RALLY JAPAN 2006 観戦(2006.8.30〜9.5)

その2/3

RALLY JAPAN 2006 LEG 1、LEG 2 と LEG 3

2006年9月1日〜3日

ルート
9/1(金) (晴時々雨)
 十勝エコロジーパーク〜足寄ラリーパーク〜パウセカムイ〜十勝エコロジーパーク
9/2(土) (曇のち晴)
 十勝エコロジーパーク〜陸別〜シピリカキム〜十勝エコロジーパーク
9/3(日) (曇のち晴)
 十勝エコロジーパーク〜帯広〜芽室  
宿泊
十勝エコロジーパークオートキャンプ場(9/1、2)、国民宿舎「新嵐山荘」(9/3)
同行者
 


(9/1 曇時々雨)

 プライベートサイトのお隣さんは、昨夜遅く(10時頃か)帰ってきて、私達が起きた6時にはもう既に出発していた。やはり、ラリー観戦者のようだ。向こう側のフリーサイトの方は、テントの数が増えているようだ。アイテナリーによると最初のラリーカーの北愛国パーク出発が6時半となっているので、ここの前を通過するのは6時45分頃になるようだ。時間はあるので温かいコーヒーを飲みながら、朝のキャンプ場の雰囲気を楽しむ。空には青空が広がり、ラリー観戦日和となりそうだ。
 6時半になったので、GOLFでビジターセンター前の駐車場に移動し、ラリーカーの通過するゲート前に歩いていく。すると、誰もいないと思っていたゲート前には、応援グッズを持った親子連れ3人が立っていた。ゲートのところに止まっている車を見ると、先にサイトを出発したフリーサイトのキャンパーだった。6時40分頃に0カーが通過し、50分過ぎからWRカーが通過する。リエゾン区間とはいえ、こんな手軽に間近でラリーカーを見られるとは感激だ。まだ競技開始前のぴかぴかのラリーカーで、当然WRカーは全部揃っている。

十勝エコロジーパーク正面ゲート前
リエゾン区間なのでWRカーが通り過ぎる

 今日の観戦はパウセカムイで行われる14時23分スタートのSS5だけだが、足寄郊外のアクセスポイントの駐車場からシャトルバスが発車されるのは11時半からだ。今年は「スーパー割引4DAYSチケット」の発売がないので、昨年までと違い道東道は利用しない。しかし、国道242号線は順調で、池田−足寄間高速道路を利用したのと所要時間は余り変わらない。
 足寄の市街にはいると車が多くなるが、道の駅「あしょろ銀河ホール21」の前に人があふれている。ラリーカーの通過が近いのかと思い駐車場に車を入れると、幸い空きスペースがあり駐車することができた。ここは今年4月に廃止となったふるさと銀河線の足寄駅で、RALLY JAPAN中はラリーパークとなっている。DJに寄ると間もなくラリーカーが通過するようなので、道路脇の空いているところに移動する。10時50分過ぎに、最初のWRカーが通過する。ちょうど交差点の手前なので、信号待ちのWRカーを目の前で見ることができる。このタイミングをねらっている観戦者は、すかさず駆け寄ってサインを求めている。ソルベルグが一番人気で、あっという間に黒山の人だかりができた。

あしょろ銀河ホール21前の人だかり
目の前を通り過ぎるアトキンソンのスバル インプレッサ WRC

 パウセカムイのアクセスポイントの駐車場は、国道242号線を陸別方向に15分ほど進んだところを右折する。曲がり角やその手前にも案内板があるのですぐにわかる。右折した道路は未舗装だが、路面はフラットで私のGOLFでも問題ない。しかし、駐車場に降りる部分が深い轍の泥状の道で、駐車場にはいるまでかなり気を遣う。「車高の低い車は通行できません」というのがうなずけるところだ。到着したのが11時半を過ぎてしまっているので、入場の行列に並ぶ。観戦者は歩いていけるエリアAと、私達が観戦するシャトルバスに乗るエリアBに別れる。

 今年は数台のシャトルバスが折り返し運行いているようで、バスに乗るのに少し待たされた。今年は足寄や陸別からのシャトルバスがないので、公共機関を利用しての林道観戦は厳しいだろう。エリアAはシャトルバス乗り場のすぐ上に設けられているので、どう見える変わらないが観戦には便利そうだ。
 昨年も観戦したパウセカムイ・エリアBにはバスで10分もかからず到着。広大な観戦エリアだが、コースに一番近いロープ際はほとんど埋まっている。観戦エリアが斜面になっているので、今回はちょうど中腹あたりに椅子を置き、観戦ポイントとする。何せ広大な観戦エリアなので、お互い周りの人の邪魔にならない程度に間隔を空けている。競技開始まで2時間以上あるが、この広大な自然の中なので、待ち時間も苦にならない。楽しみにしていた北海道らしい広大な景色だが、朝の青空が嘘のように低い雲が一面を覆ってきた。また、今年は会場でのアナウンスが全くないので、競技の進行状況が全くわからない。
SS5観戦エリア(正面奥からラリーカーが走ってくる)

 0カーが通り過ぎ、遠くから爆音が聞こえてくると、WRカーが姿を現す。広大な景色の向こうからラリーカーがやってきて目の前を通過するのは素晴らしい。コースまで距離があるので迫力という点では今ひとつだが、全体のロケーションを含め、この観戦ポイントは大好きだ。しかし、WRカーの通過が終わったあたりからぱらぱら雨が降り出した。私達は雨具をつけての観戦だが、雨具を用意していない人も多い。そのうち雨はだんだん強くなり、雨に濡れながら出口に急ぐ人が出てきた。出口に並んでも、シャトルバスがやってくるまで1時間半以上あるだろうに。

広大な景色の中を走る新井のSABARU IMPTEZA WRC
カーブを通過するストバート VK フォード・FOCUS RS 06

 シャトルバスは4,5台で折り返し運行しているようで、私達は折り返しにやってきた第二陣となった。雨の中の待ち時間は長く感じられ、昨年のように観光バスが連なってやってきたのが懐かしい。駐車場から国道までの帰りのルートは往きと違うが、駐車場からしばらくは泥まみれの悪路で、運転に気を遣う。国道にでた時にはほっとした。
 ラリー観戦の車両が多いのか、帯広に向かう帰路は交通量が多かったが、足寄市街の渋滞はたいしたことはなかった。ほとんどの車は道東道に乗ったので、国道は交通量が少なく順調だ。郊外区間では真っ暗で怖いくらいだ。帰路の途中にある利別のショッピングセンターのカレーショップで夕食をとり、十勝エコロジーパークに帰る。帯広に近づくにつれ道路は乾いてくるので、こちらの方の雨はたいしたことはなかったのかもしれない。
 昨年は「収穫祭」をやっていてビジターセンターは賑わっていたが、今年は真っ暗で静まりかえっている。広大なエコロジーパーク自体が静まりかえっているので、非常に遅い時間のように思えてしまう。キャンプサイトに到着すると、テントは数張り増えているようだ。明日は5時出発で陸別に向かうので、すぐにシュラフに潜り込む。


(9/2 曇のち晴)

 目覚ましで4時に目を覚ますが、日の出前とはいえ空は明るくなってきている。一面薄い雲がかかっているが、天気は良くなりそうだ。さすがにこの時間に起き出しているのは私達だけのようだ。しかし、コーヒーとパンの軽い朝食を済ませている間に、例のお隣さんは起き出し出発していった。今日の観戦は8時28分スタートの陸別サーキットで行われるSS12と、15時45分スタートの林道「シピリカキム」SS18だ。今回は新設された陸別サーキット内の駐車場の駐車権を獲得したので、7時までに陸別の第2駐車場に到着して受付をしなくてはならない。

 言われていたように5時に管理事務所(守衛室)に電話を入れるが、正面ゲートは開けてあると言うことだ。昨日と同じく、池田町の利別で国道242号線にはいり陸別に向かう。早朝なので走っている車はほとんど無く、昨日以上に順調だ。足寄インターで道東道と合流すると、陸別サーキットを目指すと思われる車が多くなってくる。
 陸別第2駐車場には既にかなりの車が止まっていて、さらにどんどん入場する車が続いている。駐車場の片隅の受付で、陸別サーキット駐車場の入場券を購入し、サーキットに移動する。サーキットに向かって歩いている人も多く、少し優越感に浸りながら「駐車証」をかざしサーキットの敷地にはいる。係員に誘導されて入った駐車場は関係者駐車場のすぐ奥にあり、入場ゲートは目の前だ。会場へのアクセスは非常に便利で、この場所なら2000円の駐車料金は安く感じる。
陸別サーキット駐車場に向かう(正面が入場ゲート)

 今回もアルプス席のFエリアで観戦するつもりだったが、最前列の空いている場所に折りたたみ椅子で確保した。スタンド正面はいっぱいだったので、入口の端の方の場所だ。この場所からだとサーキットコース全体は見にくいが、最終コーナーからフィニッシュまでを目前で見ることができる。まだFエリアはがらがらなので、早く来た観戦者は奥のA〜Dにエリアに向かっているのだろうか。
 今年は11台のWRカーだが、目の前で迫力ある走りを楽しんだ。最終コーナーの走りの違いがわかって面白い。Fエリアで観戦するには、迫力なら最前列だが、全体を見渡せるベンチの上段がいいかもしれない。

陸別サーキットFエリア・アルプス席からの眺め
最終コーナーを曲がるSUBARU IMPREZA WRC 2006

 相変わらずWRカーが終わると席を立つ人も多いが、私達も最後まで見ないで席を立つ。交流広場をひとまわりして、豚丼とホットドックを調達する。美味しかったので期待していた豚丼だが、昨年までと比べて肉が小さくなり味が落ちたような気がした。天気が良く気持ちがいいので、午後のSS18にチケットを持っていなければ、このまま午後のSSを観戦していたい感じだ。陸別サーキットはいろいろイベントも用意されていて、見るもの食べるものに事欠かない場所だ。

交流広場に並ぶメーカーブースと売店
楽しみにしていた今年の豚丼の味は ?

 時間はまだ早いがシピリカキムのことが気になるので、陸別サーキットをあとにする。国道242号線を足寄方面に戻り、案内板の所を右折する。ここから一本道なので迷うことはないはずだが、走っても走っても案内板が現れないのが不安になる。しかし、時々レンタカーとすれ違うので、それを見て一安心する。標高がだいぶ高くなり、高原のような広大な牧草地の中を走るようになると、間もなくこの景色に似つかわしくない駐車場らしきものが見えてくる。
 駐車場は広大な牧草地の中に作られていて、どう見てもいっぱいになりそうにならないくらい広い。おまけに、駐車場の奥から阿寒の山々をはっきり眺めることができる。こうしてみると、阿寒の山々が意外に近いのがわかる。駐車場は結構埋まっているが、午前中のSS観戦を終えて、帰っていく車も多い。午後のSSのエリアオープンまで1時間半以上あるので、まだ早すぎたようだ。しかし、もう既に人が並んでいるので、行列の後に折りたたみ椅子を広げる。

牧草地の中の広大な駐車場にて
駐車場の奥には阿寒の山々が大きい

 予定時間の13時半になり、観戦エリアまでの誘導が始まる。ここの観戦エリアは歩いてアクセスするので、係員のあとをぞろぞろ歩き始める。最初は舗装道路歩きだが、間もなく未舗装の林道にはいる。30分近くは歩かされたかなと思う頃、売店とトイレが現れ、ここでエリアAとエリアBに別れる。エリアAはここから山道歩きとなる。大きく下って上り返す道が見え、妻が参ったというかををしている。クマザサを刈った道だが、根元が残っていて非常に歩きにくい。山歩きをする私としてはどうということはないが、女性や子供には大変だろう。
 山道を歩くこと15分ほどで観戦エリアに到着。観戦エリアは山の斜面に作られていて、正面からラリーカーが近づいてきて、右手に走り去っていく。一番奥が観戦には良さそうだが、もう結構人がいるので、エリア真ん中の上の方に陣取る。私達が到着した時は観客はまばらだったが、競技開始前にはほぼいっぱいになった。このエリアはA,B共いつでも入退場できるので、歩くことを別にすれば観戦しやすいエリアだ。

エリアBとの分岐から山道となる
シピリカキム・エリアA(競技開始までにぎっしり埋まる)

 2時間近い待ち時間を経て、最初のWRカーがやってくる。ラリーカーは左手の上の方からぐるっと回ってこちらに下りてきて、そのまま目の前を右手に駆け抜けて行く。目の前をラリーカーが左折するので迫力あるエリアだが、個人的には広大な展望が広がるパウセカムイの方がお勧めだ。

観戦エリアに近づいてくるFORD FOCUS RS WRC 06
観戦エリアの前で左折するFORD FOCUS RS WRC 06

 今日はこのあとの予定があるので、PCWRCエントリー車が終わると観戦エリアをあとにする。林道に出ると路肩の駐車車両が増えているのどうしてかと思いよく見ると、駐車カードが張られているので「VIPクラブパス(車両パス)」での観戦者の自動車のようだ。なるほど高額なパスだが、ここまで優遇されているのだ。
 駐車場から十勝温泉への帰り道は、カーナビの誘導に従い、往路とは反対側に向かい国道241号線方面に抜ける。国道にでるまでは、よくこんな経路をカーナビが誘導するなと感心する。民家はほとんど無いが、道路は広く快適だ。士幌町から音更町にかけては多少混雑したが、夕方なので仕方ないだろう。
 昨年と同じく、十勝川温泉にあるかんぽの宿十勝川で汗を流す。「十勝スカイロード・湯〜遊〜キャンペーン」により、道東道の領収書で入浴料金がひとり100円引きになったので少し得をした気分になる。音更町まで戻り外食でもしようかと思ったが、風呂上がりで疲れているので、コンビニで食料を購入することにする。
 十勝エコロジーパークに帰ると、今日は土曜日なのでキャンプサイトも賑わっている。あちこちのタープの中で子供達の声も聞こえるが、私達は今朝早かったので、コンビニの食事を済ませ早めに眠ることにする。明朝はテントを撤収しなければならないが、ラリー観戦は午後の帯広のスーパーSSだけなので、少し朝寝坊ができる。


(9/3 曇のち晴)

 RALLY JAPAN最終日は曇り空で、うっすら靄がかかっているようだ。このあとの天気は晴とあるのでラリー観戦には問題ないが、テントとタープの朝露が乾きにくいので困ってしまう。日曜の朝とあって目に入るテントの数も多く、これまでと違いキャンプ場には活気がある。この二泊プライベートサイトでテントなしで車の中で寝泊まりしている人もいる。今日の観戦は14時9分スタートのSS27、帯広スーパーSSとサービスパークだけだが、その前に帯広駅前の「ぱんちょう」で豚丼を食べなければならない。今年のスーパーSSの場所は昨年までの札内川の河川敷から、北愛国サービスパークの隣に変更になったので、その間の移動が楽になった。
 十勝エコロジーパークのビジターセンターでチェックアウトを済ませ、帯広駅に向かう。この3年で8泊したこのキャンプ場は非常に快適で、RALLY JAPAN観戦にも非常に便利だ。昨年も利用した途中のセルフスタンドで給油を済ませ、帯広駅地下の駐車場に車を止める。
 「ぱんちょう」の開店が11時でまだ時間があるので、帯広駅南口にありRALLY JAPANのヘッドクォーターになっている十勝プラザに向かう。観戦ポイントではないが、レグのスタート順、リザルトや公式発表が公示されていて、ラリーファンで賑わっている。その足で「ぱんちょう」に向かうが、まだ開店までに20分あるのに、もう既に30人ほどの行列ができている。そのため、私達は第一陣にあふれ、ちょうど第二陣の最初になってしまった。私は「梅」を妻は「竹」と、ナメコ腕ふたつを注文した。なるほど非常に美味しく、並んだ甲斐があったというものだ。しかし、個人的には昨年食べた帯広駅構内の「ぶたはげ」の豚丼に惹かれる。

RALLY JAPANヘッドクォーターの十勝プラザ
「ぱんちょう」の豚丼「梅」

 今回は十勝プラザ前からでているシャトルバスで、北愛国サービスパークに向かう。幕別の駐車場が今年から有料(500円)となったため、こちらの駐車料金も高くなるだろうがわざわざ幕別まで行く必要はない。それに、シャトルバスは昨年は幕別行きより帯広駅行きの方が空いていた。シャトルバスは10数分で会場に近づき、まず新しいスーパーSSの仮設サーキットが見えてくる。予想以上にコンパクトな会場で、観戦スタンドもかなり少ない。その狭くなったスタンドの上段の方は、既に観客で埋まっている。

十勝プラザ前からサービスパークへのシャトルバス
シャトルバス降り場からサービスパークへ

 シャトルバスから降りて、サービスパークの中を通って仮設サーキットに向かう。競技開始までまだ2時間近くあるが、スタンドの上段は空きがない。仕方なく、空いている中段に席を確保する。

 昨年までの札内の仮設サーキットに比べ、半分とは言わなくても大分コンパクトだ。昨年と違いコース全体が見渡せるメリットがあるとはいえ、この走行距離では少し寂しい気がする。そして、コースが縮小した以上に、観戦スタンドの少なさが気に掛かる。スタンドの高さが自体も低くなり、数も大きく減った。立ち見席は昨年までのようにスタンド席の前ではなく、別エリア一箇所だ。競技の前座としていろいろ行われているので、待ち時間はそれほど長くは感じない。だんだん観客が増えてきて、競技開始までにスタンド席はぎっしりいっぱいになる。さらにすごいのは立ち見エリアで、コースを前に何重にも観戦者が詰まっている。傾斜がないようなので、後の人は何も見えないだろう。
 あまりの混雑にうんざり気味だったが、競技が始まってしまうとWRカーの走りに目を奪われる。会場がコンパクトなので、ずっとラリーカーの走りを目で追うことができる。
コンパクトになった帯広スーパーSS仮設サーキット

 二台の併走なので、どちらが早いか観客は手を握り、ドライバーも熱が入っているようだ。今年のRALLY JAPANでは何一ついいことの無かったスバルだが、3大揃って完走し、コーナーのドリフトで観客を沸かせる。今年はこのスーパーSSが最終競技なので、レグ2からリードを守ってきたローブが、グロンホルムの猛追を押さえてRALLY JAPAN初優勝を飾る。ポディウムフィニッシュが行われるのは隣のサービスパークだが、15時から開始なのでとりあえずその時間に間に合うようにサービスパークに向かう。

二台併走するのが帯広スーパーSSの醍醐味
ソルドのクサラWRCとソルベルクのインプレッサWRC

 ポディウムフィニッシュが行われる場所は黒山の人だかりができていて、何も見ることができないのはわかっていたので、どこかWRカーが見られそうな場所を探す。すると、表彰後のラリーカーが通過する通路の奥の方の片側が空いていたので、そこに場所を決める。表彰式のアナウンスと歓声を遠くに聞いていると、WRカーが逆順位順(?)にやってくる。大きな歓声の中目の前を通過するが、ポディウムの3台だけはドライバーとコ・ドライバーが運転していない。どうしたんだろう止まっていると、ワンボックスのバンに皆窮屈そうに乗ってやってきた。表彰式の関係でこうなっているのだろうが、それとは気が付かない人も多い。サービスパークを見ようかとも思ったが、大分疲れもたまっているのでこのまま会場をあとにする。

優勝したローブのシトロエン・クサラWRC(ドライバーは別人)
サービスパークの交流広場も賑わっている

 3年目のRALLY JAPANを振り返って、総合優勝はシトロエンのセバスチャン・ローブ、第2位はフォードのマーカス・グロンホルム、第3位もフォードのミッコ・ヒルボネンとなる。Nクラス第1位でPCWRC優勝は三菱の奴田原文雄だ。母国開催のスバルについてはある程度予想されていたことだが、成績の上では何もいいところはなかった。WRカー日本初登場の新井敏弘を含め3台のIMPREZA WRC 2006が完走できたと言うことか。昨年の6ワークス、15台のWRカーには大きく及ばないが、世界トップレベルの走りを堪能できた。主催者でありメインスポンサーである毎日新聞社の撤退により、すべてにおいてコンパクトになったと思う。良くなった点、悪くなった点などいろいろあるが、大成功のイベントと言っていいだろう。
 帯広駅までシャトルバスで戻り、途中のコイン洗車場で下まわりの泥を落とし、今日の宿である芽室町の国民宿舎「新嵐山荘」に向かう。一昨年も利用した快適な国民宿舎だ。広大な十勝平野の一角にあり、周りはジャガイモ畑の囲まれている。食事は大満足で、4日ぶりの快適なベットに潜り込む。



(9/1)    十勝エコロジーパーク     9:16          618q(6,116)

      セブンイレブン十勝池田利別店    9:29〜9:40     631q(6,129)
      道の駅あしょろ銀河ホール21 10:26〜11:11    677q(6,175)
      パウセカムイ駐車場     11:36          697q(6,195)

      駐車場 12:05 → パウセカムイ・エリアB 12:13  シャトルバス

      SS5 Pawse Kamuy 2 観戦

      パウセカムイ・エリアB 17:12 → 駐車場 17:20  シャトルバス

      パウセカムイ駐車場     17:32          697q(6,195)
      プラザいちまる(池田町)  19:00〜19:43    764q(6,262)
      十勝エコロジーパーク    19:57          777q(6,275)

   本日の走行距離  180q

(9/2)    十勝エコロジーパーク     5:10          777q(6,275)
      陸別サーキット駐車場     6:37          871q(6,369)

      SS12 Rikubetsu 3 観戦

      陸別サーキット駐車場    11:16          871q(6,369)
      シピリカキム駐車場     11:55          910q(6,408)

      SS18 Sipirkakim 2 観戦

      シピリカキム駐車場     17:05          910q(6,408)
      ぴあざふくはら音更店    18:04〜18:16    972q(6,470)
      かんぽの宿十勝川      18:32〜19:22    982q(6,480)
      セイコーマート十勝川温泉店 19:26〜19:32    984q(6,482)
      十勝エコロジーパーク    19:36          986q(6,484)

   本日の走行距離  209q

(9/3)    十勝エコロジーパーク     9:51          986q(6,484)
      管理棟            9:55〜9:56     988q(6,486)
      GS(帯広市)       10:14〜10:20    999q(6,497)
      帯広駅駐車場        10:26        1,001q(6,499)
      
      帯広駅 12:00 → 北愛国サービスパーク 12:15  シャトルバス

      SS27 Obihiro 5 観戦
      北愛国サービスパーク 見学

      北愛国サービスパーク 15:50 → 帯広駅 16:25  シャトルバス

      帯広駅駐車場        16:27        1,001q(6,499)
      コイン洗車場        16:56〜17:04  1,012q(6,510)
      国民宿舎新嵐山荘      17:20        1,031q(6,529)

   本日の走行距離  045q
     




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