千歳基地航空祭 2018

2018年7月21日(土)〜23日(月)


その1/3
航空祭予行
2018.7.21


ルート 7/21(土)
 唐木田〜新百合ヶ丘〜羽田空港〜(JAL)〜新千歳空港〜南千歳
 〜札幌
宿 泊  ホテルルートイン札幌駅前北口 (7/21)
千歳基地航空祭  2018年7月22日(日) 9:00〜15:00 航空自衛隊千歳基地


前日 (7/21 曇)

 4年ぶりに妻と一緒に千歳基地航空祭に出かけた。前日に北海道に入りブルーインパルスの予行を見て札幌泊、翌日に航空祭を観戦して再び札幌泊して、その翌日に帰る二泊三日の計画だ。航空祭当日は航空祭の影響で空路の大幅な遅れが予想されるので、4年前のように無理して当日に帰るのはやめた。夏休み期間中に行われる航空祭のためかなり前から手配しなければなかったが、なんとか雨だけは避けることができたようだ。しかし、この時期の千歳地方は晴天が長続きせず、今回も青空の下の航空祭は無理だった。
 妻と二人なので羽田空港までの移動に自動車を考えたが、夏休みの始まった週末なので満車のリスクを考え、新百合ヶ丘駅からの連絡バスを利用することにした。バスの発車時点で首都高湾岸線の渋滞のため遅延の恐れがあると運転手から案内があったが、渋滞は解消したようで、羽田空港には定刻10分前に到着した。空港内駐車場だが、第2駐車場には空きありとの表示があったが、その他は満車となっていた。これなら車で来ることができたが、この状況だと駐車場満車のリスクは大きい。

 JAL 511便 羽田空港 10:31 (定刻 10:30) → 新千歳空港 12:06 (定刻 12:05)

 JAL 511便 羽田空港発、新千歳空港行き

 Boeing 777-246 (JA772J)


 機材は大型の B777-200 で、全クラス満席のようだ。予約の段階で空席があったのでクラスJを利用した。搭乗は順調でほぼ定刻にスポットアウト、10:44 に R/W16L から離陸した。
 フライトも順調で、新千歳空港 R/W19L に 12:00 に着陸、12:06 にスポットインした。大型機のため、預け手荷物の受け取りには時間がかかってしまった。

 快速エアポートで隣の南千歳まで移動し、荷物を唯一空いていたコインロッカーに預ける。ブルーインパルスの予行観戦場所はアクセスが容易ということで、南千歳駅西側の駐車場広場付近にした。現地には予定の 13時40分の約1時間前に到着した。すでに土手の上の道路上はギャラリーでいっぱいだったので、その土手の中腹に陣取った。空は雲に覆われ、靄っていて視程はあまり良くなく、コンディションとしては良好とはいえない。

道路の土手の斜面から基地を眺めることができる場所

 ほぼ定刻にブルーインパルスが R/W18R に離陸のため到着したが、基地内には大きなサイレンが鳴り、F-15J の緊急発進が行われた。二機の F-15J が R/W18L から連続してアフターバーナー全開で離陸していった。この状況では不謹慎かもしれないが、戦闘機の離陸は迫力があり、いいものを見せてもらったと思った。
 この二機の F-15J だが、尾翼の部隊マークは第201飛行隊と第203飛行隊の混成となっている。通常は各飛行隊が交代にスクランブルの待機に当たると聞いているが、どうしたのだろうか。また、短射程空対空ミサイルに加え、中射程空対空ミサイルを搭載している。中射程ミサイルを搭載するのは珍しいのではないだろうか。


スクランブル (F-15J×2機、第2航空団)
F-15J [22-8937] / 第201飛行隊 F-15J [62-8864] / 第203飛行隊

 スクランブルの F-15J 二機が離陸するのを待ってフライトが始まった。離陸は各六機が等間隔で離陸するインディビデュアル・ノーマル・テイクオフとなり、やはりアクロバット飛行はないようだ。
 5番機を除く5機での「デルタ・ローパス」が二度行われ、次は6機による「デルタ・ローパス」が行われた。そして、予想通り「第五区分」のコールがあった。その後は五回パスが行われ、展示飛行は終了した。「第五区分」の標準演目と比べて少なめのフライトで、少しい寂しいといわざるを得ない。明日の本番の為の地形習熟が予行の目的なので、このあたりは仕方がない。


ブルーインパルス (T-4×6機、第五区分)
デルタ・ローパス (1-4、6番機) デルタ・ローパス (1-4、6番機)
デルタ・ローパス (1-6番機) リーダーズ・ベネフィット・ローパス (1-6番機)
ポイント・スター・ローパス (1-6番機) ダブルライン・ローパス (1-6番機)
ピラミッド・ローパス (1-6番機) フェニックス・ローパス (1-6番機)

 南千歳駅西側の駐車場エリアは広いので、予行観戦にはもってこいの場所だ。しかし、滑走路から距離があるので、離着陸する機体は豆粒のようにしか見えない。
 まだ結構な数のギャラリーが残っているが、南千歳15時発の札幌行きバスを予約してあるので、千歳アウトレットモール・レラに向かった。このバスはレラの買い物客の為に設定された札幌直通バスだが、ちょうど都合のいい時間だったのでネットで予約しておいた。
 千歳アウトレットモール・レラの到着すると、基地の方からプロペラ機のエンジン音らしきものが聞こえてきた。場所を移動して見上げると、室屋義秀の「EXTRA/300S」の予行フライトだった。ここで少しだけ見ることができた。
 集合場所の第1駐車場(大型バス駐車場)に行ってみると、レラにラッピングされた大型観光バスがあり、「札幌−レラ」直行バスと表示されていた。運転手に尋ねると、トラベル・サロンで乗車券を購入するよう言われる。ホームページか予約完了のメールにその旨表示されていれば二度手間にならないのだが、そのあたりは不親切だと感じた。

 直行バス 千歳アウトレットモール・レラ 15:00 → 札幌駅北口 16:20

 直行バス 千歳アウトレットモール・レラ発、札幌駅北口行き

 H.CS観光 札幌 230 い 811
 日野セレガHD (QRG-)

 車両は補助席付きの11列でごく普通の観光バスが充てられていたが、このシートピッチなら詰め込み感はなくてまず快適だ。また、予想通りに乗客は少なく、私たちを含めて5人だった。夏休みの始まった土曜日なのにこの乗車率とは、このバスの宣伝不足かこの商業施設としての魅力のなさが原因かはわからない。

 バスは千歳インターから道央道に乗り、札幌南インターから一般道を走った。すすきのの商業施設ノルベサに立ち寄り、札幌駅北口に向かった。ノベルサ前の停車では男性が待っていて、運転手からその男性に書類らしきものが渡された。
 札幌駅北口近くのホテルにチェックインして、夕食のために地下鉄で大通公園まで移動した。初日の夕食はスープカレーと決めていて、店は妻が選んだ有名店「スープカレー・トレジャー」だ。北海道には何度も訪れていて、札幌市内に住んでいたこともあるが、スープカレーを食べるのは初めてだった。
 私は「ハーブ漬けチキンステーキ」を、妻は「鉄板ハンバーグ」を注文した。味は期待していた以上のもので、これまで食べなかったことを後悔した。次回札幌をを訪れるときにはまた食べてみたいと思う。その時は違うメニューにするか、また別の店にしようか。

スープカレー・トレジャー

 明日の航空祭には、シャトルバスの運行時間に合わせて南千歳に到着する「快速エアポート」の指定席券をとってある。天気の方は曇の予報で、午後から晴れてくることになっている。今日に天気を考えるとフライトの多くはキャンセルになりそうだが、こればかりは心配しても仕方がない。




移動の記録

(7/21)
 唐木田駅 6:45 → 新百合ヶ丘駅 6:59      小田急多摩線
 新百合ヶ丘駅 7:25 → 羽田空港第1タ 8:30   小田急バス
 羽田空港 10:31 → 新千歳空港 12:06     JAL 511便
  (定刻 10:30)    (定刻 12:05)
 新千歳空港駅 12:30 → 南千歳駅 12:33    快速エアポート125号

  ブルーインパルス予行見学(13:40〜14:10)

 レラ 15:00 → 札幌駅北口 16:20       レラ直行バス

 ホテル〜さっぽろ駅〜(地下鉄南北線)〜大通駅〜スープカレー・トレジャー〜ホテル

《ホテルルートイン札幌駅前北口》泊






Nikon D500



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