(9/12 晴)
ラリージャパン最終日は、オートスポーツランドスナガワで行われる、SS21を観戦する。前回千歳モーターランドで行われたSSに変わるもので、観客向けのスーパーSSのような性格を持つ。ここは観客の入れ替えがないので、当初は午前、午後と二本見る予定だったが、ニッポンレンタカーの抽選で本日の札幌ドームの観戦券が当たったので、午後はそちらを見に行くことにした。
今日は一日晴天の予報だが、地形のせいか早朝は一面霧が立ちこめていた。7時の駐車場オープンに合わせ、新十津川を出発する。6時45分頃砂川市内に入ったが、駐車場に続く道路には入場待ちと思われる車の行列が出来ている。国道12号上の最後尾に並ぶが、この時点ではまだ一面うっすら霧が立ちこめていた。
駐車場オープン時間を15分ほど過ぎて、駐車場待ちの列はようやく動き出した。交差点待ちの間に別方向からの車が割り込んだりして少々混乱気味だが、トラブルはないようだ。こうした状況は十分予想できるので、交差点などにスタッフなどを配置しスムーズに入場できる配慮が必要だ。また、地元も人の迷惑にならないように、駐車場のオープンを予定よりはやめたりすることも必要だと思う。
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駐車場入場待ちの行列は国道12号線まで
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遊水池のほとりの広大な駐車場
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シャトルバスの台数が少ないので待ち時間があるが、移動距離が短いので待ち時間はたいしたことはない。会場まで歩いていく人もいるが、1時間近くかかりそうなので、シャトルバスを待った方が正解だ。
スナガワのステージは、河川敷に設けられたコースを傾斜の緩い土手から観戦できるようになっている。向かって右1/3が舗装コースで、残りがダートコースとなっている。広い場所なのでどのポイントで見るかが問題だが、私はダートコース側の土手の上を選んだ。ダートコース全景がほぼ見渡せるからだ。シャトルバス乗り場付近で飲み物や食べ物を手に入れることが出来るが、トイレはそこだけなので会場の奥に行くとトイレが遠い。
SS21 (Sunagawa1) / (砂川市) |
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この広大な斜面が観戦エリアだ
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しょぼいけど、いわゆる交流広場か
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実際に競技が始まって分かったが、ここの場所は今ひとつだった。ダートコース内には森のような場所があり実際にラリーカーを見られる時間は少ない。また、風がないのでラリーカーが巻き上げた砂埃が晴れない。結論から言えば、舗装路からダートコースに入ったあたりの最前列に陣取れば良かった。コース全体は見えないが、ラリーカーを間近に見ることができた。
このステージではプレミアムパス所持者限定のサインエリアが設けられ行列が出来ていたが、一番人気と思われるキミ・ライコネンはこの前のSSでリタイアしてしまったようだ。
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ラリーリーダーの S・オジェ CITROEN C4 WRC
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F ダニエル・ソルド CITROEN C4 WRC
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D マシュー・ウィルソン FORD FOCUS RS WRC08 |
26 ベルナルド・スーザ FORD FIESTA S2000 |
SS21は少々消化不良気味で、そのままここに留まってSS24を観戦しようとも思ったが、せっかく手に入れた札幌ドームのチケットを無駄にしたくなかったので、札幌に移動することにした。
天気の良い日曜日ということで道央道は自動車は多かったが、順調に札幌市内にはいることが出来た。大谷地で降りるのを札幌南まで行ってしまったので少し遠回りとなってしまったが、無事サービスパークの月寒ドームに到着することが出来た。
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途中に誘導の案内板があるので月寒ドーム駐車場はわかりやすかったが、事前購入の駐車券が必要の旨案内が無かったので、駐車場の入口で入場できずにUターンする車が多かった。その為、入場に少し手間取ってしまった。何も知らない人は「一般観戦者駐車場」しか表示がなければ、駐車できると思ってやってくるに違いない。おまけに、本日の駐車券は完売済なのでどうしようもない。
一通りサービスパークの中を歩くが、本日は途中でラリーカーがやってこないので、静かなものだ。フィニッシュ・セレモニーの準備中で、早くも場所をとっている人がいるが、このレイアウトだと一般のギャラリーでセレモニーを見るのは難しいだろう。会場はそんなに広くないので、観戦エリアの制限が行われるだろう。 |
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サービスパークではフィニッシュ・セレモニーの準備中
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札幌ドームの観戦券は1枚だけなので、妻と別行動で、単独で札幌ドームに向かう。1000円の料金には納得できないが、シャトルバスの一日券を購入して、札幌ドーム行きのシャトルバスに乗り込む。この値段の関係か分からないが、シャトルバスはがらがらだ。
まだ時間が早いので、札幌ドームの中のギャラリーは少ない。今回は、二度目なので三塁側の一番後ろで観戦することにした。競技開始が近づくにつれギャラリーはどんどん増え、座席は結構埋まった。一昨年と違い観客席の上部を閉鎖しているので、結構観客が入っているように見える。観戦の自由度は減ったが、見た目にはこの方がいいかもしれない。
最終日のDay3はオジェとペターの一騎打ちとなったが、最終的に初参加のオジェの初優勝でRALLY JAPAN 2010は終了した。ペターは残念だったが、最後まで素晴らしい優勝バトルを繰り広げ、近年になく充実したラリーとなった。
SS25(Sapporo7) & SS26(Sapporo8) / (札幌ドーム) |
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総合優勝のオジェ と 準優勝のペター
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5位のローブ と 6位のヒルボネン
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3位のラトバラ と 4位のソルド
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7位のヘニング と 8位のビラグラ
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まだ競技中だがサービスパークの様子が気になるので、奴田原のFiestaの走りを見届けて、シャトルバスでサービスパークへ移動する。このタイミングでサービスパークへ移動するギャラリーはそんなに多くなく、シャトルバスには座ることが出来た。
フィニッシュ・セレモニー中のサービスパークは大混雑だが、WRカーの表彰は終わってしまったタイミングのようだ。入場ゲートから奥のブースへ行く通路は閉鎖されていたので、柵の隙間を見つけて奥へ入り込む。ここで何とか妻と合流する。
ワークスチームは撤収の真っ最中で、サービステントは既にかたづけられている。この風景を眺めると、ラリーが終わってしまったんだなあと寂しい気持ちになってしまう。しかし、プライベーターのサービスはこれからラリーカーを受け入れるため、あと一働きといった活気にあふれている。
サービスパーク / フィニッシュ |
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2位フィニッシュのペター(妻が撮影)
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フィニッシュ・セレモニーを待つドライバー(妻が撮影)
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ポディウム・フィニッシュを終えたペターのC4 |
フォードのブースは撤収作業中 |
これで今年のRALLY JAPANの観戦を終え、サービスパークの月寒ドームをあとにする。国道36号線は心配していたほど混雑して無く、順調に札幌市内に入りホテルにチェックインする。今日の宿は先日も宿泊した「ホテルさっぽろ芸文館」だ。
夕食は恒例のサッポロビール園でジンギスカンだ。今回はいつもとは少し違う特別メニューで、ジンギスカン以外にも数点サイドメニューが付く。ここで飲む生ビールはまた美味しく、大満足で北海道最後の夜を終える。
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サッポロビール園
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恒例のジンギスカンバイキング
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6度目で、道央開催2回目のRALLY JAPANは、前回と比べて大きくステップアップしたとは思えない。サービスパークを札幌ドームから月寒ドームに移したのは、プラス面マイナス面両方あるが、まあ成功と言っていいだろう。しかし、観戦可能な林道SSが減ってしまったのは非常に寂しい。全般的に消化不良気味のRALLY JAPANになってしまっただ、それなりに楽しめたのも事実だ。
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(9/13 晴)
今日は新千歳空港から飛行機で帰るだけだが、フライトが正午なので途中でどこかに立ち寄る時間はない。しかし、札幌駅に早朝到着する「はまなす」を撮影したく、一人早起きして出かけることにした。本当は金曜日にロケハンした島松−北広島間のポイントで撮影したかったが、時間的に厳しかったので苗穂駅近くのポイントで撮影する。
前回のRALLY JAPANの時も鉄道を撮影したポイントだが、そこにはフェンスが作られて撮影場所が大きく制限されてしまっていた。今日は私一人だけなので問題ないが、大人数での撮影は不可能になった。今日も素晴らしい晴天で、分かっていたがこの時間だとものの見事に逆光になってしまい、厳しい写真となってしまった。しかし、711系を含め一応写真に納めることが出来たので、目的は達成できて満足だ。
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急行「はまなす」 / 青森発、札幌行き
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国鉄711系電車100番台
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ホテルに戻り、朝食を済ませ新千歳空港に向けて出発する。高速道路代節約のため、国道36号線経由だ。途中で給油警告灯が点灯したので、念のため給油をする。燃費は14.7q/g、思っていたほど燃費は良くない。GOLFでも12.0q/gくらいは行くと思う。
広大なニッポンレンタカー千歳空港営業所にレンタカーを返却し、送迎バスで新千歳空港ターミナルまで移動する。チェックインすると、予定の1便前にクラスJの空席があったので、そちらに変更する。その為出発まで1時間しかないが、30分ほど展望デッキに上がって、飛行機を撮影する。今日も素晴らしい晴天だ。
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晴天の新千歳空港
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コンチネンタル航空 B737-700 (N27734)
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JAL510便は定刻に新千歳を出発、定刻に羽田に到着した。2007年のように飛行機とレンタカーを利用したので、効率的にRALLY JAPAN観戦が出来た。費用的にもこの方が合理的だ。再来年以降RALLY JAPANが開催されるかどうか分からないが、開催されればやはり飛行機で北海道入りするだろう。ひょっとして、帯広開催に戻るなんてことはないだろうな。
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(9/12) (HONDA FIT)
サンヒルズ・サライ 6:26 369.7q
スナガワ駐車場(最後尾) 6:44 383.4q
スナガワ駐車場 7:30 385.2q
駐車場 7:50 → スナガワ観戦エリア 8:00 シャトルバス
SS 21 = Sunagawa 1 観戦
スナガワ観戦エリア 10:30 → 駐車場 10:40 シャトルバス
(HONDA FIT)
スナガワ駐車場 7:30 385.2q
道央道奈井江砂川IC 11:10 393.2q
道央道札幌南IC 11:51 466.5q
月寒ドーム駐車場 12:10 474.0q
サービスパーク 12:45 → 札幌ドーム 12:55 シャトルバス
SS 25 & 26 = Sapporo 7 & 8 観戦
札幌ドーム 15:05 → サービスパーク 15:20 シャトルバス
(HONDA FIT)
月寒ドーム駐車場 15:54 474.0q
ホテルさっぽろ芸文館 16:25 483.0q
本日の走行距離 113.3q
札幌駅北口 18:40 → サッポロビール園 18:50 北海道中央バス
サッポロビール園 20:50 → 時計台前 21:10 北海道中央バス
(9/13) (HONDA FIT)
ホテルさっぽろ芸文館 5:20 483.0q
パーク24苗穂駅前 5:42〜6:33 489.5q
ホテルさっぽろ芸文館 6:45〜8:32 493.2q
GS(札幌市豊平区) 8:51〜8:56 497.4q
ニッポンレンタカー千歳空港営業所 10:02 539.2q
本日の走行距離 55.8q
新千歳空港 11:30 → 羽田空港 13:00 JAL510便
羽田空港第1T 13:35 → 新百合ヶ丘駅 14:43 東急バス
新百合ヶ丘駅 14:48 → 唐木田駅 15:00 小田急「多摩急行」
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