18きっぷ・天橋立 & 彦根城 見学の旅
播但線、美濃赤坂支線 乗車 & 天橋立、彦根城 見学
2024.12.29~31

その3/3
彦根城 見学、美濃赤坂線 乗車
2024.12.31


 ルート  12/31 (火)
  彦根~米原~大垣~美濃赤坂~大垣~豊橋~浜松~藤枝


12/31(火) 曇時々晴一時雨

 彦根駅東口前のホテルをチェックアウトして、彦根駅の反対側にある彦根城に向かう。大晦日という特別な日だが、著名な観光地で混雑が予想されるので、開場の 8:30 の少し前には入場口に到着するようにした。彦根駅から歩いて 15分くらいで佐和口多聞櫓に到着した。表門券売所方面に向かう人を見かけるようになったが、駐車場にはまだ車がほとんど止まっていない。
 彦根城は天守が現存し、江戸時代までに建造された「現存12天守」の一つだ。また、天守が国宝指定された5つの城の一つだ。姫路城とともに遺構をよく遺している城郭で、1992年に日本の世界遺産暫定リストに掲載された(しかし、20年以上推薦が見送られている)。
 表門券売所には 8:25頃到着した。すでに 10数人の人が並んでいたので、その後に並ぶ。残念ながら、表御殿を模して復元した歴史博物館は 12/25~31 の間は休館だった。彦根城には 1987年の正月に訪れたことがあるが、かなり昔のことなので記憶は薄れていた。彦根城は広い範囲が当時に近い状態で保存されていて、国宝や重要文化財に指定されている建築物も多い。非常に見応えのある城跡で、のんびりしたつもりは無いが1時間半くらいの時間が過ぎてしまった。

 彦根城
彦根城博物館 天秤櫓(重要文化財) と 廊下橋
天守(国宝) 西の丸三重櫓 と 続櫓(重要文化財)

 黒門券売所から彦根城を出て、隣接する楽々園と玄宮園を見学した。楽々園は、かつては井伊家の下屋敷で、江戸時代後期の数奇屋建築が現存する。玄宮園は、楽々園に隣接する旧大名庭園。両者を合わせて「玄宮楽々園」として、国の名勝に指定されている。楽々園という案内が少ないためか、こちらを通り過ぎて玄宮園だけを見学していく人も少なくない。個人的に庭園には興味ないが、彦根城天守閣を背後に望む姿は一見の価値がある。

 玄宮楽々園
楽々園 玄宮園

 彦根駅から彦根城への道は一本道なので、来た道を戻って駅へ向かう。彦根駅を起点とした見学所要時間は2時間半で、ほぼ予定していた所要期間だ。山崎山道が工事中で通行禁止だったので、山崎郭まで回るともう少し時間がかかる。彦根駅から彦根城までは微妙な距離だが、冬期を除く土日休日に「彦根ご城下巡回バス」が運行されている。お昼を除き 30分または 60分間隔で運行されていて、表門橋のところまでバスで行くことができる。

 彦根駅 / JR西日本・東海道本線、近江鉄道・本線(滋賀県彦根市)

 米原行き 724T は 225系八両編成だ。この区間は普通電車だが、西明石-高槻間は快速運転が行われている。この区間を走る普通電車は基本的にこの形で運行されている。

 JR西日本/東海道本線 普通 724T 彦根 10:39 → 米原 10:44

 東海道本線 普通 724T 姫路発、米原行き

 JR西日本225系電車100番台
 I-12編成(8両/網干総合車両所)


 先頭車両に乗車したが、座席の約四割が埋まっていた。

 米原駅で大垣行き 3206F に乗り換える。3206F は既に8番線に入線していた。313系(四+四)八両編成で、前寄りの車両に乗客が多かったので、最後尾の車両に乗車した。

 JR東海/東海道本線 普通 3206F 米原 11:00 → 大垣 11:33

 東海道本線 普通 3206F 米原発、大垣行き

 JR東海313系電車1100番台 / J-3編成(4両)
     + 0番台 / Y-8編成(4両)(大垣車両区)

 その後、米原止まりの新快速が到着したので、乗り換え客で前寄りの車両は混雑しているようだった。最後尾の車両の座席は半分くらい埋まっていた。

 東海道本線の大垣-米原間は、東海道本線の中では一番の閑散区間だ。日中の普通電車は、毎時二本しか運行されていない。大晦日の日中という特殊な事情もあるが、途中駅での乗降客は少ない。また、この区間は豪雪地帯で近くを走る東海道新幹線がたびたび遅延をおこすが、暖冬のせいか沿線には雪は全く見られない。

 大垣駅 / JR東海・東海道本線、樽見鉄道・樽見線、養老鉄道・養老線(岐阜県大垣市)

 この後、美濃赤坂支線に乗車する予定だが、日中の運行本数が少ないので、乗り換え時間が 1時間19分ある。時間的には少し早いが、この時間を利用して昼食とした。7月に訪れた駅ビル内のそば屋を利用した。前回同様天丼定食を食べたが、おなかが空いていないせいか前回より印象は良くなかった。

おらが蕎麦 大垣アスティ店 / 鶏天丼定食

 昼食を食べてもだいぶ時間が余ったので、歩いて 10分ほどの距離にある大垣城に行ってみることにした。大垣城は鉄筋コンクリートにより外観復元された天守があり、内部は資料館になっている。年末年始は休館なので復元天守の内部には入れないが、整備されている本丸跡には入ることが出来る。
 天守など一部の建物は破却を免れ、天守等が国宝(旧国宝)に指定されたが、1945年7月29日の大垣空襲により天守や艮櫓などが焼失した。天守は 1959年に、乾櫓は 1967年に鉄筋コンクリート構造で郡上八幡城を参考に外観復元された。本丸のみ公園化されているが、随所が改変されていて城としての防御施設は実感しにくい。しかし、これだけの建物が再建されているのは貴重だ。本丸、二の丸跡の廻りは開発されてビルなどが建っていて、こんな所にあるのかというのが実感だ。もっと広い範囲を計画的に整備していけば市のシンボルになっただろうに、もったいないというのが正直言ったところだ。

 大垣城
東門 天守
西門 戌亥櫓

 美濃赤坂線は、岐阜県大垣市内にある大垣駅と美濃赤坂駅を結ぶ、JR東海東海道本線の支線。「美濃赤坂線」は通称で、ほかに「赤坂支線」と呼ばれることもある。大垣駅と美濃赤坂駅を結ぶ 5.0 km の支線だが、実際の線路は南荒尾信号場で本線と分岐していて、支線部分の実際の長さは 1.9 kmで、単線だ。美濃赤坂周辺で産出される石灰石・大理石の輸送を目的に 1919年に開業した。美濃赤坂駅では1928年に開業した西濃鉄道(貨物線)に接続する。

 JR東海/東海道本線美濃赤坂線 普通 3715G 大垣 12:52 → 美濃赤坂 12:59

 東海道本線美濃赤坂線
 普通 3715G 大垣発、美濃赤坂行き

 JR東海313系電車3000番台
 R-108編成(2両/大垣車両区)


 大垣駅の美濃赤坂線乗り場は4番線ホームの西側にある切欠きホーム(3番線)で、専用ホームとなっている。美濃赤坂行き 3715G は 313系二両編成で、ワンマン運転が行われている。3000番台なので、車内はセミクロスシートだ。大晦日の日中のためか、車内はがらがらだ。

 3番線を発車した電車は東海道本線下り線本線に入る。南荒尾信号所までの 3.1㎞ は東海道本線との重複区間になっていて、東海道本線下り本線を走行する。大垣駅を出るとすぐに大垣車両区があるので、配線が複雑になっている。南荒尾信号場で減速して右へ、東海道本線上り線と平面交差し、右へと別れる。ここからが美濃赤坂線になる。

 東海道本線をそのまま進むと、南荒尾信号所ではこの美濃赤坂線との分岐の先で、東海道本線下り本線(垂井線)と新垂井線の分岐がある。その分岐は立体交差となっている。
 分岐してすぐに荒尾駅に到着。途中駅はここだけで、3分ほどで終着の美濃赤坂駅に到着した。貨物駅らしい広大な構内が広がり、使われていない広い屋根付き貨物ホームが廃墟のように建っている。西濃鉄道の市橋線(貨物線)が乗り入れていて、付近の金生山から石灰石の輸送のための貨物列車が日に数便発着している。


車窓 / 南荒尾信号所(大垣→荒尾)

 美濃赤坂駅は旅客駅としては単式ホーム1面1線で、ホームの先に駅舎が置かれている。駅舎は開業当時からの木造で、窓口は閉鎖されている。旅客駅としては大垣駅が管理する無人駅だ。赤坂は中山道の宿場町なので、本陣跡をはじめ少なからず見るべきところがあるようだ。機会があれば赤坂エリアを改めて訪ねたいと思った。

 美濃赤坂駅 / JR東海・東海道本線美濃赤坂線(岐阜県大垣市)

 3715G で到着した乗客の中で5,6人は私と同じ目的で乗車してきたようだ。13分間の折り返し時間を利用して、駅舎を撮影したり駅周辺を見て回っている。その人達は、折り返し 3714G に乗車して大垣駅へ戻った。

 JR東海/東海道本線美濃赤坂線 普通 3714G 美濃赤坂 13:12 → 大垣 13:19

 東海道本線美濃赤坂線
 普通 3714G 美濃赤坂発、大垣行き

 JR東海313系電車3000番台
 R-108編成(2両/大垣車両区)


 唯一の途中駅の荒尾駅では十数人の乗車があった。駅の周辺には住宅地が広がっているので、通勤通学の需要があるようだ。

 大垣駅で豊橋行き新快速 5334F に乗り換える。その前に発車する 13:26発豊橋行き快速も座れそうだったが、ホームが離れていたので予定通り 5334F に乗車する。

 JR東海/東海道本線 新快速 5334F 大垣 13:41 → 豊橋 15:10

 東海道本線 新快速 5334F 大垣発、豊橋行き

 JR東海313系電車5000番台
 Y-107編成(6両/大垣車両区)

 5334F は 313系5000番台六両編成で、二両は増結されていない。短い編成なので混雑が心配だったが、名古屋までは空いていた。

 名古屋駅で多くの乗客が降りたが、それ以上の乗客が乗車して車内は混雑してきた。そのまま混雑が続いたが、蒲郡駅で多くの乗客が降りて車内は静かになった。

 JR東海/東海道本線 普通 978M 豊橋 15:25 → 浜松 15:58

 東海道本線 普通 978M 豊橋発、浜松行き

 JR東海313系電車2500番台
 T-13編成(3両/静岡車両区)

 豊橋駅で浜松行き 978M び乗り換える。978M は三両編成となっていたので、早めに乗車位置に並んだ。車両は 313系2500番台で、ロングシートはあっという間に埋まってしまった。早めに並んで良かった。結局、終点の浜松まで空席はなかった。

 浜松駅で熱海行き 480M に乗り換える。今回の旅で最後に乗車するのは、 315系四両編成で思っていたより空いていて余裕をもって座ることが出来た。

 JR東海/東海道本線 普通 480M 浜松 16:09 → 藤枝 17:03

 東海道本線 普通 480M 浜松発、熱海行き

 JR東海315系電車3000番台
 U-11編成(4両/静岡車両区)

 315系に乗車するのは今年7月に中央本線で乗車して以来で、東海道本線では初めてだ。新型車両は揺れも少なく、ロングシートの座席の座り心地も良い。

 「青春18きっぷ」の仕様変更により、大晦日を含めた二泊三日の旅行だったが、結果的には十分楽しめた。予定していた舞鶴線には乗車出来なかったが、それ以外は予定通りだった。天橋立を見ることができたので大満足だ。また、大垣城見学はおまけだ。年の瀬という特殊な時期のために人の移動が読めなかったが、当初考えていたとおりすべての列車に座ることが出来た。連続してしか使えなくなったのは使いづらいが、使い方次第だが十分に格安きっぷだ。また、自動改札機を通れるようになったのは大きなメリットだ。



移動の記録

(12/31)
彦根城見学

彦根 10:39 → 米原 10:44    東海道本線 普通 724T
米原 11:00 → 大垣 11:33    東海道本線 普通 3206F

大垣城見学

大垣 12:52 → 美濃赤坂 12:59  東海道本線美濃赤坂支線 普通 3715G
美濃赤坂 13:12 → 大垣 13:19  東海道本線美濃赤坂支線 普通 3714G
大垣 13:41 → 豊橋 15:10    東海道本線 新快速 5334F
豊橋 15:25 → 浜松 15:58    東海道本線 普通 978M
浜松 16:09 → 藤枝 17:03    東海道本線 普通 480M


18きっぷ・天橋立 & 彦根城 見学の旅 (その2) のページへ



Sony Cyber-shot DSC-RX100M5A



トップへ
戻る


inserted by FC2 system