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広島発5:51の始発電車に乗るため4時半に起床。窓を開け外を見ると、昨夜から降り出した本降りの雨はまだやんでいない。急にテンションが低くなり、再び布団に潜り込む。天気予報では9時までには雨は上がる予報だが、まだ本降りの雨だ。しばらく布団の中であれこれ考え、気を取りなして布団から出のんびり支度を始める。
6時前にホテルをチェックアウトしたときには、外の雨は上がっていた。列車案内板で発車ホームを確認して、広島発6:25分の電車のホームに並ぶ。最初はホームの人は多くなかったが、だんだん岩国FSDに向かうと思われる乗客が増えてきた。電車ほほぼ満席となったが、大幅に遅れている寝台特急「富士・はやぶさ」を先に行かせたため、定刻を少し遅れて出発した。
満員の乗客が岩国駅のホームにはき出され、私は人の流れに従いシャトルバス乗り場に急ぐ。電車から降りた乗客の多くはシャトルバス乗り場に向かうが、バスに乗らず歩いて(?)基地へ向かう人たちも少なくない。シャトルバスの乗車券の発売窓口も多く、乗車もスムーズに誘導していたので、10分も並ばずにシャトルバスに乗ることができた。
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基地に近づいてくると、基地内の駐車場に入る乗用車の長い列ができている。シャトルバスは専用車線に誘導されすいすい基地に向かって進むが、長い長い乗用車の列はほとんど動いていないようだ。何度か航空祭を訪れて思うことだが、できるだけ自家用車で航空祭に来るのはやめた方がいいと思う。
シャトルバスは基地の中に入らず、メインゲートまで結構歩かされる。メインゲートでのセキュリティーチェックは順調だったが、会場のエプロン地区開放は8時からで、入場を待つ観客でゲート前は混雑している。 |
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保存展示機、A−4スカイホーク
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8時ちょうどに会場が開放され、飛行展示会場である滑走路方面に走るファンも多いが、目の前に並ぶ地上展示機に向かう。まず、そのエプロン地区の広さと、地上展示機の多さに驚かされる。海上自衛隊のMCH-101を見るのは勿論初めてで、MH-53Eも私は始めてだ。航空自衛隊のF-2A、F-4EJ改、T-4、T-7等は見慣れた機体だが、所属部隊を表す尾翼のマークが見慣れたものと違っているので興味深い。期待していたUS-2が展示されていなかったのはショックだったが、ここに展示されていないということは展示飛行の可能性もあるということだ。米軍の航空機は横田基地や厚木基地で見たことのある機体が多いが、海兵隊のCH-53Dを見るのは初めてで、その巨体が四機並んでいるのは迫力がある。しかし、一番期待していたハリアー(AV-8B)がなかったのは残念だ。そして、キティホークが出航中なので、NF関係の機体が一機もないのは寂しい。
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広大なエプロンには地上展示機が並ぶ(地元、海上自衛隊所属機を中心とした展示機)
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一通り地上展示機をカメラに納め、滑走路に移動する。滑走路を望む部分のほとんどは有料席のスタンドに占拠されているので、500円を払って有料席に入る。もう9時過ぎているので有料席もほぼ満席に近かったが、無事手頃な席を見つけることができた。そのうち有料席はほとんど埋まり、その後は入場制限されたようだ。有料席につて賛否両論あるだろうが、こうしてゆっくり座って観戦できるので、私は個人的に賛成だ。
飛行展示は、ユルギス・カイリスのアクロバット飛行から始まる。予定ではE-teamによる日米の国旗を持ってのスカイダイブから開始の予定だったが、雲が低くかかっているため順序が変更されたとアナウンスがある。私は知らなかったが、ユルギス・カイリスはレシプロ機のアクロバット飛行では第一人者と言うことだ。複葉機のピッツとはまた違った曲芸飛行が面白い。
ユルギス・カイリス・エアロバティック / JUKA |
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リトアニア出身のエアロバティックパイロット、ユルギス・カイリスの飛行(航空機はオリジナルのJUKA)
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次は航空自衛隊F-4EJ改二機による航過飛行だ。新田原基地からのリモートで、ギアを降ろして二機編隊で会場を航過後、一機ずつ高速で再進入してそのまま帰投。まだ雨が上がって時間がたっていないせいか、もやっていて眠たい画像になってしまった。
航過飛行
(航空自衛隊 F-4EJ改 要撃戦闘機 /2機、第5航空団/第301飛行隊、新田原基地) |
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47-8329、37-8313の二機がギアを降ろして低速で進入
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37-8313がアフターバーナー全開で離脱
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F-4EJ改が見えなくなったと眺めていたら、突然のアナウンスと共にF-2Bが会場に進入してきた。あまりに突然だったので、カメラを構える暇がなかった。航空自衛隊築城基地からのリモート展示で、F-4EJ改と違い派手な飛行展示を披露してくれた。雨上がりで湿度が高いせいで、ベイパーだしっぱなしで飛行していた。
機動飛行 (航空自衛隊 F-2B 支援戦闘機 (第8航空団/第6飛行隊、築城基地) |
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F-4EJ改とは違いかなり派手な機動飛行を披露
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この状況なので機体番号は確認できないが、ベイパーだしっぱなしだ
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次の飛行展示は、地元、海上自衛隊の新型飛行艇US-2だ。今日一番のサプライズで、一般公開での展示飛行は今回が初めてだ。滑走路向こう側にある海上自衛隊のエプロンに駐機していたUS-2を見てから、この展示飛行を期待していた。二度ローパスしただけだが、大きな機体が飛行する様子は迫力がある。しかし、一般の観客達はあまり関心がないようだ。
航過飛行
(海上自衛隊 US-2 救難飛行艇、第31航空群/第71航空隊・岩国航空基地) |
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地元海上自衛隊のUS-2が初展示飛行を実施 (#9902)
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外見はUS-1とあまり変わりないように見えるが、性能的には全く別物だ
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ここで一息、ダン・ブキャナン氏の操るハング・グライダーの飛行が挟まれた。着陸したとき初めて気づいたが、驚いたことにブキャナン氏は事故で下半身付随で歩けなかった。ものすごい精神力の人だ。
ダン・ブキャナン・エアショー / ハング・グライダー |
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ピックアップトラックの牽引で離陸、、自由自在に空を舞う
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一息ついた後は、今日の目玉の一つ、米空軍デモチームによるF-16の機動飛行だ。昨年の静浜基地航空祭で予行と本番の二回のフライトを見て、すっかりその迫力ある飛行に魅せられてしまった。昨年の千歳基地航空祭では雲のためフライトが中止になってしまったので、今日も実際にフライトが行われるか心配だった。雲があるせいか垂直関係の飛行に制限があったような気がしたが、迫力ある素晴らしい飛行を堪能した。展示飛行の後のアナウンスで、午後もう一度F-16のフライトが行われると発表され、会場にざわめきが起こる。
機動飛行 (米空軍 F-16C 戦闘機、第35戦術航空団/第14戦闘飛行隊(The Pacific Air Forces F-16 Demo
Team)、米空軍・三沢基地) / 1回目) |
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何度見ても素晴らしい曲芸飛行だ
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雲がかかる天候のせいか、垂直系の展示飛行が寂しかったような
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低い雲が消えたところで、オープニングで行われる予定だったE-teamのスカイダイブが行われる。これをDeepbluesの室屋義秀氏のロバート・フライ氏がエスコートする。室屋義秀氏の操るエクストラ300Sはサービス満点で、迫力ある飛行で観客を楽しませてくれた。
E-TEAM スカイダイバーズ & TEAM DEEPBLUES |
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E-teamが日米の国旗を持ってスカイダイブ
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ロバート・フライのYak-50
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室屋義秀のエクストラ300Sは機動飛行を披露
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ここで休憩に入る旨アナウンスがあり、約1時間飛行展示は休みになる。しかし、ここで海上自衛隊のUP-3Dが通常任務のため離陸する。お腹が少し空いてきたが、スタンドはぎっしり埋まっているので、席を立つのが面倒なので全ての飛行展示が終わるまで席に座りっぱなしとなる。
通常離陸 (海上自衛隊 UP-3D 電子戦訓練支援機,、第31航空群/第91航空隊) |
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UP-3Dが通常任務のため離陸
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目の前には米海軍VFA-97のF/A-18が並ぶ
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午後のフライトは、F/A-18C四機による展示飛行から始まる。目の前に並べてあったF/A-18Cは、現在ローテーション展開している米海軍VFA-97のものだ。プリフライト・チェックからじっくり見せてくれ、艦載機らしく主翼を折りたたみ、そのまま滑走路へタキシングしていく。二機ずつ離陸し、二機一組になり対地攻撃デモを見せてくれる。その後四機がダイヤモンド隊形で航過、エシュロン編隊で再進入してコンバットブレイクで一機ずつ着陸。しかも、最後の一機はアレスティング・フックを降ろし、ワイヤーに引っかけての着陸を披露してくれた。
機動飛行
(米海軍 F/A-18C 戦闘攻撃機 /4機、米海軍VFA-97"Warhawks"、岩国航空基地) |
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艦上想定なので主翼を畳んで離陸へ向かう
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会場右手よりダイヤモンド隊形で進入
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ダイヤモンド隊形で航過
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エシュロン編隊、そしてコンバットブレイク
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アレスティング・フックを降ろし、ワイヤーに引っかけて着陸
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着陸後、パイロットは観客席へ
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その次はイベントの余興ということで、ユルギス・カイリスのJUKA対RX−7のレースが行われる。レシプロ機対自動車のレースだが、一回目はJUKAの勝利、二回目はRX−7の勝利となる。
JUKA対RX−7のレース |
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1回目はユルギス・カイリスのJUKAの勝利
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2回目はRX-7の勝利
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その次も余興ともいえるものだ。管制を無視して離陸したブキャナン氏のハングライダーをユルギス・カイリス氏が取り押さえるというシナリオだ。これらの無線交信を流し、さらには本物のMPのパトカーまで現れるといった念の入れ用だ。さすがアメリカならではのデモで、航空自衛隊の航空祭では絶対見ることはできない。
ダン・ブキャナン & ユルギス・カイリス |
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管制を無視して飛行するダン・ブキャナンを、ユルギス・カイリスが着陸させる
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次の展示飛行は、オシアナ基地VFA-106に所属する”East Coast Hornet Demo Team”のパイロットによるデモ飛行だ。個人的には一番気になっているフライトだ。機体は岩国に駐留するVFA-97のF/A-18Cを使用する。米空軍のF-16Cのデモとは違う、迫力ある飛行には驚かされた。ホーネットはエンジン音がうるさいせいもあり、より力強いフライトに感じられた。期待していたマッハ・コーンも見ることができた。こらがスーパー・ホーネットなら、さらに迫力ある飛行が見られたと思うのは欲張りか。
機動飛行 (米海軍/VFA-106、”East Coast Hornet Demo Team” / F/A-18C) |
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ハイスピード・パス
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ハイレート・クライム
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ダーティ・ローパス
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ハイレート・クライム
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アフター・バーナーONでの旋回
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タッチ&ゴー、再離陸直後に捻り
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ナイフエッジ・パス
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ミッション終了
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次は、今回の目玉の一つ、ユルギス・カイリス、ロバート・フライ、室屋義秀の三氏による「空賊(AIR Bandits)」のフォーメーション・アクロバット飛行だ。個人的にはあまり気にしていなかったが、実際に目のあたりにするとその迫力に驚かされる。圧巻はコーク・スクリューだ。
AIR Bandits (空賊)
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「空賊(AIR Bandits)」離陸
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フォーメーションで飛行展示
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息のあったフォーメーション
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コークスクリュー
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航空ショーの最後を締めくくるのは、米空軍デモチームによるF-16の二度目の機動飛行だ。雲に覆われた空も晴れ間が見れるようになり、午前中のコンディションと比べるとだいぶ良い状態だ。展示飛行は期待したとおり素晴らしいものになり、その迫力と軽快な曲芸飛行に目を奪われた。二度目の展示飛行とあってかスタンドには空席が目立つようになったが、この素晴らしいフライトを見ないで席を立つとはもったいないと思う。
機動飛行 (米空軍 F-16C 戦闘機、第35戦術航空団/第14戦闘飛行隊(The Pacific Air Forces F-16 Demo
Team)、米空軍・三沢基地) / 2回目) |
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本日2回目の離陸
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ハイスピード・パス
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スリータイムス・エルロン・ロールス
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9G・ターン
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ファルコン・ターン
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ナイフエッジ・パス
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バーティカル・エルロン・ロールス
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着陸
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15時20分にF-16Cが着陸し、全ての飛行展示は終了する。その後は、地上展示地区をぶらぶらする。飛行展示の間中スタンド席に座ったままでお腹が空いていたが、もうこの時間には食べ物の売店は店じまいで飲み物しか手に入れることができなかった。天候が回復したので地上展示機を一通り撮り直そうと思ったが、空腹と疲れのせいで基地を後にすることにした。地上展示エリアでは、ゴミと売店の片付けは行われていたが、展示機の周りにはまだギャラリーもいて、展示エリアからギャラリーを追い出す気配は全くない。もうすぐ5時になろうというのに、このあたりも航空自衛隊の航空祭とは違う。
岩国駅に向かう帰りのシャトルバスは、Cゲート内側から発車する。この時間になると観客の数も少なく、ほとんど並ぶことなくバスに乗ることができた。岩国駅もそんなには混雑していなかったが、広島までの電車は満員で座ることはできなかった。
今年はブルーインパルスの展示飛行もなく、直前まで予定されていたB-25の航過飛行も中止になった。キティーホークは遠征中でNF関係の飛来はなく、期待していたハリアーの展示もなかった。しかも、朝から雨でどんなことになるか心配だったが、出かけてみると素晴らしいエアショーを楽しむことができた。飛行展示以外の余興的なイベントがあるのもアメリカらしく、航空自衛隊の航空祭とはひと味もふた味も違っていた。サービス精神が旺盛で、ギャラリーを楽しませようという主催者側の意図がこちらにも伝わってくるイベントだ。岩国は遠いが、また是非訪れたい。
地上展示機
アメリカ海兵隊
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F/A-18D 戦闘攻撃機 (岩国航空基地)
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F/A-18D 戦闘攻撃機 (岩国航空基地)
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UC-12F 輸送機 (岩国航空基地)
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KC-130R 空中給油機 (普天間海兵航空基地)
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CH-53D 重量物輸送ヘリコプター (普天間海兵航空基地)
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CH-53D 重量物輸送ヘリコプター (普天間海兵航空基地)
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CH-53D 重量物輸送ヘリコプター (普天間海兵航空基地)
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CH-53D 重量物輸送ヘリコプター (普天間海兵航空基地)
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アメリカ海軍 |
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F/A-18C 戦闘攻撃機 (岩国航空基地)
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F/A-18C 戦闘攻撃機 (岩国航空基地)
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F/A-18C 戦闘攻撃機 (岩国航空基地)
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F/A-18C 戦闘攻撃機 (岩国航空基地)
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F/A-18C 戦闘攻撃機 (岩国航空基地)
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F/A-18C 戦闘攻撃機 (岩国航空基地)
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F/A-18C 戦闘攻撃機 (岩国航空基地)
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F/A-18C 戦闘攻撃機 (岩国航空基地)
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F/A-18C 戦闘攻撃機 (岩国航空基地)
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SH-60B 対潜哨戒ヘリコプター (厚木航空基地)
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アメリカ空軍 |
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F-15C 戦闘機 (嘉手納基地)
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F-15C 戦闘機 (嘉手納基地)
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F-16C 戦闘機 (韓国・オーサン基地)
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F-16C 戦闘機 (韓国・クンサン基地)
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F-16C 戦闘機 (韓国・クンサン基地)
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F-16C & F-16D (三沢基地)
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A-10A 攻撃機 (韓国・オーサン基地)
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A-10A 攻撃機 (韓国・オーサン基地)
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C-12J 輸送機 (横田基地)
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UH-1N 汎用ヘリコプター (横田基地)
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KC-135R 空中給油機 (嘉手納基地)
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C-130H 輸送機 (横田基地)
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MC-130H 特殊部隊支援輸送機 (所属不明)
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アメリカ陸軍 |
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UH-60A 汎用ヘリコプター (キャンプ座間)
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海上自衛隊 |
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UP-3D 電子戦訓練支援機 (岩国航空基地)
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US-1A 救難飛行艇 (岩国航空基地)
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U-36A 訓練支援機 (岩国航空基地)
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MH-53E 掃海・輸送ヘリコプター (岩国航空基地)
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MCH-101 掃海・輸送ヘリコプター (岩国航空基地)
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航空自衛隊 |
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F-4EJ改 要撃戦闘機 (新田原基地)
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F-2A 支援戦闘機 (築城基地)
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T-4 中等練習機 (新田原基地)
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T-4 中等練習機 (芦屋基地)
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T-7 初等練習機 (防府北基地)
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C-1 中型輸送機 (美保基地)
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陸上自衛隊 |
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UH-1J 汎用ヘリコプター (八尾駐屯地)
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OH-6D 観測ヘリコプター (明野駐屯地)
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AH-1S 対戦車ヘリコプター (明野駐屯地)
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民間機 |
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CESSNA 172F / USAF OWNER / 5167F
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JUKA / ユルギス・カイリス
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エクストラ300S / 室屋義秀
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Yak-50 / ロバート・フライ
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CESSNA 172M / JA3676
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(5/5) 広島駅 6:25 → 岩国駅 7:12 JR山陽本線
岩国駅 7:27 → 岩国基地入口 7:37 シャトルバス
岩国基地 17:07 → 岩国駅 17:17 シャトルバス
岩国駅 17:23 → 広島駅 18:15 JR山陽本線
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