形-84 (食堂車) (1975年製造)
浜松工場保存車両
1975年の新幹線博多開業に合わせて製作された食堂車で現存する唯一の車両。
2015.10.23
新幹線100系電車 123形-1 / X2編成1号車 (1986年製造)
浜松工場保存車両
0系の後継者として、1985年から営業運転開始した100系の先頭車両。
2015.10.23
新幹線100系電車 168形-9001 (食堂車) / X2編成8号車 (1985年製造)
浜松工場保存車両
新幹線初の2階建て車両(食堂車)。2階が客席、1階がキッチン。
2015.10.23
新幹線300系電車 322形-9001 / J1編成16号車 (量産先行試作車) (1990年製造)
浜松工場保存車両
270km/h運転を実現した300系量産先行試作車。軽量化を追求し、高速走行、省エネルギーなどの性能がそれまでの新幹線電車に比べて大きく向上した。
2015.10.23
新幹線700系電車 723形-9001 / C1編成1号車 (量産先行試作車) (1997年製造)
浜松工場保存車両
1997年に登場した700系量産先行試作車。270km/hを超える高速運転はもちろん、快適性や環境適合性を高いレベルで実現。
2015.10.23
新幹線922形電車「軌道総合試験車」 922形-26 / T3編成 (1979年製造)
JR西日本/博多総合車両所保存車両
新幹線の安全運行を保つために、走行しながら架線、信号、軌道の検査を行う事業用の新幹線電車。車体の色から「ドクターイエロー」の愛称がつけられた。
2015.10.23


屋内展示車両 / 在来線エリア
国鉄381系電車 クハ381-1 / 旧神領電車区P3編成 (1973年製造)
美濃太田車両区保存車両
曲線区間を高速で通過できる「振子式」システムを初めて採用した特急形電車。中央本線の「しなの」で活躍した。
2015.10.23
国鉄キハ181系気動車 キハ181-1 / JR四国より譲受 (1968年製造)
旧佐久間レールパーク展示車両
従来から大幅にパワーアップした500馬力エンジンを搭載し、勾配区間の高速運転を実現。中央本線特急「しなの」としてデビューした。
2015.10.23
国鉄111系電車 クハ111-1 / 旧静岡地区所属車 (1962年製造)
旧佐久間レールパーク展示車両
斬新なシステムをいくつも採用し、「新性能電車」と総称された電車群の中で東海道本線などの中距離輸送用として開発した111系電車の先頭車。
2015.10.23
国鉄52系電車 モハ52004 / 旧豊橋機関区所属車、製造時の姿に復元 (1937年製造)
旧佐久間レールパーク展示車両
戦前に京阪神間の急行電車として活躍。流線型デザインから「流電」の愛称で親しまれた。晩年は飯田線にも使用。
2015.10.23
国鉄モハ12形電車 クモハ12041 / 旧静岡車両区所属車 (1927年製造)
伊那松島運輸区保存車両
鉄道省初の鋼製電車モハ30形式として誕生し、幾度かの改造を経て1両のみでも運転可能なように車体の両端に運転台を取り付けたもの。晩年は飯田線で活躍した。
2015.10.23
国鉄モハ1形電車 モハ1035 / 大井川鉄道から購入、復元整備 (1922年製造)
伊那松島運輸区保存車両
鉄道省が製作した木製電車で現存する唯一の車両。京浜線、中央線などで活躍し通勤電車の標準となった。
2015.10.23
国鉄EF58形電気機関車 157号機 / 旧静岡車両区所属、ぶどう色2号に塗り替え (1958年製造)
浜松工場保存車両
戦後の代表的な旅客用電気機関車。特急列車の「つばめ」「はと」を牽引したほか、ブルートレインから荷物列車の牽引まで幅広く活躍した。
2015.10.23
国鉄スハ43系客車 スハ43 321 (1954年製造)
美濃太田車両区保存車両
シート間隔の拡大、窓側座席への肘掛けの新設など、戦後に新設計された標準形の3等客車。居住性が改善され、新製直後は特急「つばめ」にも使用された。
2015.10.23
国鉄ED11形電気機関車 2号機 / 旧浜松工場入替機 (1922年製造)
旧佐久間レールパーク展示車両
大正時代、東海道本線、横須賀線の電化に備えて、電気機関車を国産できなかった鉄道省がアメリカより輸入。
2015.10.23
国鉄ED18形電気機関車 2号機 / 旧静岡車両区所属 (1923年製造)
浜松工場保存車両
東海道本線の電化に備えて鉄道省がイギリスから輸入した車両を、飯田線で使用するために改造して誕生。一度廃車になったがイベント列車等として復活し活躍した。
2015.10.23
国鉄C57形蒸気機関車 139号機 / 旧名古屋機関区所属 / 準鉄道記念物 (1940年製造)
名古屋研修センター保存車両
主要路線で運転される旅客列車を牽引することを目的に1937年から製作された蒸気機関車。この139号機はお召列車にも使用された。
2015.10.23
鉄道院ホジ6005形蒸気動車 ホジ6014 / 鉄道記念物 (1913年製造)
博物館明治村展示車両
動力源を蒸気機関とし、客室内に小さな蒸気機関車を組み込んだ構造となっている現存する唯一の蒸気動車。
2015.10.23


収蔵車両エリア
国鉄スニ30形客車 スニ30 95 荷物車 (1929年製造)
旧佐久間レールパーク展示車両
鉄道省初の鋼製荷物車。鋼製になったことで車体強度が増し、運転速度の向上が可能になった。
2015.10.23
国鉄オヤ31形客車 オヤ31 12 建築限界測定車 (1937年製造)
旧佐久間レールパーク展示車両
車体の周囲に接触式センサーが付いていて、走行しながら建築物に支障しないか測定する車両。新たに線路を敷設したときなどに使用された。
2015.10.23
国鉄オハ35形客車 オハ35 206 (1941年製造)
旧佐久間レールパーク展示車両
国鉄鋼製客車のスタイルを確立した三等客車。ガラスの製造技術の進歩により、大きな窓を安価に三等客車でも使用可能となり、明るい窓が評判となった。
2015.10.23
国鉄マイネ40形客車 マイネ40 7 (1948年製造)
旧佐久間レールパーク展示車両
戦後初めて製造された1等寝台客車。寝台をレールと平行に配置したものと、2人用個室4室を備えた豪華な設備で、東京~九州間の急行などに使用された。
2015.10.23
国鉄オロネ10形客車 オロネ10 27 (1960年製造)
旧佐久間レールパーク展示車両
10系客車グループの1等寝台車。ヨーロッパの客車を参考にした設計で、徹底した軽量化を達成し、機関車などへの負担を軽減した。
2015.10.23
国鉄キハ48000形気動車 キハ48036 / 茨城交通より譲受 (1956年製造)
旧佐久間レールパーク展示車両
複数の車両を1つの運転台で総括制御ができるようにしたキハ45000形式のグループの1形式。それまで1両運転が常識だった気動車の複数車両による連結運転を可能にして輸送力を著しく向上させた。
2015.10.23
国鉄キハ80系気動車 キハ82 73 / 旧名古屋車両区所属 (1965年製造)
美濃太田車両区保存車両
特急形気動車キハ82系の先頭車。高い信頼性と優れた居住性を備えた洗練された先頭部のデザインはその後に登場する様々な車両に影響を与えた。
2015.10.23
国鉄モハ63形電車 モハ63638 (クモヤ90005を復元) (1947年製造)
浜松工場保存車両
戦時下における旅客輸送を目的に製作された通勤形電車。戦争による資材と熟練工の不足を補うため、車体構造は徹底的に簡素化された構造で設計。
2015.10.23
国鉄165系電車 サロ165-106 / 旧静岡車両区所属 (1967年製造)
浜松工場保存車両
165系急行形電車の1等車で、リクライニングシートで優れた乗り心地を提供した。片側の車端部には構内入換用の運転台があり、屋根上にヘッドライトが付いている。
2015.10.23
国鉄165系電車 クモハ165-108 / 旧神領電車区所属 (1966年製造)
美濃太田車両区保存車両
信越本線・中央本線等の勾配路線区・寒冷地向けに開発された165系急行形電車の先頭車。急行「アルプス」等の山岳夜行列車としても活躍した。
2015.10.23
国鉄381系電車 クロ381-11 / 旧神領電車区所属 (1974年製造)
美濃太田車両区保存車両
特急「しなの」のサロ381形式電車を改造して生まれたパノラマ車。長野寄りの先頭車として使われた。
2015.10.23
新幹線0系電車 37形-2523 / ブッフェ車 (1983年製造)
浜松工場保存車両
0系新幹線の2代目ビュフェ車。食堂車導入以降は、従来あった椅子を廃して立席とし、多目的室や車椅子対応トイレ等を設けてサービス向上を図った。
2015.10.23
新幹線0系電車 16形-2034 /グリーン車 (1986年製造)
浜松工場保存車両
0系新幹線のグリーン車。フットレスト付きの大型リクライニングシートを1列に4人分配置し、普通車とは別格の乗り心地を提供。
2015.10.23


屋外展示
国鉄ケ90形蒸気機関車 ケ90号 (1918年製造)
名古屋研修センター保存車両
大正時代に東濃鉄道(現在のJR太多線)で活躍した蒸気機関車。線路幅が通常より狭い762mmの軽便鉄道と呼ばれた路線で使用された。
2015.10.23
国鉄117系電車 クハ117-30+モハ117-59+クハ116-209
                            / 旧S1編成 (1982、1986年製造)
美濃太田車両区保存車両
関西圏の新快速電車として登場。従来の近郊形電車とは別格の居住性を提供し、「シティライナー」の愛称で親しまれた。名古屋地区ではトイレの設置などの改良が施されて投入され、「東海ライナー」の愛称で親しまれた。
2015.10.23


その他
HOゲージ・ジオラマ
2015.10.23
マルス発券機(V形端末) / マルス104 / 1970年稼働
2015.10.23
マルス発券機(M形端末) / マルス301 / 1985年稼働
2015.10.23
マルス発券機(MR-20形端末) / マルス501 / 2002年稼働
2015.10.23
「反転フラップ式発車表示機」と「自動改札機」
2015.10.23