大人の休日倶楽部パス・JR乗りつぶしの旅
JR東日本線(奥羽本線、北上線、仙石線、石巻線、陸羽東線、左沢線、仙山線)乗車
2022.11.30~12.2

その3/3
陸羽東線、左沢線、仙山線乗車
2022.12.2


 ルート  12/2 (金)
  鳴子温泉~新庄~山形~左沢~山形~仙台~東京~新宿~多摩センター~唐木田


12/2(金) 雪(鳴子温泉)のち晴(東京)

 旅行三日目は、鳴子温泉から新庄まで陸羽東線に乗車後、山形まで山形新幹線で移動する。山形からは左沢線に乗車して左沢を往復、次は仙山線に乗り換えて仙台に行く。仙台からは東北新幹線に乗車して東京に向かい、今回の旅行は終了する。
 宿の朝食は7:00からだったので、泣く泣くあきらめて7時過ぎにホテルを出発した。温泉ホテル(旅館)の朝食は7時からが普通なので仕方が無いが、陸羽東線の下り列車は7:26の次は10:09なので7:26発に乗らなければならない。温泉ホテル(旅館)のチェックアウトは10時から11時が多いので、宿でゆっくり過ごすのが前提なのだろう。上り列車についても同様の時間に便があるが、他に8時台にも1本設定されている。

 鳴子温泉駅 / JR東日本・陸羽東線(宮城県大崎市)

 外はきりりと冷え込んでいて、昨夜は雪が降ったようで車の上や駐車場がうっすら白くなっているところがある。時間的に早いせいか、駅までの道路には人影はない。駅にも人影は無いが、客待ちのタクシーが1台止まっている。駅舎に入って何か昨日と違うと思ったが、ポスターが貼ってあったみどりの窓口があったと思われる場所はベニヤ板で完全に塞がれていた。

 JR東日本/陸羽東線 普通 723D 鳴子温泉 7:26 → 新庄 9:22 (定刻8:27)

 陸羽東線 普通 723D 鳴子温泉発、新庄行き

 JR東日本キハ111,112形気動車200番台
 111-216+112-216(2両/小牛田運輸区)


 7:26発新庄行き723Dは新庄から到着する720Dの折り返しのようだが、到着予定時刻の7:02にはまだ到着していなかった。720Dは約5分遅れで到着したが、車内には数名の乗客しかいなかった。車両はキハ111,112形二両編成で、鳴子温泉からの乗客は3人だけだった。
 

 鳴子温泉を発車してますます山の中に入っていき、少しずつ標高を上げてく。沿線は、道路以外はうっすら雪が積もっている。中山平温泉駅との間に有名なな鳴子峡があるが、陸羽東線はトンネルで山を貫いているので、一瞬しか峡谷を見ることができなかった。
 中山平温泉から先は本当に何も無い山の中で、登り切ったところに橋があり、そこが宮城県と山形県との県境になっている。県境を過ぎるとすぐに堺田駅で、陸羽東線の最高地点だ。また、近くに最上川水系の小国川と北上川水系の江合川の分水嶺があり、日本海側と太平洋側の境となっている。

中山平温泉駅停車 / 7:33 堺田駅停車 / 7:39~40

 山形県に入るといっきに積雪量が多くなり、一面真っ白な雪景色となった。強くはないが、雪も降り始めた。後部車両に座っているのでよくわからないが、途中駅で何人かの乗車があったようだ。

立小路駅停車 / 7:48 ~49 車窓 / 一面の雪原(立小路→最上)

 鳴子温泉-新庄間では唯一交換可能な最上駅で、上り列車との交換があった。上り722Dはキハ110形二両編成で、学生を中心とした乗客の降車があった。
 乗車している723Dは1分間の停車時間で発車の予定だが、交換列車が発車しても動く気配がない。何かおかしいなと思っていると、しばらくこの駅で停車する旨案内があった。新庄駅構内の車両点検のため、最上-新庄間で運転を中止しているとのことだ。新庄駅で「つばさ136号」に乗り換えるが、乗り換え時間は49分あるのであまり気にはしなかった。
 その後何度かアナウンスがあったが、運転再開の見込みは立っていないようだ。30分ほど過ぎた頃、1時間ほど遅れて運転再開する見込みだと案内があった。1時間遅れでは「つばさ136号」には間に合わないと思い、時刻表を開きチェックする。予定では新幹線で山形まで移動して左沢線(11:55発、左沢行き、333D)に乗車することになっているが、「つばさ136号」(9:15発、10:00山形着)の後の普通電車(9:32発、1042着、1432M)でも、その次の普通電車(10:09発、11:21着、1434M)でも左沢線に乗り換えが可能なことがわかった。山形駅での乗り換え時間(待ち合わせ時間)が1時間55分あったためだ。日中の左沢まで行く列車の本数が非常に少ないのでこうした計画となったが、結果的にはそれが幸いした。
 最上駅に到着して50分くらい経った時、乗務員から案内があり、新庄駅までタクシー代行輸送を行うので運転席の後ろの方に移動して欲しいとのことだった。乗客は全部で6人で、全員新庄まで行くようだ(先ほど乗務員が全員の行き先の確認を行った)。乗務員はしばらく司令室と連絡を取っていたが、今度は間もなく運転を再開するので代行輸送はなくなったと案内があった。ということで、各自好きな席に戻った。結局、最上駅を58分遅れの8:51に発車した。このまま行けば、「つばさ136号」には間に合わないが、1432Mには乗り換えることができる。タクシーによる代行輸送も貴重な体験だが、そうすると最上-新庄間を乗り残してしまうことになるので、遅れたとはいえ無事に運転再開となって良かった。

最上駅停車 / 7:52~8:51(定刻 7:52~53)

 最上駅発車後は順調に進むが、約1時間遅れているためか列車を待っている人はいない。雪は降り続いていて、一面真白なままだ。

大堀駅停車 / 8:55(定刻 7:58) 鵜杉駅停車 / 8:58(定刻 8:01)
瀬見温泉停車 / 9:02(定刻 8:05) 東長沢駅停車 / 9:08(定刻 8:11~12)
車窓 / 最上小国川(東長沢→長沢) 長沢駅停車 / 9:10(定刻 8:14)

 左手に奥羽本線の線路が近づいてくるとまもなく南新庄駅だ。奥羽本線側に駅(ホーム)は無く、陸羽東線の単独駅だ。ここから新庄まで線路は並行して走るが、線路幅も違い、単線併走区間だ。
 南新庄駅を発車して間もなく「つばさ136号」とすれ違った。わかっていたことだが、やっぱり間に合わなかった。一般の特急列車の場合短時間なら連絡待ちをする場合もあるが、新幹線の場合(山形新幹線は正確には新幹線ではないが)はそれは不可能だ。

南新庄駅停車 / 9:17(定刻 8:21) 車窓 / つばさ136号とのすれ違い(南新庄→新庄)

 終点新庄駅には55分遅れの9:22に到着した。一昨日訪れた時とは違い、周辺は一面真っ白だ。ほとんどの乗客は改札方向に向かっていった。次の山形行き普通電車1432Mとは10分の待ち合わせだ。

 JR東日本/奥羽本線 普通 1432M 新庄 9:32 → 山形 10:42

 奥羽本線 普通 1432M 新庄発、山形行き

 JR東日本701系電車5500番台
 Z-1編成(2両/山形新幹線車両センター)


 山形行き1432Mの車両は標準軌仕様の701系5500番台で、この形式には初乗車となる。しかし、狭軌仕様の0番台などとは大きな違いは無いので、ロングシートの車内は新鮮な感じはしない。二両編成だが、座席は半分以上埋まった。この列車はワンマン運転ではなく、車掌が乗務している。

 車掌が乗務しているので全ての駅で全てのドアから乗降可能だが、車掌は集札などは行っていない。また、車内を巡回していたが、検札は行われなかった。この区間はワンマン運転をしている電車もあるが、この電車の車掌の乗務の目的がわからない。編成は二両でワンマン対応の車両なのだが。新型コロナウィルス対策として各駅では全てのドアが自動で開かれていたが、列車交換などで停車時間が数分ある場合は半自動扱(押しボタンで開閉)いにしていた。
 山形に近づくにつれ、だんだん乗客は増えてきた。新庄-山形間はそれなりに需要があるようだが、その需要は県庁所在地の中心駅の山形が中心になっている。奥羽本線の山形新幹線走行区間(福島-新庄)の在来線は、山形線と愛称が付いている。同じ線路上を走っているのだが、山形新幹線と区別するためだ。

 山形駅 / JR東日本・奥羽本線(山形県山形市)

 本日は朝食を食べていないので、駅ビル内のファストフード店で食事をした。その後駅周辺を歩いてみたが、雨が降っていたのでロータリー周辺で折り返した。早めに(発車20分前)にホームに向かったが、既に列車は入線していた。

ロッテリア 山形エスパル店 / 絶品チーズバーガー Mセット

 左沢線は、山形県山形市の北山形駅から山形県西村山郡大江町の左沢駅を結ぶ、JR東日本の地方交通線。「フルーツライン」の愛称が付けられている。路線距離は24.3㎞で、全線単線で非電化。起点は北山形駅だが、全列車が奥羽本線山形駅まで乗り入れている。JR東日本が2022年7月に公表した、2019年度に輸送密度2,000人未満だった35路線66区間のなかに寒河江-左沢間が含まれている。同区間の平均通過人員は875人となっている。ちなみに、北山形-寒河江間の平均通過人員は4,697人だ。

 JR東日本/左沢線 普通 333D 山形 11:55 → 左沢 12:37

 左沢線 普通 333D 山形発、左沢行き

 JR東日本キハ101形気動車
 101-2+101-5(2両/山形新幹線車両センター)


 車両はキハ101形二両編成で、ワンマン運転だ。キハ101形は左沢線だけで使用されている車両で、専用色に塗装されている。キハ100形200番台と基本構造は同じだが、オールロングシートでトイレが省略されている。比較的乗車時間が短いので、混雑対策のためこうした仕様のようだ。

 乗客はだんだん増えて、座席はほとんど埋まり立っている人も多い。高校生らしき姿が多いが、今日は半日なのだろうか。平均通過人員に現れているが、山形(北山形)-寒河江間はかなり需要があるようだ。
 北山形で奥羽本線と分かれて、方向を西に変えて左沢線に入る。沿線にさくらんぼ畑が目立つようになるが、駅周辺は住宅地になっている。また、新庄では一面雪景色だったが、山形周辺では雪は全く見ることができない。
 ずっと車内は混雑していたが、寒河江でほとんどの乗客が降りる。その先はローカル線色が濃くなり、平地から山の中に入っていくようになる。すると間もなく終点の左沢で、車内の乗客は10人だった。寒河江線のワンマンカーは他の線区と違い、無人駅では一番前の扉から乗降を行う。JR北海道のワンマン運転と同じ仕組みで、そのため整理券発行機は一番前と一番後ろのドアの所に設置されている。

 左沢駅 / JR東日本・左沢線(山形県西村山郡大江町)

 左沢駅での折り返し時間は17分で、駅周辺を見るのには十分だが、あまり駅を離れることはできない。私以外同じ目的の乗客が2名いて、同じように写真を撮ったり駅周辺を歩いていた。
 終着駅の左沢駅は単式ホーム1面1線をもつ地上駅で、留置線が1線あるが使われていないようだ。行き止まりの配線となっていて、車両止めがある。2002年に供用を開始した現在の駅舎は、大江町交流ステーションとの合築となっている。簡易委託駅で、大江町産業振興公社が切符の販売等を行なっているとのことだ。切符販売などの出札窓口が設置されているが、入場券は販売していないとのことだった。

 JR東日本/左沢線 普通 336D 左沢 12:54 → 山形 13:39

 左沢線 普通 336D 左沢発、山形行き

 JR東日本キハ101形気動車
 101-5+101-2(2両/山形新幹線車両センター)


 左沢駅は簡易委託の駅なので、改札業務は行っていない。自動券売機が設置されていないので、乗車証明書発行機で乗車駅証明書を発行して乗車する。しかし、列車は無人駅と同じ前扉乗車で、整理券も発行していた。山形行き336Dの乗客は4人だけで、そのうち3人はこの車両でここまでやって来た鉄道ファンだ。
 
   

 左沢-柴橋間で、短い間だが最上川沿いを走る。少し高台から見下ろす感じだ。柴橋駅の手前で最上川から離れると、南寒河江駅の先を橋で渡るまでおのおの違うルートを進む。

車窓 / 最上川(左沢→柴橋) 柴橋駅停車 / 12:56~57

 がらがらの車内だったが、西寒河江駅で高校生がどっと乗ってきた。あっという間に座席は埋まり、立っている高校生も多かった。

羽前高松駅停車 / 13:00~01 西寒河江駅停車 / 13:04~05

 寒河江駅でも多くの乗車があった。寒河江-山形間は山形近郊の乗客が多く、この区間は朝夕、4両または6両で運行されている列車もあるようだ。
 寒河江駅で車内は混雑してしまったので、そこから先の無人駅でも全てのドアが開いて降車できるようになった。この混雑では後ろの車両から先頭まで行くのは大変なので、こうした対応をしているのだろう。

寒河江駅停車 / 13:07~09 北山形駅停車 / 13:32~35

 山形駅では17分の乗り換え時間で、仙山線・仙台行き快速3838Mに乗り換える。左沢線と仙山線は狭軌なので、同一ホームでの乗り換えだ。3838Mの混雑が心配だったが、車内はがらがらで、先頭車両のボックス席に座った。車両はE721系1000番台で、四両固定編成なのでワンマン運転設備はない。内装はE231、E233系に準じているので、扉数は違うが首都圏に戻ってきたような感じもする。
 仙山線は、宮城県仙台市の仙台駅から山形県山形市の羽前千歳駅を結ぶJR東日本の幹線。路線距離は58.0 kmで、全線単線で交流電化されている。終点は羽前千歳駅だが、全列車が奥羽本線山形駅まで乗り入れている。

 JR東日本/仙山線 快速 3838M 山形 13:56 → 仙台 15:14
   
 仙山線 快速 3838M 山形発、仙台行き

 JR東日E721系電車1000番台
 P4-19編成(4両/仙台車両センター)


 山形駅発車時点での先頭車両の乗客は約15人で、4席とも空いているボックス席は無かった。山形から羽前千歳までは奥羽本線の狭軌線路の上を走る。奥羽本線のこの区間は山形新幹線新庄延伸時に標準軌に改軌されることになったが、複線だった一線は狭軌のまま残されている。その線路の上を仙山線と左沢線乗り入れ列車は走っている。
   

 北山形駅で左沢線を左に分けて、奥羽本線の左側(西側)をそのまま進む。そして、羽前千歳駅の手前で奥羽本線と平面交差して、奥羽本線の右側(東側)に移動する。羽前千歳駅を発車するとすぐに奥羽本線路分かれて東に進路を変える。
 田園地帯から谷間に周りが変わってくると、次の停車は山寺駅だ。有名な山寺(立石寺)の玄関口で、寺社造りの駅舎があるという。山寺を訪れたことがあるが、その時は車利用だったので、この駅舎は見ていない。

   
北山形駅停車 / 13:59 山寺駅停車 / 14:12

 山寺駅を発車するとどんどん山の中に入って標高を上げていく。快速の次の停車は作並駅で、その間に奥羽山脈を貫く仙山トンネルがあり、トンネルの中に山形県と宮城県の県境がある。仙山トンネルは5,361メートルの長大トンネルだが、直線なのでかなりのスピードでとばし、トンネル内では驚くほどうるさかった。
 次の停車は愛子駅だ。山間を抜け、沿線が市街化してくると愛子駅に到着。この快速電車はここから先、各駅に停車する。仙台方面からの電車の大半はこの駅で折り返しとなっている。

   
作並駅停車 / 14:33~38 愛子駅停車 / 14:50

 愛子駅から先は沿線の景色が変わり、山岳路線から仙台の近郊路線となる。1時間あたり2-4本の列車が運行されていて、通勤・通学利用客が多くようだ。仙台圏のJR在来線では東北本線(白石-仙台間)に次ぐ需要がある区間となっているとのことだ。

   
陸前落合駅停車 / 14:53 葛岡駅停車 / 14:56~57
   
国見駅停車 / 14:59~15:00 東北福祉大前駅停車 / 15:02

 仙台に近づくにつれ乗客は増えていき、座席は埋まり車内は混雑してきた。中途半端な時間帯だが、仙台近郊として需要がある区間ということだ。2019年度の平均通過人口は、仙台-愛子間24,724人、愛子-羽後千歳間3,374人となっている。

   
北山駅停車 / 15:04 北仙台駅停車 / 15:07

 仙台駅構内で土産用の「牛タン弁当」を購入して、新幹線ホームに急ぐ。乗り換え時間が18分しかないので、慌ただしい。
 「はやぶさ28号」の乗車列には既に長い行列ができていた。しかし、指定席なので焦る必要は無い。ホーム向かい側には「やまびこ146号」が停車してドアが開いているが、車内に乗客はほとんどいない。所要時間は30分しか違わないが、仙台からの乗車状況はだいぶ違う。

 JR東日本/東北新幹線「はやぶさ」28号 仙台 15:32 → 東京 17:04
    
 東北新幹線「はやぶさ」28号 3028B
 新函館北斗発、東京行き

 JR東日本E5系新幹線電車
 U-15編成(10両/新幹線総合車両センター)
 盛岡から、「こまち28号」を併結

 「はやぶさ28号」は満席ということで、見える範囲内の座席は埋まっているようだ。一週間前に予約した段階ではだいぶ空席があったが、金曜日なので普段以上に混雑しているのだろうか。
   
   

 大宮駅で半分近くの乗客が降車したが、上野駅で降りた乗客は少なかった。約1時間半の所要時間で定刻に東京駅に到着した。「はやぶさ」は本当に早い。
 今回は指定席の6回にあまりがあったので、「かいじ43号」の指定席券を八王子まで確保しておいた。横浜線、橋本経由で自宅まで帰る予定だったが、新宿発車の「京王ライナー33号」に乗り換えができそうだったので、「はやぶさ28号」の車内でWEBライナー券を購入しておいた。

 JR東日本/中央本線 特急「かいじ」43号 東京 17:15 → 新宿 17:29
    
 特急「かいじ」43号 5143M 東京発、甲府行き

 JR東日本E353系電車
 S-101編成(9両/松本車両センター)

 「かいじ43号」はE353系九両編成で、東京駅からの乗客は少なかった。先頭車両の通路側を予約しておいたが、がらがらの車内の隣の席には乗客がいた。
   

 新宿駅で京王線に乗り換えるが、降りる階段を間違ってしまい改札を出なければならなくなった。新しくなった新宿駅の西口側の通路に降りたため、中央通路側にある京王線連絡改札方面に行くことができなかった。長年の習慣であまり考えずに移動してしまった。降りた通路は京王・小田急線側には直接行けず、改札内にこだわるなら中央東口改札方面まで行き中央通路に入らなければならない。次回からは気をつけなければ。

 京王/京王線/相模原線 京王ライナー 33号 新宿 17:40 → 京王多摩センター 18:14 (定刻 18:10)
  
 京王ライナー 33号 新宿発、橋本行き

 京王5000系電車
 5731F(10両/若葉台検車区)

 「京王ライナー33号」はほぼ満席だった。空いていた席にも明大前駅で乗車があり、座席はほぼ埋まった。

 この時間帯は運行本数が多く前方の線路がふさがっているので、たびたび減速して徐行を繰り返した。相模原線にはいってからは順調だったが、京王多摩センター駅には4分遅れで到着した。

 小田急/多摩線 各停 小田急多摩センター 18:21 → 唐木田 18:23
  
 小田急/多摩線 各停 新百合ヶ丘発、唐木田行き

 小田急3000形電車
 3252F(6両/海老名検車区)

 小田急多摩線は新百合ヶ丘発の各停で、6両編成だった。京王多摩センター駅で多くの乗客が降りたが、先頭車両には半分くらいの乗客がいた。

 「大人の休日倶楽部パス」を使った二泊三日の旅行は計画通りに終えることができた。東北地区のJR線に乗車するのが目的だったので、三日間列車に乗りっぱなしだった。鳴子温泉でゆっくりしたのが唯一旅行らしいひとときだった。JR東日本が2022年7月に公表した、2019年度に輸送密度2,000人未満だった35路線66区間がいくつか含まれたが、実際に乗車してみて維持するのは大変だと思う線区もあった。ここ数年で全国のローカル線の大幅な見直しが行われることになるだろうが、しっかり見守っていかなければならない。



移動の記録

(12/2)
鳴子温泉駅 7:26 → 新庄駅 9:22       陸羽東線 普通 723D
             (定刻:8:27)
新庄駅 9:32 → 山形駅 10:42        奥羽本線 普通 1432M
山形駅 11:55 → 左沢駅 12:37       左沢線 普通 333D
左沢駅 12:54 → 山形駅 13:39       左沢線 普通 336D
山形駅 13:56 → 仙台駅 15:14       仙山線 快速 3838M
仙台駅 15:32 → 東京駅 17:04       はやぶさ28号 3028B
東京駅 17:15 → 新宿駅 17:29       特急「かいじ」43号 5143M
新宿駅 17:40 → 京王多摩センター駅 18:14   京王ライナー33号
小田急多摩センター駅 18:21 → 唐木田駅 18:23 小田急多摩線 各停


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