(9/2 曇のち雨)
RALLY JAPAN観戦に北海道は十勝へ向かう。チケット発売の6月20日からあれこれ手配をして今日を迎える。初めての大イベントで土壇場まで観戦のスケジュールが確定せず、チケットについては最後までばたばたした。どんなことになるか不安もあるが、GOLFでの初めての北海道とRALLY
JAPANは楽しみだ。
今日は仙台港まで行き、苫小牧行きのフェリーに乗る。首都高速は初台当たりから渋滞しているが、今日は我慢して渋滞の中にはいる。環状線に合流しても流れは悪く、5号線の下りも流れが悪い。しかし、板橋ジャンクションから先は順調で、東北道を北に向かう。
羽生サービスエリアで食事をとるが、9月の平日なのに駐車場は車でいっぱいだ。がらがらだった東北道も仙台に近づくと車が増えてくる。さらに雨も加わって、運転には気を遣う。 一般道に降りることなく仙台港北ICで高速道路を降り、10分ほどで仙台港フェリーターミナルに到着する。出航まで3時間あるのだが、乗船待ちの駐車場はほとんど埋まっている。乗船手続き後コンビニで買い物をしようと思っていたが、あきらめ列の後ろに並ぶ。車が多いせいか同乗者も車で一緒に載ることが出来、18時30分には自動車の乗船が始まる。
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東北道・羽生サービスエリア
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太平洋フェリー「きたかみ」の車載デッキ
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同乗者も一緒のせいで一基のエレベーターは大混雑だったが、太平洋フェリーの「きたかみ」は噂通り快適な船だ。1等洋室はシャワー、洗面所もあり、二段ベッドとはいえ十分に快適だ。バイキング形式1800円の夕食も安いとはいえないが納得のいくものだ。客層も船旅を楽しんでいるという感じの人が多く、短い船旅を楽しめそうだ。
自動車の船積みに手間取り出航が45分遅れたせいで、デッキで出航の瞬間を味わいことができた。夜なので港と町の灯りしか見えないが、遠ざかる灯りを見ているとこれから遠くに旅に出かけるんだなあと感じる。船の中をあちこち探検したかったが、昨日睡眠不足だったため、早めにベッドに潜り込んだ。
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(9/3 晴)
のんびり8時過ぎに起床して、朝食のバイキングに向かう。時間的に人が集中して、少し入口で待たされる。ロビーにはもっと安いメニューのカフェがあるが、ゆったり食事ができるので1100円の金額は高くはないだろう。食後の時間はデッキでのんびりと過ごす。長距離フェリー初体験の妻にとっては、何も見えない海の上は新鮮のようだ。薄い雲は多いが気持ちよく晴れた天気で、天気予報通りの好天が続くことが期待できる。
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「きたかみ」のデッキから後を眺める
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太平洋フェリー「きたかみ」
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下船は同乗者は別に旅客タラップからとなったので、妻とはフェリーターミナルビル前で待ち合わせをする。これだけの規模の船になると車の下船に時間がかかるので、ターミナルビルの前は車と人でいっぱいだ。無事妻を回収し、苫小牧駅前のダイエーで買い物を済ませる。キャンプのための食料を帯広市内で購入しようとも考えたが、帯広市内の混雑状況がわからないので苫小牧市内で済ませることにした。
国道237号線経由より距離は少し長くなるが、高速道路走行区間が長いので、苫小牧東ICから道央道に乗り夕張IC経由で十勝に向かうルートをとる。カーナビの誘導通りに日高道の沼ノ端西ICから入ったため、日高道の通行料金150円を徴収されてしまった。苫小牧東ICから先は、4日間2500円で使える「札幌−十勝 スーパー割引4DAYSチケット」が有効だ。しかし、途中にチケットを購入する場所が無く、電話で確認して夕張料金所の事務所で購入する。JH北海道支社の企画もののようだが、沿線以外で購入できればもっと便利だろうに。
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苫小牧フェリーターミナルにて(背後は「きたかみ」)
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トイレしかないキウスPA
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がらがらの道東道を夕張ICで降り、国道274号線を十勝に向かう。しばらくは順調な北海道ペースだったが、間もなく流れが悪くなってきた。山間部のアップダウンが続く区間なので、どうやら大型のトラックやバスが前を塞いでいるようだ。登坂車線や追い越し可能区間で遅い大型を順次追い越すが、間もなくその前のグループに追いついてしまう。RALLY
JAPANと関係あるかどうかわからないが、全体的に交通量が多いようだ。結局、日勝峠を越えるまで、こんな感じで渋滞気味だ。苫小牧での買い物などに手間取ってしまったうえにこの渋滞なので、キャンプ場受付時間の17時に間に合うか心配になる。
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今日泊まるキャンプ場は、帯広三菱自動車販売提供の「ラリー・ジャパン開催中に十勝エコロジーパークキャンプを楽しもう」によるもので、実際の手続きはイベント企画会社が行っている。イベント会社の担当者が一緒にチェックインを行う予定なので遅れる旨連絡すると、RALLY
JAPAN開催中はチェックインが21時半まで延長されるのであわてないよう言われる。さらに、チェックインについても事前に受付しておくので、直接受付に出向くように変更となる。そうしたわけで、受付時間を気にする必要はなくなったが、あまり遅くなるとその後が大変になる。
日勝峠からは雄大な十勝平野に向かって順調に下っていき、十勝清水ICから道東道にはいる。がらがらの道東道を音更帯広ICで降り、カーナビ通りに十勝川温泉をすぎると、すぐに十勝エコロジーパークのゲートが現れる。昨年オープンしたためカーナビの地図には載っていないので、無事到着できてほっとする。 |
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十勝エコロジーパーク・ビジターセンター(管理棟)
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立派なビジターセンターで受付を済ませ、指定されたオート(プライベート)サイトに向かう。キャンプ場は昨年オープンした広大な道立公園「十勝エコロジーパーク」の一角にあり、貸与されたリモコンキーを使って専用ゲートを通過してキャンプ場エリアに入る。広大なオートサイトエリアにテントは4張りしか張って無く、少し拍子抜けしてしまった。フリーサイトの方も数張りしかないようだ。シーズンオフの平日のキャンプ場とはこんなものかもしれないが、RALLY
JAPAN観戦の人が多くいるのかもしれないと思っていた。河川敷に作られた広大なキャンプ場なので、オートサイトについてはいっぱいになってもスペース的には何も問題はない。しかし、トイレの数が少なく炊事棟が狭いので、シーズン中は大変だろうと思う。
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オートサイトにテントを張る(写真は4日に撮影)
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本当にだだっ広いキャンプ場だ(写真は4日に撮影)
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テントの設営は前回より早くはなったが、まだ少し手間取ってしまった。八千穂高原キャンプ場での失敗を教訓に十分な量の着火剤とトーチまでを用意したので、無事バーベキューコンロの炭に着火することができた。また、新しく買ったSNOW
PEAKのソフトクーラーの容量と保冷能力は一泊二日程度では十分のようだ。しかし、ソフトクーラーの上にものを置くことができないので、小さな低いテーブルか何かが必要だ。やはり虫がうるさいが、時期的なせいもあってか前回ほどひどくはない。
日が落ちると気温が下がってくるので上着は必要だが、満天の星空を見上げていると寒さを忘れてしまう。近くにテントが張っていないので、夜の静けさがまたいい。明日からRALLY
JAPAN観戦で朝が早いので、早めにシュラフに潜り込む。
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(9/2) 自宅 11:03 000q(29,868)
ローソン 11:09〜11:20 003q(29,871)
中央道国立府中IC 11:34 010q(29,878)
首都高永福料金所 11:52 030q(29,898)
東北道浦和料金所 13:12 073q(29,941)
東北道羽生SA 13:32〜14:23 108q(29,976)
東北道菅生PA 16:55〜17:15 386q(30,254)
仙台北部道路仙台港北IC 17:35 415q(30,283)
仙台港フェリーターミナル 17:45 418q(30,286)
本日の燃費 10.9q/g
走行時間 5時間52分
走行距離 418q
平均速度 72q/時間
仙台港 20:45 →苫小牧港 10:55(9/3) 太平洋フェリー
(定刻 20:00) (定刻 10:45) 「きたかみ」
(9/3) 苫小牧港フェリーターミナル 11:26 418q(30,286)
ダイエー苫小牧店 11:37〜12:44 424q(30,292)
道央道苫小牧東IC 13:14 441q(30,309)
道東道キウスPA 13:33〜13:41 473q(30,341)
道東道夕張IC 13:59〜14:04 500q(30,368)
道東道十勝清水IC 16:02 605q(30,473)
道東道音更帯広IC 16:20 633q(30,501)
十勝エコロジーパーク 16:39 653q(30,521)
本日の燃費 ****q/g
走行時間 3時間53分
走行距離 235q
平均速度 61q/時間
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