第39回東京モーターショー2005

2005年10月25日(火)


開催日時
2005年10月22日(土)〜11月6日(日)(一般公開日)
場所
千葉県千葉市幕張 幕張メッセ
概要
 2年に一度、世界各国から最新のコンセプトカーやプロダクションカーが集まる国際モーターショー。(反対の年は、商用車のモーターショーが開かれる。)クルマ好きにとって見逃せないこのイベント。今年は期間を延長して、一般公開は10月22日(土)〜11月6日(日)の16日間にわたって開催される。

(10/25 晴)

 2年ぶりの乗用車の東京モーターショーに出かける。2年ごとのイベントだが、車好きにとっては待ちに待ったイベントといえるだろう。前回は首都高のひどい渋滞でひどい目にあったので、今回は電車で行くことにする。東京駅で京葉線に乗り換えるが、毎度のことながらここの乗り換えの遠さには参ってしまう。平日なのに電車は混雑しているが、会場に続く道路はたいしたことはない。 メイン会場に入り、まず輸入車を一通り見て、その後国産車のブースを見学する。会場の中も以前に比べ観客の数が少ないような気がする。食事なども落ち着いて出来、見る方にとってはありがたいが、人が少ないのはイベントとしては寂しい気がする。テレビのニュースで行っていたが、最初の週末(土日)の入場者数が見込みよりだいぶ少なかったらしい。今回は開催期間が延長され週末が3回あるのが大きな原因ではないかといっていた。それと、最初の週末には隣のマリンスタジアムで日本シリーズが行われたので、混雑を嫌って入場者が減ったのではと言っていた。
 乗用車のブースを一通り見て、疲れてしまったので部品ブースをパスして帰ることにする。イベントホールに展示されている「50周年記念特別展示」の懐かしいヒストリーカーをちらっと見ただけで、二輪ブースは素通りだ。帰路は、東京駅での乗り換えを避けるため、幕張本郷駅までシャトルバスで行き、総武線・中央線緩行電車でのんびり帰る。



輸入車

ヒュンダイ(HYUNDAI・韓国)
 ヒュンダイブースには個人的に興味ある車両はなかったが、「ソナタ」の商品イメージキャラクターの韓国の俳優「ペ・ヨンジュン」の手形の写真を撮っている人が多かった。

グレンジャー(来年初春日本発売予定・ジャパンプレミア)
ネオス3(コンセプトカー・ワールドプレミア)


ルノー(RENAULT・フランス)
 近い将来市販車になると思われるルノー・ルーテシア ルノースポールコンセプトがかっこよく、一番の注目を浴びている。ベースとなる新型ルーテシア(右ハンドル)も幅広になってかっこよく、来春の日本上陸が楽しみだ。

フリューエンス(コンセプトカー・ジャパンプレミア)
エジェウス(コンセプトカー・ジャパンプレミア)
ルーテシア ルノー・スポール コンセプト
(コンセプトカー・ジャパンプレミア)
新型ルーテシア(来春日本発売予定・ジャパンプレミア)


ポルシェ(PORSCHE・ドイツ)
 一番の注目は先日フランクフルトショーで公開されたケイマンS。日本でも販売が開始されていて、デリバリーは来年1月以降とか。911とケイマンと差別化されているようだが、どちらにしてもものすごい(値段も性能も)スポーツカーだ。

ケイマンS(ジャパンプレミア)
911カレラ4S(ジャパンプレミア)


シトロエン(CITROEN・フランス)

 シトロエンブースにコンセプトカーはなく、ジャパンプレミアはジュネーブショーで公開されたC6だけだ。シトロエンのフラッグシップらしいモデルだ。
C6(来年発売予定・ジャパンプレミア)


フェラーリ(FERRARI・イタリア)
 昨年発表された12気筒エンジン搭載の2+22モデル「612 スカリエッティ」、8気筒ニューモデル「F430」、「F430スパイダー」の三台が展示。このクラスの車になると、市販車とはいえ実車を見る機会は希だ。

612 スカリエッティ
F430


マセラティ(MASERATI・イタリア)

 コンセプトカーでジャパンプレミアになる「バードケージ75」の展示は22日と23日の2日だけだった。というわけでジャパンプレミアとなるのは「クアトロポルテ エグゼクティブ GT」と「クアトロポルテ スポーツ GT」の二台。
クアトロポルテ スポーツ GT(ジャパンプレミア)


メルセデス・ベンツ(MERCEDES-BENZ・ドイツ)
 日本で発表になったばかりの新型Sクラスが一番の人気で、S600Lは触れることはできないが、S500Lには自由に乗ることができ人だかりができている。燃料電池車のコンセプトモデルのF600ハイジェニウスは、今回がワールドプレミアとなる。燃料電池車についてもメルセデスが世界をリードするメーカーであることをアピールしている。

F600ハイジェニウス(コンセプトカー・ワールドプレミア)
新型Sクラス(ジャパンプレミア)
CLSクラス
SLRマクラーレン


マイバッハ(MAYBACH・ドイツ)

 ジュネーブショーでデビューしたマイバッハ「57S」が展示。「57S」は、マイバッハのショートバージョンをスポーツチューンしたモデル。強力なエンジンを搭載し、サスペンションをスポーティに設定してあるという。
マイバッハ 57S


クライスラー(CHRYSLER・アメリカ)
 日本人デザイナー「土屋あきの」がデザインしたコンパクトなコンセプトカーが世界初公開で展示。300Cのワゴンモデル「300C ツーリング」も来年には日本導入予定とのこと。ジープ・ブランドの「コマンダー」はアジア初登場。来年には日本導入予定。

あきの(コンセプトカー・ワールドプレミア)
ジープ・コマンダー(来春発売予定・ジャパンプレミア)


フォルクスワーゲン(VOLKSWAGEN・ドイツ)
 ワールドプレミアム2台、ジャパンプレミアム4台を展示。地元のフランクフルトショーからわずか1ヶ月あまりなのに、2台のワールドプレミアを用意するとは、VWが日本市場をそれだけ重視していると言うことか。純粋なコンセプトカーは「エコレーサー」だけで、ポロGTIは近い将来市販されるだろう。近いうちに日本に導入されるジェッタとパサートより、来春に本発売予定のゴルフR32と、既に発売されて久しいゴルフGTIに人気が集まっていた。

エコレーサー(コンセプトカー・ワールドプレミア)
ポロ GTI(コンセプトカー・ワールドプレミア)
ゴルフ R32(来春日本発売予定・ジャパンプレミア)
新型ジェッタ(来春日本発売予定・ジャパンプレミア)
ゴルフ プラス(11/5日本発売)
新型パサート(近日日本発売予定・ジャパンプレミア)
新型パサート・ワゴン
(来春日本発売予定・ジャパンプレミア)
ゴルフ GTI


アウディ(AUDI・ドイツ)
 アウディが用意したワールドプレミアムは「シューティング・ブレーク・コンセプト」と「S8」の2台。VW同様、日本市場を大きく意識して、東京モーターショーに力を入れているのが伺われる。また、アウディ初のSUVの「Q7」と「Q7ハイブリッド」にも注目が集まっていた。

シューティング・ブレーク・コンセプト
(コンセプトカー・ワールドプレミア)
Q7(日本発売時期は未定・ジャパンプレミア)


ベントレー(BENTLEY・イギリス)
 VWグループのベントレーブースには超高級車が並ぶ。VWの力でベントレーのブランド復活といったところだ。性能もすごいが、価格の方もものすごい。

アズール(来年発売予定・ジャパンプレミア)
コンチネンタル・フライング・スパー


ブッガティ(BUGATTI・フランス)
 1999年の東京モーターショーで「EB18/4ヴェイロン」として披露されたモデルが、市販モデルとして公開された。最高時速400キロオーバーで、最高出力は1001馬力のスーパースポーツカー。そして、1億6300万円のプライスタグは市販モデルの展示車としては最高価格だ。

ヴェイロン16.4(フロント)
ヴェイロン16.4(リア)


ランボルギーニ(LAMBORGHINI・イタリア)

 ブラックのブースにホワイトのスーパーカーが2台という演出が目立っていた。
ガヤルド・スパイダー(手前・ジャパンプレミア)と
ムルシエラゴ


プジョー(PEUGEOT・フランス)
 プジョー史上初の桁のモデルナンバーの1007が興味深い。こんなお洒落な車は絶対日本では作れないだろうと思う。展示車は右ハンドル仕様で、来春には日本に入ってくる予定とか。お金がかかってそうだし、日本での販売価格が気になる。マイナーチェンジの新型307が日本初登場。発売は11月からで、407と共通になったライオン顔は好き嫌いの分かれるところか。

407クーペ(来春日本発売予定・ジャパンプレミア)
1007(来春日本発売予定・ジャパンプレミア)
407SW
新型307(11月日本発売・ジャパンプレミア)


ジェネラルモーター(GM・アメリカ)

 コンセプトカーでは水素燃料電池車のシークエルが展示されている。ショーカーながらデザインはなかなかかな。そのほかには小型のキャデラックが展示されている。激戦区のヨーロッパのDセグメントに投入されるようだが、小型のアメ車の実力はいかに。
シークエル(コンセプトカー・ジャパンプレミア)


サーブ(SAAB・スウェーデン)
 このごろ路上で見る機会が少なくなったように感じられるサーブ。9−3セダンなどは日本でも使いやすいサイズでデザインも悪くないが、昔のような個性が薄くなってしまったのは残念だ。

9-3 スポーツ・エステート
(11月日本発売・ジャパンプレミア)
9-5 セダン(手前)と9-3 スポーツ・セダン


オペル(OPEL・ドイツ)
 新型ザフィーラとアストラツイントップがジャパンプレミア。個人的にはアストラ 2.0 ターボ・スポーツが気になる。GOLF GTIのライバルといったところだ。

アストラ・ツイントップ
(来年欧州発売予定・ジャパンプレミア)
アストラ 2.0 ターボ・スポーツ


アルファ ロメオ(ALFA ROMEO・イタリア)
 来年日本に導入予定の「159」と「ブレラ」が日本初公開だ。いずれもシャープで美しいデザインで、内装も上品に仕上げられている。

アルファ 159(来年1月日本発売予定・ジャパンプレミア)
アルファ ブレラ(来春日本発売予定・ジャパンプレミア)


フィアット(FIAT・イタリア)
 個人的に一番気になったのは、グランド プント ラリー アバルト。大きくなったグランド プントベースのラリーカーだ。スーパー2000規定の車両だと聞いていたが、仕様に過給装置付きとあるのでWRカーなのだろうか。さすがイタリア車、ラリーカーといってもデザイン的にかっこいい。WRCで見られる日が来るのかな。

グランド プント ラリー アバルト
(ラリー車両・ジャパンプレミア)
パンダ アレッシィ(来年日本発売予定・ジャパンプレミア)


ビー エム ダブリュ(BMW・ドイツ)、アルピナ(ALPINA・ドイツ)

 BMWのブースは注目車が目白押しで、多くの人で賑わっている。市販車では、330i、325ツーリング、130i、M5,M6などなど。コンセプトカーではZ4クーペが非常に美しかった。
コンセプト Z4 クーペ(コンセプトカー・ジャパンプレミア)
コンセプト X3 エフィシェントダイナミクス
(コンセプトカー・ジャパンプレミア)
M5
130i Mスポーツ
アルピナ B7 スーパーチャージャー


ミニ(MINI・ドイツ)
 コンセプト・トウキョウは市販されないそうだが、いずれかはロングボディのワゴンは発売になるのだろう。内装もお洒落で、発売されたら結構売れるかもしれない。

MINI コンセプトTokyo(コンセプトカー・ワールドプレミア)
MINI SEVENファントム エクステンディット ホイールベース


ロールス ロイス(ROLLS-ROYCE・イギリス)
 ファントムのリムジン仕様で、最高級車となる。ロールスロイスにせよマイバッハにせよ市販車の頂点に立つ車だが、実車を見ることができるのはモーターショーくらいか。

ファントム エクステンディット ホイールベース(ディビジョンウォール・パッケージ仕様)


フォード(FORD・アメリカ)
 個人的の一番の関心は、フォーカス RS WRC06。来年のRALLY JAPANで見られるだろう。新型フォーカスのスポーツバージョンフォーカスSTは硬派っぽいが、このクラスの車としてはいかにせん大きくなりすぎた。

イクエイター(コンセプトカー・ワールドプレミア)
フォーカス ST(来年日本発売予定・ジャパンプレミア)
フォーカス RS WRC06(ラリーカー・ジャパンプレミア)


ボルボ(VOLVO・スウェーデン)
 電気自動車の「3CC」とCC(クーペカブリオレ)の「C70」に注目が集まっていた。しかし、日本では今ひとつぱっとしなくなってしまったような気がする。

3CC(コンセプトカー・ジャパンプレミア)
新型C70(来年発売予定・ジャパンプレミア)


ジャガー(JAGUAR・イギリス)
 ジャガーブースの中心には、新型XKと新型デイムラーが置かれている。いかにもジャガーといった車で、ジャガーブランドは完全に復活したようだ。

新型XK(来年発売予定・ジャパンプレミア)
新型デイムラー


アストン マーチン(ASTON MARTIN・イギリス)

 一番の注目はV12ヴァンキッシュSでもDB9でもなく、V8ヴァンテッジだ。国内でも発売済みだが、実車はかなりかっこいい。
V8ヴァンテッジ


ランドローバー(LAND LOVER・イギリス)

 レンジローバースポーツは全くの新車種ということになっているが、レンジローバーとの根本的な違いはどこなのだろうか。
レンジローバー スポーツ(来年日本発売予定)


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Camera : Nikon D70




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