千歳基地航空祭 2018

2018年7月21日(土)〜23日(月)


その3/3
函館本線撮影
2018.7.23


ルート 7/23(月)
 札幌〜大麻〜札幌〜新千歳空港〜(JAL)〜羽田空港
 〜多摩センター駅〜唐木田
千歳基地航空祭  2018年7月22日(日) 9:00〜15:00 航空自衛隊千歳基地


翌日 (7/23 晴)

 千歳基地航空祭観戦の翌日、フライトまでの午前中の空いた時間を利用して列車の撮影を計画した。「クリスタルエクスプレス」と「ノースレインボーエクスプレス」により運行される、臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス」が設定されているため、それを狙おうと考えた。時間的な制約もあり、駅撮りができるところがないか探してみた。あれこれ調べた末、大麻駅で撮影することに決めた。
 妻はホテルに残し、後ほど札幌駅で待ち合わせる。大麻駅には 6:57 に到着。二番ホーム(下り)札幌寄り先端から下り列車を狙う。この時期の早朝時間帯はほぼ順光に近いが、まだ左手の林の影落ちがひどい。仕方がないので、正面に陰が落ちない構図を選んで撮影することにした。また、驚いたことに、同じ考えの撮影者がもう一人同じ電車で到着した。

 大麻駅(函館本線) − 撮影
下り線ホーム札幌寄りから、下り列車を撮影する

 「オホーツク1号」、「宗谷」と撮影して、最初のターゲットの「フラノラベンダーエクスプレス1号」。まだ影落ちが厳しく、このアウトカーブだと「クリスタルエクスプレル」四両編成はまだ短い。そして、次のターゲットの「フラノラベンダーエクスプレス3号」の時間だ。だいぶ影落ちはなくなってきて、五両編成の「ノースレインボーエクスプレス」は何とか絵になる。これで撮影を終了し、札幌まで戻る。
 この時間の通過車両はいろいろ豊富で楽しく撮影できた。定時だとほとんど被ることはないが、朝の上りは遅れ気味で一部の列車が被られてしまった。この構図でのベストは六両編成で、六両の普通電車だとぴったり収まる。


普通 141M、手稲発、岩見沢行き
721系電車3000番台+733系電車(6両/札幌運転所)
特急「フラノラベンダーエクスプレス」3号、札幌発、富良野行き
「ノースレインボーエクスプレス」編成(5両/苗穂運転所)

 札幌駅改札前で妻と合流し、駅前の空港連絡バス停に向かう。今回は久しぶりにバスを利用しようと考えていた。乗車予定は 10:00発の北都交通の担当便だ。バス停には 9:55頃到着。すぐに北海道中央バスの新千歳空港行きがやってきたが、座席は満席で補助席利用と運転手から案内された。これは定刻 9:45発の直行便のようで、所要時間は短いが補助席はいやなので予定通り次の便を待つことにした。
 すぐに北都交通のバスがやってきて、こちらの方はがらがらだった。直行便は中島公園始発で、すすきの、大通公園と停車し、札幌駅前が最後のバス停で、そのまま札幌北インターから高速に乗る。一方これから乗車する便は途中のバス停に停車しながら国道38号線を進み、北広島インターから高速に乗る。ダイヤ上は直行便より15分所要時間が長い。
 途中のバス停でどんどん乗客を乗せ、すすきのを発車する段階で正規座席は満席に近い状況となった。このあたりで続行便の手配をしたようで、月寒中央駅前から先では待っている乗客にすぐやってくる続行便に乗るよう案内していた。JRの方が圧倒的に便利だと考えていたが、バスの需要が意外と大きいのには驚いた。


 新千歳空港展望デッキ
AIRBUS A321-200 HL7210
エアプサン BX182便、釜山発
Bombardier DHC8-Q400 JA859A
ANA 1898便、青森行き
搭乗するBoeing 777-200 (JA773J)が到着
JAL551便 羽田発(奥)
Boeing 737-800 HL8032
済州航空 7C1903便、ソウル行き

 チェックイン後、展望デッキで時間をつぶす。平日なのにギャラリーが多く、特に望遠レンズをつけたカメラマンの姿が目につく。昨日の千歳基地航空祭から流れてきた人たちなのだろうか。新千歳空港はトラフィックが多いので、見ていて退屈しない。しかも、LLC を含めてアジア圏の国際線の本数も増えているようなので、離着陸する機体も豊富で楽しい。

 出発フロアに戻り売店を眺めていると、妻が「サクサクパイ」を販売しているのを発見した。「サクサクパイ」とは帯広が本店の六花亭が販売している生菓子だが、賞味期限が3時間と短いので、帯広本店や札幌本店など一部の店舗でしか購入することができなかった。帯広を訪れた際には必ずと言っていいくらい、帯広本店のイートインコーナーで食べることにしている。
 ネットで調べると、今年4月から販売になったということだ。迷わず購入して、さっそく待合室で食べてみた。もちろん、記憶通りの味で、美味しかった。こうして食べることができる場所が増えたのはありがたいが、持ち帰ることができない商品なので、空港でそれだけの需要があるのか心配になった。
六花亭 サクサクパイ

 先ほどチェックイン手続きをして荷物を預けた時に気がついたが、預け荷物の事前X線検査がなくなっていた。羽田空港では以前からX線検査は預けた後で行われていたと思うが、新千歳空港では最近変更されたようだ。JALエクスプレス・タグサービスの導入と相まって、搭乗手続き時間の短縮が目的と思われる。そういえば、ANA は新千歳空港に自動手荷物預け機を導入したようだ。

 JAL 510便 新千歳空港 13:05 (定刻 13:00) → 羽田空港 14:37 (定刻 14:35)

 JAL 510便 新千歳空港発、羽田行き

 Boeing 777-246 (JA773J)


 機材は往路と同じ B777-200 だったが、往路で利用した 511便の折り返し運用だ。さすがに機体は違うが、JA773J で
往路 JA772J と連番だ。全クラス満席で、予約の段階でクラスJに空きはなかった。
 大型機だが10分間の搭乗は順調で、ほぼ定刻にドアはロックされた。13:12 に R/W19R から離陸した。フライトも順調で、羽田空港 R/W22 に 14:26 に着陸、14:37 にスポットインした。預け手荷物受け取りまで時間がかかり、広いターミナルビルの中を歩いてきても結構待たされた。

 多摩センター行きのバスまで1時間近くあったので、空港内循環バスに乗車してまだ見学していない国際線ターミナルに行ってみた。とりあえず展望デッキに上がったが、この時間海外エアラインはほとんどいなかったので、すぐに涼しい建物の中に逃げ込んだ。テレビなどに何度も取り上げられた「江戸小路」だが、個人的にはまあこんなものかといった感想だ。それほどの広さがあるのではなく、わざわざ足を運ぶほどのものではないと思う。
 第二ターミナルから多摩センター行きの京王バスに乗車したが、これは失敗だったようだ。湾岸線が大渋滞で、本当に牛歩のような進み具合だった。事故などの案内はないが、大井料金所まで本当にひどい渋滞だった。中央環状線に入ってからはほぼ順調だったが、多摩センターまで丸二時間かかった。羽田空港を5分後に発車した新百合ヶ丘行きに乗車すれば良かった。




移動の記録

(7/23)
 札幌駅 6:41 → 大麻駅 6:57          2123M
  函館本線下り撮影
 大麻駅 9:24 → 札幌駅 9:42          156M
 札幌駅前 10:00 → 新千歳空港駅 11:28    北都交通空港連絡バス
 新千歳空港 13:05 → 羽田空港 14:37     JAL 510便
  (定刻 13:00)    (定刻 14:35)
 羽田空港2タ 15:35 → 京王多摩センター駅 17:35 京王バス






Nikon D500



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