「アストロメガ」に乗車して、四日市貨物・三岐鉄道を撮影

2019.3.22~25

その1/2
新東名スーパーライナー乗車、四日市貨物撮影
2019.3.22~23



 ルート  3/22 (金) (曇時々晴)
  唐木田~新宿~東京~名古屋~四日市-(四日市市内)
 3/23 (土) (曇時々晴)
  (四日市~四日市東IC~(東名阪)~名古屋西IC~伏屋)-桑名~四日市  
 宿 泊  ホテルルートイン南四日市 (四日市市 / 3/22)
 四日市シティホテルアネックス (四日市市 / 3/23)


3/22 (金) 曇時々晴

 JRバス関東が新東名スーパーライナー一往復で運用しているアストロメガに名古屋まで乗車した。このバスに乗車するのが目的だったが、バスに乗って帰ってくるだけではもったいないので、久しぶりに四日市貨物を撮影しようと考えた。また、静岡の実家で所用があったので、三泊四日での旅行となった。現在下りで運行されているのは新東名スーパーライナー1号で、東京駅 7:30発なので早朝出発となった。
 二階最前列に乗車するのが目的なので、予約したのは二週間前だが、その時点では最前列四席は空いていた。四列シートなのでA席かD席か迷ったが、1D席を予約した。昨夜の段階で「新東名スーパーライナー1号」の空席は三割ほどだったが、最前列四席はすべて埋まっていた。
 東京駅八重洲南口のバスターミナル9番乗り場が乗車口で、7:20発の河口湖行きが出発するとすぐに「アストロメガ」は入線した。間近で見るのは初めてだが、ぱっと見では「エアロキング」と似ているという印象だ。バスに興味の無い人には違いはわからないかもしれない。

 新東名スーパーライナー1号 東京駅 7:32 (定刻 7:30) → 名古屋駅 12:33 (定刻 12:26)
 (霞ヶ関入口~首都高速~東名高速~新東名~伊勢湾岸道~東海JCT~名古屋高速~黄金出口)

 JRバス関東 D650-18502
 スカニア - バンホール TDX24 アストロメガ
 登録番号 … 足立230 い 1802 (2018年)


 WEB乗車券を乗務員に渡して、係員に荷物を預ける。トランクスペースもエアロキングと同じ位置で、同様に収納スペースは限られている。エアロキング同様中央ドアが出入り口で、すぐ右手に階段があるのも同じ構造だ。
 座席はサイズ的にはごく普通の四列シート車と同じだが、デザインや配色は新鮮に感じる。二階は縦13列となっているが、シートピッチは狭くは感じない。最前列の足下にも障害物はなく、普通に快適に過ごすことができる。座り心地が悪くないが、サイズ的にゆったり感はない。

 定刻の 7:30 に出発の準備ができたが、前が詰まっているため実際には2分遅れて出発した。販売済みとなっていた隣の席(1C)の乗客は来なかったので、隣が空席でゆったり過ごすことができる。同じく1Bも乗客は来なかった。バスは、外堀通り、鍛冶橋通り、日比谷通り、国会通りを走り、霞ヶ関入口から首都高速都心環状線内回りに入る。かつて東京駅発の東名高速バスは宝町の入口から首都高速に入っていたが、1999年から霞ヶ関入口を利用するようになった。
 二階席の快適さはエアロキングと同様で、エンジン音やロードノイズとは無縁だ。しかし、首都高速に入ってつなぎ目の段差を越えるショックが少し気になった。不快なショックではないがしっかり体に感じる。これは乗用車と同じように、欧州車と国産車とは足回りの味付けが違うのかもしれない。先月京都まで乗車したエアロキングは2003年式だったので、そのあたりの影響もあるのだろうか。

霞ヶ関入口 / 首都高速都心環状線内回りに入る 谷町JCT / 首都高速3号線下り線へ

 本日は大崎ジャンクションの合流を先頭に渋滞していた。ミッションは機械式12段式ATと言うことだが、非常にスムーズで熟練運転手のMT以上だ。また、二階建てバスの魅力は窓からの眺めだが、窓が広く採られているので非常に見晴らしがいい。国産の二階建てバスが製造中止となってしまった今では、ベルギーのボンバール製(車体)とスウェーデンのスカニア製(エンジン)のアストロメガが国内で走っている唯一の新車だ。このバスははとバスとの共同開発といえるもので、はとバスの努力により国内仕様のアストロメガ誕生に至ったと言うことだ。はとバス、JRバス関東以外でも何社か導入されているようで、今後更に増えていくと思われる。

   
大橋JCT / 直進、東名方面 東名高速東京料金所

 東名高速に入って、横浜インターの手前から渋滞が始まった。大和トンネル拡張工事(片側四車線化)のための渋滞で、電光案内板には渋滞3㎞、10分とある。上り車線はこちらより激しい渋滞で、この工事が終了するまで朝夕中心に渋滞しそうだ。渋滞対策のための渋滞はしばらく続くようだ。
 この3月17日に新東名の海老名南JCT-伊勢原JCT間が開通した。そのため、現在伊勢原JCTは東名名古屋方面-新東名海老名南JCT方面のみの連絡路となっている。東名高速を走っていても伊勢原JCTの案内板はなく、左側から合流車線があるだけだ。2020年度には新東名の未開通部分が開通予定で、ようやく新東名が全通することになる。

海老名JCT / 直進、東名・名古屋方面 伊勢原JCT / 新東名高速(厚木南ICから)が合流

 最初の休憩地の足柄サービスエリアでは、路線バス専用駐車エリアに駐車した。先月乗車した「東海道昼特急3号」は専用エリアは空いていたが、その先の一般バス専用エリアに駐車した。その時もこの「新東名スーパーライナー1号」はこの路線バス専用エリアに駐車していたが、このような取り扱いに何か決まりがあるのだろうか。
 バスを降りるとき感じたが、階段部分がエアロキングより少し頭上が低く感じた。また、1CD席の前上部にデジタル時計があり、着席するとき頭が当たってしまう。これは邪魔で工夫が必要だ。バスの外観をじっくり見たが、なかなかいいエクステリアだ。行き先表示LEDが三カ所にあるが、いずれも窓側の内側なので少し見づらいが新鮮だ。

 東名高速・足柄サービスエリア (休憩 9:04~9:27 / 定刻 8:52~9:12)
デザインの違いで印象が違うが、エクステリアはエアロ・キングに近いものがある
行き先表示LEDがウィンドウの内側にある さぼてんのロースカツ弁当

 足柄サービスエリアは15分遅れで出発した。大和トンネル工事渋滞の遅れをそのまま引きずっている。御殿場ジャンクションから新東名に入と、東名と比べて路面状態が良いのが感じられる。乗り心地が堅めなのも高速道路ではプラス方向で快適だ。
 新東名は交通量も多くなく順調だ。新清水JCTでは、清水連絡路と中部横断道が分岐している。この3月10日に中部横断道・新清水JCT-富沢IC間が開通して、新東名につながった。同時に下部温泉早川IC-六郷IC間も開通したので、山梨までの未開通部分は18.7㎞を残すだけになった。静岡出身で国道52号線を山梨まで何度も往復したので、この区間に高速道路が全通するとは感慨深い。静岡県民としては中部横断道建設推進のキャッチフレーズ「君は太平洋をみたか、僕は日本海が見たい」が懐かしい。計画がまるで進んでいない長坂JCT-八千穂高原IC以外は開通のめどが立ったとは信じられない。

御殿場JCT / 新東名・名古屋方面へ 新清水JCT / 直進、新東名・名古屋方面

 新静岡インターを過ぎると指定速度120㎞の試験区間に入る。2017年11月1日から試験的に110㎞に最高速度が引き上げられた区間で、今年3月1日に120㎞まで引き上げられた。最高速度引き上げが原因となる事故の増加はないようなので、片側三車線化とともに正式に法定速度が引き上げになるだろう。
 速度計測アプリによると、このバスは東名高速に入ってから97㎞程度でずっと走行している。この120㎞区間に入っても同じ速度で走っている。高速道路での乗り心地はとても快適で、素晴らしい車窓もあってダブルデッカーのメリットを堪能できる。

新東名 / 規制速度 120㎞/h 試行区間開始

 指定速度120㎞の区間が森掛川インターで終わると、すぐに二回目の休憩地の遠州森町パーキングエリアだ。ちょうどこの最高速が引き上げられた区間では気持ちよく眠ってしまった。到着は定刻に対し11分遅れで、ここでは10分の休憩となっている。

 新東名・遠州森町パーキングエリア (休憩 10:49~11:02 / 定刻 10:38~10:48)

 遠州森町パーキングエリアは14分遅れで出発した。浜松いなさジャンクションで引佐連絡道と三遠南信道を分けると、間もなく愛知県に入る。その先、豊田東ジャンクションで東海環状を分けると、間もなく新東名終点となる豊田ジャンクションだ。

 浜松いなさJCT / 直進、新東名・名古屋方面 豊田東JCT / 直進、伊勢湾岸道方面

 豊田ジャンクションで東名高速とクロスして、伊勢湾岸道に入る。次の名古屋南ジャンクションではそのまま伊勢湾岸道を直進する。以前新東名スーパーライナー5号に乗車した時は、このジャンクションで伊勢湾岸道を離れ、名古屋高速3号大高線に入った。そして、都心環状線、5号万場線経由で黄金ランプに向かった。いつかわからないが、経路が変わったようだ。

豊田JCT / 直進、伊勢湾岸道方面 名古屋南JCT / 直進、伊勢湾岸道方面

 東海ジャンクションで伊勢湾岸道から名古屋高速4号東海線に入る。山王ジャンクションで都心環状線となり、新州崎ジャンクションで5号万場線に入る。そして、すぐの黄金出口で一般道に降りる。以前乗車したときと経路は違ったが、出口は同じだった。

名古屋南JCT / 直進、伊勢湾岸道方面
東海料金所 / 名古屋高速4号線へ 新州崎JCT / 東名阪道方面へ
黄金出口 名古屋駅・太閤口(新幹線口)へ

 名古屋高速、下道とも順調で、7分遅れの 12:13 に名古屋駅新幹線口に到着した。遠州森町パーキングエリアを14分遅れで出発したので、7分遅れを取り戻したことになる。途中で飛ばした様子はなかったので、名古屋高速を降りてからの下道が非常にスムーズだったのが要因だったのではないかと考える。

 名古屋駅新幹線口 (到着 12:33 - 定刻 12:26)
   

 アストロメガによる5時間の移動は非常に快適だった。乗り心地、シートとも快適で、二階席の展望も良好だった。しかし、今回は隣の席が空いていたからで、隣が埋まっていれば印象が違っていたかもしれない。個人的には長距離(中距離)バスは3列シートが必要と考えているので、この4列シートのアストロメガに再び乗る機会はないだろう。新東名スーパーライナーの車両は、JR東海バスのドリーム号の合間運用のエアロキング以外は4列シートなので個人的には使いづらい。どうしても、ビジネスシートかプレミアムシート狙いとなってしまう。JRバス関東としては運用の都合上4列シートとしているが、是非とも3列シートの導入を希望する。
 名古屋駅新幹線口でアストロメガを降り、近鉄乗り場(近鉄名古屋駅)へ向かう。お昼時とあって中央コンコースは多くの人間が行き交っている。JR、地下鉄、あおなみ線、名鉄、近鉄が乗り入れる(正確には、名鉄と近鉄は別の駅)名古屋駅は乗り換えが複雑でわかりにくい構造だ。何度も訪れているので迷うことはないが、もう少し乗り換えがわかりやすく楽にできないものかと思う。

 近鉄名古屋線 準急 近鉄名古屋 13:06 → 近鉄四日市 13:51

 近鉄名古屋線 準急 近鉄名古屋発、近鉄四日市行き

 近鉄2800系電車
 2802F (3両/明星検車区)


 四日市まで行く近鉄名古屋線の次の電車は急行松坂行きだったが、時間に余裕があるので混雑する急行は避けて、その後の準急四日市行きに乗車することにした。準急は急行と同じく近鉄蟹江までは止まらないが、その先は各駅に停車する。急行との所要時間差は10分程度だ。

 準急四日市行きはかなりの空席で近鉄名古屋駅で出発したが、途中駅でそれなりの乗降客がある。近鉄名古屋線はキハ40撮影や四日市貨物などの撮影で何度も乗車しているので、沿線の車窓はなじみ深く感じるようになった。特急、急行とは違い全体的にのんびりしているので、これはまた良い雰囲気だ。

 近鉄四日市駅 / トヨタレンタカー四日市駅前店

 近鉄四日市駅で下車し、近くのビックカメラに立ち寄り折りたたみ踏み台がないか探したがなかった。今日の撮影地は簡単な踏み台があれば便利だが、無ければ撮影できないという場所でもない。

 トヨタレンタカー 四日市駅前店 (3/22、14:30 ~ 3/23、桑名駅前店 14:30)

 P1 クラス
 トヨタ パッソ 1000cc (2016年6月登録)


 駅の反対側に向かい、トヨタレンタカーの営業所に向かう。車はトヨタ・パッソで、2016年6月登録で、40,992㎞ となっていた。そこそこ走っているが、車両のコンディションは良好だった。レンタカーで何度か利用したことのあるパッソだが、足踏みパーキングブレーキとセンターコンソールから生えているシフトレバーは使いづらい。インテリアの質感は仕方が無いとしても、このあたりの設計は軽自動車の延長なのだと感じる。

 レンタカーの営業所から1キロ程度の距離の、JR四日市駅近くの商店街駐車場へ向かう。ダイハツ製の3気筒1㍑エンジンは低速のトルクがあって扱いやすいが、少し回すとものすごいエンジン音がして非常に不快だ。ヴィッツの一部グレードもそうだが、この音と振動には慣れることができない。
 本日の四日市貨物撮影場所は、2年前にも訪れたJR四日市駅近くのポイントだ。このポイントは上り下りの両方を撮影することができる。基本的には晴だが、大きな雲の塊がいくつもあり、強風が吹いていて撮影時に日が当たるかは運次第だ。日が当たると下りに対しては順光だが、上りは完全な逆光となってしまう。

 関西本線撮影 (四日市-富田浜)
四日市市新丁ひろば駐車場に駐車 交通量の少ない住宅地の道路脇から撮影

 最初の貨物は上り石油返空の 8072レだ。初撮影の DF200-200番台は上空は雲がかかってしまったが、上りなので良い条件での撮影となった。この構図で見ると、DF200 牽引も悪くはない。その後、ぱらぱら撮影者が集まってきた。ダイヤ改正で DD51 の運用が大きく減ってしまったのに、平日にこれだけ撮影者が集まるとは。
 2本目は下りセメントの 5367レだが、セメントが DF200 に置き換えられるとは思っていなかった。しばらく太陽が当たっていたが、この通過時には薄い雲に隠れてしまった。この後そんなに時間をおかずに、上り貨物 2084レ がやって来た。このコンテナは貴重な DD51 牽引だ。
 そして最後は下り石油返空の 8075レだ。貨物時刻表をしっかりチェックしていなかったので、この場でご一緒した人に教わったが、8075レ は DD51 と DF200 の重連だった。とろ火のような光線状態だったが、無事撮影できて一安心だ。この多くの撮影者は、重連の 8075レ が目当てのようだ。天気は今ひとつだったが、無事初日の撮影を終え市内のホテルに向かう。

   
コスモ石油専用線での入れ替え / 15:12
DE10形ディーゼル機関車1000番台/1165号(愛知機関区)
8072レ、塩浜発、南松本行き / 15:43
DF200形ディーゼル機関車200番台/216号機(愛知機関区)
2084レ、四日市発、名古屋(タ)行き / 17:15
DD51形ディーゼル機関車800番台/1801号機(愛知機関区)
8075レ、南松本発、塩浜行き / 17:30
DD51-825 + DF200-223(愛知機関区)

 レンタカー利用なので、前回と同じ南四日市駅近くのホテルに宿泊する。前回も感じたが、市内の道路の渋滞は激しい。夕方の幹線道路では仕方が無いのかもしれないが、市内の混雑にはいやになってしまう。
 四日市中心日から離れているが、無料駐車場が広く、設備が新しいので非常に快適なホテルだ。国道1号線沿いにあるので、夕方の渋滞した道を走らなければならないのがマイナス点だ。
 車なので近所に食事をとれる場所はたくさんあるが、渋滞する道路に出たくないのでホテルのレストランで済ませた。価格も内容も十分満足のいくものだった。
ホテルルートイン南四日市 (3/23に撮影)

 旅行初日は予定どおりこなすことができた。「アストロメガ」からの車窓も堪能できたし、四日市貨物の撮影も天気以外は予定通りだ。一つ予定外だったのは、四日市貨物の撮影者が多かったことだった。明朝の海蔵橋橋梁の撮影場所も多くの撮影者が集まりそうだ。しかし、撮影者のキャパシティは多いので問題は無い。



3/23 (土) 曇時々晴

 二日目の四日市貨物撮影は、三回目となる海蔵川橋梁のお立ち台から始める。6時台だが相変わらず名四国道は交通量が多い。さすがに渋滞とまではいかないが、特に上り方面の交通量が多いのが目立つ。
 出発が遅れてしまったため、レンタカーで現地に到着したのは 6時50分過ぎになってしまった。土曜日のためか堤防上のポイントには7,8名の撮影者がスタンバイしていて、その塊の横で撮影を始める。一部青空が顔を出しているが、ほとんど厚い雲に追われていて日差しは期待できない天気だ。また、吹きさらしの場所で風も強いので、冬に戻ったように非常に寒い。

 関西本線撮影 (四日市-富田浜/海蔵川橋梁)

 構図を決めているうちに DF200 牽引の 6361レ がやって来た。今回のダイヤ改正で、セメント貨物はすべて DF200 に置き換えられてしまった。これを撮影して、ほとんどの撮影者は撤収していった。なるほど、次の石油返空の 8287レ は本日は設定は無かった。次の貨物は、時刻が変更になった 5263レ だが、この直前にどこかに去って行った撮影者たちが再び戻ってきた。
 211系、313系、キハ75系、キハ85系と、関西本線名古屋口ではおなじみの車両を撮影しながら時間をつぶした。見慣れた車両ばかりだが、211系0番台が以前通り運用されていて一安心した。そして、次の貨物はセメント2本目となる 5363レ だ。
 この後30分後に DD51 牽引によるコンテナがやってくるが、撮影者はすべて撤収していった。場所を変えるのか、それとも別の狙いがあるのだろうか。コンテナ 2085レ の時間の直前に、線路の反対側に撮影者が現れた。向こうからだと逆光になってしまうが、この曇り空だとあまり問題ないかもしれない。そして、2085レ は定刻にやってきた。土曜日なので仕方ないが、ものの見事な空コキで、一番後ろに白いコンテナがただ一つ乗っているだけだった。しかし、貴重な DD51 牽引の貨物を無事撮影できた。この天気ばかりはどうしようもない。

 
5263レ、南松本発、四日市行き / 8:22
DF200形ディーゼル機関車200番台/222号機(愛知機関区)
普通 4309M、名古屋発、四日市行き / 8:29
国鉄211系電車0番台 / K-52編成(4両/神領車両区)
5363レ、富田(東藤原)発、四日市行き / 9:42
DF200形ディーゼル機関車200番台/220号機(愛知機関区)
2085レ、稲沢発、四日市行き / 10:19
DD51形ディーゼル機関車800番台/1801号機(愛知機関区)

 次の撮影地は、前回も撮影した名古屋近くの伏屋の堤防だ。2089レ 通過まで1時間強しかないので、四日市東インターから名古屋西インターまで東名阪を利用した。渋滞している名四国道を避けたので、予定していた時間までに伏屋駅前に到着することができた。17日の新名神の開通により「東名阪道-伊勢湾岸道」から「新名神-伊勢湾岸道」へと車の流れが変わったためか、四日市ジャンクション付近の車の流れはスムーズだった。撮影ポイントは車を止めるスペースがほとんど無いので、伏屋駅前のコインパーキングを利用する。
 撮影場所には車の中に先客が一人いたが、場所取りはされていなかったので自由に構図を決めることができた。天気は朝方よりは良い方向に向かっているが、相変わらず上空は雲に覆われている。また、ここでも強い風が吹き続いている。

 関西本線撮影 (春田-八田)
名鉄協商パーキング伏屋駅前に駐車 踏切脇の土手の上の道路から撮影

 まもなく 2089レ は定刻にやって来た。DD51 とは違い、DF200 は迫力がある。その後やって来る列車の撮影を続けて、DF200 が単機で上って行ったのを見送り、次はいよいよ DD51 牽引の 6079レ の時間だ。しかし、時間が過ぎてもやってこない。どうやら運休のようだ。土曜日なので仕方が無い。13時過ぎまで撮影して撤収した。

2089レ、名古屋(タ)発、四日市行き / 11:34
DF200形ディーゼル機関車200番台/223号機(愛知機関区)
普通 3319G、名古屋発、四日市行き / 12:25
313系電車1300番台 / B-512編成(2両/神領車両区)
快速「みえ」9号、名古屋発、鳥羽行き / 12:42
キハ75形気動車0,100番台/6+106(2両/名古屋車両区)
特急「南紀」5号、名古屋発、紀伊勝浦行き / 13:04
JR東海キハ85系気動車 / 4両(名古屋車両区)

 計画段階で翌日の撮影について迷っていたため、レンタカーは桑名駅前で返却することにしていた。国道1号線が桑名の手前から大渋滞していて返却時間ぎりぎりになってしまい焦ってしまった。高速代をけちらず東名阪を利用すれば良かったと後悔した。
 最終的な計画では、この後昨日と同じ場所での四日市貨物撮影を考えていたので、近鉄四日市駅近くのホテルに宿泊する。計画通り撮影するなら桑名からJR関西本線でJR四日市駅まで移動すれば良いが、土曜なので昨日同様混雑が予想されるので計画変更した。近鉄で近鉄四日市まで戻り、早めにホテルにチェックインしてのんびりすることにした。

 桑名駅 / JR東海/関西本線、近鉄/名古屋線

 次の下りは特急なので、その次の準急四日市行きに乗車した。昨日同様準急だったので、余裕を持って座ることができた。昨日乗車したのは 2800系三両編成で、今回乗車したのは 2000系三両編成だが、ぱっと見て乗車した感じではどこが違うのかよくわからなかった。

 近鉄名古屋線 準急 桑名 14:52 → 近鉄四日市 15:11

 近鉄名古屋線 準急 近鉄名古屋発、近鉄四日市行き

 近鉄2000系電車
 2012F (3両/富吉検車区)



 各駅に停車して、近鉄四日市には19分で到着した。この電車は準急で四日市止まりだが、そのまま普通津新町行きになる。昨日乗車した準急もそうだった。

 15時からチェックインできるので、そのまま近鉄四日市駅近くのホテルにチェックインした。土曜日なので夕方は混雑すると思い、一休みして早めの夕食を採ることにした。そばが食べたかったので、近鉄百貨店内の「そじ坊」で済ませた。チェーン店だが、普通に美味しいそばを食べることができて満足だった。

信州そば処 そじ坊 大海老天丼定食

 旅行二日目は予定を変更して、夕方の四日市貨物撮影をキャンセルした。昨日と同じ撮影となるので、土曜日で重連もないようなので、バスを利用して撮影に出かけるのが面倒になってしまった。しかし、本日は夕方素晴らしい青空が広がっていたので、少し後悔した。
 計画では明朝は今日と同じ海蔵川橋梁のポイントで撮影予定だったが、本日と同様の理由で撮影することはやめた。阿倉川駅から歩いて往復しなければならないので、面倒になってしまったのが本音だ。それで、明日は菊川(静岡県)泊だが、なにをしようか考えた。いろいろ考えたが、三岐鉄道の貨物を撮影してみようと考えた。急遽決めたスケジュールなので、改正後の貨物のダイヤを把握していない。しかし、なんとかなるだろう。



移動の記録

(3/22)
唐木田駅 5:59 → 新宿駅 6:39        小田急線「急行」
新宿駅 6:45 → 東京駅 6:58         中央特快 670T

東京駅八重洲南口 7:32 → 名古屋駅 12:33  JRバス関東
新東名スーパーライナー1号
東京駅八重洲南口         7:32(定刻7:30) 出発
東名高速・足柄SA(休憩)    9:04~27(定刻8:52~9:12)
新東名・遠州森町PA(休憩)  10:49~11:02(定刻10:38~48)
名古屋駅(新幹線口)      12:33(定刻12:26) 到着

近鉄名古屋駅 13:06 → 近鉄四日市駅 13:51 近鉄名古屋線「準急」

レンタカー
トヨタレンタカー四日市駅前店  14:18        出発 000㎞(40,992)
四日市市新丁ひろば駐車場    14:24~17:43  撮影 000.9㎞
ホテルルートイン南四日市    18:11        到着 005.3㎞

《ホテルルートイン南四日市》泊

(3/23)
レンタカー
ホテルルートイン南四日市     6:38        出発 005.3㎞
海蔵川橋北側ポイント       6:52~10:26  撮影 012.0㎞
東名阪四日市東IC       10:44           019.4㎞
東名阪名古屋西IC       11:02           045.7㎞
名鉄協商パーキング伏屋駅前   11:12~13:35  撮影 048.9㎞
GS(桑名市)         14:24~28     給油 068.3㎞
トヨタレンタカー桑名駅前店   14:31        到着 069.4㎞

桑名駅 14:52 → 近鉄四日市駅 15:11    近鉄名古屋線「準急」

《四日市シティホテルアネックス》泊


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Nikon D500 & Nikon1 J4



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