横田フレンドシップ・フェスティバル2011

横田フレンドシップ・フェスティバル 2011
2011年8月20日（土）

開催日時	２０１１年８月２０日（土）～２１日（日）
場所	米空軍横田基地（東京都福生市福生米軍横田基地）

(8/20 曇)

　友好祭前日の昨日、横田基地に飛来する外来機の着陸を狙いに基地近くに向かったが、ゲリラ豪雨に遭遇し何も撮らずに引き返してきた。今年は仕事の関係で明日は行くことが出来ないので、今年は帰投も見ることが出来ない。近年の友好祭は晴れることが多いが、今年は天気に恵まれず、今日の夕方から明日にかけて雨の予報だ。
　ゲートオープン時は混雑するので、時間をずらして出かける。立川からは青梅線に乗るが、東京駅からの直通電車を見送り、立川始発の電車に乗りのんびり座って牛浜駅に向かう。この時間の電車はそんなに混雑してなく、牛浜駅もそれほどは混んでいない。

　牛浜駅から第５ゲートに向かう道路の混雑がたいしたことないのは予想通りだが、五日市街道が車で大渋滞していないのは以外だった。
　第五ゲートを入ったところがクランク状に変わっていて、まだ工事が完了していないようだ。道路からセキュリティーゲートまで距離が出来たので、以前のように道路に人があふれることはないだろう。
　一部の入場者に対して金属探知機によるチェックが行われていたが、手荷物チェックは従来通り簡単なもので、身分証明書の確認も行われなかった。ＩＣ免許証で国籍確認するには、専用のリーダーと暗証番号の入力が必要となるので、入場者全ての国籍を確認するのは不可能だろう。

ゲートからメイン会場まで運行（帰りに撮影）

　会場のエプロンにはいると、滑走路上でC-17Aがエンジンをかけて待機している。どうやら離陸するようなので、滑走路に向かって急ぐ。まもなくエンジン音が高まり、離陸を開始した。離陸ポイントは少し遠いが、何とか写真に納めることが出来た。このイベントでのフライトは少ないので、こうした通常任務の離着陸は貴重だ。C-17Aの離陸を見るのは一昨年の浜松基地でのサンダーバーズのサポート機以来だが、こうした巨大な機体が軽々と離陸していくのは迫力がある。

通常任務で離陸／ C-17A （トラヴィス空軍基地所属）

C-17A 輸送機 (06-6163) / 第60航空機動航空団（トラヴィス空軍基地・カリフォルニア）

　まずは、滑走路側に展示されている地上展示機から見て回わる。例年通りのレイアウトでA-10から始まるが、今年の地上展示機は例年に比べだいぶ少ない。昨年、一昨年の目玉は、沖縄に展開中のF-22だったが、今年の目玉は韓国に展開している欧州米軍のF-15Eだ。F-22ほどインパクトは強くないが、日本で見る機会は少ないレアな機体だ。もちろん、私も初めて見ることになる。
　奥の巨大機展示スペースにはC-5ギャラクシーが展示されていたが、これはレアなC-5Cだそうだ。常連のC-17Aは展示されていたが、同じく常連のKC-135やE-3は展示されていなかった。そのせいかこのあたりはスカスカだが、噂によるとB-52が展示される予定だったとか。

滑走路側の地上展示機エリア　／　手前が自衛隊機で、奥が米軍機

地上展示エリア外だが、地元のC-130Hや通常任務で飛来の航空機が並ぶ

　反対の格納庫側の展示エリアは内部が公開されている機体が多くロープが張られていないので、展示機体に人が群がりまともな写真を撮ることが出来ない。このあたりの機体の写真をきれいに撮るには、ゲートオープン間際に撮るしかないだろう。これといって珍しい機体はないが、普天間基地から飛来した米海兵隊のU-35Dを見るには初めてだ。
　今年のフライトスケジュールはパンフレットに記載されて無く、インフォメーションの前のボードに掲示されていた。フライトまで２時間以上あるので、それまで待たずに帰ることにした。いつもの地味なフライトなので、わざわざ待ってみる気が起こらなかった。
　雨が降りそうな天候のせいか例年より観客が少ないので、牛浜駅から青梅線に乗ろうかとも考えたが、昨年と同じく拝島駅まで歩くことにする。歩いて２０分強なので、たいして苦にならない。
　今年の横田基地友好祭については、地上展示機の少なさを別としても消化不良気味だった。前日の外来機の飛来を見ることが出来なかったのが一番の理由だ。飛行機は飛んでいる姿が一番かっこいい。明日（日曜日）雨の予報で外来機の帰投も満足に見ることが出来そうにない。天気が良ければ無理をしても帰投を見ようと思っていたのだが。

地上展示機

アメリカ空軍