大人の休日倶楽部パス・花輪線 & 只見線 乗車の旅
弘前城 見学 & 花輪線、利府支線、只見線、水郡線 乗車
2023.6.29~7.1

その2/3
花輪線、利府支線 乗車
2023.6.30


 ルート  6/30 (金)
  大館~盛岡~仙台~岩切~利府~岩切~仙台~大宮~浦佐~小出
 宿 泊  小出ホテルオカベ (魚沼市 / 6/30)


6/30(金) 曇(大館)のち雨(魚沼)

 旅行二日目は、大館から盛岡まで花輪線に乗車後、仙台まで東北新幹線で移動する。東北本線下りに乗り換えて岩切で下車、東北本線利府支線に乗車して利府まで往復する。仙台に戻り、再び東北新幹線に乗車して大宮まで移動、上越新幹線に乗り換えて浦佐で下車する。浦佐では上越線に乗り換えて、今日宿泊する小出に向かう。
 いつものようにホテルは早いチェックアウトで、6:21発の列車に合わせて6時前には出発する。外は曇り空だが、大清水トンネルを抜けるまでは雨には遭わない予報だ。大館駅まで12分で到着、ホテルの案内通りの時間だ。まだ早い時間のせいか、駅には人の姿がほとんど無い。とりあえず自動改札を通り花輪線にホームに向かう。

 大館駅 / JR東日本・奥羽本線/花輪線(秋田県大館市)

 乗車する盛岡行き 1926D は花輪線ホームに入線していて、既に車内は開放されていた。車両はキハ111,112形 二両編成で、車掌が終点の盛岡まで乗務している。理由は不明だが、花輪線ではワンマン運転が行われていないようだ。

 JR東日本/花輪線/いわて銀河鉄道線 普通 1926D 大館 6:21 → 盛岡 9:40

 花輪線/いわて銀河鉄道線
 普通 1926D 大館発、盛岡行き

 JR東日本キハ111,112形気動車100番台
 111-117+112-117(2両/盛岡車両センター)


 次の花輪線は3時間後の鹿角花輪行きだが、この列車の乗客は4人だけだった。

 花輪線は、岩手県盛岡市にある好摩駅から秋田県大館市にある大館駅を結ぶ、JR東日本の地方交通線。起点は好摩だが、すべての列車がいわて銀河鉄道線経由で盛岡まで乗り入れている。路線距離は 106.9kmで、全線非電化で単線だ。JR東日本が 2022年7月に公表した、2019年度に輸送密度2,000人未満だった35路線66区間のなかに全区間が含まれている。対象区間の内訳は、好摩-荒屋新町(418人)、荒屋新町-鹿角花輪(78人)、鹿角花輪-大館(537人)となっている。
 さらに、2022年8月13日 大雨の影響で鹿角花輪-大館間で土砂流入等の被害が計 54箇所で発生し不通となった。代行バスによる運行が続き、復旧し全線運行再開となったのは 2023年5月14日だった。JR東日本が不採算路線を発表した直後の被災だったので復旧が心配されたが、無事全線運行再開となりほっとした。同時に被災した津軽線(蟹田-三厩間)と米坂線(今泉-坂町間)については、一年近く経つが復旧工事は手つかずのままで不通となっている。

停車 / 東大館駅(6:25~26)

 扇田で大館の市街地は終わり、盆地が狭くなると大滝温泉に到着する。大滝温泉では8分間の停車時間があり、下り列車と交換が行われる。交換したのは大館行き 921D で、キハ111,112形 二両編成だった。車内は高校生で賑わっていて座席はほぼ埋まっていた。

停車 / 大滝温泉駅(6:38~46)

 列車は山間を米代川に沿って進むが、一面田んぼが広がっている。あたりが開けてくると、十和田南に到着。ここでは下り列車との交換などのため16分の停車時間があるので、改札を出て駅舎と駅前ロータリーを眺めてみた。
 駅舎は古い木造の立派なもので、1920年開業当時のものらしい(ただし、1935年に改築されたらしい)。広いロータリーがあるが、駅前には特に何もない。かつては十和田湖観光の入口の駅として十和田湖畔へ JRバス東北「十和田南線」等が運行されていたが、2003年に利用者減少により廃止になった。
 十和田南駅はスイッチバック構造の駅となっていて、運転方向切り替えのための停車時間が必要となっている。平地で敷地もあるのにこのような構造になっているのは、当駅から小坂への路線計画があった名残だそうだ。
 交換したのは大館行き 1923D で、キハ111,112形 二両編成だった。車内はやはり高校生で賑わっていて、7、8割の座席が埋まっていた。こちらの列車にも高校生などが10数名乗車して、車内は少し賑やかになった。

停車 / 十和田南駅(7:07~23)

 十和田南で進行方向を変えて、今度は逆向きに列車は出発した。その先の分岐は来た方とは逆の左手に進み、田園風景の中を快調に走って行く。

 車窓 / 田園風景が広がる(十和田南→柴平) 停車 / 柴平駅(7:27)

 周辺が賑やかになってくると、鹿角花輪に到着する。鹿角市の代表駅で、花輪線の線名の由来となった駅だ(旧駅名・陸中花輪)。鹿角花輪で高校生は全て下車した。一般の乗客のほとんども下車して数人が乗車しただけなので、車内は再び静かになった。
 乗車してきた大館から鹿角花輪までが、昨年の災害で不通になっていた区間だ。不通区間には代行バスが運行されていたが、運行されていたのは朝と夕方・夜だけだった。それ以外の時間帯は、秋北バスが運行する路線バス「大館花輪線」に乗車することが出来て、さらに鹿角花輪-大館間の利用に限り高速バス「みちのく号」まで利用できた。ただし、「大館花輪線」と「みちのく号」を利用するのには、事前に鹿角花輪駅もしくは大館駅の窓口で「振替輸送依頼書」を発行してもらう必要があった。

停車 / 鹿角花輪駅(7:32~33)

 八幡平を過ぎると沿線の様子は一変する。田園風景が広がる花輪盆地は終わり、米代川の深い谷の中へと入っていく。左手からは東北自動車道が近づき、この先は並行して走っていく。県境を越え岩手県に入って最初の駅は兄畑だ。列車はそのまま米代川に沿って上っていくが、田山の先で米代川と離れる

 車窓 / 米代川(八幡平→湯瀬温泉)  車窓 / 米代川(兄畑→田山)

 田山の先から、列車は東北自動車道と国道282号線から離れ、山の中へ分け入っていく。勾配のきつい上りが続き、エンジンもうなりをあげている。勾配の先は全長 645m の藤倉トンネルで、花輪線最長のトンネルだ。また、トンネルの内部で上り勾配から下り勾配へ変わり、日本海へ注ぐ米代川の水系から、太平洋へ注ぐ馬淵川の水系の分水嶺となっている。
 勾配を下り、山間の小さな無人駅、横間を出れば、次は荒屋新町に到着する。この駅では列車交換のため、7分間の停車時間がある。広い構内には旧盛岡機関区荒屋新町支区の扇形機関庫および転車台があり、冬季、保守を中心に現役で利用されているそうだ。交換したのは大館行き 1925D で、キハ110系 二両編成だった。

停車 / 荒屋新町駅(8:14~21)

 荒屋新町を出発した列車は田園風景の広がる山間を静かに進んでいく。やがて車窓右手に、容姿の良い山が望まれる。しかし、山の斜面はスキー場に開発された無残な姿だ。リクルートが開発した「安比高原リゾート」で有名な前森山だ。
 赤坂田を出ると龍ケ森越えの勾配区間に入る。33.3‰ の急勾配が2km 程度続く蒸気機関車時代の難所だ。全長 503.9m の龍ケ森トンネルを抜けると安比高原だ。「安比高原リゾート」の最寄り駅となるが、昔も今も駅周辺には何もない。
 かなり昔、安比高原から盛岡まで一度だけ花輪線に乗車した記憶がある。若い頃に「安比高原スキー場」に何度か出かけたが、基本的には岩手県北交通が主催したスキーツアーだった。行きは金曜日の夜、東京から岩手県北交通の貸し切りバスで安比高原スキー場に行き、ホテル安比グランド(現・ANAクラウンプラザリゾート安比高原)に宿泊して、日曜日の午後シャトルバスで盛岡まで行き、盛岡から東北新幹線で東京に帰るパターンだった。しかし、一度だけ同行者に急用ができて午前中に東京に帰らなければならなくなった。盛岡行きのシャトルバスの運行時間前だったので、安比高原駅行きのバスに乗車して、花輪線で盛岡に向かった。当時の段階でも「安比高原スキー場」は大規模な近代的なスキー場だったが、それに比べて安比高原駅付近には本当に何もなく、予想していたよりかなり小さな駅舎で驚いた記憶がある。

停車 / 安比高原駅(8:38~39)

 安比高原では7、8人が乗車して出発した。龍ケ森越えの下り勾配区間で、右に左にカーブしながらどんどん標高を下げていく。こちら側も 33.3‰ の急勾配だが、下りなので快調だ。間もなく、松尾八幡平に到着した。かつては古い木造駅舎があったが、今は簡素な待合室だけだ。

停車 / 松尾八幡平駅(8:48)

 松尾八幡平を出発すると、山岳地帯が遠ざかり広々とした穀倉地へと車窓風景が一変する。右手には南部富士と呼ばれる岩手山の大きな姿がうっすらと見える。のどかな田園地帯を走り、右カーブを描きながら、列車は花輪線の起点の好摩駅構内にゆっくりと進入していく。かつては東北本線と花輪線の中継駅として賑わった名残として、使われていない広い構内が残っている。

停車 / 大更駅(9:00~01) 停車 / 好摩駅(9:12~13)

 好摩からはいわて銀河鉄道線となるが、乗務員の交代は行われなかった。引き続き JR の乗務員が担当している。後で調べると、いわて銀河鉄道には気動車が運転できる運転士はいないようだ。
 好摩から二つ目の滝沢は、昨年いわて銀河鉄道乗車時に1時間足止めを食らった駅だ。「北海道 & 東日本パス」を使って北海道へ向かう途中の出来事だった。いわて銀河鉄道線内では各駅で乗車があり、車内は少し賑やかになってきた。盛岡では、(当たり前だが)いわて銀河鉄道のホームに定刻に到着した。無事、花輪線を完乗することが出来た。
 盛岡から仙台までは「はやぶさ 14号」に乗車する。「大人の休日倶楽部パス」では6回の指定席利用以外に、仙台-盛岡間の途中駅に停車する「はやぶさ」で仙台-盛岡間内の各駅相互発着を利用することが出来る。「はやぶさ」は全席指定席なので空いている席に座ることになるが、この区間で発行される自由席特急券と同じ扱いになる。しかし、「はやぶさ 14号」はこの区間ノンストップなので指定席券が必要になる。

 JR東日本/東北新幹線「はやぶさ」14号 盛岡 9:50 → 仙台 10:29

 東北新幹線「はやぶさ」14号 3014B
 新函館北斗発、東京行き

 JR東日本E5系新幹線電車
 U-31編成(10両/新幹線総合車両センター)
 盛岡→東京間は、「こまち14号」を併結

 新幹線ホームに上がった時には既に「はやぶさ 14号」は到着していて、ちょうど「こまち 14号」が入線してくるところだった。急いで乗車した1号車の乗客は半分程度だった。

 仙台までノンストップなので、所要時間は39分であっという間だった。途中に駅が6つあるので、各駅に停車するタイプの「はやぶさ」だと所要時間は1時間10分程度掛かってしまう。
 仙台では東北本線の小牛田行き 2533M に乗り換える。朝、夕、夜は利府支線直通の利府行きが運行されているが、日中の下りは基本的に小牛田行きだ(一部松島行きがある)。

 JR東日本/東北本線 普通 2533M 仙台 10:44 → 岩切 10:52

 東北本線 普通 2533M 仙台発、小牛田行き

 JR東日本E721系電車0番台
 P-2編成(2両)+P-37編成(2両)(仙台車両センター)

 2533M は発車時刻の10分前に回送で入線してきた。車両は E721系 四両で、6、7割の乗客を乗せて出発した。

 2駅、8分で利府支線との乗換駅の岩切に到着。東北本線と利府支線とはホームが違うので、連絡橋を使って移動する必要がある。

 JR東日本/東北本線利府支線 普通 4471M 岩切 11:00 → 利府 11:05

 東北本線利府支線 普通 4471M 岩切発、利府行き

 JR東日本701系電車1500番台
 F2-514編成(2両/仙台車両センター)

 利府行き 4471M は、701系1500番台 二両編成だ。ロングシートの車内は三分の一程度座席が埋まった。

 利府支線(利府線)は、JR東日本、東北本線の支線、宮城県仙台市の岩切駅から宮城郡利府町の利府駅までの通称。元々は岩切から利府を経て品井沼に至る本線ルートの一部だったが、塩釜経由の新ルートが開通し、後に利府-品井沼間が廃止され、現在は東北本線の盲腸線として利府町と仙台方面を結ぶ地域輸送が主となっている。途中の新利府には新幹線総合車両センターがある。
 岩切を発車すると東北本線(本線ルート)が右にカーブして分かれると、右手にはのどかな田園風景が広がる。しかし、左手には間もなく新幹線総合車両センターが現れる。新幹線総合車両センターは巨大で、終点の利府のすぐ手前まで続く。
 途中の新利府は新幹線総合車両センター専用の駅のように思っていたが、実際に車内の三分の一近くの乗客が降りた。みんな何処に行くのだろうと地図を見てみると、新幹線総合車両センターのすぐ向こうに大規模なイオンモールがあった。皆、そこに行くのだろうか。
 岩切-利府間の乗車時間は5分で、後回しになっていた短い利府支線を完乗した。短い大都市近郊の路線なので、あまり感激はない。

 利府駅 / JR東日本・東北本線利府支線(宮城県宮城郡利府町)

 折り返し時間は24分あるので駅前に出てみたが、商店や住宅が並ぶ普通の駅前で特に印象的なものはなかった。高層マンションがあり、どの建物もまだ新しそうだ。
 2002 FIFAワールドカップ開催のため、直線距離で2キロあまりの所に宮城県総合運動公園が開設された。スポーツやコンサートなどのイベントに合わせて利府駅までシャトルバスが運行され、臨時列車の増発が行われることもあるようだ。

 JR東日本/東北本線利府支線 普通 4472M 利府 11:29 → 岩切 11:35

 東北本線利府支線 普通 4472M 利府発、岩切行き

 JR東日本701系電車1500番台
 F2-514編成(2両/仙台車両センター)

 岩切行き 4472M も座席の三分の一程度埋まって利府へ向かって折り返した。

 途中の新利府で数人の乗車があり、ほぼ乗客全員が岩切で仙台行きに乗り換えた。

 JR東日本/東北本線 快速 5566D 岩切 11:43 → 仙台 11:52

 仙石東北ライン 快速 5566D 利府発、岩切行き

 JR東日本HB-E210系気動車
 C-7編成(2両)+C-3編成(2両)(小牛田運輸区)

 仙台行き 5566D は仙石線から直通の「仙石東北ライン」で、車両は専用の HB-E210系気動車だった。車内は混雑していて座ることは出来なかった。ハイブリッド気動車の HB-E210系は高性能で、車内は E721系などに準じている。しかし、発電用エンジンがフル回転しているときはかなり五月蠅い。

 仙台から大宮まで 12:31発「はやぶさ 18号」の指定席券を持っていたが、12:01発で仙台始発の「やまびこ 212号」に間に合ったので自由席に乗車した。「やまびこ 212号」は30分後に仙台を発車する「はやぶさ 18号」に宇都宮で追い抜かれるが、大宮で乗り換える「とき 323号」には間に合う。「はやぶさ 18号」は大宮までノンストップで混雑が予想されるので、途中までは空いていると思われる「やまびこ 212号」に乗車することを選んだ。実際、えきネットによると「はやぶさ 18号」に空席はなかった。

 JR東日本/東北新幹線「やまびこ」212号 仙台 12:01 → 大宮 13:51

 東北新幹線「やまびこ」212号 212B 仙台発、東京行き

 JR東日本E5系新幹線電車
 U-5編成(10両/新幹線総合車両センター)

 「やまびこ 212号」は白石蔵王以外の各駅に停車する鈍足だが、車両は E5系なので車内は快適だ。自由席の2号車に乗車したが、仙台では4割くらいの座席を埋めて出発した。

 途中駅で乗車があり、那須塩原でほぼ座席が埋まった。そして、次の宇都宮でまとまった乗車があり、デッキや車内に立っている人が出てきた。停車駅が多いので東京に近づくにつれて混雑することは予想していたが、立つ人がでるとは考えていなかった。
 大宮では上越新幹線「とき 323号」に乗り換える。現在、上越新幹線は繁忙期以外の日中は1時間に1本しかないので、以外と乗り換えがしづらい。越後湯沢行きの「たにがわ」も日中は運転されていない。かつて上越新幹線は北陸方面へのメインルートだったが、今はその座を北陸新幹線に取って代わられてしまった。運行本数に表れているように、その影が薄くなってしまった。

 JR東日本/上越新幹線「とき」323号 大宮 14:05 → 浦佐 15:07

 東北新幹線「とき」323号 323C 東京発、新潟行き

 JR東日本E7系新幹線電車
 F-34編成(12両/新潟新幹線車両センター)

 乗車したのは指定席の10号車で、大宮では6,7割程度の乗車率だった。外国人の観光客も乗車していた。

 現在上越新幹線はすべて E7系に更新されているので、新潟行き「とき 323号」は E7系 十二両編成だ。東北新幹線を走る E5系とは車両性能はまるで違うが、座席についてはほぼ同じで、いずれも列車の普通席の中では一番座り心地がいいと思う(JR西日本/JR九州の N700系7000,8000番台の四列シートはまた別格だろうが、まだ乗車したことがない)。
 上越新幹線は今年3月のダイヤ改正から、大宮-新潟間の最高速度が 240㎞ から 275㎞に引き上げられた。これにより大宮-新潟間の所要時間が最大7分程度短縮されたとなっているが、その違いは乗車していてわかるものではない。
 高崎でまとまって乗客が降り、車内は4割程度の乗車率となった。その先でもぱらぱら下車する人はいたが、乗車したのはそれより少なかった。群馬県側は曇り空だったが、大清水トンネルを抜けると雨が降ってた。天気予報通りだ。そして、浦佐で下車したのは数人だけだった。

 浦佐駅 / JR東日本・上越線/上越新幹線(新潟県南魚沼市)

 浦佐では乗り換え時間が39分あり、駅前のコンビニで食料を購入する。今日の宿は小出駅前にあるが、小出駅周辺にはコンビニ等が全くない。食堂が一軒あるが、このご時世なので営業しているかどうかわからない。そのため、今夜と明朝の食料をここで調達しておく必要がある。幸い駅のすぐ目の前にコンビニがあり、商品も揃っていた。

 JR東日本/上越線 普通 1741M 浦佐 15:46 → 小出 15:54

 上越線 普通 1741M 越後湯沢発、長岡行き

 JR東日本E129系電車100番台
 A-7編成(2両/新潟車両センター)

 長岡行き 1741M は E129系 二両編成で、半分くらい席が埋まっていた。浦佐では私の他に3人の乗車があった。

 小出までは二駅で、乗車時間は8分だ。隣の八色までが南魚沼市(旧・大和町)で、小出は魚沼市(旧・小出町)になる。平成の大合併で昔からの市町村名が変わってしまって、名前を聞いただけではどこにあるのわからない市が出来てしまった。魚沼市、南魚沼市は新しい名前だが、どこにあるかは見当が付く名前なのでまだましだ。甲州市や甲斐市などは山梨県にあるのはわかるが、県のどこにあるのか見当も付かない。

 小出駅 / JR東日本・上越線/只見線(新潟県魚沼市)

 小出駅前は車で通ったことがあるが、駅を利用するのは初めてだ。小出駅は市街地から少し離れているので、駅周辺には何もない。調べておいた駅前の食堂ややはり営業していないようだ。雨足もだんだん強くなってきたので、駅前のホテルのチェックインした。
 今日宿泊するホテルはごく普通のビジネスホテルだが、駅の目の前にあるので只見線の始発に乗るのには申し分ない。設備はこぐ普通だが、十分に快適だった。線路側の部屋だったので、駅を見下ろすことが出来て、遠くの眺めも悪くない。もう少し上層階だったらさらに眺めは良かっただろう。

小出ホテルオカベ ホテルの部屋からの眺め

 旅行二日目もほぼ予定通りに過ごすことが出来た。その中には、今回の旅行一番の目的の花輪線乗車が含まれている。路線距離 100㎞ 以上で、沿線の風景も変化に富んだものだった。昨年の災害から復旧して、無事に乗車することが出来て本当に良かった。全区間に渡り輸送密度が 1000人以下の路線なので、今後はどうなっていくのか全くわからない。そして、未乗車区間の利府支線にも乗車した。こちらは未乗車区間の消化といった感じだ。



移動の記録

(6/30)
大館駅 6:21 → 盛岡駅 9:40       花輪線/いわて銀河鉄道 普通 1926D
盛岡駅 9:50 → 仙台駅 10:29      はやぶさ14号 3014B
仙台駅 10:44 → 岩切駅 10:52     東北本線 普通 2533M
岩切駅 11:00 → 利府駅 11:05     利府支線 普通 4471M
利府駅 11:29 → 岩切駅 11:35     利府支線 普通 4472M
岩切駅 11:43 → 仙台駅 11:52     仙石東北ライン 快速 5566D
仙台駅 12:01 → 大宮駅 13:51     やまびこ212号 212B
大宮駅 14:05 → 浦佐駅 15:07     とき323号 323C
浦佐駅 15:46 → 小出駅 15:54     上越線 普通 1741M

《小出ホテルオカベ》泊


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