RALLY JAPAN 2006 観戦(2006.8.30〜9.5)

その1/3

仙台港からフェリーで十勝エコロジーパークオートキャンプ場へ

2006年8月30日〜31日

ルート
8/30(水) (曇時々雨)
 自宅〜浦和IC(東北道)福島松川SAスマートIC〜仙台港フェリーターミナル〜太平洋フェリー
8/31(木) (晴のち雨のち曇)
 苫小牧港フェリーターミナル〜沼ノ端東IC(日高道)富川IC〜十勝清水IC(道東道)音更帯広IC
 〜十勝エ
コロジーパーク  
宿泊
太平洋フェリー「きそ」(8/30)、十勝エコロジーパークオートキャンプ場(8/31)
同行者
 


(8/30 曇時々雨)

 北海道の十勝で行われるRALLY JAPAN観戦のため、仙台港フェリーターミナルに向かう。3度目のRALLY JAPANは昨年までと同じく、仙台港からフェリーに乗り苫小牧港で北海道に上陸する。宿泊も同じく、音更町の北海道立十勝エコロジーパークオートキャンプ場にキャンプする。このキャンプ場は帯広市に隣接し、足寄方面のアクセスが非常に良く、ラリー観戦には便利だ。
 首都高が事故渋滞ということで、東北道の浦和ICまで一般道を走ることにする。甲州街道は順調だったが、環八にはいるといきなり渋滞していて、思っていたより時間がかかってしまった。この分では首都高経由の方が早かったもしれないが、時間的には余裕があるので問題はない。
 東北道に入ってからは順調だが、雨がぱらつく曇り空なので、昨年のような素晴らしい車窓展望はないのが残念だ。那須高原サービスエリアで昼食をとり先を急ぐが、このままでは到着が早すぎるので、福島で東北道を降りることにする。福島西インターで降りるつもりだったが、福島松川サービスエリアのスマートインター案内板が目に入り、そこで降りることにする。カーナビによると国道4号へのアクセスも悪くなく、せっかくの機会なのでスマートインターを利用する。

東北道・那須高原サービスエリア
東北道・福島松川PAスマートIC

 国道4号線も順調で、仙台港近くのセルフスタンドで給油を済ます。しかし、4号線の名取橋手前のガソリンスタンドの方が値段が安かった。東京と変わらない価格だったが、場所によりガソリン価格が結構変わる現象は面白い。
 18時前にはフェリーターミナルに到着、乗船車両駐車場の最後尾に駐車し乗船手続きを済ませる。昨年同様、乗船は同乗者と別々になる。18時半から車両の乗船が始まったが、我々乗用車の乗車は途中で中断し、結局45分以上延々待たされてしまった。トラック優先で車両搭載の都合で遅くなるのは仕方ないが、何も説明が無く延々待たされると頭に来てしまう。

太平洋フェリー「きそ」
「きそ」・車載デッキ

 今回のフェリーは昨年同様「きそ」で、同じく一等和洋室を利用する。まだ新しいこの船は非常に快適で、部屋の設備はビジネスホテル以上で、船内の設備も申し分ない。しかし、夏休みということで若者の乗客が多く、ロビーやラウンジを占領してカップ麺やビールを飲んで騒いでいる光景はいただけない。二等大部屋や二等寝台の乗客は自分に当てられ明日ペースの中で食事をするのは難しいので、そのための専用スペースを用意する必要があるだろう。どのフェリーでも同じことがあるのだが、太平洋フェリーは非常に快適なのでよけい強く感じてしまう。
 また少し品数が減ったと感じられるバイキング形式の夕食でおなかを満たし、早めにベットに潜り込む。明日はいよいよ北海道上陸だ。GOLF5 GTIでは初めての北海道となる。そして3度目のRALLY JAPANが楽しみだ。


(8/31 晴のち雨のち曇)

 少し早めに起きて大浴場に向かう。部屋にはシャワーブースがあるのだが、大浴場の方が快適だ。6時過ぎなのでそんなに人も多くない。これまでの教訓を生かし混雑を避けるため、レストランの食事は少し時間をずらし遅めのとる。バイキング式の朝食は内容的には今ひとつといった感じか。しかし、900円という値段を考えれば妥当といったところか。
 到着までの時間をのんびりデッキで過ごす。外は素晴らしい青空でこれからの天気が期待できるが、天気予報では道東方面は曇り空だそうだ。なんといっても北海道は広い。左舷に見える陸地がだんだん近づいてくるが、そのうち支笏湖周辺の山がはっきりと見えてくる。一番目立つ山容が樽前山だろう。3年前に登ったときは霧の中で何も見えなかったのを思い出した。こうして海の方から山を眺めることができるのも、船旅の醍醐味の一つだ。

太平洋フェリー「きそ」
「きそ」のデッキから後を眺める
室蘭〜苫小牧沖から陸地を望む(右の大きな山が樽前山)

 この船の下船は同乗者は別に旅客タラップから降りるので、妻とはフェリーターミナルの前で待ち合わせる。しかし、下船にもだいぶ時間がかかり妻を待たせてしまった。積載のタイミングとはいえ、今回は乗船下船ともだいぶ待たされてしまった。その後近くのジャスコで食料の買い物を済ませ、十勝に向かって出発する。ここのジャスコは駐車場が広く、店内も明るく広いので気持ちよく買い物ができる。まだ新しそうなジャスコは苫小牧駅からは遠いが、なんと駅まで無料の送迎バスを運行している。

苫小牧フェリーターミナルにて(背後は「きそ」)
ジャスコ苫小牧店にて

 今年は4日間高速道路乗り放題の「札幌−十勝 スーパー割引4DAYSチケット」の発売がないので、昨年までのように道央道から夕張インター経由ではなく、国道237号線経由で日高に向かう。

 沼ノ端東インターから日高道に乗り、現在の終点の日高富川インターで降りる。日高道は現在暫定無料で供用されているが、その区間は片側一車線で交通量は多くない。日高富川インターからの国道237号線も順調で、道の駅「樹海ロード日高」までの所要時間は夕張インター経由と変わらない。国道の途中で幌尻登山入口」の案内看板を見つけ、いつか幌尻岳に登ることができたらいいなと考える。百名山の一つである幌尻岳は、技術的にも物理的にも本当に遠い山だ。
 日高に近づくにつれ雲が厚くなってきた空だが、とうとう日勝峠への上りで雨が降り出した。雨はだんだん強くなり、日勝トンネル手前では視界も悪くなってきてしまった。この分ではどうなるかと心配になったが、トンネルの向こう側は雨は上がっていて、日勝峠を下りるにつれだんだん明るくなってきてほっとする。時間がないので、十勝清水から音更帯広インターまでがらがらの道東道を利用する。
日勝トンネル入口にて

 5時の受付終了時間までに十勝エコロジーパークのビジターセンターに到着し、チェックインを済ませる。正面ゲートのオープン時間は午前6時から午後10時までということだったが、お願いして9月2日は午前5時にゲートを開けてもらうことができた。その日は駐車場の関係で7時までに陸別に到着しなければならないので、5時過ぎには出発しなければならない。
 リモコンキーを使ってゲートを開け、河川敷の広大なキャンプサイトにはいるが、プライベートサイトには一張りしかテントが張っていない。タープが無く、人の気配もないのでラリー観戦の人なのだろうか。私達も今夜帯広駅前で行われるセレモニアルスタートを見に行こうとも考えたが、駐車場の確保と帯広市街の混雑を考え、今日はのんびりキャンプとした。フリーサイトの方は数張りのテントが張ってあり、人の気配がある。ここのキャンプ場は敷地は広大でサイトもかなり広いが、それに比べトイレと炊事場が少ないので混雑するときは大変だろう。このサイトが埋まってしまうことがあるのかどうかはわからないが、今回も混雑の心配をする必要はないようだ。

十勝エコロジーパーク・ビジターセンター(管理棟)
プライベートサイトにテントを張る

 今年はここに3泊して、最終日は芽室町の国民宿舎「新嵐山荘」に泊まる。一応雨は降らない予報だが、スクリーンタープがあるのでキャンプ道具の方は心配ない。昨年より一ヶ月時期が早いので、日はまだ長い。貸し切り状態のキャンプ場で、のんびりとした静かなひとときを過ごす。明日、明後日はラリー観戦があるので、こうしてのんびり食事を楽しむ時間はない。ラリーも楽しみだが、北の大地でこうしたのんびりとした時間を過ごすのもいい。
 明日の観戦は午後のSS5パウセカムイだけだ。しかし、朝6時40分頃ラリーカーがこの前の道路を通るので、6時頃には起きなくてはならない。うっかりして昨年までは気が付かなかったが、ここはLeg1とLeg2のリエゾン区間となっている。そんなわけで、早めにシュラフの中に潜り込む。



(8/30)   自宅             9:11         000q(5,498)

      マクドナルド         9:14〜9:39    001q(5,499)
        (鶴川街道、R20、環八、R17、R298、R122)
      東北道浦和IC       11:58         057q(5,555)
      東北道那須高原SA     13:22〜14:06   214q(5,712)
      東北道福島松川PAスマートIC 14:56         299q(5,797)
      GS(仙台市宮城野区)   17:28〜17:33   402q(5,900)
      仙台港フェリーターミナル  17:41         406q(5,904)

   本日の燃費    11.7q/g
      走行時間  7時間24分
      走行距離  406q
      平均速度  55q/時間

      仙台港 20:00 →苫小牧港 10:45(8/31) 太平洋フェリー「きそ」

(8/31)   苫小牧港フェリーターミナル 11:32         407q(5,905)
      ジャスコ苫小牧店      11:44〜13:09   413q(5,911)
      日高道沼ノ端東IC     13:25         422q(5,920)
      日高道日高富川IC     13:48         455q(5,953)
      道の駅「樹海ロード日高」  14:48〜14:58   515q(6,013)
      道東道十勝清水IC     15:51         568q(6,066)
      道東道音更帯広IC     16:10         597q(6,095)
      十勝エコロジーパーク管理棟 16:33〜16:44   613q(6,111)
      キャンプサイト       16:49         615q(6,113)

   本日の走行距離  208q
     




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